タイトル:花音 響 キャラクター名:花音 響 (カノン ヒビキ) 種族: 年齢:15 性別:男 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長:167 体重: ワークス  :UGNチルドレンA カヴァー  :高校生 シンドローム:キュマイラ、ハヌマーン ■ライフパス■ 覚醒:憤怒 衝動:嫌悪 ■能力値と技能■ 【肉体】:5 (シンドローム:3,1 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL2 / 判定 5r+2 〈回避〉:SL1 / 判定 5r+1 〈運転〉:SL / 判定 5r 【感覚】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 1r 〈知覚〉:SL / 判定 1r 〈芸術〉:SL2 / 判定 1r+2 歌唱 【精神】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL10 / 判定 1r+10 〈意志〉:SL / 判定 1r 〈知識〉:SL / 判定 1r 【社会】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 2r 〈調達〉:SL / 判定 2r 〈情報〉:SL2 / 判定 2r+2 UGN 〈情報〉:SL1 / 判定 2r+1 噂話 【HP】    31 【侵蝕基本値】 32% 【行動値】   3 【戦闘移動】  8m ■エフェクト■ 《スキル名》    /SL /タイミング   /判定/対象     /射程/コスト/効果など 《ワーディング》  /★$/オート$    /自動/シーン    /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》   /1$ /気絶時$    /自動/自身     /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《魔獣の衝撃》   /4 /メジャー    /対決/―      /視界/2   /攻:+5 ダイス+Lv 1/R 《魔獣の本能》   /1 /メジャー/リアク/― /―      /― /2   /組み合わせた判定を【肉体】で 《アースシェイカー》/3 /メジャー    /対決/―      /視界/2   /命中時、シーン中対象の判定ダイス―Lv個 《サイレンの魔女》 /5 /メジャー    /対決/シーン(選択)/視界/5   /攻:+[Lv×3] 装甲無視 コンセ不可 《完全獣化》    /3 /マイナー    /自動/自身     /至近/6   /シーン中【肉体】ダイス+[Lv+2] アイテム装備・使用不可 《リミットリリース》/1 /オート     /自動/自身     /至近/6   /判定直前 C値-1(下限5) 1/シナ 《疾風迅雷》    /1 /メジャー    /対決/-       /-  /3   /ドッジ不可 Lv/シナ 成長不可 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称          価格 種別 命中  攻撃力 G値 射程     メモ カンタービレ         3   8r+10  15      シーン・視界 2+4 基本コンボ 装甲無視 コスト7 コン・カローレ        3   10r+10 20      シーン・視界 1+2+4 装甲無視 1/R コスト9 コン・カローレ:100%↑    3   11r+10 23      シーン・視界 1+2+4 装甲無視 1/R コスト9 テンペストーソ        3   10r+10 20      シーン・視界 1+2+3+4 装甲無視 命中時・シーン中ダイス-3個 1/R コスト11 テンペストーソ:100%↑    3   11r+10 23      シーン・視界 1+2+3+4 装甲無視 命中時・シーン中ダイス-4個 1/R コスト11 フェローチェ         3   10r+10 20      シーン・視界 1+2+3+4+7 装甲無視 ドッジ不可 命中時・シーン中ダイス-3個 1/シナリオ コスト14 フェローチェ:100%↑     