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松田泰俊(まつだ たいしゅん)
ID:1507825
MD:e277072821db397b5521f447efcb9808
松田泰俊(まつだ たいしゅん)
タグなし
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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通常表示
技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
お笑いコンビ「ファンブル」のツッコミ担当。 愛称はそのまんま松田くん。好きなものは甘いもの全般。苦手なものは動物全般。特に爬虫類は無理。 寡黙で知的、さらには顔も整っているため、実はお笑いよりモデルや俳優としての人気が高い。しかしどこか天然。 もともとは弁護士を目指していたが、ニャンツーとの出会いをきっかけにお笑いの道に進むこととなった。 相方のニャンツーを最初は目の敵にしていたが、紆余曲折あって現在は一番の親友。プライベートでは天文と呼んでいる。 ニャンツーの嫁である灯里とも仲が良く、密かに思いを寄せている。奪うつもりはなく、大好きな二人が幸せであればそれでいいと納得している。 お互いの人気が上昇し、疎遠な時期もあったのだが、ここ最近ニャンツーがやたらと不運に見舞われるようになり、心配して時間を見つけては会いに行っている。 【経緯】 世田谷の裕福な家で生まれ、厳しい両親のもとで弁護士になるべく育った。 ほとんどの娯楽に触れずに大学生になったが、ある時朝霧家しゃけのネタを見て感銘を受ける。 その日のうちに図書館に飛び込み、大量の書籍でお笑いについて研究していたところ、お笑い好きの人と勘違いしたニャンツーに話しかけられる。「君に理解できてボクに理解できないはずがない」と目の敵にし始め、ついにはニャンツーを打ち負かすために同じお笑い養成所に入る。その際に両親と衝突し、「頂点をとるまでは家の敷居は跨がせない」と言われ、家を出る。 養成所でニャンツーのネタを見、粗削りながら何らかの良さを感じ取った松田は、勝手にニャンツーのネタを添削し始める。 最終的には二人でコンビを組むのが最善であるという結論に達し、半ば強引にコンビ『ファンクション』を結成する。 この時二人は灯里という女性に出会い、彼女に漫才を見せるのが日課になっていった。 しかし方向性の違いで衝突し、ニャンツーはコンビ解散を言い残してニューヨークへ旅立ってしまう。 プライドが高い松田はほかの芸人とコンビが組めるわけもなく、一人でネタを書き始めるが、ニャンツーの閃きがなければ面白いネタが書けないことに気が付く。 悩んだ末に弁護士の道に戻ることを選択しようとするが、それもお笑いのことが頭にちらついて集中できない。 他人に弱みを見せるのを好まない松田だったが、ついに耐えられなくなり灯里に苦悩を打ち明ける。この頃から、灯里のことを好きになり始める。 過去を断ち切るために最初に出会った図書館へ向かった松田。偶然にもニューヨーク帰りのニャンツーと再会する。 二人は再度コンビ『ファンブル』を結成。お互いの意見を尊重することでネタの精度が飛躍的に上がり、人気が出始める。 その年のM-1を順調に勝ち上がっていたのだが、決勝戦の前日、母親から父が危篤状態であることを告げられる。 もうネタを見せることができないかもしれないと思った松田は、これが本当に面白いネタなのかがわからなくなり、頭を抱える。するとその様子を見ていたニャンツーが感極まって泣き出してしまう。 大泣きをするニャンツーをどうにか泣き止ませようとしたとき、幼少期に父親が泣いていた自分をあやしてくれたこと、父親が好きだったころのことを思い出し、本番直前にネタの最後を書き直す。 そうして生まれたのが『ニャンて日だ!』という定番ネタであり、これをもってM-1の優勝を果たした。 優勝後急いで家に帰るも、すでに父親は息を引き取った後だった。しかしその顔は笑顔だったという。 その後ニャンツーは灯里と結婚し、子供も生まれる。灯里とは依然親しい友人であり、よく家にお邪魔していた。 しかし徐々に二人の人気が高まり、別々に活躍する場が増えたため、会う機会が少なくなっていった。 相方の人気をうれしく思いつつも、どこかで寂しさを感じていたのだが、ここ一年ほどで事情が一変。 ニャンツーが高速道路の事故で意識不明の重体になり、一命を取り留めるも、それ以降悪魔にとりつかれたのかというほど問題に巻き込まれるようになる。 そのため最近は常に相方を心配しており、少し時間があればニャンツーの様子を見に行く。 相方の不運に心を痛めながらも、少し昔のような距離感に近づきつつあることに、わずかに安らぎを感じている。 ≪再会≫ 過去と何らかの決着をつけるため、僕は彼と最初に出会った図書館にきていた。 早朝のためか、自分の他にはだれもおらず、館内はひんやりとした静寂に包まれている。 記憶を頼りに、同じ席に座る。手元には白紙のネタ帳が置かれている。 ペンを手に取るが、ペンは動かない。少しして、静かに目を閉じた。 いろいろなことが脳裏に浮かんでは、消える。 出会った時のこと。初めて見たニャンツーのネタのこと。添削を始めた頃のこと。そしてコンビを組んだ時のこと。 気が付くと、誰かが後ろに立っていた。不思議と振り返りはしなかった。 なんとなく、隣の席の椅子を、少し引いた。するともう一人は、少し遠慮がちにその席に座った。 顔は見なかった。 また、いくらかの時間が流れた。館内はこれ以上ないくらいに静かだった。 「なかなかさー、まとまらないんだよね。」 少し間を置いて、彼は口を開いた。 彼は一つのノートを開いて、僕と彼とのちょうど間に置いた。 それを手繰り寄せ、目を通すと、いくつものネタが無造作に書き連ねてあった。 「…だから、いつも言ってるだろ。関連性がないと話が薄いし、前置きがないと意味が分からないだろ。」 そういって、ノートに数行の文字を書き足す。 「あ、なるほどね。でも、それならこっちのほうが面白くない?」 彼はペンをひったくり、別の場所に矢印を伸ばす。 「それじゃ話が繋がらない。もしそれをオチにするなら、導入はこっちで…」 ノートに雫が一つ落ちた。ボールペンのインクが少し滲んだ。 誰も、何も尋ねなかった。まるで当たり前のように、二人でネタの直しをつづけた。 「あのさー…、コンビ名、なんだけどさ。」 「なんだ。」 「ファンブルってどうかな。」 「ファンブル?」 「ゼロからやり直し!僕らは初手ファンブル!みたいなね!」 「おまえ、それは…」 「…ダメ?」 「…ふふ。意外と、いいかもしれない」 ノートを裏返し、何も書いてなかった表紙に、整った字で『ファンブル』と書き込む。 そして、ここにきてから初めて、相手の顔をまっすぐに見た。 「明日から忙しくなるぞ。天文。」 彼はいたずらっぽく笑った。 「はは、松田くん、今日からじゃなくていいの?」 二人は静かに笑い会うと、二人で図書館を後にした。
※
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