タイトル:すずらんPC2 キャラクター名:ユリ・シスリー 種族: 享年:13歳 髪の色:くすんだ金色 / 瞳の色:紫色 / 肌の色:白(生前) 身長:148cm 体重:38kg ポジション:ジャンク クラス: ロマネスク / レクイエム 初期配置:煉獄 行動値:13 ■パーソナルデータ■ 暗示:喪失 [記憶のカケラ] 内容 凌辱 謝罪 手術台    手術台に縛り付けられる少女、それが目の前で解体されていく。 泣きはらし、生気を失った彼女の瞳に映るのは白衣の少女と黒い人影。 ………よくできました。酷く不快な誉め言葉とともに、意識は現実に引き戻される。 切り傷    お裁縫に簡単な手料理、休憩時間の私はこの部屋で僅かな娯楽を楽しんでいた。 ちょっと失敗することも有ったけど、それでも確かに幸せだった アイツにこの趣味を褒められるまでは……。 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 □□□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) ラン    への 執着 ■□□□ 追尾監視(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はあなたへの未練に狂気点を得る) リン    への 独占 □□□□ 独占衝動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない)       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   0   0   2 サブクラス   2   0   0 ボーナス 寵愛       3   1 =合計=   3   3   3 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名 : タイミング : コスト : 射程: 効果 [頭]      のうみそ    : オート   : なし  : 自身: 最大行動値+2 [頭]      めだま     : オート   : なし  : 自身: 最大行動値+1 [頭]      あご      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      カンフー    : オート   : なし  : 自身: 最大行動値+1 [頭]      アドレナリン  : オート   : なし  : 自身: 最大行動値+1 [頭]      エンバーミング : ジャッジ  : 2   : 0  : 妨害2。1Tに何度使っても良い。ただし、1回の判定への重複は不可 [頭]      けもみみ    : オート   : なし  : 自身: 最大行動値+1。このパーツを行動判定で使用した際、大失敗してもこのパーツは損傷しない []              : オート   :    :   : [腕]      こぶし     : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで      : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた      : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      単分子繊維   : アクション : 2   : 0~1: 白兵攻撃1+切断+連撃1 [腕]      ガントレット  : オート   : なし  : 自身: ダメージタイミング、あなたは腕のみ『防御1』を得る。さらに、腕部にある白兵・肉弾攻撃マニューバのダメージ+1。 [腕]      バスケット   : オート   :    :   : たからもの [腕]      鍵束      : オート   :    :   : たからもの []              : オート   :    :   : [胴]      せぼね     : アクション : 1   : 自身: 同ターン内の次カウントで使うマニューバ1つのコストを-1する(最低0) [胴]      はらわた    : オート   : なし  : なし: なし [胴]      はらわた    : オート   : なし  : なし: なし [胴]      スパイク    : ダメージ  : 1   : 自身: 自身がダメージを与えた際のみ使用可。白兵・肉弾ダメージ+2 [胴]      しっぽ     : オート   : なし  : 自身: 最大行動値+1 [胴]      体操服     : オート   :    :   : たからもの。なまぐさくてぬめっとしている []              : オート   :    :   : [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし      : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 [脚]      有刺鉄線    : ダメージ  : 0   : 自身: 自身がダメージを与えた際のみ使用可。