タイトル:ペペロン卓 キャラクター名:シーン・ヴィア 種族:メリア [特徴:繁茂する生命] 生まれ:射手 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:27 性別:女 髪の色:銀髪 / 瞳の色:黄色 / 肌の色:黄色人種 身長:173 体重:60 経歴1: 経歴2: 経歴3: 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎   10      7     12    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   3   4   1  13   6   3 成長   5   1   4   2      2 →計:14 修正 =合計= 19  15  12  22  18  17 ボーナス  3   2   2   3   3   2    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  12  11  49  35 特技         0   0 修正 =合計= 12  11  49  35 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:9 Lv シューター 9 Lv  / マギテック  6 Lv レンジャー 5 Lv  / エンハンサー 1 Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名    : 効果                           : 前提 [p2122]治癒適性    : Hpが回復する効果を受けるとき、その効果に自分だけ+1    : レンジャーLv.5 [pIB30]精密射撃    : 射撃攻撃で誤射しない                   : [pIB37]狙撃      : 主動作で宣言。次の射撃攻撃の命中時、1回目の出目を12にする : 2H射撃武器 [pIB31]武器習熟A/ガン : ダメージ+1、Aランク装備可能                : [pIB30]鷹の目     : 乱戦エリアや遮蔽物越しに射撃・魔法攻撃可能        : [pIB31]武器習熟S/ガン : さらにダメージ+2、Sランク装備可能             :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   0  15  45 修正 特技        0 =合計=  0   0  15m  45m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名   : 効果   : 前提 [p]  キャッツアイ : 命中+1 : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : 9  12  11  11 ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 2000  2H  10     12     11  14 [ガンA] *テンペストⅡ / 射程30m,装填数6  残数3 (1-314p) 8000  2H   5     12     10  12 [ガンS] *フレイマーTK / 射程20m 装填数6 残数6  マギスフィア小(バーストショット ダメージ+1) マナカートリッジXX MP14 (232p) =価格合計= 10000 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  7      3   150 ソフトレザー / 盾 :              / 修正: = 合計 =    0   3   150 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称         / 効果 頭 :              / 耳 :2800 スポッタードール   / 狙撃時命中+4 顔 :              / 首 :              / 背中:4500 野伏のサーマルマント / 炎・水・氷属性-1点 背中:1000 マギスフィア中    / クリティカル、エフェクトバレットダメージ+1 右手:500  