タイトル:"据え膳食わぬは男の恥の"マ・ドンナ キャラクター名:"据え膳食わぬは男の恥の"マ・ドンナ 所属     :猫散髪帝国 レベル    :2 獲得勲章数  :0 種族:人間 年齢:18 性別:女 髪の色:黒  / 瞳の色:黒  / 肌の色:白 身長:164 体重:47 クラス:神官 ジョブ:医者 ■パーソナルデータ■ 背景   : 貴方は幼い頃、犯罪者によって両親を殺された。貴方は自分の国を平和で過ごしやすい国に変えると誓った。 目的   : 貴方の使命は自分の国の[治安レベル]を5点以上にすることである。 好きなもの: 科学        会議 嫌いなもの: 空想        天使 ■ステータス■     才覚 魅力 探索 武勇  HP  器  回避 配下 クラス   2   4   2   1  10   4   9  22 ジョブ   1 ジョブ ボーナス   1            1         1 =合計=   4   4   2   1  11   4   9  23 ■技能■ [タグ] スキル名: タイミング: 対象 : 効果 [医者] 軍医   : 割り込み : 宮廷 : 戦闘終了時に《希望》1点を消費し、その戦闘で消費した配下を1d6人回復 []       :      :   : [神官] 祈り   : 割り込み : 任意 : 好きなときに割り込んで使用できる。好きなだけキャラクターを選び《希望》を好きなだけ消費する。消費した《希望》を選んだキャラクターに割り振る。割り振った《希望》1点につき、選んだキャラクターの《HP》が[1D6+対象に対する《好意》]点だけ回復する []       :      :   : ■所持品■ [目] アイテム名 : 効果 [1] 槍      : [2] 衣装     : [3] お守り    : [4] 救急箱    : [5] お弁当    : [6] 星の欠片×1 : ■感情値■ 対象      好意   : 敵意 ジュノー    友情 Lv.1 : 不信 Lv.1 ヴェルヴェット   Lv. :   Lv. ダスク6世   友情 Lv.1 :   Lv. ■その他■ メモ: ==================================================== ・目の隈を隠すために盛られた派手な目元メイクが印象的な神官の少女 ・孤児の子どもたちが親しみやすいよう、常に笑顔を絶やさず軽い口調でしゃべる ・二つ名の"据え膳食わぬは男の恥"とは「なんでも好き嫌いなく食べるべき」という意味にとらえている ・幼い頃野盗により両親と故郷を失い、その後教会に引き取られそのまま神官となる ・幼少期飢えに苦しんだ経験からか、好き嫌いが極端に少なく、また食べ物を決して残さない ・教会という組織には感謝をしているが、役にも立たず実態もつかめない神に対する信仰心は失われている ・確実に人々の役に立つ地に足の着いた技術ということで、科学や医学を信奉している ・炊き出しのスープの具を増やすという、ささやかな願い事を叶えるべく、国の改革に身を乗り出した ==================================================== 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜        "優しい両親"と"平和な故郷"、幼き日の少女にとってそれが"世界"の全てだった           今を生きる少女の世界には"優しい両親"も""平和な故郷"も存在しない                 それでも少女は"世界"で生き続ける 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 すべてを失ったアタシは空っぽだった。 狭い世界で考えることすらせず生きてきたアタシは"自分"すら持っていなかった。 そんなアタシが初めて手に入れた"自分"は"復讐"の気持ちだった。 けどその願いはすぐにかなってしまって、アタシはすぐ空っぽに戻った。 空っぽの自分、空っぽな毎日。 生きるでも死ぬでもなく、日々を無為に過ごしていたアタシに湧いて出た"自分"が"飢え"だった。 "生きる気"なんて持ってなかったが、構わずお腹は空いた。 空っぽなお腹を満たすべく、アタシはとにかく何でも食べた。 残飯に野草、溝鼠に苦虫まで... "飢え"の赴くまま、気に入らない物、食べ物ですら無いもの、どんなものでもただただ食べた。 ある日食べ物をくれる人が現れた。 手渡されたのは、具なんて殆ど入っていない薄味のスープ。 だけどあまりに美味しくて、もっと頂戴とせびったらいつの間にか教会でお祈りをしていた。 長く教会で過ごすうちに、アタシの中の"飢え"は消えてしまった。 でもいつの間にかアタシの"世界"には色々な物が詰まっていて、もう空っぽじゃなくなっていた。 空っぽじゃなくなったアタシの今一番の願い… それは炊き出しのスープの具を増やすことだ。 だけど、あくびが出るほどお祈りしても、その願いは叶わない。 ならば、と目に隈ができるまで働いても、その願いは叶わない。 そして、目の隈が消えなくなるまで勉強して、ようやく願いの叶え方がわかった。 軽く考えていた願い事だったけど、どうやら難しい事だったみたい。 だけど諦めるつもりは全く無い。 アタシは"自分"の願い事を叶えるべく、自らの足で王宮へと歩を進めた。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