タイトル:アズリア キャラクター名:アズリア・ル・ケラスス・ヴェネフィクス 種族:ルーンフォーク [特徴:暗視、HP変換] 生まれ:魔法使い ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:8 性別:女 髪の色:金  / 瞳の色:緑  / 肌の色:普通 身長:156 体重: 経歴1:血縁者と死別している 経歴2:体に傷跡がある 経歴3:育ての親に拾われた 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    7      9     10    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F  10   5   8  11  11   5 成長                   →計:0 修正 =合計= 17  12  17  20  21  15 ボーナス  2   2   2   3   3   2    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   5   4  26  24 特技         0   0 修正 =合計=  5   4  26  24 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:2 Lv ソーサラー 1 Lv  / コンジャラー 2 Lv セージ   1 Lv  /         Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名 : 効果                             : 前提 [p223]魔法誘導 : 射撃魔法で誤射しない、完全に隠れ切れてない対象に射撃魔法可能 :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   4   0  12  36 修正 特技        0 =合計=  4   0  12m  36m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名: 効果: 前提 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 110   2H   1   1   1  11  12   0 [スタッフB] *メイジスタッフ / (235p) =価格合計= 110 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :             ソフトレザー(デザイナーズ) / 盾 :              / 修正: = 合計 =    0   0    0 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称    / 効果 頭 :   ハンギング / 耳 :         / 顔 :         / 首 :   マフラー  / 背中:         / 右手:         / 左手:         / 腰 :         / 足 :   おしゃれ靴 / 他 :         / =合計=0 G ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 G =装備合計=     110 G = 価格総計 =    110 G 所持金    1390G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 3 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 真語魔法 1       4 操霊魔法 2       5 深智魔法 1  -     5 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - ○ / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語○ ○ / 魔神語       - - 魔法文明語 ○ ○ / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、魔動機文明語 技能習得言語:魔法文明語、1個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称 所持名誉点:  0 点 合計名誉点:  0 点 ■その他■ 経験点:0点 (使用経験点:3500点、獲得経験点:500点) セッション回数:0回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1-       500点(   / 500 / 回)  初期レギュレーション 2-        0点(   /   / 回) 3-        0点(   /   / 回) メモ: ハウスキーパー:4 バトラー:3 ノーブル:2 【ぷろろーぐ】(くっそ長いんで下のほうに要約があるよ!) --------------------------------------------------------                          【顛末書】                     [極秘] このたび、ヴェネフィクス家強制立ち入り調査における[星霜の書]収奪失敗の件につきまして、ご報告させていただきます。 ○星霜の書収奪失敗の原因  雇った傭兵達の練度、職業意識が共に不足しており、また当担当者の指示能力も実務レベルに達していなかった事により  金品等の強盗や暴行行為を優先し、[星霜の書]を発見できず、結果的に屋敷を焼失させてしまいました。 ○今後の対応  傭兵はすべて処理済みです。また当担当者は再教育を行い、以後このようなことがないよう徹底いたします。  