巧みの指輪      / 左手:500  巧みの指輪      / 腰 :20  ガンベルト      / 12発収納残り弾丸6発 銀の弾丸6発 足 :100  バレットポーチ    / 24発収納 残り24発 他 :300  マギスフィア小    / ターゲットサイトMP-1 =合計=9720 G ■所持品■ 名称       単価 個数 価格 備考 保存食      50  11  550  28日分 冒険者セット   100  1   100  背負い袋、水袋、毛布、たいまつ6本、火口箱、ロープ10M、ナイフ 弾丸       50  6   300  残り10発 薬師道具セット  200  1   200  薬草類の威力表を1d+4で参照する。 救命草      30  12  360  威力10 HP回復  残り10 ワイン      20  1   20  親友と仲直りしたら一緒に飲もうと思って購入 着替えセット   10  1   10 ソーンの似顔絵     1   0   ソーンという女性の似顔絵 少し紙が痛んできている。達成値8 所属証明書       1   0 依頼書         1   0 銀の弾丸     25  6   150 スケッチブック  50  1   50 軽快な絵筆    50  1   50  絵画を描く時の行為判定達成値+1 油絵の具     10  1   10  7色セット ティーセット   60  1   60 アウェイクP   100  2   200  残2 魔香草      100  7   700  残5 ヒーリングP   100  10  1000 残10 フレイマーTK     1   0   売却額3600 LL43、76ページ ソーンの似顔絵2    1   0   達成値9 魔晶石20点      1   0   売却すると4000G 魔晶石5点       4   0 ソーンの似顔絵3    1   0   達成値10 ソーンの似顔絵4    1   0   達成値9 ソーンの似顔絵5    1   0   達成値11 =所持品合計=    3760 G =装備合計=    19870 G = 価格総計 =   23630 G 所持金   53566G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 3 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 魔動機術 6       9 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語○ ○ / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   ○ - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、妖精語 技能習得言語:魔動機文明語 ■名誉アイテム■ 点数 名称  20 野伏のサーマルマント  10 軽快な絵筆 所持名誉点: 193 点 合計名誉点: 223 点 ■その他■ 経験点:990点 (使用経験点:32500点、獲得経験点:30490点) セッション回数:14回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 器用度   9000点(9000 /   / 回) 2- 器用度     0点(   /   / 回) 3- 器用度     0点(   /   / 回) 4- 器用度     0点(   /   / 回) 5- 器用度     0点(   /   / 回) 6- 筋力      0点(   /   / 回) 7- 筋力      0点(   /   / 回) 8- 精神力     0点(   /   / 回) 9- 筋力    3320点(3000 / 220 /2回) 10- 精神力   3780点(3000 / 730 / 1回) 11- 敏捷度   3410点(3000 / 360 / 1回) 12- 生命力   3460点(3000 / 460 / 回) 13- 筋力    4140点(3000 /1090 / 1回) 14- 生命力   3380点(3000 / 380 / 回) 15-        0点(   /   / 回) メモ: 所持金850G SP1 メリアというアルフレイム大陸に存在している植物から進化した人族 右肩に赤紫の花(ローダンセ)が咲いている。 