タイトル:AIBOと子犬 キャラクター名:ビクター 種族: 享年:10 髪の色:銀  / 瞳の色:茶  / 肌の色:白 身長:123cm 体重:30kg ポジション:アリス クラス: ステーシー / レクイエム 初期配置:煉獄 行動値:11 ■パーソナルデータ■ 暗示:幸福 [記憶のカケラ]        内容 愛犬(ビクター)       人ではないけれど、あなたにとってとても大切な家族。その子の鳴き声、息遣い、舌、毛皮の感触。それに名前も。どれもこれもまだ、心の中に、手の中に、残っている。 神様(ビクター)       祈りを捧げる存在がいた。それは「神」と呼ばれていた。祈ることで幸せになれると信じていた。今のあなたは幸せだろうか。幸せじゃないなら、祈りが足りなかったのかもしれない。 赤い花(ビクター)      あなたは、この場所に既視感を覚える。「もうすぐ……もうすぐ完成するの。そうしたら、此処はアンデットの脅威に晒されなくなる。神様に祈らなくても、この場所を守ってくれる。また、昔みたいにビクターと笑って暮らせるの」貴方に笑いかける女性。水槽の中には赤い小さな花が花開こうとしていた。貴方と、その女性の……否、此処の研究員全ての悲願であるその小さな花。それは今、どうなったのだろう? 二人ぼっちの家族(ビクター) 「ビクター、起きて。朝だよ?」優しく貴方を撫でる温かい手。聞きなれたその声の主は確か、貴方の姉のものだ。貴方と、貴方の姉——トーアは、いつも一緒にいた。このシェルターに来た時も、研究所に入る事になった時も、あの花を作り出した時も、貴方達は常に共にいたのだ。「ずっと一緒だよ」お互い笑いあい、かけあった言葉。だけど、今貴方の隣にはトーアの姿はない。彼女はどこへいってしまったのだろうか。 機械仕掛けの介護犬(ニッパー)不鮮明な映像が、機械によって形作られた思考にフラッシュバックする。「トーア、これは?」「ビクターの脚の代わりに、少しでも生活するのが楽になればと思って」貴方を見る、二人の少女。「来てほしい時はカモン、電源を切りたければシットっていえばいい。他にも色々機能があるの」「これ、トーアがつくったの?」「まさか。私だけじゃないわ。皆が手伝ってくれたの……ほら、ニッパー。ビクターに挨拶をしてみて」その時から、自分はニッパーとして起動したのだ。 ドロシー(ビクター)     夢物語のような物語を、いつも二人で並んで読んでいた。ボロボロになるまで何度も何度も読んだ本。大人になった貴方達は、いつしか並んで同じ本を読む事は減っていった。「ドロシー……ドロシーにしようよ、この花の名前……みんなが笑顔になれるように」小さな頃に読んだ絵本の主人公。オズの国を訪れ、結果的に人々を救った少女の名前。このシェルターを救ってくれる、希望の名前。覚えていたんだ、と貴方は笑う。忘れる訳ない、と彼女は笑う。貴方達はいつも一緒だったのだから。貴方達は、いつも側にいたのだから。そう、あの時も…… プレゼント(ビクター)    生前、貴方が誕生日にプレゼントした赤いリボン。 トーアはそれをいつも身に付けていた。 アンデット化して、花に記憶を蝕まれ、低年齢のクローンアンデットの肉体へと移されても、それを見て貴方は彼女が大切な人だという事がわかった。 わかって、いた筈だった。 何度目の目覚めからだろうか。 自分の現状も、研究内容も、友人達の事も、姉の事さえもわからなくなってしまったのは。 「大丈夫。ビクターは何も悪くないよ。約束したもんね、ずっと一緒だって。大丈夫……きっともうすぐ、私も貴方と同じになれるから」 優しく頭を撫でる手に、向けられる優しい言葉に、殆ど何も思い出せなくなってしまったけれど、何故か胸を締め付けられた事は覚えている。 最期の景色(ビクター)   門が破られた知らせを受け貴方は姉と共に北の住民を避難させていた。 その時だ、轟音と共に近くの建物が崩れ落ちたのは。 不幸にも貴方とトーアは、崩壊に巻き込まれたのだ。 朦朧とする意識の中、温かいものが手に触れた貴方はそれを掴む。 霞む視界には、トーアの姿があった。 「ずっと、一緒だよ」 それは、どちらの発した言葉だっただろうか。 貴方は最期の時まで、その手を握り続けた。 最強の妹(トーア)      妹が倒れ、世界が崩壊し続けても、貴方はずっと彼女の手を握り続けた。 そばには、動かなくなった機械仕掛けの友人。 その上半身は妹に寄り添い、その下半身は瓦礫に阻まれもがれている。 友人を尻目に、貴方は罪の意識か、妹の手を握りしめたまま、動くことが出来ない。 「ほら、もう、行きなよ」 見えない目を開いて、妹は姉へ微笑みかける。 「わたしは、大丈夫だよ。だって、最強の妹だもん」 「わたしは、もう、一人じゃないから」 寄り添う友人が残された電力で"Go ahead"と吠えた。 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 ■■□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) アンダンテ への 期待 ■■■■ 希望転結(狂気点を追加して振り直すごとに出目に-1の修正。これは累積する) リモ    への 友情 ■■■■ 共鳴依存(セッション終了時、対象の方が損傷しているパーツの数が多い場合、対象の損傷数と同じになるようパーツを選び損傷させなければならない) レナード  への 信頼 ■■■■ 疑心暗鬼(あなた以外の全ての姉妹の最大行動値に-1) ドロシー  への 友情 ■■□□ 共鳴依存(セッション終了時、対象の方が損傷しているパーツの数が多い場合、対象の損傷数と同じになるようパーツを選び損傷させなければならない) ニッパー  への 友情 ■■■■ 共鳴依存(セッション終了時、対象の方が損傷しているパーツの数が多い場合、対象の損傷数と同じになるようパーツを選び損傷させなければならない) ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   1   1   0 サブクラス   2   0   0 ボーナス 寵愛          4 =合計=   3   2   4 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名       : タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  癒し            : オート   : 0   : 効果: 他の姉妹からの、あなたに対する会話判定は全て出目+1される [メインクラス] 肉の盾           : ダメージ  : 0   : 0‐1: 対象が受けたダメージを、代わりに自身が受ける。