タイトル:音無 凛薙(おとなし りんな) キャラクター名:音無 凛薙(おとなし りんな) 種族:人間 年齢:20 性別:女性 髪の色:黒 / 瞳の色:紺 / 肌の色:黄色人種 身長:158㎝ 体重:49kg ワークス  :UGN支部長A カヴァー  :UGN支部長 シンドローム:ハヌマーン、ソラリス ■ライフパス■ 覚醒:感染 衝動:殺戮 ■能力値と技能■ 【肉体】:8 (シンドローム:1,0 ワークス:1 ボーナス:2 成長:4) 〈白兵〉:SL11 / 判定 8r+11 〈回避〉:SL1 / 判定 8r+1 〈運転〉:SL2 / 判定 8r+2 四輪 【感覚】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 1r 〈知覚〉:SL / 判定 1r 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL / 判定 2r 〈意志〉:SL5 / 判定 2r+6 〈知識〉:SL / 判定 2r 【社会】:4 (シンドローム:1,3 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 4r 〈調達〉:SL6 / 判定 4r+6 〈情報〉:SL1 / 判定 4r+1 UGN 【HP】    38 【侵蝕基本値】 36% 【行動値】   16 【戦闘移動】  21m ■エフェクト■ 《スキル名》         /SL /タイミング /判定    /対象     /射程/コスト/効果など 《ワーディング》       /★$/オート$   /自動    /シーン    /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》        /1$ /気絶時$   /自動    /自身     /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《コンセントレイト:ソラリス》/3 /メジャー  /シンドローム/-       /-  /2   /C値-LV(下限値7)。 《吠え猛る爪》        /1 /メジャー  /白兵    /-       /武器/2   /対象の装甲値を無視し、攻撃力を-[5-LV(最低0)]する 《アドレナリン》       /3 /メジャー  /肉体    /-       /-  /3   /判定ダイス+[LV+1]個 《ポイズンフォッグ》     /3 /メジャー  /シンドローム/範囲(選択) /至近/2   /組み合わせたエフェクトの射程を至近、対象を範囲(選択)に変更。シナリオLV回 《アウトブレイク》      /1 /メジャー  /シンドローム/シーン(選択)/視界/6   /↑と組み合わせて使用、ポイズンフォッグの効果を「組み合わせたエフェクトの射程を視界、対象をシーン(選択)に変更する」に書き換え。シナリオ1回 《切り払い》         /1 /リアクション/白兵    /自身     /至近/1   /このエフェクトでドッジを行える 《リフレックス:ハヌマーン》 /3 /リアクション/シンドローム/自身     /至近/2   /C値-LV(下限値7)。 《活性の霧》         /5 /セットアップ/自動    /単体     /至近/3   /ラウンド間攻撃力+[LV×3]、ドッジの判定ダイス-2個 《先手必勝》         /4 /常時    /自動    /自身     /至近/-   /行動値+[LV×3]、侵蝕率基本値+4 《リミットリリース》     /1 /オート   /自動    /自身     /至近/6   /C値-1(下限値5) 《キリングパヒューム》    /1 /メジャー  /シンドローム/-       /-  /4   /対象はリアクションを行えず、カバーリングした場合ガード出来ない。シナリオ1回 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称      価格 種別 命中  攻撃力 G値 射程 メモ 聖剣の王者      1   12r+11 15   7   至近 マイナーで使用、メジャーのC値-2(下限値4)。