性格は、落ち着きがあり冷静。仲間想いであり、困った人がいると手を差し伸べようとする世話好き。 得意なことは銃による狙撃 薬草集め マギテックいじり 茶葉集め アルフレイム大陸のある森で生まれる。 気が付いた時に周りに同族はおらず、木の実や果物を採ったりして幼少期を過ごす。 20歳を過ぎた頃、森から出て近くの街で冒険者として生活するようになる。 きっかけは、同族の女性ソーンとの出会いだった。 彼女は、同族がこの森に住んでいるという噂を聞き会いに来たのだと話す。 シーン自身、ずっとこの森で住んでいたため自分以外の人族、同種族と出会ったことがなかったため ソーンの存在は新鮮だった。 ソーンは冒険者としての話を数多く聞かせてくれた。 ある時は、蛮族との激しい戦闘の話。ある時は、遺跡の罠やモンスターを退け、最奥の財宝にたどり着いた話。 ソーンの話す物語は、シーンの好奇心をくすぐるには充分だった。 シーンは、自身もこんな冒険をしてみたいと思うようになり、冒険者になりたいことをソーンに伝えた。 そうしてシーンは冒険者となった。 冒険者になりたての頃はソーンと一緒に仕事をしていて、慣れていくにつれてソーン以外の冒険者ともパーティを組むようになった。 はじめは、師弟のような関係だったがやがて互いに友情が芽生え、親友となっていった。 この頃の仕事仲間の内の1人が今回のパーティメンバーのエスコート という感じ ソーンと関わり、街に出て冒険者となって少しした頃からソーンの冒険者としての噂をよく耳にすることが増えた。 「狙った獲物は決して外さない千里眼の狩人、冷血の化け物」と・・・ そういう話を聞いたりするとソーンは気持ちが落ち込むことがありシーンは心配していた。 ソーンは口癖のように「私の力は他の冒険者とは違う。化け物だから・・・」と悲しそうに言う。 シーンは、そんなことはないと元気づけようとするが彼女は落ち込んだままだった。 そんなある日、シーンは富豪の護衛の仕事を受ける。富豪は、街でも名の通った盟主で、最近実力がついてきたというシーンの噂を聞き、 是非頼みたいということだった。 シーンは、自分の実力が認められたと喜び、ソーンもおめでとうと祝福してくれた。 行きはなにも問題なく都市に到着。富豪の商談も済み、あとは帰るだけとなった時、都市に蛮族が攻め込んできた。 シーンは、富豪を都市の外へと逃がし、蛮族を迎え撃った。 ここで、自分も引いてしまうと依頼主に危害が及んでしまう、命にかえてもここは死守しようと銃を構えた時、一筋の光が蛮族を貫く。 光は、次々と蛮族の胸や頭を貫き絶命させていく。 シーンは、その光がどこから放たれているのか目で追っていくと、都市の近くにある山の中腹から放たれていることがわかる。 すぐにターゲットサイトで見てみると、遠くで見づらかったがその姿はソーンであることがわかった。 これが彼女の本当の実力であることがわかり、普段見せていた姿はいつも実力を抑えて、自分に合わせていてくれたことにシーンは気づく。 初めて彼女のシューターとしての実力を目の当たりにし、「これがソーンの言っていた他の冒険者とは違う・・・・・化け物の力か・・・」 とつぶやいた。 その時、これまで蛮族のみを貫いていた光の筋は初めて大きく反れて、近くの建物を破壊した。 シーンは気づいた。先ほどの呟いた唇をソーンが読んでしまったことに。 違う!誤解だ!私は、ソーンをそんな風に思ったことはない!と叫んだが、ソーンは山の向こうへと姿を消した後だった。 そして、都市の警備隊が蛮族を押し返し都市に平穏が訪れ、富豪を街へと送り届けた後、シーンはソーンを急いで探したがすでに彼女の姿なく、街を去った後だった。 シーンは、深く後悔し、ソーンを傷つけてしまったことを謝ること、ソーンを傷つけてしまったのは自分の弱さにもあると考え、彼女の強さに並び、親友として隣にいられるようにと決意を固くし、シューターとしての実力を磨きつつ、大陸中を旅することになる。 それから数年後、ソーンが別の大陸のザルツ地方に行ったという話を聞き、シーンもザルツ地方に向かった。 捕捉:ザルツ地方では、メリアという種族は知られていないので、シーンは普段からマントを身に着けており、肩の花を見せないようにしています。    自己紹介の時も種族については、人族とのみ答えている。メリアですか?と聞かれれば、そうだと返しはする。    