タイトル:花巻佳澄 キャラクター名:花巻佳澄 種族:オーヴァード 年齢:16 性別:女 髪の色:黒(僅かに緑) / 瞳の色:深緑 / 肌の色:しろめ 身長:147 体重:42 ワークス  :高校生 カヴァー  :高校生 シンドローム:エンジェルハィロゥ、エグザイル ■ライフパス■ 覚醒:死 衝動:殺戮 ■能力値と技能■ 【肉体】:3 (シンドローム:0,2 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 3r 〈回避〉:SL1 / 判定 3r+1 〈運転〉:SL / 判定 3r 【感覚】:7 (シンドローム:3,1 ワークス:0 ボーナス:3 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 7r 〈知覚〉:SL1 / 判定 7r+1 〈芸術〉:SL / 判定 7r 【精神】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL2 / 判定 1r+2 〈意志〉:SL / 判定 1r 〈知識〉:SL / 判定 1r 【社会】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 1r 〈調達〉:SL1 / 判定 1r+1 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 噂話 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 UGN 【HP】    27 【侵蝕基本値】 36% 【行動値】   15 【戦闘移動】  20m ■エフェクト■ 《スキル名》              /SL /タイミング/判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》            /★$/オート$  /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》             /1$ /気絶時$  /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《オリジン:プラント》          /1 /マイナー /  /   /  /2   /【プリンセス】への呼びかけ。 《光の手》               /1 /メジャー /  /   /  /2   /光を振るえば、茨は応える。 《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》/2 /メジャー /  /   /  /2   /その手には光を。 《絶対の孤独》             /2 /メジャー /  /   /  /3   /締め上げる茨による拘束。 《ミラーパレス》            /3 /常時   /  /   /  /-   /無数の茨と幻影により相手を惑わす。 《無機なる四肢》            /1 /メジャー /  /   /  /1   /茨による意志持つ破壊。 《ヒュドラの怒り》           /5 /セット  /  /   /  /4   /意識を委ね、世界を養分とする。 《デモンズウェブ》           /1 /オート  /  /   /  /2   /力は、誰かを守るために。 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0  15    pt ■所持品■ 名称      単価 個数 価格 備考 コネ:研究者     1   1   ケイトさん。 コネ:UGN幹部    1   1   ちづさん。 思い出の一品     1   2   端が焼け焦げている、必勝祈願のお守り。 =所持品合計=     4 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     4 pt 【常備化ポイント】 4 pt 【財産ポイント】  0 pt ■ロイス■ 対象      好意 悪意 備考 奇妙な隣人         オリジン:プラント 【プリンセス】 ●永井英裕         初期タイタス ■その他■ メモ: 「守りたいものなんてない。戦う気もない。何かを傷つけるなんて、まっぴらごめんだよ」 冷たく人を寄せ付けない雰囲気を纏う16歳、高校一年生。秋口に転校してきた。学生服は一般的なリボンとスカート姿ではなく、ネクタイにスラックスという男子生徒のような出で立ちで、僅かに緑がかった黒髪を短く切り揃えている。 成績優秀、スポーツ万能。男装のような服装の一方、身長は低く、顔立ちは幼く声も柔らかいため、態度とのギャップがある。 関わり難く見えるが、この服装や態度は全て演技。 親しい人を作らないためのポーズ。 本当の彼女は心優しく友達思いで、内気な性格。 しかし過去の事件でオーヴァードとして覚醒して以降、本来の自分を仕舞い込んで過ごしている。 彼女の身体には特異なレネゲイドが感染している。それは彼女が【プリンセス】と呼ぶ共生型レネゲイドビーイングだ。 【プリンセス】は普段彼女の中で眠っており、目覚めたとしても言葉を発することはない。 ただ彼女の呼びかけに応え、力を発現する。彼女の身体を植物と変え、その背から茨を生やし、振るう。 その力は強力無比だが、彼女自身は【プリンセス】に呼びかけることを嫌い、その力を使おうとはしない。 「だってわたしは――人を殺したんだ」   ◆  ◆  ◆ 彼女が転校してきた理由は、以前暮らしていた街で起きた事件にある。 UGNチルドレンの暴走したその事件で、彼女は【プリンセス】の力を持って、チルドレンを殺害した。 その後、より詳しい研究を受けるためと、それまでの生活から切り離し、事件を一般から秘匿するために、 彼女は居を移し、転校という形で今の生活に移った……そういうことになっている。 けれど、それは事実の一面に過ぎない。   ◆  ◆  ◆ 一般人だった彼女には親しい友人がいた。それは永井英裕という名の、同級生の少年。 けれど、彼は彼女にずっと隠していたことがあった。 彼がオーヴァードであり、UGNに所属するチルドレンだということだ。 ある日、彼女の住んでいた街にジャームが出現した。 殺戮の衝動に身を任せたそのジャームは、彼女が通っていた高校を襲撃。それに対処したのが永井だった。 永井は死闘の末、ジャームを討ち果たす。だが、戦闘の負荷により彼自身のレネゲイドウィルスが暴走。 校舎を破壊、学生たちへと襲い掛かる。 彼女もその標的となった。 見たこともない歪な力を振りかざす彼に、彼女は成すすべもなく殺害される、かに思えた。 けれど、彼女の「死にたくない」という願いに応えるものがあった。 【プリンセス】。 その街で、ずっと昔から眠っていたレネゲイドが、彼女に力を与えた。 目覚めた力は永井を退けるには十分なものだった。永井は死んだ。彼女がその力をもって殺した。 学生たちの犠牲は最小限で済んだ。だから、彼女は称えられた。 「ありがとう。キミのおかげだ」と。 彼女にはそれが耐えられなかった。 だって、彼女は誰かを守りたいわけでも、誰かを殺したいわけでもなかったから。 ただ、自分が死にたくなかっただけだったと、誰よりもわかっていたから。 だからもしかしたら、誰とも関わらないほうが幸せなのかもと、彼女は思った。 髪を切り、街を出て、家族の記憶を消し、UGNの研究者とだけつながりを残した。 誰よりも自分勝手な自分が、自分のために、大切な人を殺してしまう――そんなこと、もうないように。 それがどれほどの勝手か、彼女は気づいてもいないで。 【プリンセス】は、まだ眠りに就いている。   ◆  ◆  ◆ 【プリンセス】について 自らの育成と生存のため、あらゆるものを養分にして育つ、という植物の一側面を具現化したレネゲイドビーイング。 宿主を選び、その宿主を利用しつつ共生する。 かつてその性質を悪とされ、宿主ごと埋葬され、レネゲイドビーイングとしてのプリンセスは眠りに就いていた。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/1900935