タイトル:両儀 式 キャラクター名:両儀 式 種族: 享年:17 髪の色:黒  / 瞳の色:黒(紅を帯びた青に変わることもある) / 肌の色:白めの黄色人種 身長:160 体重:47 ポジション:オートマトン クラス: レクイエム / バロック 初期配置:煉獄 行動値:10 ■パーソナルデータ■ 暗示:幸福 [記憶のカケラ] 内容 ナイフ 殺意 [未練]      内容    狂気度  発狂時 小さなアンデッド への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) ゲルト      への 執着 ■■■□ 追尾監視(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はあなたへの未練に狂気点を得る)          への    ■■■□ ()          への    ■■■□ ()          への    ■■■□ ()          への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   2   0   0 サブクラス   0   2   0 ボーナス 寵愛 =合計=   3   2   0 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名      : タイミング : コスト : 射程: 効果 [頭]      のうみそ         : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま          : オート   :    :   : 1 [頭]      あご           : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      こぶし          : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで           : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた           : アクション : 4   : 自身: 移動1 [胴]      せぼね          : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた         : オート   :    :   : [胴]      はらわた         : オート   :    :   : [脚]      ほね           : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね           : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし           : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 [ポジション]  煉獄の檻         : オート   : なし  : 自身: 煉獄にいる限り、行動値マイナスでも最大行動値分次ターン行動可能 [メインクラス] 死の手          : ラピッド  : 0   : 自身: 任意の攻撃マニューバをラピッドで使用可 [メインクラス] 集中           : ラピッド  : 2   : 自身: 以後、ターン終了まで判定値+1 [サブクラス]  怪力           : オート   : なし  : 自身: 肉弾・白兵ダメージ+1 [腕]      肉切り包丁        : アクション : 2   : 0  : 白兵攻撃2、日本刀拵えのナイフ。 [頭]      発勁           : ラピッド  : 0   : 0  : 自分以外に移動1 [腕]      九字兼定(名刀)     : アクション : 2   : 0  : 白兵攻撃2+切断、攻撃判定の出目+1 [胴]      心臓           : オート   : なし  : 自身: 最大行動値+1 [頭]      直死の魔眼(よぶんなめ) : ジャッジ  : 1   : 0~1: 支援2 [脚]      小さなアンデッド     : オート   : なし  : なし: 黒猫のアンデッド。ネコ舐めるな! ■その他■ 寵愛点:0点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     0点(   /  ) 1     0点(   /  ) 2     0点(   /  ) メモ: 隣には大切な人がいて、おかしな日常だったけど幸せだった。直死の魔眼は生前の方がより強力だったが、ネクロマンサーの手によってある程度オミットされている。死の線こそ見えるが、切った部位を問答無用に殺すことは出来なくなっており、精々攻撃の指針になるくらい。その代わり他人によっても切ることが出来るようになっている。本人としては危険性が落ちたので少し安心しているものの、アンデッドを殺しきれずに歯がゆい思いをすることもある。生前は理由無き殺人衝動に悩まされ、それは今でも彼女の体に染みついている。特に自分をこんな体にしたモノに対しては強い殺意を覚えている。生きているなら、神さまだって殺してみせる。ナイフを弄るクセはあるものの、荒廃した世界では本気で戦わねば死ぬということはわかっているため、容赦なく九字兼定を振るう。彼女は幸福だったあの日常を取り戻そうと走り続ける。それは一時のユメだったかもしれない。でも式は、アイツがいないと生きていることすら出来ないんだ。 彼女の肉体に宿る「」にネクロマンサーは手を出したのか、それとも気付かず彼女をドールにして、「」は眠っているのか、それは知る由もない。 追加設定色々。 戦火から逃れるために色々な国と地域を放浪してきた。終わりに近づく世界には人殺しの仕事なんて日常茶飯事で、彼女は年齢も性別も出自も偽りながら、疎ましい眼と共にそれらの依頼を片付けていった。性別を偽るのは簡単だった。だって式の中には、織っていう男の人格があったんだから。いつしか彼女の隣には決して失いたくない人も出来ていた。式も織も、彼の前でだけは何を偽ることもなく笑い、泣くことが出来たが、彼は激化した戦争から逃れると言って、他国へと亡命していった。その国は、アンデッドの大隊が猛威を振るっているという恐ろしい国のはずだったのに。それからは抜け殻のように生き、その日生きるためにその日を生きる人を殺す日々。こんなことは誰だってしている。そもそもこんな眼を持って生まれた私はこんなところでしか生きられないんだから。もういつ死んでもいいと思いながらも、しぶとく、ずるがしこく、人間性を捨てて足掻いていた式のところに、とある依頼が舞い込む。それは、ある国……彼女の大切な人が行くと言っていた大国の、軍部のトップの人間の暗殺指令だった。任務を遂行出来たとして、生きて帰れるはずもない依頼。この国のために戦ってくれと言う依頼者の言葉を笑いながらも、死ぬには良い時期だと思って、その依頼を承諾した。出発の日、大雨が降った。式は大切な人が好きだった、雨の日の曲を口ずさみながら、敵国の包囲網を破り、何故か警備が手薄な軍の基地を攻略し、遂に軍のトップの元へと辿り着いた。豪奢でかつ実用的なデザインの扉を開ける。中にはすでに血の匂いが充満しており、式は訝しげな顔をした。部屋の中には三つの人影。一つは血を流して机に伏している。一つは眠ったようにして死んでいる。一つは死んだ少女は寄りかかるようにして息絶えていた。その内の一つに、式は見覚えがあった。自分の送った眼鏡をかけた柔和な顔立ち、軍服を着ているくせに真っ黒に統一された格好。シキにユメを与えた青年が、その場所で息絶えていた。 「お前が、やったのか」  式の問いに、白い死体は答えることはなかった。白銀の髪、真紅の瞳、式はその存在の名を聞いたことがあったけど、その名前に行き着くことはなかった。ゲルトルーデ・バイルシュミット、アンデッド大隊を指揮しながら、戦場を血の海にした殺戮の天使、だがそんな肩書きは、式にとってどうでもいいものだった。手に持つナイフに力がこもる。視界はゲルトルーデの体に走る幾筋もの赤い線を写している。だけど、式は彼女に手を出すことは無かった。式は静かに退室し、手当たり次第に生きている人間に斬りかかった。研究者、兵士。無差別に死を振りまく少女は既に狂気に陥っていたのだろう。最終的に一つの小隊が彼女を取り押さえるまでその蛮行は続いた。取り押さえられた式は薄く笑って、 「どう生きればよかったんだろうな。お前がいなきゃそれすらわからなかったのに、最期が暗殺だなんて、間抜けなヤツ」  とだけ残して死んだ。次に眼を覚ました時には、憎むべき相手が隣にいることになるとは知らずに。 欲しい記憶のカケラ シリアス ・性別反転 ・死後の世界 ・空虚 ギャグ ・水(ミネラルウォーター) ・子猫 今後も追加するかもね。