白兵・肉弾ダメージ+1 [脚]      キャンサー   : オート   : なし  : 自身: ダメージタイミング、あなたは脚のみ『防御1』を得る。さらに、バトルパートに自身の移動マニューバで移動に成功したなら、移動前か移動後のエリアの対象1体に、白兵・肉弾マニューバ1つを使用可。 [脚]      けもあし    : アクション : 2   : 自身: 移動1~2 []       ジェットノズル : ジャッジ  :    :   : 自身がダメージを与えた際のみ使用可。コストとしてあなたは任意の基本パーツを1つ損傷する。白兵・肉弾ダメージ+1(重複不可)。1ターンに何度でも使用してよい。 []              : オート   :    :   : [ポジション]  随行      : ラピッド  : 0   : 自身: ほかの姉妹が移動マニューバを使用した際のみ使用可。移動1 [メインクラス] 時計仕掛け   : オート   : なし  : 自身: このスキルを習得した際、レベル3改造パーツを追加で1つ獲得する。このパーツは強化値に縛られず、修復することも可能である→「エンバーミング」取得 [メインクラス] 調律      : ラピッド  : 0   : 0  : 対象の損傷したパーツをひとつ選ぶ。対象はターン終了までそのパーツのマニューバを使用して良い(ただし、使用済み・重複不可などは戻らない)。 [サブクラス]  集中      : ラピッド  : 2   : 自身: 以後、ターン終了まであなたの攻撃判定の出目+1 []       奈落への抗い  : オート   : なし  : 自身: バトルパートで「奈落」にいる際、全てのアクションマニューバのコストが-1される []       死神      : オート   : なし  : 自身: 白兵攻撃マニューバの攻撃判定において、出目+1してもよい []       失敗作     : オート   : なし  : 自身: 攻撃判定、切断判定の出目は全て+1される。ただし、バトルパートでの毎ターン終了時および戦闘終了時、あなたは任意のパーツをひとつ損傷する。この損傷はコストとして扱わない []       怪力      : オート   :    :   : []       災禍      : ダメージ  : 2   : 自身: 自身が与えた白兵攻撃にのみ使用可。「全体攻撃」の効果を得る。これによって自身がダメージを受けることはない。 []              : オート   :    :   : []       治療キット   : オート   :    :   : 消耗品。非戦闘時、判定に成功したら基本パーツ1個修復 []       秋刀魚の缶詰  : アクション : 3   : 0~1: 消耗品。非パーツ扱い。射撃攻撃1 []              : オート   :    :   : ■その他■ 寵愛点:0点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     0点(   /  ) 1     0点(   /  ) 2     0点(   /  ) メモ: 【1話】 ・ラン……先輩?から体操服を借りた。借りものだから大切にしなくちゃ。(『たからもの:体操服』取得) ・「帰らなきゃ」と漠然と感じる。でも、どこに?  先輩の話だと、みんなこの校舎に住んでいるらしい。それなら、ユリの帰る場所もここにあるのかな。 ・きっとユリの年齢は中等部、くらい?でも中等部の教室はユリの帰りたい場所じゃなかった。 ・保健室で救急箱を見つけた。怪我したときに役に立つかも。(『治療キット』取得) ・屋上は植物でいっぱいだった。それを見ているとき、空の一部が不自然に見えたの。  先輩は、そんなことないって言ってたけど……。 ・職員室の扉が開いたとき、大きな男の人が、ほかにも、たくさんの男の人が、ユリを、見て、見て……。  ああ、嫌だ、いやだいやだ!思い出したくなんてない!! ・職員室で見つけた鍵。ユリは、これを探してたんだ。……でも、どうして?  思い出せないよ……。(『たからもの:鍵束』取得) ・思い出したくなかった。でも、思い出してしまったの。手術台の上の女の子を解体していたのは、ユリだった。  私を誉める白衣の人影は、たまらなく恐ろしく見えた。(『記憶のカケラ:手術台』取得) ・あの子の横顔は、こんなにきれいだったろうか。どうしてだろう?今までと同じように接することができない。  顔が熱くて、どきどきする。(未練変更(リン):対抗→恋心) ・リンの耳って、かわいいな。ユリも、ケモノのパーツとかあったらかわいくなるかな……。(『しっぽ』取得) 【2話】 ・校長室のカーペットの下に地下への扉があった。  そこから出てきたのは銃を持った屍たち。嫌だ、まだ死にたくない!  何とか逃げ切ることはできた、けど……。 ・校舎から逃げ出そうとしたけれど、校門には鍵がかかっていた。  出られそうな隙間だと思っていた場所も、壁があった。  