タイトル:十二 ハイラ(ツナシジ ハイラ) キャラクター名:十二 ハイラ 種族:一般 年齢:16歳 性別:男 髪の色:緑がかった黒 / 瞳の色:黒緑 / 肌の色:黄色 身長:175cm 体重:42kg ワークス  :UGNチルドレンA カヴァー  :UGNチルドレン シンドローム:キュマイラ ■ライフパス■ 覚醒:感染 衝動:破壊 ■能力値と技能■ 【肉体】:7 (シンドローム:3,3 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL6 / 判定 7r+6 〈回避〉:SL1 / 判定 7r+1 〈運転〉:SL / 判定 7r 【感覚】:2 (シンドローム:0,0 ワークス:0 ボーナス:2 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 2r 〈知覚〉:SL / 判定 2r 〈芸術〉:SL / 判定 2r 【精神】:1 (シンドローム:0,0 ワークス:0 ボーナス:1 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 1r+1 〈意志〉:SL6 / 判定 1r+6 〈知識〉:SL / 判定 1r 【社会】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 2r 〈調達〉:SL1 / 判定 2r+1 〈情報〉:SL1 / 判定 2r+1 UGN 【HP】    35 【侵蝕基本値】 30% 【行動値】   5 【戦闘移動】  10m ■エフェクト■ 《スキル名》          /SL /タイミング/判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》        /★$/オート$  /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》         /1$ /気絶時$  /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《コンセントレイト:キュマイラ》/2 /メジャー /-  /-   /-  /2   /判定のクリティカル値-LV 《完全獣化》          /2 /マイナー /自動/自身 /至近/6   /シーン中【肉体】の判定のダイス+[Lv+2] 《軍神の守り》         /1 /オート  /自動/自身 /至近/2   /カバーリングを行う 《獣の力》           /3 /メジャー /対決/単体 /武器/2   /攻撃力+[Lv*2] 《破壊の爪》          /1 /マイナー /自動/自身 /至近/3   /素手のデータ変更 《復讐の刃》          /2 /オート  /対決/単体 /至近/6   /リアクションを放棄して、対象にリアクション不可、クリティカル値-Lvの白兵攻撃を行う。このエフェクトは組み合わせられない ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称   価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ 破壊の爪    1   7r+6 8+Lv  1   至近 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   5    pt ■所持品■ 名称        単価 個数 価格 備考 コネ:UGN幹部       1   0   〈情報:UGN〉+2個 コネ:要人への貸し    1   0   情報のダイス+3個 シナリオ1回 思い出の一品       2   0   〈意志〉の判定の達成値+1 家族写真の入ったロケットペンダント =所持品合計=     0 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     0 pt 【常備化ポイント】 6 pt 【財産ポイント】  2 pt ■ロイス■ 対象        好意 悪意 備考 Dロイス:野獣本能       シーンに一度セットアップにマイナーアクションを行える。その後侵蝕率を5点上昇させる。 十二 ショウトラ  尊敬 恥辱 父親であり師匠 十二 バサラ    庇護 偏愛 唯一無二の大切な弟 十二 アニラ    尊敬 不安 ただの勘でしかなく、漠然としたイメージでしかないがなにかを抱え込んでいる気がする ■その他■ メモ: つなしじ  はいら 使用ルルブ:基本①②、上級  5歳の頃に両親のショウトラとアニラと共にUGNの施設に訪れ、誤って高濃度のレネゲイドの塊である「龍神の左腕」に触れてしまい覚醒、龍神の左腕はハイラの身体と融合し暴走、施設を半壊させるまでの大事故となった。このことのお咎めは奇跡的にほとんどなかったが、ハイラはチルドレンとなることを余儀なくされた。  力に飲み込まれ幾度となく暴走してすっかり後ろ向きになっていたハイラは当時、教官をしていたショウトラに「お前の力は壊すだけの力じゃない、母さんやみんなを守るためにだって使えるんだ」と言われ立ち直り必死に努力し力をコントロールできるようになる。バサラが弟になってからは守るべき家族が増えたことで更に訓練に力を入れるようになった。  チルドレンとしての能力は優秀であり、支部の任務の約五分の一程度をこなしている。また、最近はアニラからの任務以外の業務もこなしているのだが、数名の支部職員と共にUGNと関係のないことを極秘で行っているらしい。また、その行動を調査するためにエージェントを派遣しても「ああ、何もありませんでしたよ」とにこやかに報告するだけである、なお、その後この件に関して聞こうとしても適当にはぐらかされる。  