タイトル:千年塚 慰 キャラクター名:千年塚 慰 種族:人間 年齢:23 性別:男性 髪の色:銀 / 瞳の色:赤 / 肌の色:薄褐色 身長:145cm 体重:54kg(装備含む) ワークス  :UGNエージェントC カヴァー  : シンドローム:ブラックドッグ、ノイマン ■ライフパス■ 覚醒:感染 衝動:飢餓 ■能力値と技能■ 【肉体】:2 (シンドローム:2,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL6 / 判定 2r+6 〈回避〉:SL / 判定 2r 〈運転〉:SL / 判定 2r 【感覚】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 1r 〈知覚〉:SL / 判定 1r 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:5 (シンドローム:1,3 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 5r+1 〈意志〉:SL1 / 判定 5r+1 〈知識〉:SL2 / 判定 5r+2 異病憑き 【社会】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 1r 〈調達〉:SL1 / 判定 1r+1 〈情報〉:SL2 / 判定 1r+2 異病憑き 【HP】    29 【侵蝕基本値】 37% 【行動値】   7 【戦闘移動】  12m ■エフェクト■ 《スキル名》              /SL /タイミング/判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》            /★$/オート$  /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》             /1$ /気絶時$  /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《コンセントレイト》          /2 /メジャー /  /   /  /2  /C値-Lv 《バトルロジック(アタックプログラム)》/5 /メジャー /  /   /  /2   /命中を+Lv×2する 《コンバットシステム》         /1 /メジャー /  /   /  /3   /白兵のダイスを+Lv+1個 《ブラックマーケット》         /3 /常時   /  /   /  /   /常備化ポイント+Lv×10 《マルチウェポン》           /1 /メジャー /  /   /  /3   /二つの武器を使用して攻撃。能力を合計し、さらに命中の達成値を-5-Lv。 《コントロールソート》         /1 /メジャー /  /   /  /2   /白兵を精神で行う 《ウェポンマウント》          /2 /常時   /  /   /  /   /クリスタルシールド取得。 《虚構の刃》              /2 /メジャー /  /   /  /3   /攻撃力+Lv×3 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称        価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ 西洋剣       5   1   5r+5 4    4 フォールンアックス    1   5r+5 10   2      ダメージダイス最大三つ振り直し。浸食率+2 クリスタルシールド    0   0       12     イニシアチブで任意に切り替え可能。装備中は他の武器を装備できない =価格合計= 5 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :   5     -1      / 下着:   7            / 修正: = 合計 = 12   0   6  18 pt ■所持品■ 名称       単価 個数 価格 備考 コネ:異病憑き課 1   1   1   異病憑きの判定+2個 カジュアル       1   0   怪しまれないための普段着 ウェポンケース  1   2   2   アックス、西洋剣を指定。オートで装備可能 通信機器        1   0   名のとおり 応急手当キット  3   1   3   HP2d10回復。使い捨て。戦闘中使用不可 アクセサリ       1   0   ブレスレットなど適度に。ネックレス、ピアスなどはつけていない。 サバイバル用品     1   0   主に携帯食料や寝袋地図コンパス等。緊急事態に備えたもの。 使用人(元娼婦) 3   1   3   身請け済み。 ナイフ      1   2   2   ナイフ。投擲による射撃が可能。 =所持品合計=     11 pt =装備合計=      23 pt = 価格総計 =     34 pt 【常備化ポイント】 34 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象   好意 悪意 備考 秘密兵器       フォールンアックス取得。