タイトル:レネ・ファン・レイン キャラクター名:レネ・ファン・レイン 年齢:20 性別:男 髪の色:銀髪に水色の毛が一筋混じっている / 瞳の色:茶色 / 肌の色:褐色 身長:208cm 体重:99kg キャラクターレベル:4 Lv メインクラス :ウォーリア サポートクラス:ウォーリア (1レベル時:ウォーリア) 称号クラス: 種族:ドゥアン ■ライフパス■ 出自:冒険者/リムーブトラップを取得 境遇:渡来/別の大陸から来た 目的:探索/とあるものを探している ■能力値■ HP:69 MP:41 フェイト:7     筋力 器用 敏捷 知力 感知 精神 幸運 種族   12   8   8   6   7   9   7 作成時   1   1   1   0   0   0   2 →合計 5点/5点 特徴    3 成長等   3   3   2      1       →合計 9点/LvUp分9点 =基本値= 19  12  11   6   8   9   9 ボーナス   6   4   3   2   2   3   3 メインクラス   1   1   1   0   0   0   0 サポートクラス  1   1   1   0   0   0   0 他修正 =合計=   8   6   5   2   2   3   3 ■戦闘■ [キャラシート版]      能力 装備右/左 スキル  他  合計右/左(ダイス数) 命中判定   6  -1/ -1        5/  6(2D) 攻撃力  --  16/ 16        16/  0(2D) 回避判定   5   -3          2   (2D) 物理防御 --   15         15 魔法防御   3    1          4 行動値    7   -2          5 移動力   13   -4          9m ■戦闘■ [全項目版]    物理 魔法     命中 攻撃 回避 防御 防御 行動 移動 射程 種別  Lv  冊子 右手   -1  16           -2    至近 長剣 左手 腕 頭部         -3  15   1     -4 胴部 補助 装身                          装身具   1 =小計=右 -1  16  -3  15   1  -2  -4    左  0   0 能力値   6 --   5 --   3   7  13 スキル その他 =合計=右  5  16   2  15   4   5   9    左  6   0 ダイス  2D  2D  2D ■装備■    価格 重量 名称 [クラス制限]   備考 右手 0   10  魔剣フラガラッハ10 [] 左手        [] 腕         [] =合計=0  10 / 重量上限19 頭部     ミスリルスーツ [] 胴部      [] 補助      [] 装身 200 1 手入れ道具 []   装備者の武器を使用したダメージ(素手は除く)に+1 =合計=200 1 /重量上限19 ■所持品■ 名称         価格 重量 備考 冒険者セット     5   10 毒消し        3   40 HPポーション     3   50 霊水         4      2個 ,耐毒符        1 エレメンタルソード水 6 バゼラード      3      売値25 毒消し        3 =所持品合計=    100 G (重量 28/上限38) =装備合計=     200 G = 価格総計 =    300 G 所持金    3262G 預金・借金    G ■特殊な判定■     能力値  スキル  他  合計 (ダイス数) 罠探知    2         2 (2D) 罠解除    6         6 (2D) 危険感知   2         2 (2D) 敵識別    2         2 (2D) 物品鑑定   2         2 (2D) 魔術     2         2 (D) 呪歌     3         3 (D) 錬金術    6         6 (D) ■スキル■ 《スキル名》          SL/タイミング /判定  /対象/射程/コスト/制限/効果など 《タフネス》         ★ /パッシヴ  /-    /-  /-  /-   /  /有角族、作成時に筋力基本値+3 《バッシュ》         5 /メジャー  /命中  /単体/武器/4   /5  /武器攻撃を行う。ダメージロールに+[SL]D 《アームズマスタリー(長剣)》1 /パッシブ  /-    /自身/-  /-   /1  /長剣の命中判定+1D 《スラッシュブロウ》     2 /DR直前   /自動成功/自身/-  /6   /3  /ダメージに+SL*2D 《スマッシュ》        1 /マイナー  /自動成功/自身/-  /5   /1  /白兵攻撃に+筋力 《ストロング》        1 /パッシブ  /    /  /  /   /  /白兵攻撃に+3 《ボルテクスアタック》    1 /      /    /  /  /   /  /シナリオ一回。