タイトル:雪金騎士 キャラクター名:二クス・パクス・レーギア 種族:人間 [特徴:剣の加護/運命変転] 生まれ:冒険者 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:17 性別:男 髪の色:黒  / 瞳の色:黒  / 肌の色:白 身長:165 体重:53 経歴1:かつて貴族だった 経歴2:己に何らかの誓いを立てている 経歴3:自分にそっくりな人を知っている 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    9     11     10    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   7   6  11   7   7   5 成長   5   2   4   2       →計:13 修正   2   2 =合計= 24  19  26  20  17  15 ボーナス  4   3   4   3   2   2    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  10   9  41  15 特技        30   0 修正 =合計= 10   9  71  15 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:7 Lv ファイター  7 Lv  / スカウト   1 Lv レンジャー  4 Lv  / セージ    2 Lv エンハンサー 1 Lv  / アルケミスト 1 Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名      : 効果               : 前提 [p2122]タフネス     : 最大HP+15             : ファイターLv.7 [p221] 武器習熟/ソード  : ダメージ+1、Aランク装備可能    : [p225] 全力攻撃     : 近接攻撃ダメージ+4、回避-2    : [p218] 頑強       : 最大HP+15             : ファイターorグラップラーLv5 [p221] 武器習熟II/ソード : さらにダメージ+2、Sランク装備可能 : 冒Lv5,《武器習熟/ソード》    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   4   4  19  57 修正 特技        0 =合計=  4   4  19m  57m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照]  特技名     : 効果                                    : 前提 [pWT107]キャッツアイ   : 命中+1上がる なお、二クスの場合目の色が赤になる              : [pAW14] クリティカルレイ : 2dの出目を上昇させる この効果でクリティカル値以上だったらクリティカルします : 金 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : 7  11  11  10 グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 8000 1H両  26     11  36  10  14 [ソードS] *専用クレイモア「プラチナストーム」 / 一般のクレイモアと比べ見た目が大きく異なる。身長と要望に合わせて1m強になっている。 (233p) 0    2H  26     11  46  10  14 [ソードS] *専用クレイモア「プラチナストーム」 / 一般のクレイモアと比べ見た目が大きく異なる。身長と要望に合わせて1m強になっている。 (233p) 1580 1H両  23     11  28  10  14 [ソードA] *フランベルジュ / 予備の剣 プラチナストームをメンテナンスしているときに使う (233p)     2H  23     11  38  10  14 [ソードA] *フランベルジュ / 予備の剣 プラチナストームをメンテナンスしているときに使う (233p) 200  1H投   3     11   3  10  11 [投擲B] *ダガー[3/1]×4 / 射程10m 四本ある 一本50G (238p) =価格合計= 9780 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 15      5   520 