タイトル:ヒステリカ・アルトシュタイン キャラクター名:ヒステリカ・アルトシュタイン 種族:ナイトメア [特徴:異貌、弱点[水氷、銀+3]] 生まれ:魔術師 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:16→17 性別:女 髪の色:薄紅 / 瞳の色:真紅 / 肌の色:雪肌 身長:160 体重:45 経歴1: 経歴2: 経歴3: 穢れ度:1 ■能力値■      技     体     心 基礎    5     13     12    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   9  10   3   4  12  11 成長   7         7  24  13 →計:51 修正 =合計= 21  15  16  24  48  36 ボーナス  3   2   2   4   8   6    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  19  21  69  105 特技         0  15 修正 =合計= 19  21  69  120 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:15 Lv ソーサラー 15 Lv  / プリースト/キルヒア 8 Lv スカウト  8 Lv  /  セージ        8 Lv バード   3 Lv  /  ミスティック     14 Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名       : 効果                                           : 前提 [p2120]トレジャーハント  : 戦利品のロールに+1                                    : スカウトLv.5 [p2123]ファストアクション : 戦闘の第1ラウンドで先手なら、主動作を2回行える                      : スカウトLv.7 [p2120]鋭い目       : 戦利品のロールに+1                                    : セージLv.5 [p2121]弱点看破      : 魔物知識判定成功時弱点ボーナスを2倍                           : セージLv.7 [p223] 魔法誘導      : 射撃魔法で誤射しない、完全に隠れ切れてない対象に射撃魔法可能               : [p226] 魔法拡大/数     : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別                         : [p221] 武器習熟/スタッフ  : ダメージ+1、Aランク装備可能                               : [p221] 武器習熟II/スタッフ : さらにダメージ+2、Sランク装備可能                            : 冒Lv5,《武器習熟/スタッフ》 [p223] MP軽減/ソーサラー  : 消費MP-1(最低1)、拡大時は-1後に倍                            : 冒険者Lv5 [p3142]キャパシティ    : 最大MPに+15。グラスランナーは無効                            : 冒険者Lv11 [pCG35]自己占瞳      : 占者自身への占瞳のペナルティ打ち消し。《双占瞳》で占者選択が可能。            : ミスティックLv.5 [pCG35]双占瞳       : 「対象:1体」の占瞳を「対象:2体」として行使可能。《自己占瞳》がなければ占者は選択不可。 : ミスティックLv.9    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本  16  10  15  45 修正 特技        0 =合計= 16  10  15m  45m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名         : 効果                    : 前提 [p]  サモン・スモールアニマル : 近くに居る小動物の興味を喚起し呼び寄せる。 : なし [p]  レクイエム        : アンデッドの全ての行為判定をー2      : 20秒 [p]  モラル          : 命中力+1                 : なし ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) ーー  2H  10      0  25  10   6 [スタッフS] *羨望するヴァレンタイン / (p)               0         0 [] *月詠のクレセント / (p) =価格合計= 0 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :             マナコート / 盾 :              / 修正: = 合計 =    0   0    0 