タイトル:リムル キャラクター名:リムル 種族:フィー [特徴:妖精の加護、浮遊] 生まれ:剣の舞手 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:40歳 性別:なし 髪の色:水色 / 瞳の色:黄色 / 肌の色: 身長:143cm(人型形態) 体重:6kg 経歴1: 経歴2: 経歴3: 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    8      9     11    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   8  18   5   2   2   5 成長   4   3   2   1   1   2 →計:13 修正 =合計= 22  31  18  12  14  18 ボーナス  3   5   3   2   2   3    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   9  10  33  27 特技        15   0 修正 =合計=  9  10  50  27 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:7 Lv フェンサー  7 Lv  / フェアリーテイマー 3 Lv エンハンサー 2 Lv  /            Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名    : 効果                                    : 前提 [p1-286]斬り返し    : 攻撃を回避されなかった場合、ダメージ+4。そうでない場合命中判定をやり直せる : 2H近接武器 [p2-235]テイルスイング : 尻尾があるなら、同じ乱戦エリアの3体までの対象に尻尾で攻撃できる。命中-1  : [p1-279]頑強      : 最大HP+15                                 : [p1-282]変幻自在    : 1ラウンドに2回特技宣言できる                        :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   0  31  93 修正 特技        0 =合計=  0   0  31m  93m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名    : 効果: 前提 [p]  キャッツアイ  :   : [p]  ドラゴンテイル :   : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : 7  10  10  12 シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 7470  2H   9   1  12  19   9  11 [ソードB] *リムル専用妖精のエストック(水)+1 / 妖精の武器(水)、魔法の武器、専用化 (232p) 0   2H#   0   1  11  11  11  10 [格闘(素手)B] *尻尾 / 武器無しのデータ (1-310p) =価格合計= 7470 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  7   0   3   150 ソフトレザー / 盾 :  1   1      30 バックラー / 修正: = 合計 =   13   4   180 G (回避技能:フェンサー) ・装飾品    価格 名称       / 効果 頭 :            / 耳 :700  宝石ケース    / 水、風、光、闇 顔 :4000 不敵の仮面    / 気絶から回復をした時、HP10で復活する 首 :40  毛皮のマフラー  / 背中:1000 ウェポンホルダー / 右手:1000 疾風の腕輪    / 左手:1000 宗匠の腕輪    / 腰 :3000 ブラックベルト  / 足 :            / 他 :1000 怪力の腕輪    / =合計=11740 G ■所持品■ 名称        単価 個数 価格 備考 着替えセット    10  3   30 保存食(一週間分) 50  3   150 アビスシャード   18  1   18              1   0 冒険者セット    100  1   100  ① 魔晶石5点分     500  1   500  ② 魔晶石5点分     500  1   500  ③              1   0   ④              1   0   ⑤              1   0   ⑥              1   0   ⑦              1   0   ⑧              1   0   ⑨              1   0   ⑩              1   0 =所持品合計=    1298 G =装備合計=    19390 G = 価格総計 =   20688 G 所持金    2540G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 2 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 妖精魔法 3       5 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   ○ - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、妖精語 技能習得言語: ■名誉アイテム■ 点数 名称  50 武器専用化  50 装飾品専用化 所持名誉点: 118 点 合計名誉点: 218 点 ■その他■ 経験点:1760点 (使用経験点:15000点、獲得経験点:13760点) セッション回数:13回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 精神力   12000点(12000 /   / 回) 2- 器用度     0点(   /   / 回) 3- 敏捷度     0点(   /   / 回) 4- 生命力     0点(   /   / 回) 5- 敏捷度     0点(   /   / 回) 6- 器用度     0点(   /   / 回) 7- 筋力      0点(   /   / 回) 8- 知力      0点(   /   / 回) 9- 精神力     0点(   /   / 回) 10- 器用度    0点(   /   / 回) 11- 筋力     0点(   /   / 回) 12- 器用度    0点(   /   / 回) 13- 敏捷度   1760点(1000 / 660 / 2回) メモ: 好きな魔物:ウルフ (本人は少し苦手) 【概要】  大体40cmぐらいの不定形の水色物体……所謂スライムのそれに見えるが、これでも立派なフィーの冒険者。  