タイトル:ゲルトルーデ・バイルシュミット キャラクター名:ゲルトルーデ・バイルシュミット 種族: 享年:17 髪の色:銀  / 瞳の色:赤  / 肌の色:白 身長:169cm 体重:63kg ポジション:オートマトン クラス: レクイエム / ステーシー 初期配置:花園 行動値:12 ■パーソナルデータ■ 暗示:人形 [記憶のカケラ]   内容 α 94 ナイフ   誰かを刺し殺そうとした 通常 98 殺戮の天使人を殺す事を教えられ、殺した [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2))       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   2   0   0 サブクラス   1   1   0 ボーナス 寵愛 =合計=   3   1   1 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名 : タイミング : コスト : 射程: 効果 [頭]      のうみそ    : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま     : オート   :    :   : 1 [頭]      あご      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      こぶし     : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで      : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた      : アクション : 4   : 自身: 移動1 [胴]      せぼね     : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし      : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 [頭]      カンフー    : オート   :    :   : 最大行動値+1 [胴]      しんぞう    : オート   :    :   : 最大行動値+1 [腕]      2丁拳銃    : アクション : 3   : 0~1 : 射撃2 連撃1 [腕]      対戦車ライフル : アクション : 4   : 1~3 : 射撃5 [頭]      アドレナリン  : オート   :    :   : 最大行動値+1 [メインクラス] 子守唄     : オート   : 0   : 自身: 射撃マニューバコスト−1出目−1 [メインクラス] 死の手     : ラピッド  : 0   : 自身: 任意の攻撃マニューバをラピッドで使用可能 [サブクラス]  失敗作     : オート   :    :   : 攻撃・切断出目+1 毎T終了、戦闘終了時任意パーツ損傷 [ポジション]  無茶     : オート   : 0   : 自身: 任意パーツ損傷の代わり行動攻撃切断振り直し ■その他■ 寵愛点:0点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     0点(   /  ) 1     0点(   /  ) 2     0点(   /  ) メモ: 戦争が始まってまもなく、17歳の時に両親に売られてドイツ政府の実験組織に殺される。その後、組織よってアンデッド化。元々、彼女は豊かな金髪に翠眼だったが、実験の影響により銀髪、赤目に。彼女の境遇を知った人々は同情し、憐れみ、同時に嘲笑し、蔑んだ。訓練中の暴行は数しれず、生きている人間から実験と称し拷問を受けた数も一度や二度ではない。完全解体近くまで追い込まれては修復され、死なない兵器として弄ばれ、嬲られた。大隊長に任じられ、幾度となく危険な戦場に出向いては敵を殺戮する日々。その中で、唯一彼女を癒してくれたのは戦友と呼ぶべき少女達との触れ合いだった。同じアンデッド、境遇をほぼ同じくする少女達は互いに依存し、支え合い、失って、嘆いて、互いを支えにしてまた立ち上がる。そんな姉妹のような、家族のような彼女達を、ゲルトルーデは心の底から愛していた。守り、慈しみ、彼女達の為なら命も惜しくないとさえ思っていた。ゲルトルーデはその日々を日記に綴っていた。誰がいなくなって、誰が増えたのか。全てを、忘れない為に。いなくなっても、愛せるように。そんな中、最終訓練として、今まで同胞として支え合ってきた大隊戦友達と一つの部屋で殺し合う命令が下る。1人だけしか生き残れない最終訓練。ゲルトルーデ1人が生き残った。ゲルトルーデは1人だけ守られていた。ゲルトルーデが同胞を愛したように、彼女らもまた、ゲルトルーデを愛していたのだ。同胞たちが、家族が、姉妹が、目の前で互いに殺し合う。その光景を見ても、ゲルトルーデは何も出来なかった。最後の一人は、愛していると言い残して自らの頭に向けて発砲。