武器攻撃と同時 《リカバリー》        1 /クリンナップ/自動成功/自身/-  /3   /1  /バッドステータスひとつ回復 《カバーリング》       1 /DR直前   /自動成功/単体/至近/2   /1  /対象にカバーを行う 《一般スキル》     SL/タイミング/判定/対象/射程/コスト/制限/効果など 《リムーブトラップ》 1 /パッシブ /-  /-  /-  /-   /1  /トラップ解除に+1d 《アスレチック》   1 /パッシブ /-  /-  /-  /-   /1  /登攀や跳躍の筋力判定に+1D 《エンラージリミット》1 /     /  /  /  /   /  / 《バイタリティ》   1 /     /  /  /  /   /  /最大HPに+CL ■コネクション■ 名前                / 関係 マテュ=タパニ(23)魔術グッズ店経営/ 飲み代を持って 〃                 / くれるマブダチ レンブラント家族          / キミの父親レンブラントはエルーラン王国を裏切ったらしい。だが父がそんな人間ではないことを、キミは知っている。ある夜、キミを呼ぶ夢を見た。その存在は、父レンブラントのことをキミに伝えたいという。 デア=ルミナス           / 鼻がムズムズする。私は動物アレルギーなのかもしれない ■その他■ 使用成長点:70点 (レベル:60点、一般スキル:10点、ゲッシュ:0点) レベルアップ記録:サポートクラス / 上昇した能力基本値 / 取得スキル Lv1→2: / 筋力、器用、敏捷 / バッシュ、フェイト上昇、スマッシュブロウ Lv2→3: / 筋力、器用、感知 / バッシュ、ストロング、ボルテクスアタック Lv3→4: / 筋力、器用、敏捷 / バッシュ、カバーリング、リカバリー メモ: ・『髪は水色がイカしてる』  →23歳、魔術グッズ店を営むマテュー=タパニはレネ・ファン・レインのマブダチである。   これは二人が出会った酒場。マテュー青年の目を通したレネの像である。 ・『かつてレンブラント・ファン・レインは高名な騎士であった』  →君たちが知るレネ・ファン・レインは騎士たらんとする男であろう。   これはレネの父レンブラントの父の物語であり、騎士たらんするが騎士そのものにはなりえないレネの過去である。 Title:髪は水色がイカしてる。 ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミこの話はまだ書いている途中だよ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ よう。俺はマテュー=タパニ・ド・モリエ。 俺の苗字はド・モリエの方で名はマテュー=タパニである。んでもって貴族だ。 隠したことはなかったが、忘れてたんじゃないか。貴族らしくはねえからな。 まあ、聖職者の家系に生まれたし、俺にもそういった力はある。 だが、自分が何者かってのは自分で選ぶもんだ。 俺は魔術グッズ屋だ、聖職者じゃあねえ。 仕事には真剣なタチだ。職場じゃちゃあんと僕って言えるぐらいにはな。なんたって俺は経営者だし。 そうだな。魔術グッズ屋を経営して二年になる。軌道に乗り始めた最近は、とかく忙しい。 昼飯は雇っているフィルボルが全員分の飯を作ってくれるが、夜は街ので済ませたり、あるいは酒場に繰り出す。 独り身なもんで、作ってくれる人もいない、待っている人もいない。そして作る暇はない。 今日は酒場のターンだ。飲みたいもんでね。 しかし、仕事に手間取ったせいか混んでやがる。 いやはや種族のるつぼだな。よく飲むネヴェーフのツレがどうやら今日はいないらしい。 店員(オスのヴァーナだ)が相席でよければと勧めてきた席にはシケたツラをしたデカイのが一人で座ってた。 俺だってヴァーナにしちゃかなり背が高い。かつては巨大児だった162cmだ。 だが、座っているそいつはどうみてもドゥアンだ。デカイのは当然だな。2メーターは超えてるってとこか。 いやいや、顔ツキはシケてるが、いいじゃないの。 シルバーに水色。 俺とお揃いじゃないか。 ちっとだけうねってる髪の毛はややくすんだシルバー。水色のが一筋後頭部の方に。 俺の髪は水色がかっている銀髪だ。水色の色味はゆるやかなグラデーションを示していて俺のお気に入り。 なかなかいいと、そいつの後ろ頭に話しかけようとして気づいた。 「おい、後頭部にツノなんて初めて見たぜ。イカしてるなあ!」 思わず肩をぶっ叩きながら声をかけた。 「このや…、無礼な方ですね。私の角がどうであれ、あなたには関係のないこと」 相手は細い目を可能な範囲で見開いたあとで、髪と同じく銀の眉をしかめた。 褐色の肌はドゥアンらしい色味だが、怒りでやや朱が差している。 