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称 / 効果 頭 :      / 耳 :      / 顔 :      / 首 :      / 背中:      / 右手:      / 左手:      / 腰 :      / 足 :      / 他 :      / =合計=0 G ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 G =装備合計=      0 G = 価格総計 =     0 G 所持金   501200G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 8 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 真語魔法 15 1     24 神聖魔法 8       16 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  ○ ○ / ドラゴン語     ○ - ドワーフ語 - - / ドレイク語     ○ - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ ○ 魔動機文明語- - / 魔神語       ○ - 魔法文明語 ○ ○ / 妖魔語       ○ - 妖精語   ○ - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     ○ - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 ○ ○ ソレイユ語 ○ - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、親の種族の言語 技能習得言語:魔法文明語、8個の会話or読文、3個の会話 ■名誉アイテム■ 点数 名称 120 流派創設 所持名誉点:1755 点 合計名誉点:1875 点 ■その他■ 経験点:0点 (使用経験点:180000点、獲得経験点:177000点) セッション回数:51回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ)  メモ 1-     177000点(177000 /   / 回) 今までの冒険 2-        0点(   /   / 回) 3-        0点(   /   / 回) メモ: “   Was ich mit dem Buch in der Nacht                         ――――――――― 其が抱くは夜の帳   Die Schnitte durch die Dunkelheit meines Abgrund                  ―――――――― 其が裂くは深淵の闇   Ich nehme an, Morgensonne leuchtet                         ―――― 其は灯火を以って来光と成す   Kunst liegt fur die Menschen,                           ――――――――― 術は人の為に在り   Das Management liegt in der Nahe der Menschen                   ――――――――― 理は人の傍に在る   Bitte bringen Sie in der Handflache                        ―――――――――― 齎せ、その掌で   Schwert als Grund fur die Existenz ist, dass Sie                  ―――― 汝が存在する理由を剣と成し   Nehmen Sie eine Gerechtigkeit Urlaub Sie denken                  ――――― 汝が想うままに正義と為せ                                                               ” 「 ヒステリカ、と申します。……この角が、何か? 」 「 や、やあっ! むし、虫嫌いなんですってばぁああああッッ!! 」 「 やだ、やだやだやだッ……殺殺、さ……なきごえ、……みんな、私の、せ、でっ……死、   ――――嫌あああぁぁあああああああああああああぁぁぁぁあああああああああああぁああッッッッッ!!!!!!!!!!!! 」 「 そう。あくまでもその姿勢は変わりませんか。   ならばお覚悟を――――この私の前でナイトメアを罵ったこと、死ぬほど後悔して頂きましょう 」 「 私は“上”を目指します。ギルドというこの腐りきった閉鎖世界に、次世代の光を齎すために 」 「 あら……裏切るしか能の無い役立たずが、この私に今更何の御用でしょう。   ふふっ、命乞いですか? ――――もう遅い。既に私は、貴方をその生命の一片たりとも残さず焼き尽くすことを決めました 」 「 もう嫌なんです、大事な人をおいて自分だけ倒れるのは。   だから私は、彼のためならば禁忌にだって手を伸ばします。……彼が堕ちるならば、共に 」 『 今貴方、何と仰いました? ……左様ですか。なればもう、手加減は要りませんね。                                          早く死んでくださる?   