タイトル:モラクス君 キャラクター名:モラクス 種族:ダークドワーフ [特徴:暗視、黒炎の担い手] 生まれ:戦士 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:15 性別:男 髪の色:赤  / 瞳の色:赤  / 肌の色: 身長:151 体重:軽め 経歴1:〇人族の利益となる事をしていた 経歴2:〇人族の親から生まれた先祖帰り 経歴3: 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    7     11      8    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F  17   5   8   2   5  16 成長         1          →計:1 修正 =合計= 24  12  20  13  13  24 ボーナス  4   2   3   2   2   4    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   5   7  22  24 特技         0   0 修正 =合計=  5   7  22  24 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:3 Lv ファイター 3 Lv  / スカウト 1 Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名 : 効果                       : 前提 [pIB36]全力攻撃 : 近接攻撃ダメージ+4、回避-2            : [pIB38]なぎ払い : 3体までの敵(選択可)を同時攻撃。ただしダメージに-3 : 2H近接武器    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   3  12  36 修正 特技        0 =合計=  0   3  12m  36m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名: 効果: 前提 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : 3   7   6   5 グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 360  1H両  16      7  21  11   6 [アックスB] *バトルアックス / (233p)     2H  16      7  31  11   6 [アックスB] *バトルアックス / (233p) =価格合計= 360 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 15      5   520 スプリントアーマー / 盾 :  8      1   100 ラウンドシールド / 修正: = 合計 =    5   6   620 G (回避技能:ファイター) ・装飾品    価格 名称 / 効果 頭 :      / 耳 :      / 顔 :      / 首 :      / 背中:      / 右手:      / 左手:      / 腰 :      / 足 :      / 他 :      / =合計=0 G ■所持品■ 名称          単価  個数 価格 備考 【冒険道具類】         1   0 冒険者セット      100  1   100                 1   0                 1   0 【衣類】            1   0 着替えセット      10   1   10                 1   0                 1   0 【消耗品等】          1   0 保存食1週間分      50   1   50  残数:7日ぶん                 1   0 陽光の魔符+1      500  0   0   残数:0 陽光の魔符+2      1500  0   0   残数:0 陽光の魔符+3      5000  0   0   残数:0                 1   0 月光の魔符+1      500  0   0   残数:0 月光の魔符+2      1500  0   0   残数:0 月光の魔符+3      5000  0   0   残数:0                 1   0                 1   0 【マテリアルカード】      1   0 マテリアルカード:B  20   0   0   残数 赤:0 緑:0 黒:0 白:0 金:0 マテリアルカード:A  200  0   0   残数 赤:0 緑:0 黒:0 白:0 金:0 マテリアルカード:S  2000  0   0   残数 赤:0 緑:0 黒:0 白:0 金:0 マテリアルカード:SS 20000 0   0   残数 赤:0 緑:0 黒:0 白:0 金:0                 1   0                 1   0 【装飾品】           1   0                 1   0                 1   0                 1   0                 1   0                 1   0                 1   0                 1   0                 1   0                 1   0                 1   0                 1   0 =所持品合計=    160 G =装備合計=     980 G = 価格総計 =    