タイトル:やったぜ。 キャラクター名:『双血影』 種族:レネビ(人型) 年齢:100から先は数えてない 性別:女 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長:150くらいでふわふわしてるから変動する 体重:ひみつ ワークス  :レネゲイドビーイングC カヴァー  :UGN支部長 シンドローム:ウロボロス、ノイマン、ブラム=ストーカー ■ライフパス■ 覚醒:死 衝動:妄想 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 1r 〈回避〉:SL / 判定 1r 〈運転〉:SL / 判定 1r 【感覚】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 1r 〈知覚〉:SL1 / 判定 1r+1 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:6 (シンドローム:2,3 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL11 / 判定 6r+11 〈意志〉:SL1 / 判定 6r+1 〈知識〉:SL / 判定 6r 【社会】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL1 / 判定 1r+1 〈調達〉:SL / 判定 1r 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 UGN 【HP】    28 【侵蝕基本値】 46% 【行動値】   8 【戦闘移動】  13m ■エフェクト■ 《スキル名》      /SL /タイミング /判定/対象   /射程/コスト/効果など 《ワーディング》    /★$/オート$   /自動/シーン  /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》     /1$ /気絶時$   /自動/自身   /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《従者の行進》     /1 /セットアップ/自動/自身   /至近/5   /セットアップで赤色の従者使用 《アドヴァイス》    /1 /メジャー  /自動/単体   /視界/4   /C-1 メジャーダイス+LV個 《弱点看破》      /2 /メジャー  /自動/単体   /視界/3   /攻撃力+LVx3 《混色の氾濫》     /2 /メジャー  /  /範囲(選択)/  /2   /原初エフェクトと組み合わせて範囲化 《赤色の従者》     /1 /メジャー  /自動/自身   /至近/5   /従者作成 HP20+LVx5 《コンセ:ウロボロス》 /2 /メジャー  /対決/     /  /2   /コンセ 《護り手の主》     /1 /オート   /自動/単体   /視界/4   /従者のダメージを肩代わり シナ1 《赤河の従僕》     /2 /常時    /自動/自身   /至近/   /従者のステアップ 《原初の白:悪魔の影》 /1 /メジャー  /対決/単体   /視界/7   /次の攻撃に対してリアクション不可 《原初の虚:死神の瞳》 /1 /メジャー  /対決/単体   /視界/5   /次に受けるダメージ+LV+2D 《原初の赤:導きの華》 /2 /メジャー  /自動/単体   /視界/5   /達成値+LVx2 《メモリー:『彼』》  /1 /      /  /     /  /   / 《ヒューマンズネイバー》/1 /常時    /自動/自身   /至近/   /衝動判定のダイス+LVD 《オリジン:ヒューマン》/1 /マイナー  /自動/自身   /至近/2   /シーン中判定の達成値+LV 《メモリー》      /1 /      /  /     /  /   / ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   8    pt ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考          0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     0 pt 【常備化ポイント】 2 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象         好意 悪意 備考 Dロイス:黄昏の支配者 テレーズ・ブルム   感服 脅威 「若いのによくやるわね〜」てな感じで思ってる ■その他■ メモ: ーーあらかじめ言っておこう。私はヒトであると。 