今現在焼け跡を全力で捜査中ですが、[星霜の書]は発見できておりません。  なお、ヴェネフィクス家当主の焼死体は確認しておりますが、娘であるアズリア嬢の死体が確認できていないため、  逃げ延びた可能性を考え追手を手配する予定です。 -------------------------------------------------------- ルーンフォークである私に血縁……「家族」というものが有るならば、やはり同じジェネレータから生まれた集落の者たちを言うのだろうか? 私にとってはほとんど記憶のない彼等より、私を育ててくれたヴェネフィクス家の人たちのほうが「家族」だと思える。 ……どちらにせよもう私には関係ない話だ。どちらの「家族」も既にこの世にはいないのだから…… そして私も……すぐにこの世から消え去るのだ。 地図にすら乗っていない小さなルーンフォークの集落、そこで私は生まれた。 そしてすぐ、その集落は略奪者の襲撃を受けることになる。人々は捕えられ、殺され…… 誰にも知られぬ集落は誰にも知られぬまま廃墟となった。 何もわからぬまま私は逃げ……走って、倒れ、略奪者に襲われる直前に気を失った。 次に気づいた時、私は見たこともないような豪奢なベッドの上にいた。 直感的にここは天国なのかと思った。ルーンフォークには天国に行くべき魂などありはしないのに。 周囲を視線だけで見渡し、そして小さな人影の存在に気付く。 傍らで私を覗きこむとび色の二つの瞳……それがお嬢様――アズリア・ル・ケラスス・ヴェネフィクスとの出会いだった。 魔術師の大家であるというヴェネフィクス家に救われた私は、そのままメイドとして仕える事になった。 旦那様は私を娘のように、お嬢様は私を妹のように(私のほうが背が高いのに!)可愛がってくれたが、 ルーンフォークとしての矜持がそれを許さなかったのだ。 メイドとして主に仕え、様々な事を学ぶ毎日……間違いなく私の人生の中で最も幸せだった時間だろう。 終わりは唐突にやってきた。 新月の夜、殺意を隠そうともしない黒づくめの集団。 彼らは突然現れ、私たちにその刃を向けた。 ​ 剣戟に怒号、呪文に悲鳴。破砕音に断末魔。 この世の悪意を煮詰めたかのような轟音が響く。 だがそれはほんの一刻。 ほどなく静寂が訪れる。 ヴィネフィクス家は魔術師の家系である。その得意とするところは深知魔法。 当然真言、操霊術にも長じている。 衛兵のほかゴーレムも多数配置されているこの屋敷は人の数は少なくとも高い防衛力を誇るのだ。 静かになったのを確認し、私は主人の無事を確認するため立てこもっていた部屋から出る。 ほどなく書斎にて旦那様は見つかった。 ゴーレムと並び立つ旦那様の周りには血の池ができ、 戦闘の激しさを物語る。 私が声をかけ近づくと旦那様はこちらを振り向き ――血を吐いてその場に倒れた。 必死に介抱するが旦那様の吐血は止まらない。 頭が真っ白になり、手が震える。 旦那様はそんな私に一冊の本を手渡し ――ヤツらの指示か……◯◯◯、この本と、娘を頼む。ヤツらには決して渡さない―― そう言い残し、血の池へと沈んだ。 思考が止まったのは数瞬か、数秒、それとも数分か。 旦那様の言葉を理解した瞬間、私は弾かれたように走り出した。 真っ赤に染まった廊下は静寂に包まれている。あまりにも静かすぎる。 ――否、微かにパチパチと爆ぜる音が聞こえる。襲撃失敗を悟った彼等が屋敷に火をつけたのか―― 必死に走りお嬢様の寝室の扉を体当たりする勢いで開ける。 寝室の中央、彼女はそこにいた。豪奢なベッドの上に、まるで絵画のように。胸から短剣を生やし、時が止まったかのように。 どうしてこうなったのだろうか?わからない。 なぜ私だけ生き残ったのか?わからない。 どうして彼らが死ななければならなかったの?ぜんぜんわからない。 神に答えを願ったところで私には神の声は聞こえない。祈る神すらいない。 けれど、この答えを知っているのは神じゃない、人だ。 この惨劇を指示した人間がいる。ヤツらを追い詰め、後悔させてやる。 それがきっと、私が生き残った理由。 ――いや、生き残ったのは私じゃない。ヤツらの狙いがこの本と、お嬢様ならば―― 着慣れたメイド服を脱ぎ捨てる。 そしてお嬢様にそのメイド服を着せていく。 ――いつしか屋敷内には煙が立ち込めていた。この部屋まで火の手があがるのも時間の問題だろう。 ふと指が止まる。 お嬢様には左肩から胸元にかけて、大きな傷跡がある。 私が拾われたあの日、私を庇ったためにつけられた傷だ。 お嬢様はこの傷を隠そうとはしなかった。この傷も含めて自分なのだと。 お嬢様、否「私」の命を奪った短剣、それを右手に握る。そして左肩から胸元に一気に引く。 凄まじい灼熱感。けれど不思議と痛みは感じなかった。 シーツを引き裂き包帯にして無理やり止血する。 そして着替えを済ませる。 ベッドに横たわるメイド服姿の「私」。 そして冒険衣装に身を包んだアズリア・ル・ケラスス・ヴェネフィクス。 私は――アタシは――父上の仇を取り、ヴェネフィクス家を再建させる。 この本に誓って――窓から宵闇へと飛び出した。 ●要約 ・生まれてすぐ集落が全滅 ・魔術師の名家「ヴェネフィクス」家に拾われる ・メイドとして住み込みで働く(魔法も教えてもらう) ・数年後屋敷に襲撃 ・死にかけの旦那様から本[星霜の書]を託される→旦那様死亡 ・お嬢様死亡。仇を取ることを決意 ・お嬢様のフリをするため服を交換して同じところに傷をつける ・燃え盛る屋敷から脱出 ・さまよってたら変なとこにたどり着いた ←いまここ 【きゃらくたー】 襲撃犯をおびき出すためにお嬢様のフリをして託された本を持ち歩く元メイドのルーンフォーク。 しかしもはや精神的にもイッてるんで自分とお嬢様の境界が曖昧。自分の本名は記憶から消した。 お嬢様と外見はわりと似ていた(髪の色は同じ金 目の色は違う 身長は彼女のほうが少し高い) 多少口うるさいところがあるが優しい性格(お嬢様の性格です) タブーに振れなければ良好な関係が築けるだろう。 【あいてむ】 星霜の書:すごい書物のようだが彼女には開くことすらできない。彼女はドヴァーキンでもなければヴェネフィクスの血縁者でもないのだ。