改心不可能かつ家畜にも劣る外道畜生の貴方には、この言葉を送りましょう。―――― Die uns bald tot? 』 ―― プロフィール ―― フルネーム:ヒステリカ・アルトシュタイン(17/見た目も同様) イメージCV:田村ゆかり 所属:魔術師ギルド<ナハト・マグナ=グランツ>中位・フィーア 一人称:私 二人称:貴方/貴女/年下や同年齢は名前呼び捨て/年上やなんとなく呼び捨てが出来ない人は(名前)さん <テーマソング> 「Magi Spell」(新谷良子) MMORPG「トリックスター」(サービス終了)OP → http://www.nicovideo.jp/watch/sm13857043 <容姿>  目を惹く桃色の髪を後頭部で二つの団子にまとめた上、左右の後れ毛と後ろで三つ編みを計四本垂らしている。頭の上にはナイトメアの角、そしてそれを決して覆い隠さぬようにつけられた羊の角のヘッドアクセサリーが特徴。ぱっと見角が四本である。 ●このヘッドアクセ、英雄・セイレーンとしての力に目覚めたことで必要なくなった。つまり直に生えてきた。どうやらご先祖様がた、宝石に命を宿しとてつもない力を得る代わりに様々な動物の耳や尻尾を生やしていたらしい。セイレーンは偶然にもヒステリカが好む羊だったようだ。  瞳は強い意思を秘めた紅。どちらかというとツリ気味だが、目付きが悪いというわけではなく喜怒哀楽によって表情がころころ変わる。  服は肩が露出したフリルつきで裾が花のように広がったワンピース(桃色)にショートブーツ。  相棒、もといファミリアは猫のアイロニー。愛称はアイちゃん。ピンクと白の混在した毛皮の、ヒステリカの命によく従うおとなしい雌猫である。よく彼女の足元におり、主が気を許した人間ならば触っても嫌がられない。よくヒステリカの言葉に相槌のように「にあ」と鳴いたりする。かわいい。 ●ソーサラー技能の進歩により、ファミリアは人格を持つに至った。某取り憑かれ系SAN値ピンチ少女の猫のようなアレな性格ではなく、淑やかで思慮深げ、まさしくヒステリカの保護者のような性格。一人称は「わたし」、ヒステリカのことは「ご主人」と呼ぶ。 <性格>  最たる特徴は、己のナイトメアとしての角と穢れを汚点と思うどころかむしろ誇っている点が挙げられるだろう。「どうしてナイトメアであることを誇りこそすれ恥じねばならないのですか」と常に問い続けるかのように角を惜しげもなく晒す彼女は、その一見に反することなく角と己こそを信奉すると同時に、“差別”への強い否定の念を持っている。いついかなる時も種族の別及び人族蛮族の垣根を理由に相手を拒むことは絶対に無い。相手に和解と交友の意思さえあれば躊躇い無く受け入れられる度量の広さを持つと同時に、それは裏返せば『例え人であろうと、気に食わぬ者は同族であろうと殺し合う』という苛烈さの証明ともなる。簡単に言えば「身内に甘く敵に厳しい」。  冒険者として依頼をこなしている彼女に付き従っていけば、おそらく普段の彼女からはおよそ考えもつかぬような冷徹な言葉が聞けることだろう。敵と見做せば今まで護衛対象だった者ですらにっこりと微笑んで殺傷性の高い魔術を淀みなく打ち出す彼女は、その際に清楚で丁寧な口調で刺々しい煽り文句を惜しげもなく披露してくれるはずだ。  そういう厳しさを持ち合わせつつも、普段は可愛らしい少女である。大抵の人には角で驚かれるが、町の人には既に「ナイトメアだけど可愛くて気の利く少女」という風に思われているし、初対面の人間にあからさまな嫌悪を示されても最初は普通に接しようと試みる。それでも分かり合えないと判断した場合には一転して冷たくなるが、そうなるのは生粋の差別者か極端に穢れを嫌う者くらいであり、大抵の者はヒステリカ自身の人柄の良さにすぐナイトメアだという事実を忘れるようだ。  家事は料理以外は万能に出来る上、買出しによく町へ出ているためそこらの夫婦顔負けの交渉術で値切る姿がよく見かけられる。料理に関しては何故かほとんど出来ず、師匠に教えろとせがんでいるものの「面倒くさい」の一点張りであることに内心歯軋りしている。  右足の太腿の付け根にあるナイトメアの痣があり、幼少期につけられた左脇腹の傷跡がコンプレックス。胸はさして大きくないものの、女性らしさを備えたその肢体は思わず視線を惹きつけてしまうものだというのに露出を拒むのは、ひとえにその傷跡を人目に晒したくないからである。痣はともかく、傷跡だけはどうしても出したくないらしい。  最近では趣味が高じて占い師としての活動も始めた。友人である吸血鬼・ベルベット=ハーゲンの住む図書館の本を読みつつこちらも少しずつ腕を上げ、ルキスラ帝国でもそれなりに有名になってきたようだ。 ●【種を越えて -心の行方-】の防衛戦にて、二度の気絶と過酷な戦いを経験。パワーアップしたヴァレンタインと共に参戦したが、力不足を強く自覚することとなった。特にレイズン一人を残し自分のみが気絶してしまったことを深く悔い、以降更なる力を求めることとなる。 ●【図書館の禁域、そして定まる覚悟】にて、少女は【雲隠れドライビブリオ】にて訪れた図書館の深奥に踏み入った。そこで戦いの末に手に入れたのは三種の秘術。決して小さくない代償を払うことで絶大な威力を発揮するある種禁忌とも呼べる三つの魔術を手にしたことで、このとき確かに少女はある一線を踏み越えた。そして、ただの冒険者であることをやめたのだ。 ●【デイドリーム・チルドレン】では、ある村の事件に関わった。その際の学級裁判では今までの中で得た証拠を提出したほか、彼女ともう一人しか気付かなかった事実を並べ事実を暴き立てた。  