私の中にいる『彼』は常に私を食い破ろうとする。 しかし、私はその衝動に負けてはいけない。 私はヒトでありたい。 そうでなければ。 私は『彼』に顔向けできないから。 私は私を許せないから。 昔々遥か昔。 私には双子の兄がいた。『彼』とは何をするにも一緒にいて離れることなんてほとんどなかった。『彼』はとても頭が良かった。お母さんとお父さんによると『彼』は頭が良くなる特殊な異能を持っているらしい。けれど私は『力』に目覚めなかった。だから私はいらない子。 だから私は捨てられたのだ。両親に見捨てられ、頼りになるものは何もなく、ただ、放り出された。生きるすべもなく、ただ死にゆくのみ。その結果は明白で私はすぐに衰弱し、意識を失った。 けれど。 私は目覚めた。 側にいたのは、『彼』で『彼』は心配そうな顔で私を見つめる。 ーーだいじょうぶだったかい? 優しい声で語りかけてくれる。『彼』はそのようなヒトなのだ。誰にでも優しく、常に心に余裕があって、誰よりもヒトらしい。 それが、どうしようもなく、キライだった。 その時もそうだった。『力』に目覚めなかった私への怒り、『彼』のその態度、私の中にあった不平不満を全て『彼』にぶつけた。けれど『彼』はその全てを受け入れて優しく宥めてくれる。 ーーその態度が気にくわない。 そんなことを思えども口に出すことはなく、届くこともない。 ーー今思えばわかっていたのかも知れないけれど。 それから『彼』は私に話をしてくれた。自分の持つ力のこと。これによって世の中をどういう風に変えていくのか。そして。 ーー自らに巣食う恐ろしい衝動のこと。 あれに手を伸ばしてはならない。あれの手をとってはならない。そうしてしまったら最期 ーー二度と正気を取り戻すことはない、と。 その時の私はその話をまともに聞いていなかった。私には『力』の代償を大袈裟に言っているようにしか見えなかったからだ。だから、私は『彼』を引き止める楔となりえなかったのだ。 ーーそれが起こったのは突然のことだった。野盗。それらは私たちの眼の前に立ちはだかった。『彼』は私を守るように前に立った。そして、ーーもはや忘れてしまったが、名を名乗る。それは当時にしてはまあまあ大きな家だったはずだ。しかし、浅学な野盗共には一切わからず、奴らは構わずにその手に持つ武器で私たちを攻撃する。 ーー私は知っていた。この程度の相手、『彼』なら一瞬でねじ伏せられることを。しかし、『彼』は動かない。 だから、私は、言ってしまったのだ。 「どうして、どうして『力』を使わないの?それを使えば、その『力』に身を任せればそんな奴らすぐに倒せるのに」と。 その一瞬、『彼』がこちらを向いた。しかし、その眼はいつものような優しさに満ちたものではなく。 ーーまるで、なにか恐ろしいものを見るように、まるで、怯えているように。 ただ、此方を見た。 次の瞬間、野盗はいなくなっていた。 ーーいや、正確には。 野盗は、身体中の関節を外され、身動きも取れないまま、苦痛に顔を歪めながら絶命していた。そして、それをやったのは、誰でもない『彼』だ。 ーーその『力』が、欲しい。私はその『力』が欲しい! その衝動が膨れ上がり、暴走する。それと同時に『彼』が私に向かって訴えるように言う。 「どうして、どうして僕を救ってくれないんだ。僕はこんなにも苦しんでいるのに。こんな『力』なんて欲しくなかった。僕はただ、普通で居たかっただけなのに。どうして、僕はこんなにも苦しまなきゃならないんだ。僕を、僕を救ってくれよ!」 それは今まで一度として聞いたことのない『彼』の怒声。それはどこまでも利己的でどこまでも衝動に満ちたものだった。 そのとき、私の中の全てのピースがはまったように、『彼』を理解した。それはもう手遅れで、もう救いようがない、ということもまた同時に。 ーーヒトでありたいからヒトの真似をする。ヒトのままでありたいからヒトと共にいる。至極当然のことじゃないか。だから『彼』はあそこまでにヒトであることに固執したのだ。 じきに『彼』は己の抑えが効かなくなり、私を襲うだろう。そして『彼』は未だヒトであろうとするために私を心配する。逃がそうとする。 ーーいいんだよ。全部1人で背負わなくて。 救いとなれなかった私だけれど、せめて最後は。 ーーこの手でヒトであったまま葬ってあげよう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーー私の全てがごちゃ混ぜになる。全てが混合され均等に。 私は気づけば草原で目を覚ます。 記憶はある。そして、 ーー『力』もある。衝動もまたその中に。 確実に私の中で『彼』は生きている。 ならば、私は彼の意思を引き継ぎ。 誰よりもヒトらしく生きてみせよう。例え何千、何万の時を過ごそうとも。 誰よりも、何よりもヒトらしくあろうと。そう心の奥底で誓うのだ。 ーーヒトらしくあるために色々な仕事を経験するのもありだよね! url: https://charasheet.vampire-blood.net/1162085