3   11r+10 23      シーン・視界 1+2+3+4+7 装甲無視 ドッジ不可 命中時・シーン中ダイス-4個 2/シナリオ コスト14 完全獣化:白狼        0   0                  シーン中【肉体】ダイス+5 完全獣化:白狼:100%↑    0   0                  シーン中【肉体】ダイス+6 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   3    pt ■所持品■ 名称        単価 個数 価格 備考 コネ:UGN      1   1   1   ダイス+2 コネ:噂話     1   1   1   ダイス+2 メモリー:明日香     1   0   懺悔 ストレンジフェイズ    1   0   〈RC〉の判定D+3 =所持品合計=     2 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     2 pt 【常備化ポイント】 4 pt 【財産ポイント】  2 pt ■ロイス■ 対象                 好意  悪意 備考 父親:花音 調 (カノン ミツギ)  遺志  憎悪 実父。ジャームの犯罪者(フィクサー)。故人?。 失った仲間:風歌 凪(フウガ ナギ) 幸福感 恐怖 元仲間のUGNチルドレン。響の暴走事故により左腕を失い、植物状態となる。                    尊敬  恥辱 亜純血                       ハヌマーン:《疾風迅雷》 を取得 キュマイラの100%エフェクト取得不可 ■その他■ メモ: 「僕の言葉で教えてあげたいんです。こんなに世界は素晴らしいんだぞって……それが、アイツとの約束だから……」 ―経歴― 3年前からUGNで過ごしているチルドレン。父親は元FHのエージェントであり、彼の手により殺されている。 今から15年前、とある男が実験と称し、一人の女性に子を宿した。彼の名は『花音 調』。FHエージェント『フィクサー』という男だ。 日本FHの元トップであった都築京香の腹心の部下の一人であり、その名を知るエージェントは少なくないだろう。 言葉巧みに人を操り、大小さまざまな事件を引き起こす。決して自分の手は汚さず、しっぽを出さない不可視の敵にUGNは大きな被害を受けていた。 そんな彼は、未発症のレネゲイド感染者であり、ただの一般人であった女性に目をつける。 なぜ彼が子をなしたのか。今となっては知る由もない。 自らの複製体を作ろうとしていたとも、より手駒として優秀なオーヴァードを作ろうとしたとも噂されている。 理由はどうあれ、彼はその女性と子をもうけた。子供は『花音 響』と名付けられ、女性の下で育てられることとなる。 彼らは母と子二人でつつましく生活をしていた。彼自身、顔も知らぬ父親に少しの憧れを持っていただろう。 健やかに、少々の不満や問題、そして多くの知られざる幸せとともに、12歳になる三年前まで暮らしていたのだ。 しかし、そんな日常は崩れ去る。『花音 調』が母親と接触したのだ。 調の能力により母親は彼の傀儡となり、彼の手足として多くのUGNエージェントと戦闘を行った。 一方で響は突然連絡の取れなくなった母親を探し始める。地道な努力の結果、彼は母親がとある男と会っていたことを知り、彼らの潜むFHのアジトを突き詰める。 「やぁ、待っていたよ。我が愚息。出来損ないの魔獣よ」 薄暗いアジト一角。忍び込んだ響を迎えいるように目の目に立つ男――調は両手を広げそう言い放つ。 薄気味悪い笑みを浮かべ、響きを見下すその姿に、なぜか響は親近感を抱く。その一方で、今にも吐きそうなくらいの恐怖と憎悪が彼へと向く。 「君の母親の持つ『原性』と私の能力をかけ合わせれば、理論上全生物の支配権を得てもおかしくなかったはずなのだがね……」 「まさかこうも上手くいかないとはな。獣にも人にもなり切れない不完全な存在。オーヴァードの血脈はもう少し研究すべきか……」 「ん? ああ……君の母親か? それならここにいるぞ? 来い『クエストビースト』!」 掛け声とともに、何種類もの獣の咆哮がその場に響き渡る。しかし暗闇から彼らの間に割って入るのはたった一匹の獣だ。 美しい純白な毛並みはこびりついた返り血で黒く濁り、ライオンのように巨大な胴体は大きな傷が幾重にも重なっている。 