その際にナイトメア嫌いの少女より「その誇りは独り善がりだ」と告げられ、全ての事件が終わった後でもそれがしこりとなって残っていた。だが自宅に帰って数日、宅配便だという少女より渡されたのは「ナハトの絆」――――ナハト・ビブラスであった少女が残したものだった。「誇るなら貫け」との言葉と共に、少女は独り善がりだろうと何であろうと誇りを喪わないことを堅く心に決めた。 ●【召異の闇、運命の扉】にて、自らの先祖である英雄・トリックスターの『セイレーン』及びその主の魔法王と邂逅。自分と瓜二つ、然れど自分よりも多くを知り多くに苦しみ多くを救ったであろうその姿に、「先祖を超える」ことを決意。その際に受け取った力を用いて、仲間達との協力の末に封じられていた魔神・ゲルダムを打倒。彼の防衛戦で苦しめられた魔神を倒すことでトラウマを乗り越え、正式に「トリックスター・セイレーン」を継承。直系子孫であることも合わさり、以降魔法王に託された「愛した人が守ろうとしたこの地と人々を守る」使命にも奔走することとなる。 ●【―亡霊の宴―】にて「クロナ様のお呪い」を行った後に引きずりこまれた空間――――「亡霊の社」から、恐怖と絶望に飲み込まれかけた末なんとか帰還することができた。だが心に負った傷は深く、以降ヒステリカは「闇ばかりの狭い空間」「廃校」「地面の下が見える高所(高層ビルなど)」に来ると恐慌を起こして冷静さを失い、「和服の小さな黒髪の少女」を見ると完全にパニック状態になる。完全にトラウマと化したため毎夜毎夜の責め苦の如く悪夢を見るようになり、しばらくの間は情緒不安定となった。  しかし悪いことばかりの中にも一つだけ幸福があった。「亡霊の社」で首を吊られ死にかけているところを救った少女、「ノア・メローナ」。最初にヒステリカが救った彼女とは、共に恐怖を乗り越えたことも相俟って以降も強い絆で結ばれることとなった。 ●【毒蛇の三日天下】では久々に彼女の煽り文句が飛び出た。敵は同じナイトメアの毒蛇、クヴァル・カラミティ――――戦闘の拍子に「何故そちらにつく」と問われ、「愛する者の隣にいるため、私の理想はこちらでしか成せぬため」と答えたところ、煽り合戦勃発。様々な術法を駆使し、放ったのは二条の雷。ダイス神が微笑んだおかげか大層なダメージを与えられ、苦しむクヴァルを心の底から煽り立てた。  その際なんだかアステルのあたりから微妙な目で見られたわけだが、ぶっちゃけこれは生来の性格である。普段がレイズンへのアタックに明け暮れあざといだけで、基本的に敵には容赦も情けもかけぬ性分なので、「今更引かれてもなんだかなー」という感じだった。 ●【増殖と預言の遺跡~Oktavia von Seckendorff~】で印象的だったのはやはり、クリス・ネーリヤがずっこけ、エレインが床をぶち抜いたこと、色々あり墓地でネーリヤと二人でいたところなんかトロンスレなる電波を受け取ったことだった。めっちゃ疲れてるっぽい。  それはともかく。遺跡内では散々トラウマを喚起され、一時的に戦線を離脱せざるを得ない状況にまで陥った。その際にレイズンからさりげなく言葉をかけてもらったのが嬉しかったようだが、続く異常な状況に恐慌状態にまで至る。その後、ネーリヤと一時離脱、会話の中で冷静さを取り戻しそのトラウマをぽつぽつと話した他、女子会(at墓場)で仲良くなった。彼女の馴れ初めというのは聞いててとてもほほえましかったようだ。  その後の三相戦にて、トラウマを乗り越えるべく《アンバー・グラビティ》、穢れを4つ乗せたバージョンをご開帳。自身最大ダメージとなる「7141」を叩き出して障壁を破壊せしめた。 <理想・目的> ①魔剣の悪用阻止及び有害な魔剣の封印 ②ギルドの内向的な体制の改革 ③大切な人を守れるほど強くなる ④先祖をも超える「トリックスター・セイレーン」になる ⑤魔法王に託された、この地と、この地に住まう人々の守護 <過去>  出身はあるエルフの小さな村。そこで本来ならエルフとして生まれるはずだったものの、生まれた女の子は小さな角を持っていた。ナイトメアの何よりの証左を持つその女児こそがヒステリカだった。角により実母は一度命の危機に瀕したものの、幸い癒し手の多い村だったため一命を取りとめたが、その代償に二度と子供を生めない体になった。  ナイトメアである彼女を、両親は一切毛嫌うことも虐げることもなく心からの愛情を込め育てたが、周りはそうではなかった。成長するにつれナイトメアである彼女は周囲から疎まれるようになり、孤立しがちになっていった。六歳ともなれば流石に「自分が他のエルフたちとは違う」ということには気付かざるを得ず、結果まだ泣き虫だった彼女はよく両親に泣きついた。それでも母はよく彼女を連れて買い物に出かけたし、父は彼女を肩車して村の中を歩き回った。二人が必ず言ったのは「角は隠さない」ことであり、もし彼女が隠して帰ってこようものなら厳しく叱責したほどだった。幼心に苦しく思っていた彼女がその意味を知るのは、まだ少し後になる。  村人にも娘にも公平に穏やかに接していた彼らにもついに差別が及びつつあったとき、父が病に倒れた。母と二人で血相を変え四六時中看病をしていたものの一向に治る気配を見せず、村の癒し手が出稼ぎから帰ってきたところにヒステリカが駆け込むと、彼女は「ナイトメアの穢れた子供なんかをいつまでも育ててるから、天罰が下ったんだ」という嘲笑と共に、面白半分でその時まだ噂にもなっていなかった、村外れに出現した魔剣の迷宮になら治療に必要なものがあるかもなどということを聞かされた。大人たちの態度に烈火の如く怒った彼女は単身そこに飛び込んだものの、当然のように中は罠と魔物の巣窟。