ちゃんとした人型にもなれるが、本人曰く、人型を維持するには地味に集中力がいるため、普段は脱力したありのままの姿でいるらしい。 人間形態は黄色い目と水色の長い髪を持ち、人形のように整っているが少年であるか少女であるか曖昧な中性的な容姿をしている。  水の妖精であり、多分な水の魔力を含むその身体はひんやりとして気持ちがよく、れっきとした身体を持っているため水滴がつくこともなく、程よく低反発。 その為、枕にされたり、抱きしめられたり、熱さまシートの代用をされたりと様々な形で利用されることがあるが、本人は割とノー天気なのであんまり気にしない。  そこそこの時を生きているため、今を楽しんで生きている者を見るのが楽しみ、と言う老人のような趣味を持っており、好物のミネラルウォーターを飲みながら他人が楽しんでいるのを見るのがマイブームである。  本人が楽しんでいればそれでいいと思っているため、魔女の従者を名乗る者に稀少価値のあるスライムだと誤認された時はノリノリでスライムを演じて捕まって連れていかれた。 その後は、希少なスライムを確保した名誉によって目立つことを嫌った魔女が従者に隠れて、こっそりと野に放ってもらう事で難を逃れたので、お礼にミネラルウォーターをあげたりした。 他にもスライムみたいな見た目をしているせいで、冒険初心者だった眼鏡の少年に依頼の品として提出されかけるなど、受け身に生きている感じが否めない。  島にやってきた理由は、小舟で揺られるままに進んでいたら島に着いただけである。  上陸した時に、ベニの姿を見つけ、15年ほど前(まだベニが周りに認められていなかった時)前に一宿一飯の恩を受けていた事を思い出し、後を追ってみることに決めた。 なお、彼女の後を追うことを決めた理由は、恩返しではなく、過去に見た時と比べてどこかいきいきとしたベニの姿を見るのが楽しそうだったからである。 【性格】  大らかで能天気、かつのんびり屋な性格。  ゆるーく生きており、ぼけーっと空をずっと見つめていても時間を潰せてしまうようなそんな人物。  好きなものは純度の高い水、そして他人が楽しんでいる姿を見ること。  ”人生為すがまま、為されるがまま、そこそこ楽しければそれでいい”と言った信条を持っており、頼られたら多少の悪事であろうとも大抵の事は引き受けてくれる。 だが頼まれた事を自分が忘れてしまったら、まぁそう言う運命なんだと思い、放り出すなど責任感はそこまでない。 それ故に、一つ事に固執したり、凝り固まったりする事がないため、結果的に柔軟な思考の持ち主と評される事があるが、本人にとってはその場しのぎでテキトーなだけである。  善も悪も、人族も蛮族も、等しく同じ視点で見れるが故に、拘りというものが不足している。 その為、一心不乱に没頭できるものがなく、楽しいと言う感情を自分から生み出す事が出来ない。  だからか、楽しいを他人に求める傾向があり、好きなことに熱中する者たちを羨ましく思っている。  誰よりも柔軟であるが故に、どんなモノにも同じ価値でしか見れない。 そんな根幹がリムルという妖精の人格を形成している。 【経歴】  リムルの過去は、それほど特筆すべき過去ではないだろう。  よくある話の一つに過ぎない。  例えば、この時の話のように。  好奇心旺盛だった頃のリムルは、たまたま森に棲む子狼と心を通わせた。  40cm程のスライムの身体で子狼の背に乗り、子狼と共に森の中を駆け回ったりした。  また、その森のすぐ近くでリムルは、たまたま辺村に棲む子供と友達になった。  子供と同じぐらいの人型をとって、子供と一緒に村の仕事を手伝ったり、ご飯を分けてもらったりした。  二つの種族を好きになったリムルは、それぞれの姿で行き来をしながら、楽しく日々を過ごしていた。  ここから先の話は、実によくある実に話だ。  好奇心旺盛な子供が危険な森に足を踏み入れてしまった事も、道に迷った子供が森深くに入り込んで狼に殺されてしまう事も、よくある話だ。  その後で、子供を殺された村人が自分たちの安全のために、狼の駆逐に乗り出すことも、縄張りに侵入してきた敵に向かって狼が子や住処を守るために、命がけで戦うことも、よくある話だ。  お互い命を懸けて、大切な物のために戦って、どちかが駆逐された。  それだけの話だ。  子の為に命を投げ出した狼がいた事も。  好きな子に自分は強いとアピールしたいから狼を狩ろうとした狼に殺された男がいたことも。  生き残るために仲間を捨てて逃げだした狼がいた事も。  殺された仲間の仇を討つ為に武器をとった人間がいた事も。  この世界ではよくある、それだけの話だ。  どっちの種族も好きだったリムルは、何をしたと言えば、ずっと見ていただけだ。  リムルは知っていたから。  子狼を飢えさせない為に怪我を負ってまで獲物を探していた親狼がいた事を。  子供を殺されたから、復讐の為に狼を殺そうとした親がいたことを。  両者が大切なもの為に命を賭した結果だから、見ている事しか出来なかった。  だからこそ、リムルは知ったのだ。  人も動物も、大切なもの為に生きているのだと。  生きていれば、どんなものであれ、大切なものの為に生きているのだと。  そこにいた者達全てが、自分、家族、居場所、何らかの大切なもの為に必死だったのを目撃したから、リムルは知ったのだ。  人も動物も、おそらく蛮族すらも、自分だけの大切なものの為に生きていることを。  この時勝利したのは人間だった。 多数の犠牲はあったものの、人間は手に入れた大量の毛皮で、村の発展へと繋げていった。  発展のために売りに出された毛皮の中には、子狼の小さな毛皮もあった。  リムルは、おそらく殺されてしまったであろう友達の子狼を思い返した。  その背に乗って仲良く遊んだ日々を思い悼んで、その毛皮を値札通りの40Gで買った。  40Gで買ってしまった。  あの子狼との思い出が、40Gと等価であると認めたようで、泣きたい気持ちに襲われた。  子狼の毛皮を首に巻き付けた後、この様な思いを抱きたくないから、大切なものを持たない様に生きようとリムルは心に決めた。  掛けがえのないものを持たない生き方をすると、決めてしまった。  それから数十年月日の中で今のリムルの人格がゆっくりと成り立っていった。  リムルは退屈が嫌いではない。  優先すべき大事なものなんてないから。  リムルは善悪の垣根がない。  視点が違うだけで、どちらも同じものであるから。  リムルは他人が楽しんでいる姿を見るのが好き。  他者が楽しんでいる大切なものが失われも、悼むことはあっても大きく苦しむことがないから。  そんな、欠けてしまったしまった妖精は、今もどこかで生きているのだろう。