シナリオ1回。使用者は暴走中攻撃できない 『秘剣・音無』    1   12r+11 15   7   視界 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0  16    pt ■所持品■ 名称                  単価 個数 価格 備考 思い出の一品                 1   2   意志判定+1 ウェポンケース                1   1   聖剣の王者を選択、オートアクションで装備できる 情報収集チーム                1   2   情報:○○の達成値+2、シナリオ3回 コネ:手配師                 1   1   調達判定のダイス+3個、シナリオ1回 エンブレム:リーダーズマーク         1   0   白兵を選択。選択した判定の直前に使用、達成値+5。シナリオ3回 メモリー「ヴァルバトーゼ・ツェペシュ」    1   0   バックトラック時の侵蝕率-10%。感情は「憧憬」 =所持品合計=     6 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     6 pt 【常備化ポイント】 20 pt 【財産ポイント】  14 pt ■ロイス■ 対象            好意  悪意  備考 Dロイス:遺産継承者            聖剣の王者を取得 私の剣:風凛 GR      懐旧  隔意  Pが表 「私の剣」 家族:妹(音無 紡切) WH 幸福感 劣等感 Pが表 シナリオロイス:すさのを  執着  殺意  Nが表 月代大雅          誠意  隔意  Pが表 霧守凪           親近感 敵愾心 Nが表 タイタス化 ダリア           同情  不快感 Nが表 ■その他■ メモ:  エンドライン(以下EL)世界のUGNに所属するオーヴァード。若年ながら戦果を持ってエージェントから赤月市支部長となった叩き上げ。  武術、特に刀剣術において名家と呼ばれた音無家の長女として生まれ、武人としての父の姿を見て育った彼女は物心ついた時には当然のように自身も日本刀の扱い・剣術を学び始め、剣術家としての道を歩くことに何の疑問も抱かなかった。父の弟子たちの中には男性が多かったが、受け継がれた才故かあるいは自身の勤勉さからか、幼くしてめきめきと剣士としての実力を伸ばし共に訓練を行う弟子たちと比べても年齢・性別的なハンデを感じさせないほどの実力を身に付けていった。特に居合・抜刀術を得意としており、抜刀術に置いては若くして免許皆伝レベルの技量を有していた。  転機となったのはUGNのクーデター当日、外の喧騒に気付き家を出たところ、クーデター側のエージェントと実はUGNのエージェントだった父が戦闘しているところを目撃してしまう。複数のエージェント相手に無双ともいえる刀捌きを見せ圧倒していた父だったが、凛薙の存在に気付いた一瞬の月を突かれて手傷を負い、それにより動きが鈍り徐々に劣勢になり始め、最後は複数のエージェント達による全方位攻撃をしのぎ切れずに凛薙の前で命を落とした。  父の最期を目の前で目撃した凛薙の胸中に去来した感情は、驚きと恐怖……そしてそれ以上の興奮と闘志、昂揚感だった。目の前で起きた、本物の命の奪い合い。人外の力による戦闘。極限状態における戦技の閃き。父の死と人外の力を持つ襲撃者たちに囲まれるといった極限状態に置いても、それら全てが凛薙の心を奪い離さなかった。彼女は、自分の中に溢れてくる力の昂ぶり……感染していたレネゲイドウィルスの共鳴に導かれるまま、父の亡骸に近づく。その横には、先程まで父が使っていた日本刀が転がっていた。家にある刀剣類の中でも父が最も厳重に、そして丁重に扱っていた刀。惹かれるままにその刀‐遺産に触れた瞬間、遺産と共鳴した彼女の中のレネゲイドが一気に覚醒。……その10分後、急激なレネゲイド反応を感知し駆け付けた父の協力者だったオーヴァードが見たものは、多数のクーデター側のオーヴァードの遺体と父の亡骸、そしてその中央で重傷を負いつつも大量の返り血を浴びながら一人手に持った刀を見つめ立ち尽くす凛薙の姿だった。  