スプリントアーマー / 白の塗料が使われている 盾 : 13   1   1   500 カイトシールド / 敏捷+2 金と白の塗料が交互に塗られている 修正: = 合計 =   11   7  1020 G (回避技能:ファイター) ・装飾品    価格 名称            / 効果 頭 :                 / 耳 :                 / 顔 :                 / 首 :100  マフラー          / 妹が作ってくれたもの 背中:4500 野伏のサーマルロングコート / サーマルマントが魔改造された結果 炎、水、氷のダメージ-1 背中:1000 ウェポンホルダー      / 武器や盾を背中に保持できる 右手:500  巧みの指輪         / 左手:500  巧みの指輪         / 腰 :3000 ブラックベルト       / 防護点が1上がる 足 :100  ロングブーツ        / ちょっとお高いブーツ 他 :200  アルケミ―キット      / たぶん、胸に装備している =合計=9900 G ■所持品■ 名称            単価 個数 価格 備考 冒険者セット        100  1   100 たいまつ          5   10  50 保存食一週間分       50  20  1000 スカウト用ツール      100  1   100 ロープ100m分        100  1   100                     0 救命草           30  10  300  k0+6分のHPを回復する 魔香草           100  10  1000 k0+6分のMPを回復する ヒーリングポーション    100  10  1000 k20+6を回復するポーション アウェイクポーション    100  5   500  気絶した人を再起させる                     0 金のマテリアルカード(B級) 20  20  400 金のマテリアルカード(A級) 200  10  2000 残り13                     0 剛力の指輪         500  1   500 巧みの指輪         500  0   0   予備の指輪+即装備する奴 知性の指輪         500  0   0   全部割った プラチナストーム         0   0   紋様の入った白金の刀身に、白と金の紋章や装飾、赤い宝石などが示された二クス専用のクレイモア 魔氷石の欠片           1   0   思い出の品                  1   0                  1   0                  1   0 =所持品合計=    7050 G =装備合計=    20700 G = 価格総計 =   27750 G 所持金   31950G 預金・借金    G ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ - 魔動機文明語○ ○ / 魔神語       - - 魔法文明語 - ○ / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 [地方] ○ ○ ダグニア地方語 初期習得言語:交易交通語、地方語 技能習得言語:魔動機文明語、2個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称  20 野伏のサーマルマント  50 カイトシールド  25 雪金騎士  50 クレイモア 所持名誉点: 155 点 合計名誉点: 300 点 ■その他■ 経験点:500点 (使用経験点:19500点、獲得経験点:17000点) セッション回数:13回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 生命力     0点(   /   / 回)  レギュ 2- 器用度     0点(   /   / 回)  レギュ 3- 器用度     0点(   /   / 回)  レギュ 4- 筋力      0点(   /   / 回)  レギュ 5- 器用度     0点(   /   / 回)  レギュ 6- 器用度     0点(   /   / 回)  レギュ 7- 敏捷度     0点(   /   / 回)  レギュ 8- 筋力    9500点(9500 /   / 回)  レギュ 9- 筋力    1500点(1500 /   / 回)  夜明けまで クリア! 10- 敏捷度   3000点(3000 /   / 回)  ただ、君に寄り添う クリア! 11- 器用度    0点(   /   / 回) 12- 生命力   3000点(3000 /   / 回)  デューディナルクエスト クリア! 13- 筋力     0点(   /   / 回) メモ: ■キャラクター設定 1.