タイトル:候補2 キャラクター名:岡崎 流理(おかざき ること) 種族: 年齢:起動1年目 性別:女性型 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長: 体重: ワークス  :レネゲイドビーイングD カヴァー  :FHエージェント シンドローム:ブラム=ストーカー、ブラックドッグ ■ライフパス■ 覚醒:犠牲 衝動:自傷 ■能力値と技能■ 【肉体】:3 (シンドローム:1,2 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 3r 〈回避〉:SL1 / 判定 3r+1 〈運転〉:SL / 判定 3r 【感覚】:3 (シンドローム:2,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 3r 〈知覚〉:SL / 判定 3r 〈芸術〉:SL / 判定 3r 【精神】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 2r+1 〈意志〉:SL1 / 判定 2r+1 〈知識〉:SL / 判定 2r 【社会】:1 (シンドローム:0,0 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL1 / 判定 1r+1 〈調達〉:SL / 判定 1r 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 FH 【HP】    63 【侵蝕基本値】 49% 【行動値】   8 【戦闘移動】  13m ■エフェクト■ 《スキル名》      /SL /タイミング /判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》    /★$/オート$   /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》     /1$ /気絶時$   /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《赫き鎧》       /5 /マイナー  /  /   /  /2   / 《メタルフュージョン》 /1 /マイナー  /  /   /  /4   / 《ペインエディター》  /5 /常時    /  /   /  /   / 《不死者の恩寵》    /3 /クリンナップ/  /   /  /5   / 《無限の血肉》     /1 /オート   /  /   /  /4   / 《マグネットフォース》 /1 /オート   /  /   /  /2   / 《ハードワイヤード》  /2 /常時    /  /   /  /   / 《オリジン:サイバー》 /1 /マイナー  /  /   /  /2   / 《ヒューマンズネイバー》/1 /常時    /  /   /  /   / ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   8    pt ■所持品■ 名称       単価 個数 価格 備考 ダーマルプレート    2   0   HP+5(×2)             1   0             1   0 =所持品合計=     0 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     0 pt 【常備化ポイント】 2 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象     好意  悪意 備考 D/機械化兵 『教授』 『助手』 【双頭の蛇】 北條華炎   好奇心 脅威 音速の雷光 タイタン ■その他■ メモ: 『ラボが襲撃されている。直ちに帰還せよ。』 即座に帰還。 最短ルートを進み、最も早く帰還できる効率的な行動を。 帰還。被害状況の確認を。 ラボ内外に設置された防衛機構は全て破壊。 研究データは全て破壊、もしくは奪われた。 ラボ内に生存者は0。 死体の数は2。 ラボ内で過ごしていた人数は2。 不明な情報を検出しました。 ------------------------------ 私は、記憶を漁る。私自身のメモリを探せば見つかるはずのそれを自身の記憶から探す。私自身が生きている、と確認するために。私のこの感情が真実であると確認するために。 ------------------------------ 「…動くのか?これ。」 「動くわよ?これ。」 私が初めて聞いた言葉はこれだった。 「システム起動しました。初めまして、ご主人様。」 そう言って目の前にいる2人の女性の方を見てお辞儀をする。 「ほら、動いた。」 「ほんとに動くんだな…」 私は戦闘用として作られた。それだけを目的として作られた…はずだった。 「うーん…メイド型で作ったのに家事もできないんじゃ話にならないわね…追加しましょうか。」 その一言が原因だった。私に機能が追加された。 「話に付き合ってくれよ。またあの教授の無茶振りがさ…」 その一言が原因だった。私は人に興味を持った。ただの機械でしかない私が。 それから私は彼女たちを観察した。 赤髪の女性と金髪の女性。 赤髪の方は、表情が豊かでよく笑っていた。もう1人からは教授と呼ばれていてその名の通りにいろいろなことを知っていた。 そこから、私は笑顔を知った。 金髪の方は、よく私に話しかけてくれた。そしてよく愚痴をこぼされていた。そして何より、ここの外の日常と彼女たちが目指すものを教えてくれた。レネゲイドウィルスを公表し、その力を公的に認め法に当てはめる。そのために人工的にレネゲイドに覚醒させる研究をしていたらしい。今やってる研究については教えてはくれなかったが。彼女は口は悪いものの本心からもう1人を嫌っているわけではないことがわかった。 そこから、私は物事の本質を読み取ることを知った。 2人は何かを探しているようだった。それが何かはわからない。わかる必要はない。それが何だろうとは私は彼女たちのために動く。それだけだから。 ある日のことだ。3日の徹夜の後に2人が部屋から出て来た。そして私に言ったのだ。 「うーん…!ようやく、候補が見つかったわ!明日には貴方に行ってもらうわよ?貴方の仕事はそこから研究データを盗み出すこと!」 その表情からは疲れが感じ取れるものの、達成感のようなものが伺える。 「お疲れ様です。ご主人様。」 そう言って笑顔を作る。見様見真似なのでまだまだぎこちないが、それを見て驚かれた。 「おいおい、そんなんで驚いてちゃ目的なんて叶いっこないぜ?こいつは教授が思っている以上に理想に近いってことだ。」 次の日、私はその場所へと向かう。しかし、そこには何もない。 予感がした。 私の大切な日常が壊れる予感が。 直後、ラボからの通信が来た。 『ラボが襲撃されている。直ちに帰還せよ。』 ------------------------------ 欠損はない。これは全て私の記憶だ。メモリに保存された、バックアップのある記録ではない。私だけの記憶だ。 私は彼女たちをどう想っていたのだろう。私にとって彼女たちとは何だったのだろう。 ああ、そうだ。 簡単に言い表せるじゃないか。 『家族』だったんだーー! 私はただの機械だった。それは間違いないだろう。しかし、彼女たちはそこに生命を吹き込んだ。私は彼女たちに育まれたのだ。 そこから『私』が生まれた。 2つの死体。それが誰かなんて見るまでもなくわかる。 「貴方たちの意志は私が継ぎましょう。」 私を作ったものからその姓をとる。 「私は、岡崎流理。」 何事であろうとも流れに流れてその末に理と化す。 それはレネゲイドウィルスであろうと例外ではない。 私の記憶には一つの名があった。 【双頭の蛇】(アイン ガイスト)。 そこから研究データを盗み出せ、と。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/1506673