パーティメンバーにエスコートやコウヘイがいるのでパーティ内では周知されているかな? ソーン・フィロソフィー(37歳、シーンと出会った時は25歳) メリアの女性 亜麻色の長髪で、左肩に花が咲いている。 性格は、温厚で優しく、寂しがり屋 他者とのコミュニケーションが少々苦手  生まれ、気づくとそこには一つのアーティファクト魔導弓アストラルハウザーが置いてあった。  なぜ魔導弓がソーンの傍らにあったのかは謎だが、彼女はその力を使いこなすことができた。  彼女自身、生まれつき目が恐ろしくよかった。小さい島や地方規模程度ならどこに獲物がいてどこに動くかをつぶさに視ることができる。  そして、魔導弓の力によりどんな距離であろうと大きさであろうと撃ち抜くことができた。  ソーンは、自身の力が他人とは違うことを成人して街や都市に出て初めて知ることになる。  ある時は、村長の説明を受けたすぐあと村からの射撃のみで獣の群れを壊滅させ、またある時は、都市に攻め込もうとしている蛮族の砦を たった一人で殲滅させた。  そして、瞬く間に彼女の名は村から街へと街から都市へと都市から国、大陸中に広がることになる。  「魔眼の射手」「光の弓兵」など様々な異名が彼女についてまわるようになる。 彼女自身、はじめは有名になることに無頓着で周りが褒めたたえてくることは誉れである、報酬が高額になり、待遇も良くなっていくことに 満足していた。  だが、強すぎる力は、他者との距離を遠くした。  ある冒険者らとパーティを組んだ時、メンバーがよそよそしく、声をかけようとしても張り付いた笑顔を浮かべてこちらの言うことに対して肯定しかしてこなかった。彼女がいない時、パーティメンバーが彼女の悪口を言っていることを知ることになる。  ふと、メンバーの所在を確認するために視た時に相手の唇を読んでわかった、  「あんな化け物と一緒なんて怖い」「でも、アレと一緒なら依頼報酬も高いし、楽だからな。我慢我慢。褒めておけばいいだろ。」など 言いたい放題ことを言うメンバーらに心を痛めた。  そんなことはない、きっと、他の人ならないはずだと思い、様々なパーティと組んだが結局は、同じ顛末を辿ることになった。  そうしていくにつれて、心を病んでしまった彼女は、パーティを組まずにソロで依頼を受けるようになる。  それと、自分以外のメリアを探すようになっていく。  寂しがり屋な彼女は同種族の友人が欲しかったのだ。  メリアがいると聞けば、そこへ行き友人になれるように交友を持とうとするが、元々の不器用さと名声による異名のせいもあって  村や街、都市に住んでいるメリアとはうまくいかず、怖がらせてしまい、落ち込む日々。  そして、ある森に住んでいるメリア(シーン)の話を聞くことになる。  今度もうまくいかなかったらどうしようと不安でいっぱいになりつつも、森へ行き、シーンと出会った。  シーンは、はじめはこちらを警戒していたようだが、そもそも人族と初めて会ったと知り言葉を選びながら、ここに同種族がいると街で 聞いたこと、冒険者で色んな所を旅をしていることをシーンに伝える。  話している間もこれで大丈夫か、言葉選びを間違えたのではないかと表情に出さないようにしつつソーンは、内心ドキドキしていた、 もし、また同じようなことになったらどうしようかと不安でいっぱいになった。  シーンは、ソーンの話を一通り聞き終えると目を輝かせて「おもしろい!お姉さんの旅もっと聞かせてよ。」と言った。  ソーンは嬉しくなり、その日は日が暮れ、夜になり、そして日が昇るまで話し続けた。  山で大きないのししを射ぬいた話、都市に攻め込んできた蛮族を射ち倒した話、ある王族の警備で出会った変な大臣の話、その全てを シーンはうなづきながら、「いのししは、そこの池より大きかった??」「他にはどんな蛮族が襲ってきたの?」「お姫様の衣装って?」と 質問を交えながら、語り合った。  ソーンは、初めて誰かと話すことを楽しい、嬉しいと感じた。そして、日が昇り、ある程度、話も落ち着いた頃、 シーンは、「良かった。お姉さん会った時は、肩の花しぼんでたけど、今は、とても綺麗に咲いているね。」と ソーンは、自分の左肩を見ると確かに花が綺麗に咲いていた。ここ数年、見たことがないような鮮やかな花びら、鏡などで自分の花を見ることは あったが、いつも薄暗い花びらを咲かせていたことしか覚えてなかった。  それからソーンは、近くの街に滞在し定期的にシーンと会い、冒険譚を話したり、果物や薬草を採ったり、射撃術を教えるようになる。 そして、シーンが20歳になった時、冒険者になりたいと話す。  