屍に撫でられた脇腹が気持ち悪い。ユリは、もうここから逃げられないの……? ・先輩の励ましが耳に心地良い。帰る場所は見つけたいけど、離れるのも嫌だ。  ああ、それなら。連れて帰ってしまえばいいんだ。(未練変更(ラン):憧憬→執着) ・あいつらがリンにこんなにひどいことしたんだ。  ああ、殺さなきゃ、殺さなきゃ、殺さなきゃ!絶対に生かしてなんか返すものか。 ・ボロボロになった足をありあわせの材料で治したら、中身は金属だけど、獣の足みたいになってしまった。  これでもう、ユリもバケモノだな、っておもったの。(パーツ変更:エンバーミング→キャンサー,『けもあし』獲得) ・余った材料で、リンの真似をして獣の耳を作ってみた。  これでお揃い。足も不自然じゃなくなるし、ちょうどいいかな、って。(『けもみみ』獲得) ・リンの全てが愛おしい。その顔も、耳も、唇も。  ユリが触れるには綺麗すぎる。ああ、なんて――。(未練変更(リン):恋心→憧憬) ・拾った鍵を見て、なんとなくわかった。ユリはこれを探してたんだ。  きっと、これは。ユリの帰る場所につながる鍵。 【3話】 ・地下室の扉を開けて中へ。この先に、ユリの帰る場所があるのかな……。  一番大きな音がする部屋に入るにはカードキーがいるみたい。まずは他の部屋から探してみよう。 ・秋刀魚の缶詰が山と積んである部屋を見つけた。ユリ、おさかな嫌いなのに……。  ちょっと癪に障ったから、今度敵が出てきたらぶつけてやろうと思う。(『秋刀魚の缶詰』取得) ・次の部屋で見つけた本は、随分と悪趣味なものだった。  愛する人をゾンビにして生き返らせるなんて、そんなの幸せだとは思えないよ。 ・カードキーを見つけて最初の部屋へ。部屋の中には、手術台があった。  見覚えはないけど、不思議な安心感がある。このことを、伝えなくちゃ。……でも、誰に? ・部屋の隅の縦穴の先には、死体の山。腰まで埋まって……うう、気持ち悪い……。  それに、何か音が聞こえてくるの。掘り進めるような……一体、何? ・岩壁の奥からはまた屍。それに、見たことがないバケモノも。  後ろにあった屍は動き始めるし……それに、まだだれか来る音がする。 ・芋虫みたいな生き物が何かを吐き出したのが見えた。  気づいたらユリの身体は白い粘液に塗れていて……。  ああ、先輩にもらった大切な服なのに、いやだ、いやだ、嫌だ!(ラウンド終了,『依存』発狂→『幼児退行』) ・だれか、しらないひとが、ゆりを、みてる。  ぶき、もってるよ……やだ、いやだ、こわい……。(遭遇:NPC『クレアン』) ・せんぱいが、さけんで、ばけものが、こわれて……。  いたい、いたいよ……(『破壊の渦』によりパーツ4つ破損) ・ユリ、泣いてたのかな……すごく、取り乱しちゃったみたい。  先輩やリンに、みっともないところ見せちゃったかも……。(バトルパート終了,『幼児退行』回復) ・ユリは何も覚えていなかったけれど、出会った女の子はユリのことを知っていたみたい。  やっぱり、この先にユリの帰る場所、が?……そうしたら、足音が聞こえて……。 ・『アダム』。そう名乗った彼の顔をユリは思い出した。  慰み者にされて、怖くて、泣きそうで、気持ち悪くて。けれど彼は優しくて。  帰らなくちゃ。帰らなくちゃ。ここがユリの帰る場所だった。  あの時、彼がユリの全てででででdddddddddddddaaaaaあああああああ  だめだめだめおもいだしてはいけないわすれてわすれてわすれて  いやだいやだいやだみたくないみたくないああそうだみなければいいんだ(狂気判定:大失敗,『めだま』破損) ・気づいた時には、先輩の部屋にいた。運んでもらったのかな。  ユリが「帰りたい」なんて言わなければ、二人を危険に晒すこともなかったのかも……。 ・帰る場所は見つかった。帰るべきだって頭の中で声がする。でも……どうしたらいいのか、わからないよ。  先輩は『帰る場所』じゃなくて『行く場所』を探せばいいって言ってくれた。  まだ、それがどんな場所かわからないけど。今は……二人と一緒がいい、な。 ・ここのところ、悪いことばっかりだ。まるで悪夢を見ているみたい。  悪い夢の中なら、ちょっとくらい怖いところに飛び込んだってもう気にするもんか。(『奈落への抗い』取得) 【4話】 ・イチゴ……さん?に呼び出された。彼女が言うにはユリは洗脳を受けているらしい。  ……心当たりは、ある。彼女に解除を任せてみることにした。(遭遇:NPC『イチゴ』) ・いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいあああああ(狂気判定:失敗) ・強迫的に頭の中で鳴り響いていた『帰るべきだ』とい囁きは消えてなくなった。  けれど同時に、あの男のことが、帰る場所が憎くてたまらなくて。  自分の感情がこんなにも簡単に塗り替えられてしまうことが、怖くて、怖くて。  ……どこまでが、ユリの本当の気持ちなの? ・イチゴ……さん、は生徒で、不良で、校長より上の立場らしい。  ……え、もしかして、そういう関係?うわぁ……。 ・部屋に戻る途中、足音が増えていることに気づいた。誰かがついてきている。  