魔物に襲われ手傷を負い、そのショックでソーサラーとしての資質を開花させる。空ろな意識の中で自分を襲った下級の魔物を殺し、倒れこんだところを後の師となる冒険者、ツェーザル・ディッテンベルガーに救われる。村に連れ帰り彼の手で治療を施され一命を取り留めた後、彼の手によって魔剣の迷宮も破壊され、父の病も完治。ナイトメアであるというのに一瞬も躊躇わず幼子を救った彼に彼女の両親は心から感謝し、その出来事を受け彼女はソーサラーになることを志願する。そんな彼女にツェーザルが出したのは、「成人までに、自分がナイトメアであるということ、自分が自分であることに誇りを持てるようになる」という条件だった。その言葉と、一冊の魔術の初歩的な教本をヒステリカに与え、彼は村から去った。  その後、両親の「角を隠すな」という言葉の意味を知り、彼女は心ない差別にもただ泣くだけではなく毅然と立ち向かうようになった。両親もそんな彼女に「ナイトメアであろうと最愛の娘なのだから胸を張れ」「泣くくらいなら言い返して、種族を盾にしてしか何もいえない彼らの小ささを笑い飛ばしてやれ」と激励し、ヒステリカがソーサラーとしての道を歩むことを後押し、それらがやがて村の者の迫害を止めさせた。  15才、成人を迎え、彼女は立派な少女に成長していた。ソーサラーの初歩の初歩としての魔術を扱えるようになり、無論人格の方も「ナイトメアであることを誇り、自分であることに自信を持つ」そんな風に。そして彼女は、昔聞いた名前だけを頼りにルキスラ帝国の外れにある彼の冒険者、ツェーザル・ディッテンベルガーの元を訪れた――――。 <研究者としての立ち位置>  魔術師ギルド<ナハト・マグナ=グランツ>に所属。研究者(魔術師)と冒険者を兼任するという、ずっと部屋にこもる研究の虫が多いこのギルドの中ではかなり特異な存在。そのフットワークとツテの広さ、そして何よりも師匠の冒険者としてと魔術師としてと両方を兼ね備えた助言を生かし、実践の中で魔術を磨いてきた。  そんな彼女ら師弟としてはこのような閉塞的なギルドのスタンスを快くは思っておらず、いつか頂点まで登りつめてこの体制を改革しようとも目論んでいる。というわけでまず彼女は、一線を退いた師の代わりに己をサンプルに『冒険者として魔術を扱ったほうがいかに早く習熟出来いかに人の役に立つか』を知らしめようと各地を回っている。  本人曰く「部屋にこもってひたすら紙と睨めっこしているだけで魔術を極められるのならよっぽど楽でしょうね。何ッの役にも立たないような魔術ばっかり開発している暇があるのなら、そのひょろっちいモヤシの体鍛えて老後に備えたらいかがです。今ならうちの師匠がお相手しますよ」だそう。  そんなスタンスゆえギルドのお偉方からはよく思われていないようだが、彼女はそれをも冒険者としての名声で叩き伏せようとしている。まるで反骨精神の塊である。 <神官としての立ち位置>  【増殖と預言の遺跡~Oktavia von Seckendorff~】後何日して、ある夢をみた。 「おいお前うちの神官になれ、いやなってください」  ……賢神キルヒアが夢枕に立っていた。というか懇願された。 「学び、考え、実践せよ」 「記録と研鑽を基本に、驚きとひらめきを大切にせよ」 「衝動による暴力は害悪なり。思考を停止してはならない」  今まで神の道など全く興味がなかった彼女だったが、彼(であっているのかは分からない)の教えを聞くところによるとぴったり自分の信条と重なっているではないか。特に「書斎にばっか篭ってねーで外出ろハゲ」というあたり。  「そんだけカブってるとか最早運命だからほら、ねえ信仰しよ? お願いして、魔導の加護も学業の加護も全部あげるから」とか夢の中で泣かれた時は正直「……は?」となった。何だこの古代神。そしてその古代神に泣かれてる自分はコイツ以上に何なんだ。  そして翌朝、起きてみれば枕元にキルヒア印の聖印が。考えた後、「まあいいか」と流されることに決定。プリーストとしての道を歩み始めた。 <一般技能> 技能などから作成。RPやSSにのみ反映。 ・占い師(フォーチュンテラー)Lv5:方法は様々ですが、人の運勢を占い指導する事で代価を得ます。超常的な直感を持つものから詐欺師までさまざまです。ヒステリカの場合、ミスティック技能を応用するので的中率はそれなりに高いようです。 ・貴族(ノーブル)Lv2:貴族としての立ち居振る舞いを見につけています。 ・踊り子(ダンサー)Lv3:夜会や祝宴を盛り上げる為に呼ばれて、その技術を披露します。集団での舞踏の依頼も多く最初からグループを組んでいる者も多く見られます。 ―― 今まで共に冒険した人たち ―― ◆ガロン:忍べない脳筋その1。「その金属鎧うるさいんですよこのモヒカン馬鹿ぁ!」などと言いつつも前衛の火力及び盾としてはかなり信頼している。軽口を叩きあえる相手として認識。喧嘩友達感覚というのが近いだろうか。 ◆トルタ:ロリコン幼女。その探索での活躍ぶりには幼いながら一目置いており、同様に信頼している。怖がりな彼女を可愛いなーと思いつつ宥めるのが楽しいとは心の声である。 ◆カレン:忍べない脳筋その2。本当に貴方2D使ってる?と心配になるくらい不運のヘタレお兄さん。最初はさん付けだったのがいつの間にか呼び捨てになっていた。火力としては信頼を置いている。 ◆レイズン:ナイトメアのお兄さん。探索での頼りになる感じに憧れつつ、「ちょっととっつきにくい人だけどもっと話したいなあ」と思っている。同族を見たのは実は彼が初めてだったりする。  「もっと話したいなあ」という漠然とした憧れから、ある瞬間恋心に変わったのを自覚する。