タイトル:朽木望 キャラクター名:朽木望 種族:人間 年齢:22 性別:男 髪の色:白 / 瞳の色:黒 / 肌の色:黄色 身長:173cm 体重:58kg ワークス  :情報屋 カヴァー  :大学生 シンドローム:オルクス ■ライフパス■ 覚醒:生誕 衝動:絶望 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:0,0 ワークス:0 ボーナス:1 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 1r 〈回避〉:SL1 / 判定 1r+1 〈運転〉:SL / 判定 1r 【感覚】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 2r 〈知覚〉:SL1 / 判定 2r+1 〈芸術〉:SL / 判定 2r 【精神】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL / 判定 2r 〈意志〉:SL / 判定 2r 〈知識〉:SL4 / 判定 2r+4 :プログラミング 【社会】:6 (シンドローム:2,2 ワークス:1 ボーナス:1 成長:) 〈交渉〉:SL1 / 判定 6r+1 〈調達〉:SL4 / 判定 6r+4 〈情報〉:SL5 / 判定 6r+7 :裏社会 【HP】    24 【侵蝕基本値】 34% 【行動値】   6 【戦闘移動】  11m ■エフェクト■ 《スキル名》  /SL /タイミング /判定/対象     /射程/コスト/効果など 《ワーディング》/★$/オート$   /自動/シーン    /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》 /1$ /気絶時$   /自動/自身     /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《ジャミング》 /5 /オート   /自動/単体     /視界/3   /対象の判定ダイスの数-[Lv]。1ラウンド1回 《支配の領域》 /1 /オート   /自動/単体     /視界/6   /対象の判定ダイスの出目の一つを「1」にする。シナリオ中Lv回 《絶望の領域》 /2 /セットアップ/自動/シーン(選択)/視界/4   /対象の判定に-3d。シナリオ中Lv回使用可能 《支配の因子》 /3 /セットアップ/自動/シーン(選択)/視界/6   /ラウンド中、対象の攻撃力-[Lv*5]。シナリオ中1回 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   6   0 pt ■所持品■ 名称        単価 個数 価格 備考 大型バイク     15  1   15  排気量400cc以上。ブラフ・シューペリアSS100。サイドカー付き 情報収集チーム   2   1   2   〈情報:〉による判定の達成値+2 コネ:UGN幹部    1   1   1   〈情報:UGN〉の判定ダイス+2 コネ:情報屋    1   1   1   〈情報:裏社会〉の判定ダイス+2 コネ:要人への貸し 1   1   1   任意の〈情報:〉の判定ダイス+3 カジュアル     0   1   0 携帯電話      0   1   0 =所持品合計=     20 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     20 pt 【常備化ポイント】 20 pt 【財産ポイント】  0 pt ■ロイス■ 対象   好意 悪意 備考 理解者  遺志 不安 ☆:ポジティブ。孤児院の職員 被害者  好意 悔悟 ☆:悔悟。 猫川美亜 信頼 嫌気 ☆:嫌気。 秋月勲  尽力 脅威 ☆:尽力 ■その他■ メモ:  読み:くちき・のぞむ  誕生日:12月25日  脱色した白髪と、暗い含みのある笑みが特徴。痩せぎすで枯木を思わせる青年。  白いTシャツにレザーパンツ、ウォレットチェーンを好んで着用する。冬場は深緑のコートを追加。Tシャツには四文字熟語がプリントされており、その日のテンションによって文字が変わる。いつも首にかけている木製の小さな十字架がトレードマーク。  常識人の振りしたキチガイ。本人が思っているほど隠せてはいないが。  大学より仕事優先。サボタージュもボイコットもなんのその。  情報収集は勿論のこと、尾行や推理といった探偵紛いのことや交渉までこなしてみせる大学生兼情報屋。凄腕というわけではないが、仕事幅の広さと、どんな危険な依頼であろうと、相応の報酬が出ることと、(彼の基準によるところの)悪事でさえなければ決して断らず、一度受けた依頼は何があってもやり遂げる義理堅さから、UGNだけでなく、各方面から便利に使われることが多い。そのため、コネクションと顔の広さは中々のもの。  こういったスタイルから義に篤く勇敢な人柄を想像する人は多いが、実際のところでは、『自嘲癖持ち+ネガティブ』という割と鬱陶しい性格をしているため、初対面ではそのギャップに驚く人も。普段は(彼の基準によるところの)普通の性格を装っているため自嘲癖は形を潜めている……と、彼は思っているが、割とボロボロ。なのでよほど大らかな性格でもなければ、ものの数分で彼との会話に嫌気が差すに違いない。……それを差し引いても有能であるため、重宝する組織は少なくないが。  彼の本質は自殺志願者である。  自分を生きている価値のない最低の人間だと思っており、どんな危険な依頼でも受けるのは依頼の途中であわよくば殺されるためである。素直に首をつらないのは、現状、死ぬわけにはいかない理由があるからであり、依頼に死に場所を探すのは『危険な依頼に失敗して死ぬであれば仕方がない』という言い訳が立つから。