カモシカのようにすらりと伸びた四肢は今にも崩れ落ちるように震え、尾の大蛇はすでに動く様子を見せない。 そして何より――何より最も恐ろしいのは、“彼女の顔は獣でありながら、人の特徴をことごとく残していたのだ”。 響を見て驚き大粒の涙を浮かべる瞳、昔は小ぶりであったであろう可愛らしい鼻、必死に何かを伝えようと動かされる口。 そのどれもが彼女の人間性を示し、理性の存在を証明する。 しかし“彼女”の声は決して言葉を紡げない。人ならざる者は、数多の獣の鳴き声を唸りあげるだけだ。そこに意味はあっても、伝えるすべはない。 「うるさいぞ――『黙れ』」 調の命により唸る獣はその動きを止める。調は繰り返し、話しかける。 「どうだ? これが君の『母親』の本来の姿さ。伝説に連なる『血』。それが君に宿る『悪性』さ」 「人は常に心に『獣』を飼っている。それを解き放った時こそ、人は真の意味で『解放』されるのさ。私はそれをただ手伝っているだけなのだよ」 言葉を失い立ち尽くした響に、調の言葉は届かない。彼はただ、自らの母だったものに目を向ける。 《殺 し て》 そう言われた気がした。 UGNのエージェントが崩壊したFHのアジトを訪れたとき、目にしたのは傷だらけの響と多くの死んだFHエージェントであった。 響はそれらを自分がやったと言い張り、その身柄はUGNが保護することとなる。 その後、彼はその能力を見込まれ――チルドレンとして育てられることとなる。否、実際にはその『血』を恐れ、監視下に置くための処置だろうが。 死んだFHエージェントはその多くを鋭利な爪で切り裂かれていた。その中にはあの『フィクサー』花音 調の姿もあった。 しかし、響の母親である獣の姿はどこにもなかったという。 彼のもう一つの転機は14歳の頃訪れる。 彼は当時少なくとも――チルドレンとしてではあるが――幸せな暮らしを過ごしていた。 時に厳しく時に優しい教官、仲の良いチルドレンの友人、自らを見捨てず必要としてくれる環境。 日々の訓練は命がけであったが、彼はそこに自分の居場所を感じていた。 そして何よりも、最も仲が良く、常にバディとして行動していた少女が一人いた。名前を『風歌 凪』という。 泣き虫で、引っ込み思案で、誰にでも優しく、笑うと右の頬にえくぼができる可愛らしい少女であった。 彼らは多くの辛く苦しい訓練を制覇し、同じ夕暮れを眺め共に笑い、同じ星空を見上げ共に語り合った。 響が彼女のことをただの友人以上として見るのに、そう時間はかからなかった。たぶん、彼女も同じであっただろう。 とある満月の夜、彼らは夢を語り合った。夢なんて無いと答える響に、凪はは無邪気にこう答える。 「私ね、この世界をもっと知りたい。この世界のいろんなところに行ってこの目で見てみたい」 「蒼い大海原、燃える大地、白銀の世界、たくさんの笑顔――この世界には私の知らない場所がたくさんある」 「でもね。たぶん一人じゃつまらないと思うんだ。だから、一緒に行かない? 響に夢がないのなら、私と一緒に責のどこかへ『夢を探しに』行こうよ!」 「それが私の夢。ダメ? いいの!? 約束だよ? ――それじゃあ約束の証! はい!」 そういって彼女は小さな指輪を手渡す。数日前に学校で作ったおもちゃの指輪だ。そして、二人はお互いに指輪を左手の薬指にはめあった。 「へへっ……約束だからね? 絶対だよ」 彼女は泣きそうになりながらも、満面の笑みでそう呟いた。響は何故だかこっぱずかしく、返事をすることはできなかった。 たった一年とは言え、彼女と過ごした時間は響にとって宝物であった。母を失い、人を殺した彼の心の傷を癒すのには十分な時間だった。 しかし、事件は起こる。無慈悲に、呪いめいた因果に導かれるかのように。 ある日の実践訓練において、響のレネゲイドが暴走を起こしたのだ。とあるFHのアジトビルを襲撃する訓練であった。 彼の意志とは裏腹に、その『声』はあたりを破壊し続けた。アジトにいたFHエージェントだけでなく、彼自身も、側にいた凪さえも。 彼の音はビルを半壊させ、暴走が収まった時にはおびただしい量の血が敵味方問わず流れていた。 そして気が付く。誰よりも大切な凪が倒れていることを。その身体は赤く染まり傷だらけだ。 急いで近づき、呼吸を確認する。弱弱しい鼓動を確認し安堵する響の目の前に、ぶらりとソレが落ちる。 色白の、細い少女の左腕だった。