はじめ、ソーンは、街に出れば、自分が世間からどう見られているかを彼女に知られてしまうことを恐れた。  でも、シーンにどうしてもと押し切られ、街の冒険者の店を紹介した。  ソーンの不安もよそに、シーンは冒険者となり、様々な依頼を受けていくことになる。  なりたての頃は、ソーンと組んでの依頼ばかりだったが、慣れてくるとソーンともパーティを組んで依頼を受けるようになる。  シーンは、「ソーンばかりに頼ってたら、いつまでも追いつけないから、いつかソーンに後ろを任せてもいいと思ってもらえる        ぐらいの実力をつけてみせる。」  と、言われてしまいソーンはうなづくしかなかった。  そうして、シーンが他の冒険者と組むようになり、依頼を受けていくことになる。  持前の目の良さでシーンが危険な目にあいそうになったら助けようと思って見ていた時  シーンとメンバーの1人との会話を見る。  メンバーは、「あんた、ソーンがどういう人族かわかってんのか?」と  さらに、  「あんな化け物と一緒にいてたら食い殺されちまうぞ?」と  ソーンは、ある程度言われ慣れていることだったが、それをシーンに話している状況に動揺した。  もし、シーンも今までの人族と同じだったらどうしよう・・・・と。  だが、彼女を表情を険しくさせ、相手の胸倉をつかみ「ソーンのことをよく知ろうとしないくせに、周りの評価だけで勝手なことを言うな!」  と初めて見る彼女の表情を見て、ソーンは涙が溢れた。  その後、帰ってきたシーンに抱きついて号泣し、彼女も困った顔をしつつもいつまでも泣き止むまでいてくれた。  ソーンは、シーンに今まで話すことをためらっていた自身の能力のことや周りが自分のことをどう見てるかを話した。  静かに彼女はずっと聞き、話し終えると「話してくれてありがとう。」と優しい表情をしながら一言  ソーンは、自分の中にあったしこりのようなものがとれたような気がした。  それからは、さらに2人の仲は深い仲へとなっていく。  周りの声がなくなることはなく、落ち込むことはあったがシーンが心配して気にかけてくれるだけで嬉しかった。  ただ、気にかけてくれるシーンに嬉しいと思いつつも、心配をかけてしまっていることにすまなさも感じていた。  そんなある日、シーンが街の富豪の警護の仕事が入る。  彼女は、今までのことを認められたと喜んでいた。ソーンも、そんな彼女のことを自分のことのように喜んだ。  そして、あの日を迎えることになる。  ふと、シーンのことを見ようと思った時、彼女のいる都市に向かう蛮族の群れを見つける。  この規模の侵攻は、あの都市の防衛ではもたないと確信、シーンに危険が迫っている。  彼女のことだ、依頼主は逃がして自分は、蛮族の足止めのために残るつもりだと容易に想像がついた。  すぐさま、シーンの援護のために近くの山に飛んだ。到着した頃には、蛮族が都市に攻め入っており、各場所で戦闘が始まっていた。  シーンの位置を確認し、その付近の蛮族を殲滅しつつ、都市内、外にいる蛮族を魔導弓の力で薙ぎ払っていく。  そうして、ある程度蛮族を減らし、シーンを見た時、彼女の唇を読んでしまった。  「・・・・ば け も の・・・・」  その一言のみを見た彼女は、目の前が真っ暗になり、気づくと山を二つ越えた都市からは見えない頂きに座り込んでいた。  シーンが私のことをそんな風に言うことなんてない。ありえない・・・と思いつつも、自身の能力や力のことを彼女に話してはいたが、 実際に見せたことは、これが初めてだった。  ソーンは、シーンのことを信じようと思いつつも、裏切られたらと思うと彼女の真意を問うことができず、怖がり、逃げた。  そうして、シーンとは出会うことなく、あの時のことを確かめることもできないまま、数年がたち、  ソーンは別の大陸にあるザルツ地方に渡ることにした。  この大陸までは、彼女の名声も届かないようで、力を隠しつつ、路銀を冒険者の店の依頼で稼ぎつつ、生活している。  もうシーンのようなメリアとは出会えないであろうと悲しみに暮れながら、左肩にある花が綺麗に咲くことはもうないのだろう。 追記  シーンはザルツ地方を旅しつつレベルを上げ(今回のセッション)  その後(セッション終了後)、ソーンと出会い、仲直りできて再び肩の花が綺麗に咲くという流れになります。 セッション中情報  山のきざはしのソドマから五日前 西の道中で急に襲われたとのこと。そこで「必要以上に殺すな・・・」とつぶやいていた。