1140 G 所持金    1372G 預金・借金    G ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 ○ ○ / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ ○ 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、ドワーフ語、汎用蛮族語 技能習得言語: ■名誉アイテム■ 点数 名称    【名誉アイテム】    【専用化】    【流派関連】 所持名誉点:  5 点 合計名誉点:  5 点 ■その他■ 経験点:120点 (使用経験点:4000点、獲得経験点:1120点) セッション回数:1回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 筋力    1120点(1120 /   / 回) 2-        0点(   /   / 回) 3-        0点(   /   / 回) メモ: とある村から出てきたダークドワーフの少年 世間の事を余り知らず、色々と新しい事を知っては目を丸くする。 肉が好物で、良く食べる。 設定はモラクスキャラストより拝借。 =============================================== ※暗い話&長い話注意 モラクスの産まれた村はバーラスより北西、漆黒の砂漠を囲む山脈を背に存在していた。 良質なイグニス鉱を産出する鉱脈を擁しておりそれによって村を存続させていたドワーフの集落である。 其処でただ一人黒き炎を纏って彼は産まれた。 彼の両親は産まれた息子がダークドワーフであると分かると子を包み、捨て子のように装い村を逃げ出した。 自らの血筋の祖先に裏切り者が混じっていた。その証である子を抱えたまま生きては行けないと。 もしかしたら自らの子では無く、チェンジリングを疑ったのかもしれないが本当の所は今も分からない。 捨て子となったモラクスは”運の良い事に”赤子のまま殺されるという事は無く 村長の家で生きる事を許され、成長していった。 物心が付いた頃、彼は鉱脈の見張り小屋に住む事を命じられる。 鉱脈に見知らぬ誰かが近づいたら知らせろ、それ以外は見張り小屋から出るな、と。村長が言ったのはそれだけだった。 彼は言われた通りに其処に移り住み、小さな窓から道を見続けていた。 ある時、武器を持った男が一人、鉱脈に忍び込もうとした。 彼は”知らせてたら間に合わない”と判断し、近くに会った棒を握り、知らない男を叩き飛ばして捕らえた。 男を村長の所まで連れて行くと、村長は”よくやった”と笑って、モラクスに狩りで得た重ね肉を与えた。 この一件の後、モラクスは鉱脈の正式な警備役に配置された。 ダルクレムの庇護を受けた種族故か、彼は負け知らずだった。 此処の鉱脈はお前らにはもったいない。そう笑った盗賊を殴り飛ばした。 武器を作る為に必要なんだ。そう頼み込んだ戦士を叩き飛ばした。 どうしても金が要るから見逃してくれ。そう縋った男を追い払った。 そして追い払った後は何時も重ね肉を貰った。モラクスは重ね肉を貰うのが好きだった。 そうやって日々を繰り返していたある時、何の前触れも無くモラクスは負けた。 屈強な肉体を持ち、大剣を振るう大男に。 大人にも負けた事の無かった子供が、文字通り子供と大人の喧嘩のように、手も足も出ない有様となった。 大男は鉱脈を確認した後、そのまま何も盗らずに去って行った。 ボロボロに負けたモラクスを見て村の住人たちが呟いた言葉は一言で言えば”役立たず”だった。 アイツにもう警備役は任せれない。他の誰かを使おう。 折角此処まで育ててやったのに恩知らずめ。 モラクスは村から駆けた。大男を追って。始めて村の外に出た。 失ってしまった信頼を取り戻す為に。また重ね肉を貰うために、あの大男に勝たねばならないと。 結果として大男はすぐに見つかり、モラクスは再戦を仕掛け、当然の如く殴り飛ばされた。 大男は自らを”冒険者”と名乗り、モラクスを『変な奴だな。』と笑った。 モラクスは大男に挑み続け、その度に大男は彼を殴り飛ばした。 モラクスは大男に勝つまで村に帰るつもりは無かった。 だが、それが結果として大男の旅に少し付き合う事となり 自分が思っていた以上に、世界は広いのだと学んだ。 外から来た人を受け入れる村がある。 子供に言葉や、色々を教える場所がある。 腐っても無く、蛆も沸いて無い肉が食べれる場所がある。 あの村は”狭い世界”だった。モラクスはそれを15歳となってようやく知った。 大男がある時『村に帰らなくて良いのか?』と聞いた。 モラクスは『一度帰る、それから世界を見て回る!』と笑って答えた。 大男は旅を続けると言い、モラクスはついに彼に勝つことが無いまま、村へと戻った。 村に戻れば皆死に絶えていた。道端に死体が転がり、誰もがもがき苦しんだ表情をして死んでいた。 一人、狂ったように笑う知らない男が居た。 ”お前らは俺に施さなかった。だからお前らは死ぬんだ” ”どんだけ強い警備が居たって、井戸に毒を投げ込まれたら終わりさ” ”最後はあのクソガキの顔を見るだけだ” その男はモラクスが過去追い払った、金に困った男だった 村長の家に言った。まだ村長は生きていた。 村長はモラクスを見ると死にかけの身体から言葉を呟いた ”肝心な時に居なくなりやがって、この役立たずの疫病神が!” ”お前も死んでしまえ!” 「俺、あの肉、好きじゃ無かったんだ。変な味がして、腹が痛くなった。」 「でも、皆がありがとう、って言って、貰った肉は、嬉しかったんだ。」 「美味しく無くても、嬉しかったんだ。」 モラクスの言葉に”死ね”という返答だけが返り、村長は息絶えた 彼は村を出た。途中で笑っていた男の死体が合ったが、どうでも良かった。 これから何をすればいいのか彼には分からなかった。 街をふらつき歩いていた彼の耳に、とある冒険者宿の話が聞こえた。 村を失った後、彼が知っている存在はあの大男だけだった。 彼に会いたい訳では無い。 だけど彼のように生きて見る事だけが、モラクスに取っての指針となっていた。 そして彼は、天の架け橋亭の扉を叩いた。