タグ： Regina

父と母、妹の4人家族で暮らしていた。妹を溺愛し、妹も零を慕っており仲の良い兄妹であった。しかしある日妹と2人で出掛けた際交通事故に巻き込まれる。零は咄嗟に妹を庇い、意識不明の重体になる。すぐでも心臓移植を行わなければ間違いなく死ぬ状態だった。妹はかろうじて意識があったが脳に損傷を受けた他、かなりの大怪我を負っていた。その中で妹が発したのは「お兄ちゃんを助けて」。その言葉を最後に、植物状態になる。両親同意のもと妹の心臓が零に移植される。数日後目を覚ました零は、大切な妹を守れなかったこと、妹の命と引き換えに自分が助かったことを知り、失意のどん底に叩き落とされる。その後生きる希望などなかった彼を癒すため、両親が魚来島へと彼を連れて行く。魚来島を何のあてもなく彷徨っていた零だったが、偶然発見した本(くびりまでうり)に妹を生き返らせることができる可能性を見出してしまう。三年後、魚来島の所有権を親族から受け継ぐ。そして『くびりまでうり』と『灰色の粘着質』を手に入れ、ショゴストゥシャとなり願いを叶えるためにイゴーロナクの召喚を目論んだ。 妹の写真が入ったロケットペンダントを身につけている。ペンダントには宝石(朝露石)が付いている。 手袋は交通事故で負った傷を隠すためではなく、灰色の粘着質成分を隠すためみにつけている。 2017/03/23 砂糖菓子七つにて、黒幕。バッドエンドで終わる。 魚来島にて6名を殺害。そして7人目として自身も喉元に包丁を突き立て(朙の心臓を傷つけないためか)死亡。召喚されたイゴローナクは願いを聞き入れ、7人の命と引き換えに、妹である柊祇朙を生き返らせることに成功。零にとって、これは救いである。

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