基本的なキャラ紹介  セフィリア神聖王国にある名門貴族レーギア家の長男であり、「雪銀騎士」を名乗る若者。  クールに振る舞うとするけど、実は結構な恥ずかしがり屋であり、  すぐにボロが出て、年相応に怒りやすいことも。  しかし、熱い心も持っており、気に入った者を信用し続けたり  困っている人々、特に自分と同じような、兄妹関係などには積極的に行動する。  気絶や瀕死の相手は殺さないという自分の騎士道を掲げている。  しかし、命をもてあそぶような相手などにはその限りではない。  なお、冒険に出たのは妹探しの事もあるけど、  実はある絵本の主人公に憧れてることでもある。  しかし、心の奥底では誰かを斬る事によろこびを感じている。 2.データ  ①名前の意味はラテン語で雪である。  ②顔つきは母に似た感じではあるもののイケメンである。  ③妹が作ってくれた白色のマフラーを肌に離さずに巻いている。  ④クレイモアに並々ならぬ思いを抱いている。  ⑤髪の色はもともと白だったけど、10歳の時に自然に黒に変わった。  ⑥人を呼び捨てやあだ名を勝手に付けて呼ぶ癖がある。  ⑦実は結構素直で純潔。  ⑧服は長袖、長裾しか着ない。  ⑨恋愛感情は自分でもウブだと感じている。  ⑩実は結構なグルメで味への評価は辛口。  ⑪好物は若鳥の骨付鳥。逆に苦手なのは酒類。  ⑫誰かと一緒に風呂や温泉に入るのが嫌い。  ⑬下ネタや下品なのは嫌い。  ⑭それが原因で変な勘違いをしちゃうことも。  ⑮投げダガーはロマン枠  ⑯何やかんや仲間思いな坊や  ⑰一般技能 ウェポンスミス3(趣味) ノーブル5(家柄) 3.レーギア家  セフィリア神聖王国に数ある貴族の中でも、かなりの地位と発言力を持っている名門貴族。  セフィリア出身の貴族においては珍しく穢れに対してはかなり許容的である。  レーギア家流の剣技は、決して盾を捨てず、相手に立ち向かうものである。  それのルーツはレーギア家設立時からも受け継がれている格言にある。  「たとえ両手で己の剣を握っても、決して盾は肌身から外すなよ。大切な者を守る力となれ。」  その意味は、相手を斬る為の剣だけでなく誰かを守る為の盾にもなれとのことである。  以降レーギア家の男は代々剣と盾の扱い方に対してはどの貴族よりも熟知しているのである。 4.家族関係  名門出身だからと言って家族関係は決して悪いわけではなく良好だが、  問題点が結構面倒である、それは両親の極度の親バカっぷりと、プルヌスのエロい服主義である事。  両親はいつも息子の二クスと娘にして妹のプルヌスの身に何か起こるとすぐに仕事を放り投げ  駆けつけてくるほどの困った両親でもある。  一方のプルヌスはおとなしい性格で趣味は本を読むこと、  特に魔法について興味を示しているらしく可愛らしい少女ではあるが、  貧乳であるにも関わらず何故か、へそ出しやボディストッキングなどの際どい服を好んで着ていることである。  彼女はどうしてそんな恰好をしているのかというと、「動きやすいし、可愛いから♪」とのことである。  この事もあり、二クスと家の従者の胃が少し心配である。 5.冒険者になった理由  ある日プルヌスが「私、冒険者、それも一流のウィザードになりたいので、お留守番をお願いします!」  と言って家族の有無を言わせずに家を飛び出したことから全てが始まる。  両親は心配で心配で冒険者に「報酬 一人頭50000G の捜索依頼」を出してはみたものの、  一向に見つからずにいた。  そこで両親は、「二クス、心配だけど・・・冒険者になって、愛しのプルヌスを探してきてくれない?」  と二クス本人にも捜索を投げつけてくる。しかも冒険者になれというお墨付きで。  当然、二クス本人は拒否はしたものの、この時既に両親によって旅の準備を済まされており、  なし崩し的に旅に出ることになったのであった。 6.戦闘スタイル  戦闘スタイルは剣と盾を持ってのクリティカルレイ込みの全力攻撃を仕掛けるアタッカー。  一撃の物理攻撃力においてはPT中最高であり、キャッツアイもあって命中力も高く  安定して敵にダメージを与えることができる。  ウェポンラックを装備できれば、両手で振るうことができ、さらに攻撃力を増す。  回避と防御はほどほどでありHPもPH中最高なので、  数体に囲まれても耐えきれることができる安定さである。  弱点は魔法攻撃であり仲間にバフを掛けてもらわないと落とされる危険性がある。 ------------------------------------------------------------------------------------------ ■デューディナルクエスト 第2話 夜明けまで(GMささがせ)  冒険者宿:雪待つ白花亭  この時のPTメンバー:ニクス(俺)/ジーナ(モデル)/アスター(年長者)/ピリカ(ボルス)/ピーター(うさぎ)/スクラダ(ニンジャ(侍))/  ※()内は勝手に付けたあだ名 旅の軌跡(あらすじ)  妹のプルヌス探しの旅の中で、立ち寄った都市「デューディナル」。  妹の所在を確かめるため、しばらく滞在することを決めた二クスであったが、結局これといった情報は無く、  立ち去ろうとしていた所、街は「魔氷石」と呼ばれる水晶探しで持ちきりであった。  二クスは、なし崩し的に宝探しを手伝うことにしたが、どうやらその水晶は、ジーナ(モデル)が以前、依頼で来たという  「雪の町」の近くにあるとのことであった。  そんな中、デューディナルの大商人「アーノルド」は、「フードの男達」を率いて何かを企んでいる様子であった。  その中には、「隣町の野菜売りの男」がいたとの事。  情報提供者いわく、最後に会ったのは「三か月前」との事だった。  二クス達は同僚のフレミアと出会い、街に入った蛮族の討伐の依頼を聞かされる。  依頼人は「隣町」からであり、その中には「行方不明の野菜売りの男」の「妹」から安否の確認も入っていた。  何故なら、「隣町」は「三か月前」に、「蛮族の襲撃」を受けており、被害者の中に「妹の兄である男」も含まれていた。  依頼を受理した二クス達は「フードの男達」の正体である蛮族の化けの皮を剥ぎ、「男」の無念を晴らすのであった。  しかし、多くの謎が残されている  何故「蛮族」は「魔氷石」を「探している」のだろうか? 「アーノルド」の目的は一体何なのか?  そして、「魔氷石」とは何なのか?  「この石には何かがある・・・」  二クスは水晶の謎の解明のために、滞在の延期を決意したのであった・・・ ■デューディナルクエスト 第3話 ただ、君に寄り添う(GMささがせ)  冒険者宿:雪待つ白花亭  この時のPTメンバー:二クス(俺)/ジーナ(モデル)/アスター(年長者)/ヴィザール(鎧)/サリア(バカ)/レイラ(メイン盾)/  ※()内は勝手に付けたあだ名 旅の軌跡(あらすじ)  オーガを討伐してから数日後、街は蛮族が入ってきたことにより不安な空気が流れていた。  二クスは白花亭のマスター、ギルバートに「隣町」の情報を聞くのであったが、安全の為に町を閉鎖していることもあって  情報は特になかったのである。  二クスを含む五人の冒険者の前に現れたのは、全身に鎧をまとった冒険者ヴィザールであった。  二クスは仲良くしようとするけど、彼女には冷たくされるのである。  そんな六人の前に現れたのは、「アーノルド」であった。  彼は、六人に再び「魔氷石」の依頼を頼みにここにやってきたという。  二クスは前回の事もあって警戒をしながら、「隣町」の情報を聞くと治安は回復しつつあるとのこと  ただし、一番知りたかった「野菜売りの女性」の事はわからなかったのである。  依頼を頼んだ彼が去ってすぐにジーナはみんなに「魔氷石」の持ち主である「リリー」のところに案内をしようとした直後、  ジーナと同じく「魔氷石」について知っている商人の「ダン」が白花亭に大慌てで駆けつけてくる。  「ダン」の話によると行政も動き出して「魔氷石」を探し始め、村が見つかるのも時間の問題であることで「魔氷石」を隠すために  「リリー」に伝えに行くこと、  「アーノルド」は蛮族との関わりを持っているのかもしれないとのことで信用はできないとの事である。  二クスはジーナの事もあるから無償で受けようとしたが、ヴィザールは受けるのであれば「アーノルド」が出した依頼の報酬よりも多く出すことを要求。  そんな彼女に対して二クスは怒り反論、ヴィザールと一触即発になるがアスターとレイラの仲裁もあり、その場は収まるのである。  そしてやってきた「雪だるまの村」、動く雪だるま達に歓迎されつつ七人は「リリー」の元へ行く。  案内されたログハウスで目にしたのは高熱に苦しむ「リリー」であった!  命の危機に瀕していた彼女を助けるべく、ジーナ、アスター、ヴィザール、サリア、レイラはそれぞれ動き始める。  それに対して二クスは自分に何ができるかわからないでいたが、ヴィザールに外の警戒をするようにと頼まれ、二クスはそれを了承する。  外で警備をしている二クスはヴィザールの事を悪い奴ではないと思い、対話をしようと考える。  そして二クスは湖に光る何かを発見、報告しにログハウスに戻るとその光が「魔氷石」だと判明するのである。  見張りをヴィザールに交代すると同時に二クスは彼女に「信じている」と発言するのである。  