常に闇と隣り合わせでふと視線を外せば何処かに行ってしまってそうな儚い彼の隣にいるために、少女は彼の防衛戦ののち決意した。『誰にも負けない力を手にして、彼の隣に居続けること』。彼を一人にしたくないだけでなく、自分にもこの人は必要だと思ったから。 現時点ではまず恋愛対象として意識してもらうべく日々アタック。なんか周りからは生暖かい目で応援されつつある。「絶対虜にしてみせるんですから!」とは本人の意気込み。 ◆ナナリー:二重人格幼女。カンタレラのぶっ飛びっぷりにちょっとびびりつつも、幽霊に怯えているところは相応だなーと思っている。アタッカーとしても信頼。 ◆ユニ:探索ガチ勢。戦闘はからっきしだがそのサポート能力には感嘆するしかない。ただ味方のヘイト値もガンガン稼ぐのはちょっとその…どうなんだろう…という心境。 ◆ネーリヤ:割と手の早い現地妻氏。共闘の際はアタッカーとして活躍してくれた他、もともとの性格から頼れるお姉さんみたいな感覚である。  もう現地妻なんてよばないと心に誓った。回復有り難すぎる。あとメガホンを崇め奉る。  【増殖と預言の遺跡~Oktavia von Seckendorff~】にて、トラウマ喚起により一時戦線離脱した際に付き添ってくれた。【―亡霊の宴―】で経験したトラウマをレイズン相手のとき以上に詳しく、自ら話し絆を深めた。今までは戦力として頼りになるという面のほうが大きかったが、人格的な面でも尊敬するようになった。身の回りにそういう「頼れるお姉さん」がいなかったからというのも大きい。 ◆エグザ:リルドラケンのお兄さん。なんかこう、良心枠だなって。みんなカオスだったのにぐう聖でした。 ◆ジューダス:弓使いの堅物お兄さん。ばしゅばしゅ命中させててかっこいいなあと。おそらく次の共闘では馬を颯爽と乗りこなして現れるんだろうと思っている。 ◆ドラクリヤ:ドラ右衛門何とかしてよぉ! ダメを与えまくってたチンピラのお兄さん。なんかもうドラ右衛門としかいえない。 ◆シロア:冷静な幼女。つよい。五回連続攻撃とかかましたときはびっくりしました。 ◆タツノ:ぐう聖お兄さん。薙ぎ払い強すぎ。パラパラ戦術を提案してくれたため私の活躍の場も地味に増えました。 ◆クリス:21歳児。レイピアぶんぶんはフェンサー陣に対するからかいとしてこれからも言われるだろうと予測。 ◆アステル:主人公。「雲隠れドライビブリオ」において、まさかの無血開城を果たした立役者。甘いと感じる反面、彼にも理想があるということを聞きいずれその話もじっくり聞いてみたいと感じている。  彼が建国すると聞き、魔法関連で一枚噛ませてもらうことを即決。【毒蛇の三日天下】においても色々絡んだり、冒頭の紅茶などを受け料理とか教わりたいなーという感じ。あと脳内に直接ばかっぷる認定を受けました。  だがクヴァル戦において、トドメとなった一撃を放った際に彼の記憶が吹っ飛んだのには気付いた。世界という規模の違いすぎるモノとの契約によりそれは運命付けられていたというのも。その後のやりとりで取り戻したようではあるが、再び同じようなことをしでかさないかとヒステリカとしては内心案じてはいる。 ◆テレジア:同じナイトメアかつソーサラーの少女。異貌の他に「化身」という技も使用していたのが印象的。余談だが彼女のファミリアがすごく形容しがたい人格を得ているのを見て「うちのアイちゃんはあんな風にならないといいのですが……」と思っていたのは内緒。 ―― NPC ―― ◆ベルベット=ハーゲン:【雲隠れドライビブリオ】にて。まさかの無血開城を果たしたことで図書館への立ち入りを許され、以降お茶をしにきたり文献を探しに来たりとちょくちょく交流を深め、今では結構仲が良い。 ◆ノア・メローナ:【―亡霊の宴―】にて。ヒステリカが助けた少女であり、「亡霊の社」内での恐怖を一番多く共有し、共に乗り越えたことで絆を得た。実際は好奇心強めな少女であり、そのせいで「クロナ様のお呪い」を試し社内にひきずりこまれたらしい。  以降共に行動するようになり、珍しい同年代の友人となった。よく顔を合わせては恋バナなどに花を咲かせている。 ―― GM担当セッションの反省と感想 ―― ・「雲隠れドライビブリオ」  初GMということで探索目標値/見識目標値など、PCが6ゾロでないとクリアできない値を最初設定してしまっていた。 →変動するとはいえ事前の確認不足  MOBの固定値などのシステムの確認不足が祟り、そこまでのロスではないものの途中時間を食ってしまった。 →事前知識不足  もう少しMOBのバリエーションを増やしても良かったかもしれない。ラスボス間際のバフの優先順位ほのめかしは慈悲を与えすぎたか。というかみんなぶっ飛んだ人がぶっ飛んだ数値をたたき出してくるのがとってもこわかった。まじGM泣かせ。(本音)  初GMにしては上手く回せていたとのお言葉を賜り恐悦至極。いやあまさかカーストアーマーをこかして貼り付けてフルボッコにするとは思ってなかった。そしてラスボス気合入れて作ったのにまさかの無血開城でありもうこっちとしてはびっくりなんてもんじゃない。だが正直ベルベットは気に入った子だったので殺さずに済み結果オーライという感じである。  ヒステリカとしては、元々素直に命を遂行するだけで終わらせるつもりはなかったが、同行したアステルの提案によりなんと図書館を守護する吸血鬼・ベルベット=ハーゲンと戦うことなく図書館を訪れる許可を得た。つまりは無血開城である上、忌々しいギルドの上層部にこの図書館を荒らされることなくそっくりそのまま得ることができたといっても過言ではない。