タイトル:ククル=ミオ=ウィスタリア キャラクター名:ククル=ミオ=ウィスタリア 種族:ラミア [特徴:暗視/ラミアの身体/吸血/変化/弱点(土+3)] 生まれ:魔術師 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:46 性別:女性 髪の色:藤色 / 瞳の色:紫紺 / 肌の色:透ける白、青紫の鱗 身長:362(人間時164) 体重:260(人間時54) 経歴1:3-51 物心ついた時には独りだった 経歴2:2-55 過去に仕えた主がいる 経歴3:3-12 敵対する者がいる 穢れ度:2 ■能力値■      技     体     心 基礎    8      8     15    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   2   8   1   4  10  10 成長      1         3   2 →計:6 修正 =合計= 10  17   9  12  28  27 ボーナス  1   2   1   2   4   4    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   6   8  24  48 特技         0   0 修正 =合計=  6   8  24  48 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:4 Lv ソーサラー 4 Lv  / コンジャラー 3 Lv セージ   1 Lv  /         Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名   : 効果                             : 前提 [p223] 魔法誘導  : 射撃魔法で誤射しない、完全に隠れ切れてない対象に射撃魔法可能 : [pIB39]魔法拡大/数 : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別           : [p]        :                               :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   5   0  17  51 修正 特技        0 =合計=  5   0  17m  51m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名: 効果: 前提 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) =価格合計= 0 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :        3   150 ソフトレザー / 盾 :              / 修正: = 合計 =    0   3   150 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称         / 効果 頭 :              / 耳 :              / 顔 :              / 首 :              / 背中:              / 右手:100  魔法の発動体(腕輪) / 左手:              / 腰 :              / 足 :              / 他 :              / =合計=100 G ■所持品■ 名称      単価 個数 価格 備考 魔晶石(3点) 300  1   300            1   0            1   0            1   0 =所持品合計=    300 G =装備合計=     250 G = 価格総計 =    550 G 所持金    1250G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 4 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 真語魔法 4       8 操霊魔法 3       7 深智魔法 3  -     8 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     ○ ○ 神紀文明語 - ○ / 汎用蛮族語     ○ ○ 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 ○ ○ / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、ドレイク語、汎用蛮族語 技能習得言語:魔法文明語、1個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称 所持名誉点: 10 点 合計名誉点: 10 点 ■その他■ 経験点:460点 (使用経験点:9000点、獲得経験点:6460点) セッション回数:6回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 知力    3000点(   /3000 / 回) 2- 知力    3460点(   /3460 / 回) 3- 知力     0点(   /   / 回) 4- 敏捷度    0点(   /   / 回) 5- 精神力    0点(   /   / 回) 6- 精神力    0点(   /   / 回) メモ: 【一般技能】 ・教師:Lv3   彼女は、今まで名家の令嬢の教育係としてその辣腕を振るってきた。彼女の授業は的確に要点をまとめた非常に効率的なものだが、   授業速度の速さや完璧主義の性格のため、才能のないものが彼女の授業についていくことは難しいだろう。 ・貴族:Lv1   彼女は正確には貴族ではないが、ドレイクの教育係を務めるにあたり、下級貴族相当の権限とその証たる「ミオ」の名を得ている。   完璧主義者の彼女は、まるで「生まれる前から身につけていた」とでも言わんばかりに、貴族の立ち振舞いを完璧にこなすだろう。 ・通訳:Lv3   彼女の授業は言語学だ。蛮族の共用語はもちろんのこと、雇い主たるドレイク語の他にも神期文明語から魔法文明語、果ては   人族の交易共用語までも教えることができる。