その場で凛薙はUGNに保護されることとなり、クーデター後はそのまま父の跡を継ぎUGNのエージェントとなることを選び、高校卒業後に正式にUGNのエージェントとして父の刀と共に最前線で戦う事となった。覚醒してから月日が浅いにも関わらず激戦地に自ら赴き激しい戦いに身を投じる姿は、周囲からは亡き父の仇を取ろうとする健気かつ不憫な娘として受け取られた。そんな他者からの評価と自身の本質の乖離に幾何かの罪悪感を感じながらも、剣士としての道を求めFHとの戦いに明け暮れる日々を過ごした。元々の剣術家としての下地があった事に加え幸か不幸か自らの力を使いこなす才覚にも恵まれ、積極的に死地へと出向く機会を重ねる度に加速度的に強くなっていくと同時に、自然と彼女が積み上げた戦歴・倒したFHエージェントの数は増えていった。そしてついに、ある戦闘で多数のFHエージェント達全てを一撃を持って屠るという戦果を成し遂げる。一刃の元に切り捨てたエージェントの数、およそ百。FH・UGNの両組織内で名を広めるには十分すぎる数だった。  凛薙の上げた戦果に注目したUGNは、組織力強化及びレジスタンス達の士気高揚の為に凛薙を祭り上げる事を決める。彼女自身に泊を付ける為に戦果を誇張した「大隊斬り」という新たなコードネームを与え、更に人員不足を理由にUGN赤月市の支部長というポストを与えた。凛薙自身はいくつかの理由により支部長という役職に就くことには内心抵抗があったものの、劣勢となったUGNにおいて支部長をこなせる人材がそう多くいる筈もない事は彼女自身も把握しており、結果として断ることが出来ずにその役職を引き受ける事となった。その後は人を率いる立場となりながらも自身はあくまで剣士として戦場に立つことを望み、自ら最前線に赴いては赤月市のFHと激戦を繰り広げる日々を送りつつ今日に至る。  性格は周囲からは生真面目と呼ばれる部類であり、特に支部長となってからはなるべく硬い振る舞いを意識してはいるものの、未だ20歳という若年故かそうなりきれない不器用さが表出している。事務能力は支部長としての平均水準には十分達しているものの、意図せず成り上がりのような形で就任してしまったせいか支部員に対して若干の引け目があり微妙に接し方に迷っているなど支部長としては未だ未熟な面も多い。  ただし、上記の性格も確かに彼女自身の偽らざる一面ではあるものの、その本質は剣士としての生き方に既に心底魅入られており、戦場におけるギリギリの命の奪い合い、技の凌ぎ合いでのみ心からの興奮・及び充足を得る事が出来るという根っからの武人。人としてある程度一般的・常識的と呼べる感性を有していながら、戦いにおける闘争心と殺意が生み出す一瞬の技の冴え・閃きに心からの喜びを覚え、にもかかわらず自身の強さに一時も満足できずにより高みを目指してさらなる戦いを望む一種の戦闘狂。本人もこの自身の本質とも呼べる欲求を理解しており、上述した支部長就任への気後れも自身の若さに加えてこのような人斬りとしての欲求を捨てられない自分が人を率いる、あるいはUGNの理念を掲げるにはふさわしくないのではないかという彼女自身の善性からくる罪悪感によるもの。これらの思案から唯一解放される瞬間が刀を手に取り戦場で強者と斬り合う昂揚感に陶酔している時のみという事実もまた、彼女の悩みをさらに深めている。  戦闘時には遺産である刀一つを持ち、自身の剣の技のみをもって戦う。中でも最も得意とするものは抜刀術・居合の形であり、幼少期から修めた純粋な技量を度重なる実践で磨き上げたその技は、オーヴァードとしての身体能力の強化と合わさり抜刀から納刀までほぼ視認できないほどの刹那の居合を放つ。極限まで研ぎ澄まされたその斬撃は空気を裂き、その双眼でとらえたもの全てを一度に捉えて薙ぎ払う。この一撃こそ凛薙が百の軍勢を薙ぎ払えた理由であり、彼女の(少々誇張された)コードネームの由来でとなっている。  -名は体を表す。剣術家の家系である音無家の秘剣。それは、極限まで疾さを突き詰めた、神速の抜刀術。極限の集中状態から解き放たれる刃は、その瞬間確かに音さえ置き去りにする、まさに人が為す剣技の極み。その一撃は、まさに刹那。まさに無音。斬られたことすら気付かない。最も早く、最も静かな剣。故に、音無。- url: https://charasheet.vampire-blood.net/988756