指定された経験点を支払うことで、追加で二つまで秘密兵器アイテムを取得可能。基本侵蝕率+5 ■その他■ メモ: 千年塚 慰 (せんねんづか なぐむ) 23歳 145cm、45kg 装備込み54kg 年齢に比して矮躯。原因不明。 特記事項 マリファナ常習者 厚生労働省異病憑き課に所属する始末屋。行き着くところまで行き着いて引き返せなくなったものの処理を担当する唯一の人員。 年齢にそぐわぬ矮躯、黒尽くめの服装、時代錯誤とも言うべき剣と盾、手斧に目立たないよう特注された軽甲冑という装備のラインナップと、過去に起きた事件により変異した耳と尾が特徴。 同課に所属する人員唯一の始末屋であり、多忙を極める。そのため効率的な休息のため、睡眠薬などを処方されている。 戦闘時の昂奮傾向が強く影響が著しい。また、日常においても発作的な昂奮を起こすことがあり、それに対する沈静としてマリファナを愛煙する。多忙故に半ば常習化しており、仕事を終えると、異病憑き課内の治療室でデトックス治療を受ける。 戦闘時は射撃形武装をほぼ用いず、剣、斧、盾を戦闘の主軸に据え、暗器や即効性弛緩毒まで、殺害を目的とした様々な物を利用する。 全身に暗器やアクセサリに偽装した武器を装備しており、飾り紐による絞殺、ブレスレットが変形してナックルダスター、長髪に隠した投剣類、 腰のベルトに様々な薬品、鋼鉄の鉄板を仕込んだブーツとそこに隠されたナイフなど、武器の隠されていない部分はないようにすら思えるほどの武装数を誇る。それらの武装により、戦闘続行時間が極めて長い。 異病憑き課配属当初は人間性に欠けており淡々としていたが、任務を繰り返し、異病憑き課の人間とのふれあううちに人間味を取り戻し、現在では少々幼い様子ながら日常生活を支障なく送る。 現在の戸籍上の保護者は“雷電王”ニコラ・テスラ。独り立ちした現在は文通程度のやりとりしかないが、わずかな私的時間を利用して会いに行くことがある。 マンションの一室を購入しており、ある任務で親しくなったため身請けした元娼婦の女性と暮らす。 詳しくは語らないが、若干の共依存傾向あり。任務に支障はないが、念のため双方軽いカウンセリングを受けている。 【注意】 【部外秘 徹底せよ。流出したものは厳罰に処す】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― とある都市伝説がある。 人口千人ほどの村の村民が全員突如発狂し、互いに互いを殺し合った末、全滅した。 直後、まるでそれを覆い隠すように土砂崩れに呑まれ、その村は地図から消えた。 纏めればそんな話。記録を読み解けばそのような事件はないし、約千人の人間が暮らす村一つを飲み干した土砂崩れの記録もない。 だからこそ都市伝説。口頭でのみ語られる偽りの伝説。 ―――それが本当に荒唐無稽であったのなら、そうだろう。 その日、既に一週間振り続けた豪雨は、それに伴って発生した土砂崩れと合わさって村と外界を遮断した。 飢えが目前に迫る村を襲ったのが、突如発生した異病のパンデミック。 犯され狂い暴走した村人は餓えに犯され、一瞬で村は互いを殺し、それを食らう地獄と成り果て、一夜で滅亡した―――。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――                                            【異病憑き課、ある都市伝説の真相 より抜粋】 【警告】 【以降、秘匿レベル EX 知られてはならぬ惨劇と狂気と悲劇と渇望の記録である。】 【故、これ以降は僅かな者のみ閲覧、記憶を許可する。それ以外の者がこれらの行為を行った場合】 【【処理】されるものとする。】 約千人がパンデミックに犯され、狂気に呑まれた村。そこに例外が一人いた。 唯一人だけ。異病に適合した少年がいた。 目の前で家族が苦しみ、そして次の瞬間狂気に染まり始めたその目を見た少年は咄嗟に飛び込み、納屋の藁山へと隠れ、息を潜めた。 外から聞こえるうめき声と狂ったような笑い声、そして何かを殴る音と、くちゃ、くちゃという湿った音から必死に目を逸らし。 どれだけ立ったか。数時間か。数日か。それとも数年か。藁山から顔を出した少年が目にしたものは。 見る影もなく血/チ/赤/アカに染まった村の家々と、 腸や脳髄を晒し、無惨にも打ち捨てられた無数の死体。 唯一つ人型をとどめていた死体は、恐らく生き残った最後の一人だろうか。 だがそれも痩せこけ、苦悶の末の狂相に染まっていた。まるで突如飢餓に襲われたかのように。 変わり果てた村を雨が打ち据える。家は中も外も血に染まり、唯一の例外が納屋だった。 雨は止まない。山は崩れ落ち、外界とのつながりは変わらず絶たれ、食料も貪り尽されたか、残っていない。 いや。そこにある。あった。あるではないか。食料とも呼べないが、食べられるものは。       雷電王と彼率いる一行に救出されるまで彼は生き延び、惨劇の末変わり果てた村に転がっていたものは白い骨だった。              それはつまり。そういうことだ。以上が本来言葉にすることも憚られる惨劇である。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/1376731