アスターの魔法で「リリー」の体調は回復し、外にいるヴィザールとレイラに戻るよう伝える。  そして「リリー」に隠すよう言うと彼女はそれを拒否する。  何故なら彼女は「アーノルド」によって家族もろとも冤罪を掛けられ街を追い出されてしまった身である。  そのせいで「リリー」は人間不信になってしまったのである。  しかし、「魔氷石」と一緒に移動できるか聞くと彼女は「彼」と話しに行くのである。  二クスは自分なりの方法で考えていたせいで話についてこれなかったが、後から聞いた話によると  雪だるまは全員「魔氷石」であること、そして「魔氷石」に意思があり、「リリー」は「彼」のことを「バラオ」と呼んでいるとの事。  そして「バラオ」は彼女自身が決める事であると言うのである。  そう言われた「リリー」はゆっくりと考える事を決めたのである。  その後ヴィザール、レイラ、ダンは街で情報収集するために帰還し、二クス、ジーナ、アスター、サリアは村に残るのであった。  三人が帰還した後、四人は休憩をとったあとそれぞれ村でやる事を決意する。  ジーナは「リリー」と話しにログハウスを訪ね、  二クスとアスターは、「バラオ」に「リリー」に対する思いを聞きに尋ねるのである。  「彼」の言葉から発せられたのは、彼女の姿を自分と重ねた事であった。  自分は元の世界(パラレルワールド)に帰りたい、しかしそれは不可能なことである。  だけど「リリー」は望めばどこでも行ける、だけど自分はそれを止めてしまっている。  それでも彼女が幸せなら自分は一緒にいる。  「吹雪の夜でも」「夜明けまで」「ただ、君に寄り添う」  だがそれがいいのかは「彼」自身も疑問だと、「人は、自分の意思で運命を切り開いていく、それが生きるということ」と「彼」は言うのである。  自分は人で無いから人の悲しみや痛みをわからないと言う。  アスターは「彼」と「リリー」、二人が笑顔で未来を迎えられるように自分も協力したいというが、  「彼」の願いはただ一つ、「リリー]」を守ってほしい。自分は「終わった」が彼女には切り開ける道があると言う。  ただ黙って聞いていた二クスはここにきて言葉を発する。  「あんたにもちゃんとあるよ、人の苦しみを、人の心を」  その時には雪だるまは動かなくなったので、彼の言葉は届いたか届かなかったかは分からなかった。  二クスは「バラオ」の思いを受け入れ「リリー」を救う事を決意する!!  しかし、彼はまだ未熟な騎士である。何故なら「個人の力」ではどうすることもできない壁があることを…。  その後二クス達は、サリアが釣ってきた魚(指輪を割って赤字)を調理してしている最中、森が急に騒がしくなっていることに気付く。  そして森の中から、蛮族と冒険者達が現れる!  その中には、フレミアと街に情報収集していたはずのヴィザールの姿があった。  事態を飲み込めない二クスはヴィザールとは別の行動をしていたレイラに事情を聞いて納得をする。  そして彼らの前に蛮族を率いているオーガウィザード"血衣のドラン"が姿を現す。  6人はそれぞれの役割を決めて蛮族から「リリー」を守る為に戦う!  ドランに遅れ現れたのはケンタウロスの"脳無しボドル"であった。  ボドルを足止めするべくレイラは単身ボドルと対立、攻撃を耐え続ける!  サリアは「リリー」に向かってくるボガードの群れを一掃する!  そして二クスとヴィザールの活躍は目覚ましい物があった。  ヴィザールはジーナの支援もあったとはいえ、数体を相手取り、二クスは配下のオーガ一体を一撃で切り裂きドランと真っ向から対立し致命傷を与える!  ドランと真っ向勝負する二クス、自ら盾となりボドルの攻撃を耐えるレイラ、傷を負い続ける二人にアスターが治療し続ける!  そして、二クスとヴィザール、騎士と剣士の合体攻撃によりドランはついに倒れる!!  頭を取られた事により隊列が乱れた蛮族は冒険者の集団の襲撃に耐え切れず撤退をするのであった。  6人の中で最もダメージを受けて今にも倒れそうになっている二クスだったが、ヴィザールの喝を受け、何とか持ち直す。  しかし、「村」は蛮族と冒険者の戦いによってめちゃくちゃになり、深く落ち込む「リリー」  さらにそれに追い打ちを掛けに現れたのは「アーノルド」であった。  「アーノルド」は「リリー」にとって安住の地である「村」に気にも留めず、彼女に「魔氷石」を渡すように言い放つのであった。  そして二クスとジーナの思いは虚しく、「リリー」は重要参考人として街に捕らわれてしまうのであった…。  二クスは気づいた、誰にだって乗り越えられない壁があるということを…。 ■デューディナルクエスト 第四話 故郷を思いながら (GMささがせ)  冒険者宿:雪待つ白花亭  この時のPTメンバー:二クス(俺)/アスター(酒豪)/ヴィザール(鎧)/サリア(バカ)/ピーター(ウサギ)/