そういった打算的な思考も含め、彼は自分を嫌っている。彼の自分を貶める発言の全ては、彼にとって『空が青い』『雲が白い』『太陽が眩しい』という常識レベルの形容詞でしかなく、嘘偽りない本心から来るものなのだ。鬱陶しさ増し増しである。  しかし、あくまで死地に飛び込みたがるのは自分一人の時だけであり、それに他者を巻き込むことを良しとはしていない。むしろ『僕のような生まれてきたこと自体が失敗のようなクズのために周りを巻き込むわけにはいかない』とすら思っているので、協力者をつけた場合、普通に有能な情報屋となる。  恩師である人物がかつて彼に送った言葉を今でも覚えており、特に未来ある有能な人物――誰かを救い、幸せにできるような“希望”となる人物のために尽力することだけが何もできない自分の存在価値だとも思っており、そういった人物に対してはとても爽やかかつとても鬱陶しくもとい甲斐甲斐しく手を貸すことだろう。  特技:徹夜  好きなもの:“希望”、カフェイン、バイク  嫌いなもの:騒がしい人・場所、自分  コードネームはカバラにおけるセフィロトの樹、『第一のセラフ』から。出所は不明。  曰く、『シンドロームの触媒に植物を使い、全力を出した場合、領域を植物で満たす→エデン→生命の樹→カバラ的思考から領域=『王国《マルクト》(第十のセラフ)』→王国の支配者である王の証の名を冠し、『王国《マルクト》』に通ずるセラフ→『王冠《ケテル》』』という連想ゲーム的な発想からつけられたそうだ。  特に不満もないので、彼も肖ってエフェクトにはセラフの名前を使っている。  生まれた時からレネゲイドに覚醒している生粋のオーヴァード。  彼を不気味に思った両親に養護施設を兼ねていた教会に送られ、以後、大学生になるまでをそこで過ごす。  物心つくまでは自分のシンドロームを自覚しておらず、喧嘩になれば殴りかかろうとした相手が勝手に転んだり、何かを競えば他の競技者がミスするなどということが度々起こり、彼は自分が神に愛されているのだと思っていた。もちろん、周囲の人間は不気味がったが、彼にとってはそれらはただの持たざるものの嫉妬でしかなかった。  高校生の時、その能力に気付き、本当に自分は特別だったのだと喜んだ。それからはことあるごとにシンドロームを使い、周りの人間を嘲笑い続けた。徐々に増徴していた彼が、その能力を使って裏稼業にまで手を出し始めるのに、それほど時間はかからなかった。  そして、彼は失敗する。  ちょうど、その才覚を十二分に発揮し、情報屋として辣腕を振るい出した頃のことだ。  現在とは別の意味で仕事を選ばず、悪行だろうが何だろうが、彼は遊び半分で首を突っ込み、掻き乱し、嘲笑い、ちょっとしたトリックスター気取りで周囲に敵を作り続けた。  彼を葬るため、少なくない数の刺客が差し向けられたが、しかし、シンドロームを操る彼がただの一般人に傷をつけられる道理はなかった。彼はその全てを笑って躱しきり……そして、オーヴァードに襲われた。  自分以外のオーヴァードを知らなかった彼は、当然惨敗。そして、命からがら生き延びた彼が見たものは破壊の限りを尽くされた街の様子だった。  翌日の新聞の三面記事を飾るほどの大惨事となったそれは、表向きはガス爆発ということで処理された。そして、その爆発にある家族が巻き込まれ、子供一人を残して死亡し、生き残った被災者も、傷は深く、盲目になり、足も動かず車椅子での生活を余儀なくされた、とも。  自分のせいでこうなったのだと、彼は衝撃を受けた。『大いなる力には、大きな責任が伴う』という言葉の意味を、身を持って実感することとなったのだ。自分は神に愛されていたわけでも、運が良かったわけでもなく、ただ周囲の人間の足を引っ張り、不幸を撒き散らしていただけに過ぎない。そして、それが自分の本質なのだ、とも。  彼は残っていたコネを使い、被害者を少しでも回復の見込みがある最新鋭の病院へと移転させた。それまでに稼いだ金は、全て少女の治療費へと当てられた。  その後、『とりあえず一番苦しそうな死に方で死のう』と決意し家出。真冬の路地裏で餓死を試みていたが、三日目に育ての親でもある教会のマザーに発見され、殴り飛ばされた上で教会まで強制連行。事情を全部ゲロさせられ、無理矢理食事を喉に流し込まれるはめになる。餓死寸前のところに固形物をぶち込まれ、それが原因で死にかけたことは余談である。  そして説教。曰く、『うちキリストだぞ。自殺なんてやってんじゃねえ』、と。  さらには『高々数ヶ月稼いだ金だけで治療費全部賄えるわけねえだろ。償いなら最後まで面倒見ろ』などなど、とても教会関連者とは思えない言葉を拳と共に送りつけ、彼にUGNへの窓口まで紹介した。何故UGNとのコネがあるのかと問えば、『長い間孤児院の院長やってれば変なのの一人や二人出てくる』とのこと。  UGNに対し、被害者への最新鋭の治療を条件にイリーガルとして活動することを契約。  そして、高校卒業と共に独り立ち。以後、マザーの言葉に従って人のために生き、隙あらば死ねないかと機会を窺っている。  ロイス:  理解者:彼の育った教会の院長。二年ほど前に肺炎で亡くなる。彼のバイクと十字架はその形見。遺言として『お前はこれから先、自分を許すことはないだろう。ならせめて、人のために生きなさい』という言葉を残す。本当の彼を理解し、許容してくれた唯一の人物。今でも、本当に人の役に立てているのか不安になる。  被害者:現在もまだ入院中。視力は回復済み。足も徐々に回復に向かっている。女の子。前向きに治療に臨んでいるから好意的に思っているが、後悔ばかりで気付いていない。たまに様子を見に行っているが、被害者の方は朽木望を知らない。曰く、『合わせる顔がないし、僕なんか邪魔でしかないから』。  猫川美亜:同業者。実力は認めているが、騒々しいので好ましくは思っていない。以前、仕事を手伝った。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/160988