1ターンに何度でも使用可。 [メインクラス] 平気            : オート   : 0   : 自身: バトルパートにおいて、パーツを損傷しても、ターン終了時までそのマニューバは使用できる。 [サブクラス]  死の手           : ラピッド  : 0   : 自身: 任意の攻撃マニューバ1つを「ラピッド」で使用してよい。 [頭]      のうみそ          : オート   : 0   : 自身: 最大行動2 [頭]      めだま           : オート   : 0   : 自身: 最大行動1 [頭]      あご            : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      けもみみ          : オート   : 0   : 自身: 最大行動値+1、このパーツを行動判定で使用した際、大失敗してもこのパーツは損傷しない [腕]      こぶし           : オート   : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで            : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた            : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      自律支援犬型ロボ:ニッパー : アクション : 3   : 0  : [芝刈り機] 白兵攻撃3+連撃2 [腕]      強固な外殻         : ダメージ  : 0   : 自身: [合金トランク] 防御+1「爆発」無効化。 [腕]      チェーンバイト       : アクション : 3   : 0  : [チェーンソー] 白兵攻撃2+切断 [胴]      せぼね           : アクション : 1   : 自身: 同ターン内の次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた          : オート   : 0   : 0  : [胴]      はらわた          : オート   : 0   : 0  : [脚]      ほね            : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね            : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      しっぽ           : オート   : 0   : 自身: 最大行動1 [胴]      十字架           : オート   :    :   : タカラモノ [ポジション]  少女            : ラピッド  : 0   : 0  : 対象の姉妹一体と対話判定を行う。 [ポジション]  負けない心         : オート   : なし  : 自身: 対話判定において、出目+1してよい。 [頭]      Wi-Fi LAN         : オート   : なし  : 自身: あなたは戦闘中の1ターンにつき1回だけ、コストの代わりに加えられる狂気点1点を無効化できる。 [頭]      荷電粒子砲         : ラピッド  : なし  : 0~2: [サイコブラスター] コストの代わりにあなたは現在行動値を1減らした上で、任意の未練に狂気点1点を加える。射撃攻撃4。 [頭]      ボイスエフェクト      : ラピッド  : 2   : 0‐2: 対象の姉妹一体と互いに対話判定を行ってよい。 [ポジション]  煉瓦道の果ての夢      : アクション : 効果  : 効果: 度のみ使用可能。コストとして任意の未練を2つ発狂させる。このターン内での貴方の攻撃にダメージを+1連撃+1を加える ■その他■ 寵愛点:67点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     12点(   / 12)     オズ卓、1話目(2点:ニッパー未練、10点:スキル「少女」追加) 1     15点(   / 15)     オズ卓、2話目(10点:スキル「負けない心」追加、4点:ニッパーへの狂気回復) 2     20点(   / 20)     オズ卓、3話目(20点:改造2点追加&アンテナ取得、1点余り) 3     20点(   / 20)     オズ卓、4話目(20点:改造2点追加、1点余り) メモ: 基本コンセプトはポケモンのガルーラ 親犬+子犬のセットで行動する。 本体はビクターで、自律支援犬型ロボ:ニッパーが相棒。 主な攻撃、防御はニッパーが担当し、指示はビクターが行う。 イメージはポケモンやデジモン。 <ビクター> 銀髪、白色の小さな女の子。 初回起動時から体調が悪く、不健康。 足を痛めており、常時ニッパーの上に座って移動している。 基本ボクっ子。 明るく、健気、少し天然だけど、前向きな良い子。 自分のことが自分で出来ないことが辛く、それをひた隠しにしている。 相棒のニッパーと仲良しで、いつか、一緒に走り回れる日を夢見ている。 犬が好き。 家族、姉妹が好き。 自分のことを好きでいてくれる人が、好きなドール。 <ニッパー> "I am Nipper." イメージはビクターの「ご主人を待つ犬と蓄音機」から。 自律型オートマトンタイプのAIBO(変更元:芝刈り機) よぶんなあたまを出来ればここに積みたかった…… ニッパーの外殻はタングステン鋼で出来ており、強固な防御力を誇る。 背中に乗る相棒を守るため、自らが盾となり矛となる、ビクターの友人。 彼女との関係は、友人。 たまに叱責し、たまに笑い合い、たまに慰め合う。 意思はあり、スピーカーから機械音声で吠えたりする。 表情は読み取れないため、仕草と声ですべてを表現する。 彼の全ては、小さな友人と、いつか見た誰かと走り回れる夢だけ。 健やかな、大きな隣人。