ドゥアンらしいといえば、強そうであるということと同義だ。高くはなさそうだが、きちんとしている旅装束のしたで怒りで筋肉が盛り上がっている。腕長いなあ。 というか、やべえ。俺、ワンパンで沈むって。 こっちも魔術かじっちゃいるけど、水がかわいきうピューピュー飛び出す呪文とか威力はないから。 俺、神官目指しとくべきだったかな、プロテクションとかかけ方よく分かんねえよ。 「が、害意はない。ないから、いや、俺と似たような髪色だろ?楽しくって後ろからも見ようとしたら、 ☆ミ☆ミ☆ミこの作品はまだ書いている途中だよ。☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ Title:かつてレンブラント・ファン・レインは高名な騎士であった 父は高名であった。 けれど、たれかはこう思っていたに違いない。たやすいやつだと。 騎士として強者でありながら、与し易く、陥れやすい単純な高潔さ。 息子レネは、それもまた父の美点であると信じる。 しかし、裏切り者の汚名を着せられたその理由は、権謀術数を厭った父に政治的判断という観点がかけていたことに尽きるだろう。 レンブラント・ファン・レイン。 騎士として国家と王家に忠節を誓った強き者だった。 妻のフェナとは睦まじいが、子宝にはなかなか恵まれなかった。 彼は骨の髄まで騎士といった風情でありながら、家庭人であり、趣味人でもあった。 趣味という域をむしろ超えて、彼の絵画は評価され、愛好された。 『夜警』という絵などは後世に残るべき作だと、描いたレンブラントすらやすやすとは拝めないほどに守られている。 ドゥアンの大きな体からは想像できないほど筆さばきは緻密であったが、真剣にキャンバスを眺めるたくましく背筋の伸びた背中に妻フェナは何度も惚れ直していた。 しかし、人の評価というものは移ろいやすい。 高潔な騎士は卑劣な裏切り者にひっくり返り、彼は愛するエルーラン国から殺されることに決まった。 「たとえ別の世界に生まれ落ちても彼の芸術性は損なわれない」と国民に愛されたはずのレンブラントの絵は焼かれた。 この世界の『夜警』は失われた。 しかし、レンブラント・ファン・レインはまだ失われなかった。 事前に逮捕を悟ったレンブラントは苦渋の判断で故国を一度離れたのだ。 国を捨てることはしなかった。できなかったのではない。 「何もやってはいない。疑いはきっと晴れる」 ここに至っても彼は単純であり、正義を信じていた。 だが、妻のことに関しては、さしものレンブラントも、楽観も油断もしなかった。 亡命の手はずは己のものより先んじて整えた。自分とは離れた国で、他の誰かと安心な暮らしをと計らった。 実は、二人のあいだには未だ子がなかった。 こうなってしまえばそれもまた幸運。私と茨道を歩く必要はない。 レンブラントの決定をフェナはきっぱりことわった。 その数年後、エルーラン国とは別の大陸。とある国のあばら屋。 ひとりのドゥアンが生まれた。 レネと名付けられた彼は、目はまるで開いていないかのように細く、後頭部などという厄介な場所に立派な角が生えていて母を心配させたものだった。 しかし、額にドゥアンらしい二本角、日々伸びる背、よく働く力自慢。彼はすくすくと育った。 「父ちゃん!俺の絵を書くときは後ろ頭の角は書くなって言ったじゃねえか!目もこんなに細く書きやがって。ここまで細くねえぞ!」 「ふむ、昔とタッチを変えたからかな。ブラム・ブロームらしいタッチを作るのもなかなか難しいものさ」 「こらあ、聞いてねえだろ。レネ・ブローム様ともあろうこの俺の角が!こんな変な場所についてるのはプライドに障るんだ!絵でぐらい消せやい」 父、ブラム・ブロームの肩をゆさぶろうとするが、呑気に笑うばかりでビクともしない。 それもそうだろう。ブラム・ブロームと名前を変えようが、レンブラント・ファン・レインは高名な騎士。子ども程度に揺さぶられてはならない。 「畜生。なんで、こんな変な角。寝るとき横向かないといけないんだぜ?消して書いてくれ!」 少年はまだ知らない。本当の己の名前はレネ・ファン・レインで、ファン・レイン家は異なる大陸の国家に最も忠実な騎士の家名であったこと。 これから数年の後、レンブラント・ファン・レインへの疑いは晴れ、彼は愛する故国へと凱旋する。 名騎士と父をたたえる沿道の割れんばかりの歓声はレネ少年を興奮させ、騎士への憧れを駆り立てた。 国家に追われようと、変わらぬ忠節を誓う父の高潔さに身震いする感動を覚えた。 父は高名な騎士であったのだ…。 そう。 父は高名であった。 けれど、たれかはこう思っていたに違いない。たやすいやつだと。 騎士として強者でありながら、与し易く、陥れやすい単純な高潔さ。 息子レネはそれもまた父の美点であると、父が去った今でも信じている。 しかし、絵を焼かれ、国を追われておきながら、国家も、民衆も許し、無責任な歓声に応えた父の姿は…、変わらぬ忠節すら誓った父の姿は…。誰かにとって陥れやすく映ったのであろう。 凱旋から数年。 レンブラント・ファン・レインは再び裏切り者へひっくり返された。