落ちた瓦礫よって切断されていたのか、白い骨が断面から見えるそれはトクトクと血を流し続ける。 その薬指には、小さなおもちゃの指輪がはめられていた。 その後救出に来たUGN職員によって彼らは保護される。また、運よく凪は一命をとりとめた。 しかしながら、彼女はあれから半年の間、植物状態として眠り続けている。現在は都内のUGN傘下の病院に入院している状態である。 響はもともといた支部から離れ、別の支部でチルドレンとして訓練を続けている。 事故のことは少しではあるが広まっており、他のチルドレンと仲がいいとはあまり言えない。 本人も他人を傷つけないようにあまり関わろうとはしていない。そのため高校でも浮いた存在になってきている。 週末には凪のいる病院を訪れ、その週に会ったことを話して聞かせているという。 なお、これは一部上層部しか知らない情報だが…… 響の暴走事故は仕組まれたものではないかという話が存在する。 また、死んだはずの『フィクサー』の存在が確認されており、件のFHのアジトビルと関りがあったのではないかと言われている。 このことは響は全く知らない。 キーワード:ヒロイズム、親殺し、唸る獣、血塗られた腕、性悪説、茨の君、夢遊病 ・呪詞 「選択を間違い続ける」 ―能力― 特殊な音波の鳴き声を放つ『白いオオカミ』に変身する。 この音波は高波長の波であり、当たったモノを内部から破壊するハヌマーンの能力によるものである。 指向性を持ち、響の意志によってある程度の操作は可能である。 暴走時ではあったが、その威力は小さなビルを半壊させるほど強力だという。 獣化する際に、身体能力は大きく向上しているが、それらを用いて戦闘を行った様子はなぜか見受けられない。 ―性格― 快活で少々おちゃらけた少年。練習等には真面目に参加しているが、態度は年相応の高校生である。 その一方、自分の血筋、能力に大きな不安を持っており、『誰かを傷つけるのではないか』と常に恐れている。 そのため、他人とは仲良く話をするものの、自分についてはほとんど言わず、どこか壁を作ってしまいがちである。 また、両親や一年前の事件について聞くと機嫌が悪くなり話したがらない。以前に一度、無理に話しかけたチルドレンとけんかをしている。 暴走時は半獣の姿となる。 小さなおもちゃの指輪を首元にペンダントとしてぶら下げている。獣化しても問題はないようになっている。 ―RP指針― 一人称:僕(砕けた様子だと俺) 二人称:~さん、君、アンタ 特徴・語尾:「っ」ではなく「ッ」となる。 癖:無意識に鼻歌を歌う 好きな物:歌うこと。笑うこと。凪に話をすること。 嫌いな物:父親。静かな暗闇。 目的: 1.この世界を守ること 2.凪の側にいる事 3.(犯罪者の撲滅) ―冒険の記録― ・『gibberish』 とある少女を助けた。彼女はオーヴァードであったが、一般人だった。 彼女を元の生活に戻すつもりだった。それは本当だ。一般人と自分とは住む世界が違ったから。傷つけたくなかったから―― だが、彼女は君を裏切り、自らを認める――たとえそれがまやかしだとしても――男の下へ戻っていった。 その感情を知っていた。その心情を理解していた。すがり、望み、願い。居場所を欲していたからだ。 僕と彼女にある違いは、陽だまりを知っているか、だった。ただ、それだけだった。 それでも――彼女はそのままではいけなかった。その男と父が重なって見えた。助ける、と。そう望んだ。 自分は、上司とともにそのジャームの男と少女を退けた。日常を取り戻したのだ。 彼女と自分は似ている。何かにすがらなくては生きていけない人間。自分一人では生きていけない人間。 ならば――たとえそれがまやかしだろうと――その責務は僕がうけよう。彼女だけ見捨てることはできなかったから。それは同じ自分を傷つけてしまうから。 支部長の許可を貰い、ジャームを殺した。この右腕で。自分が『殺す』時にしか使わないこの腕で。彼女の愛しい人を。 彼女が起きるよりも早く、その場を後にした。彼女はしばらくはUGNで保護観察となるだろう。僕とはもう顔を合わせない。 彼女が自分を呪ってでもいいから――生きてくれれば幸いだ。そう、風に願い、歌に乗せた。 ―成長― 『gibberish』  ・魔獣の衝撃Lv2→Lv5  ・メモリー 獲得  ・ストレンジフェイズ 獲得  ・情報:噂話 Lv1 獲得 url: https://charasheet.vampire-blood.net/1367812