というのものあるが、彼女自身も新たに得た吸血鬼の友人のことは好いており、ちょくちょくこの図書館を訪れているようだ。ベルベットの側としても友人にならということで亡き妻が生涯を賭け集め、または執筆した魔術についての書を見せることには抵抗はないらしく、良好な関係を築けている。 ―― 詠唱に使った曲一覧 ―― ・「禁断少女プラスA」(るなちゅ/鏡音リン) ・「アーティミシアの空想舞踏科学」(アキバヲタP/鏡音リン・猫村いろは) ・「エンヴィキャットウォーク」(トーマ/初音ミク) ―― 艶羨するヴァレンタイン ―― ・魔性が持つ、独占欲、依存心、劣情、潜在的本能を吸って成長する魔剣。 穢れを持たない純なる者は魔剣が自らの主として認めない為、使いこなす事が出来ない。 ・製造時期は不明。『嫉妬』を司るとされ、 恋愛感情を持つ男女の前に現れ、魔剣の迷宮に幾度も閉じ込めたという逸話がある。 その特性故に闇市場に流れ、あらゆる人族の手に渡り恋人たちを破滅させてきた。 しかし穢れを持ちながら尚 真なる愛情と強い芯を持つ者が所持した時、魔剣の力を自在に使いこなす事が可能となる。 種族:ナイトメアが持つと、以下の効果が付与されます。 ●カースパラノイア 装備者が魔法を分類 「魔神」のキャラクターに対して行う場合、魔力を+3点。 また装備者が分類「魔神」の キャラクターから攻撃を受けた場合、物理・魔法ダメージを-3。 ●☆類似運命 対象「1体」の占瞳を使用する場合、「2体」に変更する。 占瞳判定はまとめて一回で行われ、代償も一回のみ。 ●咲き乱れるロリポップ HPが不明、またHP150以上のエネミーが存在する場合、 魔力ボーナスに+2点、精神抵抗ボーナスに+3点のボーナスを得る。 ●☆深窓の乙女-キャットダンス- MP3消費。女性キャラクターが所持している場合のみ以下の効果を得る。 周囲30mの味方男性キャラクターは回避ボーナス+1、打撃ボーナス+1。 ●異風堂々-ブラックアウト- 異貌化状態時のみ、常時以下の効果を得る。 精神抵抗+1、あらゆる消費MPを-1(これにより消費MP0とする事は出来ない)。 ●魔法稠密/出力変化 【宣言】 威力表を利用する魔法の威力を+10ずつできる。合わせて消費MPが2倍、3倍になる。 この特技による威力の上限は元々持っている魔法の2倍、もしくは威力100まで。 ※ただし、≪スティールマインド≫また、これと同じ効果を持つ深智魔法はこの特技の対象にならない。 ≪魔法拡大/△△≫と同時に宣言する事は出来ない。 ●魔法稠密/効率化 【宣言】 威力表を利用する魔法の消費MPを3点減らす。合わせて威力を-5する。 この特技によって威力が0になる場合は宣言できない。 ―― 《星詠み(セイクリッド)のイヤリング》 ―― 製作時期:魔導文明時代、現代 流星の形をした妖艶なイヤリング。 そのイヤリングには流星が落下し、それにより採掘することが可能なほどに地表付近へ浮き出た、星の力を受け取ったダイヤモンドがちりばめられている。 異星の力を宿しているため、《ミスティック》技能と持ち主の魔力をより効率的に運用することができる。 ●プレアデス・リード 星の力を引き出すことにより、自分のみ星を詠むための法則を捻じ曲げる。力を発揮する際には黄金色に耳飾は輝く。 HPとMPを5ずつ消費し、《ミスティック》技能を用いて効果を適用する際、知力ボーナス以外を採用する場合、判定するボーナスを知力に変更することができる。 ●メシエセブン・オーバーロード 《ソーサラー》技能を用いて行使判定/ダメージ算出をする際、常に魔力を+1する。 また、Lv8以上の魔法を行使する場合、消費MPは-1される。 ―― トリックスターの証≪アンバーリング≫ ―― アンバーが嵌め込まれた指輪。古の英雄「トリックスター」の一人、「セイレーン」の後継者かつ子孫であることの証。 ●セイレーンの加護 戦闘時にMP6消費して3R間効果発動、補助動作で発動可。 行使判定を+1し、ダメージ判定時に魔力を+2する。 ●ネペトリの宣託 判定前にMP10を消費して発動。その判定においてダイスの値を+1する。ダイス目12以上にはならない。使用は一日に一度まで。 ●ローズガーデンの星々 一日に一度のみ使用可能。運命変転。ただし変転後のダイスは-2される。 ―― ナハトの絆 ―― 首飾り。魔剣メイド・イン・ヘブンの、もう無害になった結晶の一部。 持っていると真語魔法の与ダメージが+1され、逆に真語魔法の受ダメージが-2される。 ●ナハト・ビブラス・コールノ 相手からの攻撃でHPが0以下になる時、チェーンして1セッションに一度のみ発動可能。 HPを1ポイントのみ回復し、そのR終了時まで一切のダメージ及び魔法効果を受け付けない。 ●闇へ変ずる者 相手からステータスダウンの魔法効果を受けた時、2dを振って出目が8以上ならばそれを無効化する。 ―― 手に入れた魔術 ―― 《アンバー・グラビティ》 消費:HP1になるまでのHPと残りの全てのMP→全体HP/MPのそれぞれ半分ずつ 対象:半径6mの起点指定 射程/形状:50m/起点指定 時間:一瞬 抵抗:- 属性:- 概要: 凄まじい重力で全ての物を押し潰す 効果:「威力表100+魔力+10」点の魔法ダメージを与える。この際任意で自らに穢れを追加することで以下の効果を得る。 1:威力+25 C値-1 魔力 威力表100 2:威力+40 C値-1 ダイス値+1 魔力 威力表100 3:威力+55 C値-2 ダイス値+1 魔力 威力表100 4:威力+75 C値-2 ダイス値+2 魔力 威力表100 また、この魔法を発動した際は三日間→30分MPとHPが回復しなくなり、制限移動しか出来なくなる。