学校へは病弱だという偽の理由を使いあまり登校しない。  神龍の力を押さえつけるためにエネルギーを使っているため普段は穏やかでぼーっとしているようにみえるが、戦闘中(龍が出ている間)は常に興奮状態となり会話も所々おぼつかなくなる戦闘になると背中から緑青色の龍を出して自在に操り相手をつかみ、皮膚を同じ色の鱗に硬化し鋭い爪を生やした右腕で殴り飛ばす! 通常時「えっ、無理しすぎ?僕以外の誰かが危ない目に合うよりましだからさぁ…ふぁ~」 戦闘時「まだ壊れナイノ!はぁ、よかっタァ!」 「神龍の左腕」…15年前発見された発見された伝説上の生き物である龍の干からびた腕の様な形をしたレネゲイドの塊 「初任務!“お兄ちゃんとお使い”」 つい先日、FHの襲撃を受け、半壊まで追い詰められた南彩市UGN支部、その廊下はいま、支部の修理のために来たUGNの職員やら今支部を離れているエージェントの穴を埋めるべくいつも以上の業務をこなす職員やらでごった返していた。修理のための機材や段ボールに詰め込まれた資料などで視界は悪く少し気を抜けば誰かにぶつかってしまう様な廊下を一人の少女がおどおどとした様子でしかし誰ともぶつかることもなくそのぴょこんとはねたくせっけや伸びたのしっぽ髪を揺らしながら歩いていた。  彼女は十二マキラ、先日の事件の首謀者“マラコーダ”の実子であったが今はこの支部の最高責任者である十二アニラの養子となり新しく十二家に加わることとなったオーヴァードである。  エンジェルハイロゥであるマキラの五感がこの混沌とした廊下をものともしないことは当然である、はずなのだがそれでもマキラが恐る恐ると進んでいる。人とぶつからないよう邪魔にならないようにと必要以上に気を使い神経を張り詰めながら廊下を歩いているのだが、いやだからこそだろうか、マキラは突如自分の腰から鳴った大音量の着信音に身をすくませ前から来た人物にぶつかり身体の小さいマキラは尻もちをついてしまう。  やってしまった…心の底からそう思った、顔から見る見るうちに血の気が引き身体が強張り小刻みに震えだす、物として扱わっれて来た彼女の身体は“これから先”を覚えてしまっている、目を瞑り手で頭を覆う、“これから先”を耐えるために。マキラに向かって手が伸ばされた。  「あっごめんね~、大丈夫~?」  「へっ?」  一気に力が抜けたのはその緊張感のない声のせいなのか自分が思い描いた“これから先”が訪れなかったことへの安堵からなのか。倒れたマキラに手を伸ばしたのは、おっとりとした青年だった、男にしては伸びた髪マキラと同じくを後ろで結んで、のんびりとしたしゃべり方をするこの青年の左手にはスマートフォンが握られていた。十二ハイラ、マキラの二人いるの兄のうちの上の兄であり十二家の実子である。  「あーマキラじゃん、全然見つからなかったから電話してたんだよー?」  そういってハイラがスマホを少しさわると今までなっていた着信が鳴りやむ。  「ごっごめんなさい。」  反射的に謝ってしまった。マキラの性格もあるのだがこれは恐らくマキラがハイラに抱いている苦手意識のせいもあるのかもしれない。初対面の時、いきなりオルちゃんとあだ名をつけられ、連絡手段が欲しいと迫られ、携帯を持っていないと答えれば自分の携帯を無償で渡して来てさらには使い方までレクチャーしてくるのだからいくらおっとりとしていて優しそうでも人見知りのマキラにあれはつらいものがあった(あだ名に関しては初めて付けてもらえて嬉しくもあったが)、そんなこともありマキラはハイラに対し苦手意識を抱いていた。  「?だいじょうぶだよー?それでねー、母さんがマキラと一緒に来てってー。いま大丈夫ー?」  「はっはい!大丈夫です、ハイラ義兄…さん。」  じゃあ行こっかー、っと言ってハイラはマキラの手を握r「へっ!?いっいやっ!」…る前に逃げられた。  「…!っご、ごめんね!バサラは嫌がらなかったし嫌だなんて思わなかったんだ!でもマキラはしぶにきたばかりだしまよったりでもしたらしんぱいだしそれにぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ」  ただ手を繋ぐことを拒否されただけの反応ではなかった、必要以上に動揺しその目に涙を浮かべいつもののほほんとした様子からは今のハイラの見た目は想像すらできないだろう。目は見開き視線は定まらずなにかををぶつぶつと絶え間なく呟いており、服の隙間からは獣化の際に現れる緑青色の鱗が現れなにかを怖がる子供のように身を小さく丸め震えていた。  異常だった、マキラはしばらく立ち尽くし周りに人が集まりだしていることに気付き呆然から困惑へ活動を変える、どうするべきか考えを巡らせ現状の改善方法を模索する、が、すればするほど混乱し挙句の果てには脳が思考を放棄する。  「だいじょうぶです!いやじゃないです!」  ハイラが顔を上げる。  「ほんとう?」「ほんとうです」  「よかったーそれじゃあ行こう。」  マキラの意識はここで途切れた。  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  「マキラ―?もう着いたよー?」  「はっ!」  マキラの意識が戻ったのは支部長室という立札がかけられた支部の何処かの部屋の前だった。  「具合悪いのー?医務室いくー?あっ今使えないかー。うーん…」  「いっいえ!大丈夫です。お母さんが待ってるんですよね!早くいきませんか!」  「そう?それならよかったー」  マキラのハイラに対する苦手意識がいくらか上がった。  ノックをしてハイラが部屋の中へ「母さーん、つれてきたよー」と言うと中からすぐに「いいわよー」という優しい声が返ってきた。  ハイラが部屋へ入り続いてマキラが入る。 次更新:そのうち(不定期) url: https://charasheet.vampire-blood.net/1740078