ゲルトルーデは、密かにその少女のドッグタグを回収。発見されないように自らの日記に仕掛けを施し、隠した。最終訓練の結果、訓練された内容を反芻し、忠実に、確実に任務を遂行する殺戮機構が一つ、完成した。その姿、その力、正しく殺戮の天使と呼ぶに相応しい。死んだ姉妹、死んでいく姉妹のドッグタグを全て集め、部屋に集積していく。冷酷なまでの判断力と決断力で味方を容赦なく見捨て、結果最も犠牲を出さず、最大効率の勝利をもたらす。姉妹を殺した銃を手にし、機械的に敵を蹂躙する。日記を見ては失った過去に思いを馳せる。戦果あげるうちに、いつの間にか、彼女は祖国において英雄のような存在と化していた。不死身のアンデッド独立大隊を従える冷たい鋼鉄人形。生前、というのもおかしいが、ゲルトルーデは最終的に大佐まで昇進した。今、彼女を讃える人々は、かつて彼女をいたぶった人々。余りに皮肉なその光景に、彼女は人を蔑んだ。そして、戦争は最終局面へ。核が世界を破壊していく中、彼女はようやく自分のためにナイフを振るうと決意。そして、日記を片手に軍部のトップを暗殺。しかし、その場で彼女自身も機能を停止した。その後、腐る前に別のネクロマンサーに拾われ、記憶を剥奪され、銃を握らされて今に至る。 本来の彼女は、素直じゃなくて引っ込み思案、少々悲観的。しかし、確かな優しさと暖かさを兼ね備えた穏やかな少女だった。引っ込み思案な彼女が同胞に馴染めたのは、最初に声を掛けてくれた少女の存在が大きい。彼女こそが、最終訓練を最後まで生き残り、愛していると残酷な遺言を残して自決した少女である。実験、訓練、拷問、最終訓練を経てその少女が愛したゲルトルーデの人格は完全に引っ込み、代わりにその全てで得た事を遂行する軍人としてのゲルトルーデという人格が発露。これは本来のゲルトルーデが自身の心を守るために作り上げた人格で、元の彼女とは大分違う性格になっている。軍人としてのゲルトルーデは、冷静で合理主義の権化とも言うべき思考回路をしている。そして、その合理主義的判断を実行するだけの冷酷さも兼ね備えている。口調はかなりキツめ。皮肉、罵倒、煽りもやる。サディスト的傾向がある。 銀髪赤目の美人。ただし右頬に傷跡がある。いわゆるスカーフェイス。顔立ちはアズレンのティルピッツっぽい。髪型はベリーショート。軍帽を被ってる。前髪もそんなにない。なぜなら戦闘行為に不要だから。服装は上半身は現実のドイツ第三帝国、要するにナチスドイツの軍服。それに軍服のマントをつけている。あの半身だけ隠れてるヤツ。将校らしく勲章がいくつかあるが、それはもう意味を為さず、また彼女本人にとっても忌まわしい経歴でしかない。まぁ記憶ないんだけどネ!下半身はショートパンツ。動きやすさ重視。足は膝近くまである編むタイプのブーツ。めんどくさいね。頑張れゲルトちゃん。衣装は基本黒でアクセントで金色くらい。ガンホルダーが両足の太股に一つずつあって、二丁拳銃はそこに入れてる。対戦車ライフルは流石に担いでる。基本的に無表情で淡々としてる。しかし戦闘にもなれば多少感情の昂りを見せる。敵に銃弾が当たらなければ舌打ちをし、当たって敵が死ねば笑う。それが彼女にとって最も日常的な動作の一つであるが故に、恐らく普通の人の遊ぶ程度の感覚で敵を撃つ。これはひどい。ただし姉妹との関係を深めていくにつれて、本来のゲルトルーデが出てくるようになる。二重人格とはいえ、体の制御権を争うようなことはしない。本来のゲルトルーデの方は戦闘は軍人の方に投げるし、軍人の方は日常だとか、会話を苦手とするためそういう時は本来の方に投げる。いつか余分な頭取る。軍としての所属はドイツ第四帝国陸軍大佐アンデッド独立大隊大隊長。 最愛の友人 ジークリンデ・ハイドフェルド 明朗快活を体現したかのような少女。常に明るく振舞っており、アンデッドになったことを気にしていないように見える。しかしその実、誰よりもその事を重く、現実として受け止め、自分の事よりも仲間の事を優先する。正真正銘、アリスの役割を担う。元々オートマトンじみていたゲルトルーデを日向に引っ張りだし、輪の中に加えた張本人。そこからゲルトルーデは徐々に馴染んでいき、やがてジークリンデと並んで立ち、同胞たちを先導するようになる。そんなゲルトを、ジークリンデは微笑ましく見ていた。何も言わず、感情も見せず、人形のようだった彼女の笑顔を見ているだけで、ジークリンデは幸せだった。ジークリンデは、この年下の純朴な少女を守りたいと願い、また実践していた。そして、最終訓練が訪れる。1人1人、丁寧に名前を読み上げて引き金を引いていく。指揮を取る立場のジークリンデにとって、銃は重く、引き金はそれ以上に重かった。最後に残ったのは、動けなかったゲルト。ジークリンデが自分自身のこめかみに銃口を向けると、彼女は幼い子供がいやいやをするように首を振る。その仕草に胸が刺し貫かれるように痛む。ぐっとゲルトの手が伸ばされる。しかし、それよりも早く、ジークリンデは飛びすさり、ただ一言、愛していると言い残して引き金を引いた。最後に見えたのは、再び光を失っていく彼女の瞳。ああ、違う、私が見たかったのは、そういうあなたじゃなくて、もっと、普通の、女の子のような…。