この魔法は抵抗することが出来ず、この魔法による効果・代償は如何なる術を持っても軽減することが出来ない。 フレーバー:発動すると重力の塊である黒い塊が対象の頭上に現れ、付随して限定的に空が割れる。黒球はやがて黒い電磁を撒き散らし、対象の周囲の重力を何十倍にもし、敵を跡形も無く押し潰す。 《アルト・オブ・トリックスター》 消費:残りHP全てと半分以上残っているMP全て 対象:1体 射程/形状:接触/-時間:一瞬 抵抗:- 属性:- 概要:自らの魂を分け与え、死せる者を蘇らせる 効果:「対象のHPMPが半分の状態」で蘇生させる。この場合、対象の状態によって以下のリスクを負う。 死亡直後~死亡3日、かつ死体の損傷が少ない場合:術者は3日間意識を失い、その間HPMPは0の状態に固定される。 死亡4日目~死亡7日目、もしくは死体が2~5割損傷している場合:術者は7日間意識を失い、その間HPMPは0に固定される。 死亡8日以降、もしくは死体の損傷が6割以上の場合:術者は死亡する。この効果で死亡した術者は蘇生することが出来ない。 誰かに起こして貰った場合、意識は戻るがHPMPは0に固定されたまま、主動作も補助動作も行うことは出来ない。 また、この魔法は詠唱なしでも発動出来る。 この魔法によって蘇生された者に穢れは追加されず、記憶の喪失も受けない。 フレーバー:死亡者に寄り添い、自らの魂を口付けによって分け与えることで復活させる。その際には使用者の魂の色が光となって対象と使用者を包み、魂の受け渡しを手伝うため、他の何人たりとも近付くことはできない。 《セイレーン・アリスマイアス》 消費:HP10割とMP10割対象:1体 射程/形状:接触/-時間:300秒(30ラウンド) 抵抗:- 概要:術者の全ての力を注ぎ込み、加護を与える 効果:対象は全ての判定に+4の加点が行われ、魔力と打撃点と防護点と精神抵抗と生命抵抗が+10され、ありとあらゆる魔法に対する抵抗が「抵抗:消滅」になる。 術者は使用後1時間意識を失い、失ったMPHPは三日間戻ることはない。この魔法は詠唱なしで発動出来る。 フレーバー:対象を包むように桃色の光り輝く五線譜が現れ力を分け与える。発動中対象は絶え間無く桃色の光に包まれるが、その間意識を喪っているはずの使用者の、対象にだけしか聞こえない微かな歌声が脳裏に響くという。 ―― 特殊神聖魔法(キルヒア) ―― 《ペネトレイト》☆  消費MP:2。レベル2の特殊神聖魔法。神の示唆を受けて魔物知識判定に+2のボーナスを得る。 《ウィークポイント》  消費MP:4。レベル4の特殊神聖魔法。対象への攻撃はC値-1のボーナスを受けるが、この効果によりC値7以下にはならない。 ―― 書いたSS(時系列順) ―― ●「狼狽と猫とメランコリック」(【種を越えて ―心の行方―】後日談) → http://sns.mb2.jp/hizirigi/d-13 ●「いつか潰えた彼らの未来」(【―亡霊の宴―】後日談) → http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=13650 ●「ドーナツホール」(ヒステリカ&レイズン DM会話ログまとめSS) → http://sns.mb2.jp/hizirigi/d-14 ●「貴方の紅茶の味は」(お題:『ヒステリカ・アルトシュタインがレイズン・ランペドゥーサを愛する理由』) → http://sns.mb2.jp/hizirigi/d-15 ―― アルトシュタイン天文魔導占瞳 ―― 入門条件:ソーサラー10、ミスティック10 名誉点50の支払いで入門し、30ずつ払うことで以下の技能を修得可能。 概要:アルディア国ミスティック教師、ヒステリカ・アルトシュタインが戦闘向けに確立・編纂した魔導占瞳の流派。自らの経験を基にどこを改良すれば良いかを考え、そこを修正するために星の運行と宇宙の巡り、更には天候を計算し尽くした結果生まれた高等天文学の賜物でもある。よって、修得するにはそれなりの頭脳も必要とする。 補助動作:☆ 永続効果:▲ 条件付き永続効果:◆ ≪流星は弧を描いて降り注ぐ≫ ☆ 魔術発動時手持ちの発動体で空に弧を描く動作を挟み(RP)、更に「使用する占瞳の修得可能レベル×1/2」のMP(小数点切り上げ/0以下にはならない)を追加消費することで、一つの魔術につき一つのみ主動作型占瞳を補助動作で用いることができる。 ≪月光は盾となりて彼の者を守らん≫ ☆ 必要:<22枚組タロットカード>(200G)の所持 近接攻撃を受けた際、タロットカードを一枚消費し、相手の命中判定に「ミスティック技能レベル+精神力B+2d6」で勝つことでダメージを半減できる。 ただし、一枚消費していくごとに以降タロットカードを用いる占瞳の判定に-1のペナルティを受け、五枚消費した時点でタロットカードを用いる占瞳を使用できなくなる。 このペナルティは、 ・消費が五枚未満の場合→全てのタロットカードを揃え直した日の翌日の夜を迎えると回復 ・消費が五枚以上の場合→全てのタロットカードを揃え直した日の二日後の夜を迎えると回復 ≪惑星は星読みに力を与える≫ ▲ 空の下にいる時、占瞳の全判定に+1のボーナスを与える。 雲一つない晴れ間(=天体観測に適した天気)の下にいる時、更に+1(合計+2)のボーナスを得る。 ≪絆は太陽の如く輝く≫ ◆ 占瞳使用時、対象に接触して行うことで+1のボーナスを得る。なお、これは元から「射程:接触」の占瞳では力を発揮しない。