これまでのことから考えても、きっと友好的な相手じゃないんだろう。 ・ユリたちの後つけてきていた女の子は、アダムの指示でユリを連れ戻しにきたって。  敵対的ではなかったけれど、あいつの手下というだけでどうしようもなく憎い。  そのまま帰すつもりもなく、イチゴ……さんに引き渡すことにした。……ちょっと苦労したけど。 ・校長が様子を見に来た。今は敵じゃないみたいだけど、リンの頭撃たせたのはまだ許してないから。 ・学校の外……リンのお屋敷に向かうことになった。……外は、ユリが思っていたよりずっとひどい場所だった。  あの学校も、住むにはボロボロすぎると思っていたけど……ここに比べたら、マシだったのかも。  明らかに危険な生き物もいるし、見つからないように気をつけなくちゃ。 ・屋上から見たときは綺麗に見えたリンの家も、ひどくボロボロになっていた。  見つかったのは、リンと、先輩と……それに、校長とイチゴ……さんが写った写真。  ……ちょっと、うらやましい、なんて。思ってしまった。 ・腹ごしらえ、ということでコンビニへ。……飲み物が濁ってるんだけど、どれだけ放置されてたんだろう。  そして、また魚の缶詰……ユリ、魚は食べれないのに……。 ・先輩が見つけた……なんだろう、なまこ?の缶詰を分けてもらっ……思い出すのは、やめよう……。 ・気を使ってもらったのか、今度はデパートで食べ物を探すことになった。  コンビニよりぼろぼろで、とてもじゃないけど食べられるものはありそうにない。  ……せめて、服についたどろどろを拭えたことだけでも有難いと思うべきなのかも。 ・先輩が見つけたのはペットフードの缶詰……え、食べるの?……本当に?  ……人間の食べるものの味じゃない……けど、ユリがペットになったつもりで食べれば……食べれば……。 ・デパートから出たら、そこにはあいつが、アダムがいた。  ユリを……それ以上に、先輩を連れて行こうとしている。  憎い、憎い。そんなこと、させない。……でも、これは、本当に、ユリの気持ちなの? ・アダムが気になることを言っていた。人格の移植。  ……ユリの、気持ちは、心は、人格は……? ・アダムが、2人、3人?先輩が、連れて、いかれ……いやだ、そんなの嫌だ!  止めないと。止めないと。どんな方法を、使っても。 ・先輩を連れていかれるのは、何とか止められた。  全部が終わった後、負傷したイチゴと校長が様子を見に来た。  アダムは向こうにも襲撃をかけていたらしい。 ・情報を整理すると、アダムに襲撃をかけるなら今しかない、ということらしい。  ……二人がいくなら、ユリもいかないと。それが、どんな結果になっても。 ・あのとき。……先輩を助けるために飛び出したとき。きっと、ユリはどこかおかしくなったんだ。  気味が悪いほどに身体が軽い。でも……どんどん、壊れて行ってしまうの。(『死神』『失敗作』取得) 【5話】 ・街の外には、乾いた大地が広がっていた。動くものなんてほとんどいない死んだ世界。  ここを横切ったら、アダムには気づかれるだろうな。 ・何か、触手のようなものが先輩を連れて行こうとした。  意図的に狙ったとしたら、やっぱりアダムの仕業、なのか。 ・森を進んでいると、見たことのない不気味な生き物が現れた。  敵意はないし、さっきの触手もこの生き物の仕業ではない。  ……案内してくれてる、のかな……? ・よくわからない生き物に連れられてきたのは機械でできた扉の前。  おそらくはアダムの居住、ということになるのだろうか。  中にはクレアン……の、体を、人格を借りたアダムがいた。  どうして、どうやって、気になることはいろいろあるけれど、今はとにかく情報が欲しい。 ・映写室にはお菓子と飲み物が用意されていた……けれどアダムが用意したものに口をつける気にはなれなかった。  その映像を見るのもひどく不安で、結局先輩に代わりに見てもらうことにした。 ・後から見た内容を先輩に聞いた。  ……ユリの、知られたくないこと、知られてしまった、かも……。  もし、そうだったらどうしよう。ユリの、汚れた部分を、知られてしまったら……。  内容はほかにもあったみたいだけど、そのことばかりが気になってほとんど頭に入らなかった。 ・私の部屋……だった場所では、裁縫道具を見つけた。  記憶が蘇る。料理や裁縫をしていた。楽しかったはずの記憶。  けれど、あいつのほめる声が、言葉が、それらすべてを不快なものに変えていた。(『記憶のカケラ:切り傷』取得) ・リンはユリの部屋にあったぬいぐるみが気になったみたい。  ……自分の部屋にあったものだし。あげてもいいよね。 ・アダムの部屋で見つけたメモには、アダムが先輩を求める理由が書かれていた。  要するに、先輩に子供を産ませようとしているのだ。……うん、殺さなきゃ。 ・メモには、ユリがアダムの下を離れた経緯の予想も書かれていた。  それが正しいなら、ユリは……捕まった、ということになるんだろう。  洗脳、と書かれていた。……もう、自分の気持ちがわからない。信じられない。 ・次の部屋でもメモが見つかった。内容はあのよくわからない生き物について。  あれは、アダムの『子供』だったらしい。……いや、実験体、というべきか。  見た目を除けば、アダムよりはよほど可愛げがある。