もちろん、その語学力は通訳としても活躍することだろう。 ・学者:Lv3   彼女は教師であると同時に、言語の極地を極めんとする学者でもある。その貪欲な知的好奇心は、幾つかの対象に向けて発揮される。   ひとつはもちろん語学、ひとつは人族、ひとつは子供。彼女は基本的に他人を信用しないが、子供は純真さの象徴と捉えている。 「『血路拓きて活路と成す可(べし)』というのが、わたくしの信条にございます。  例えお嬢様の歩まれる道が血と臓物の赤絨毯だったとしても、  最期の時まで貴女様の導たらんことを、お父上様より賜った『ミオ』の名に誓いましょう。  ……この身、どうぞご随意にお使いくださいませ。」  仕えていた主を討った人間を憎みつつも、心の何処かで人との共存を望む心を捨てきれないお姉さんです。  一見冷酷に見える性格の中も、他人を愛する心や信頼する心が確固たるものとして残っています。  (その心は主の娘であるカティアに出会ったときなどに顕著に現れます。) 【物語】 彼女の歩んだ人生は、おおよそ平坦とは言い難いものであった。 彼女が物心ついた頃、母親は彼女を残して亡くなった。流行病によるものだった。 唯一いた姉は行方知れずになり、父親は顔すら見たことがない。 彼女は齢10にも満たないまま、力が支配する蛮族の世界へと放り出されることになったのである。 この世界で生き残るには「力」が要る。 しかし彼女は成熟すらしていない非力なラミア、そんな彼女の持ち得る暴力の程度など高が知れている。 そこで、彼女は蛮族でありながら「知」をもって生き残ることを選んだ。 侮辱と罵倒から言葉を学んだ。 恐怖と死体から生命を学んだ。 暴力と悪行から世界を学んだ。 半腐れの死体の血をすすり、他人を蹴落とし、それでも生にすがった。 そうして彼女が理解したことは 「この世界は暴力によって成り立っており、それを構成しているのは脳味噌の煮えた腐れ外道共である」 「しかしながら、知識と知恵を持っていればその腐れ外道共の中を生き抜くことはそう難しいことではない」 ということである。 そんな世界を強いる支配階級を憎み、彼女の知識への欲求はさらに肥大化した。 ときに、彼女は人族の支配する領域にすら足を踏み入れ、知識を求めた。 本を買い、酒場に入り、時にはその色香でもって。 人族の支配領域は「彼女の世界」とは違った。 人々は笑い合いながら盃を交わし、通りの喧騒は朗らかな活気に満ちていた。 やがて自らにも親しい人間ができたとき、彼女は自身の懐かしい感情に気づいた。 それは紛れもない「好意」であった。幼き日に失った母への愛情、憧憬、信頼。 それには及ばないまでも、ささやかな温かな感情が自らの内に存在していた。 彼女は「彼女の世界」に修正を加えた。 「蛮族の世界は暴力と腐れ外道によって成り立っているが、その領域外であればその限りではない」 「知識と知恵はどんな場所にあっても役に立つ」 そうしたある日、彼女は一人の蛮族と出会った。 彼の名前はヴァレリー、ミストキャッスルにおいて絶大な権力を誇るドレイクバロンである。 彼女は口先で資産を巻き上げ、あわよくば彼を殺し、その地位を簒奪する心づもりだった。 綿密に立てた計画を実行に移したこの日、彼女は確実に成功するという自信があった。 蛮族は、他人を思いやる感情を知らない。 彼女が身に着けた知恵、それによる誘惑に抗った蛮族など、過去に一人も存在しなかったからだ。 しかし、彼には彼女が培ってきたあらゆるものが通じなかった。 嘘も。 欺瞞も。 色香でさえ。 そこで彼女は理解した。 彼の中にも優しさという感情があることを。 彼もまた「知る側」であることを。 彼女は、彼へ仕えることを乞うた。 彼女は嬉しかった。優しさを知る蛮族が自分以外にもいたことが。 そしてそれが、自らが嫌う支配階級の同胞であったことが。 この男なら、この世界を少しは人族のそれに近づけることができるかもしれない。 蛮族全てを見下した彼女が、唯一「生涯この身を捧げたい」と感じ得る存在であった。 彼は彼女に「ミオ」の名と、自身の娘であるカティアの教育係としての任を与えた。 彼女はカティアに愛を持って接した。ヴァレリーがカティアにそうするように。 今までと違う、穏やかな時間が流れた。 彼女は「彼女の世界」に修正を加えた。 「蛮族の世界は概ね暴力と腐れ外道によって成り立っているが、例外は存在する」 「その例外を生み出すものこそ、知識と知恵である」 しかし、平穏な生活は突如として終わりを告げる。人族のミストキャッスル攻略である。 なんとか逃げ延び、息も絶え絶えに隠れ家へと辿り着いた彼女は、小間使いのコボルドから 主人が討ち取られたこと、カティアが連れ去られたことを聞かされる。 それを聞いた彼女は、傷が癒えるのも待たずに隠れ家を発った。 カティアの身内と呼べるものは全て死に絶えた。 カティアはこの上ない孤独の中で涙を流していることだろう。 なら、今彼女を救うことのできる者は誰か?支えることができるのは? 彼女が選択を躊躇うことはない。 自らの生きる道を定めた、あの時のように。 【その他の設定】 ・奴隷の購入  彼女は出来うる限り奴隷市場で人族の少女(重要)を買い、自らの世話係として働かせるようになった。  もちろん自分好みの血液の安定供給という目的もあったが、少女たちの待遇は良く血を吸われる役も名誉な位置づけと認知された。  人族贔屓だと揶揄されたりしたこともあったかもしれない。  子どもたちには自らが蛮族の異端分子となるに至った知識と知恵や、どこに仕えても恥ずかしくない礼儀作法などを教え、  ある程度の年齢になると旅支度とともに人族の領域へ開放した。人族の領域で目にした孤児院を真似たもの。 ・男性嫌い  顔も知らない父親、暴力を振るう蛮族男性。彼女は幼き日々の経験により、心的外傷とも言える嫌悪を男性に抱いている。  ヴァレリー程の気高さや優しさを見せることができれば、あるいは信頼を得ることくらいはできるかもしれない。 ・隠れた激情  彼女は自分の本心を心のなかに押し留める術を会得している。自分が死にかけたとしても、叫び声を上げることはないだろう。  しかし自らの主を侮辱されたならば、彼女の髪はざわめき、蛮族としての凶暴性を遺憾なく発揮する。 【名前など】 ククル=ミオ=ウィスタリア  ・ククル:マヤ神話の蛇の神、ククルカンより部分拝借。  ・ミオ :蛇の毒素のひとつ「ミオトキシン」より。筋肉毒と呼ばれる毒で、筋肉細胞のDNAをじゃんじゃか破壊する。相手は死ぬ。       ここでは特権階級の証たるミドルネームとして使用されているという設定。  ・ウィスタリア:青みの強い紫色。藤色。