タイトル:鯨鯢 薊(けいげい あざみ) キャラクター名:鯨鯢 薊(けいげい あざみ) 種族:人間 年齢:12 性別:女 髪の色:黒 / 瞳の色:朱 / 肌の色:色白 身長:135cm 体重:32kg ワークス  :UGN支部長A カヴァー  :小学生 シンドローム:ソラリス、オルクス ■ライフパス■ 覚醒:忘却 衝動:妄想 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:0,0 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL1 / 判定 1r+1 〈回避〉:SL1 / 判定 1r+1 〈運転〉:SL2 / 判定 1r+2 【感覚】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 1r 〈知覚〉:SL / 判定 1r 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL / 判定 2r 〈意志〉:SL / 判定 2r 〈知識〉:SL / 判定 2r 【社会】:5 (シンドローム:3,2 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 5r 〈調達〉:SL1 / 判定 5r+1 〈情報〉:SL1 / 判定 5r+1 UGN 【HP】    24 【侵蝕基本値】 31% 【行動値】   4 【戦闘移動】  9m ■エフェクト■ 《スキル名》         /SL /タイミング      /判定/対象   /射程/コスト/効果など 《ワーディング》       /★$/オート$       /自動/シーン  /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》        /1$ /気絶時$       /自動/自身   /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《コンセントレイト:ソラリス》/1 /メジャー       /  /     /  /2   /C値-Lv 下限7 《扇動の香り》        /5 /セットアップ     /自動/単体   /視界/5   /対象攻撃時判定ダイス+Lv 《絶対の恐怖》        /5 /メジャー       /対決/     /視界/3   /攻撃+Lv 装甲無視 《領域調整》         /3 /メジャー/リアクション/  /範囲(選択)/至近/2   /ダイス+Lv個 《神の御言葉》        /5 /メジャー       /対決/     /  /4   /攻撃+Lv*5 シナリオ3回 《要の陣形》         /2 /メジャー       /  /三体   /  /3   /対象を三体に変更 シナリオLv回 《オーバードーズ》      /1 /メジャー/リアクション/  /     /  /4   /全エフェクトLv+2 シナリオLv回 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   4    pt ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     0 pt 【常備化ポイント】 12 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象        好意  悪意 備考 ファイアスターター 好奇心 脅威 敷島あやめ 戦闘用人格            侵蝕率100%↑ ダイス+5 ダメージ+5 バックトラック時ダイス-1 ■その他■ メモ: ・下を読みたくない人用 小学生にして1支部の支部長を勤め上げる天才児。能力こそ確かな物ではあるが、その能力と、そして何よりも性格、内面的に大きな問題を抱えているために、支部長から出世できるか定かではない。学校に行くと虐められるため不登校児である。 両親が犯罪者であり、虐めの原因となっている。トラウマから二重人格に近い状態に陥っており、戦闘時はストレスから言動が切り替わる。 ・長い方 裕福な家、暖かい家族。良き隣人。おおよそ望み得る理想に近い環境で生まれた薊は、絵に描いたように純粋な箱入り娘として育ってきた。世間体を気にした両親は薊に大人にも通用するレベルの礼儀作法を徹底的に叩き込んでいたが、それすらも本人達にとっては暖かい思い出の1ページに過ぎない。両親の期待に応え続けた薊は周囲から天才児と持て囃された。 少し教育が厳しいが、それは子が優秀だからであり、その他は至って普通の家庭。それが客観的に見た薊の実家の評価だ。 しかし、それも小学校2年生までの話だった。 薊が七歳の頃に、両親が捕まる。罪状は死体遺棄だという。山奥に二人で死体を埋めたという事らしい。薊の両親は最後まで無実を訴え続けたが、薊自身真偽は分からなかった。そして、真偽よりも大きな問題が存在していた。 それ以降犯罪者一家の娘とされて薊は虐められ続けた。本人が覚えている限りで少なくとも、2年間の間は。 同級生は勿論、下校班が一緒の上級生や、担任の先生。授業参観など出席しようものならPTAなどにも当然のように嫌がらせを受けたのだ。 同級生たちは無垢すぎる感性から親の発言を真に受け、薊を絶対悪だと信じ切っているし、大人である筈の先生ですら薊には冷たい目を向ける。何もしないどころか、いるだけで薊だけが罰を受けた。保護者達など目の前で陰口を叩くなどはまだいい方で、体格の違いを良い事にぶつかったフリをして階段から突き落としてきた事もある。 薊の周りでは、持ち物はすぐに消えた。誰かが持ち去り、捨てるから。薊は新しい服は着れなかった。着ていけば誰かがハサミを取り出し切り刻む。薊は言葉は発せなかった。どうせ誰もその雑音には耳を貸さないのだから。薊の面倒を見るために越してきた親戚も、最低限の世話はするものの干渉は一切しない。その時の薊には、おおよそ安住の地と言える場所は無くなっていた。 その事件のきっかけは些細な事だった。虐められてからどれくらい経ったのかも覚えていないが、当時確かにもう使わないと決めた口を、ふとした拍子に開く。それは言葉というには余りにも弱く、悲鳴に近いものだったが。「ぃた…ゃめ…」かつての薊からは考えられない程弱々しく、幼児退行したようにすら取れるその言葉の前に、薊に暴行を加えていた少年達は立ち止まった。 薊は歓喜した。半ば諦めていたが、自分の言葉が通じたのかもしれない。そう思ったから。そしてそれは、薊の望まない形で現実となった。 その後の事を薊は良く覚えていない。分かっているのは、薊の“話を聞いた”人間はすべからく、自殺して発見されたという事だけ。もう自分の話を聞いてくれる人物はいないのだと、薊は朧げながらに理解した。その後しばらくして、異常を察知したUGNにより保護され、以降その力によって出世することになる。 事件を境にかつての性格を取り戻した薊だったが、あくまでも表面的なものに過ぎず、“話を聞いてほしい”という欲は普段の薊を殻として閉じこもっている。戦闘時は発生するストレスからか幼い薊が表面的に出やすくなり、無差別に死を振りまく。普段の薊が『倒すべき敵』としている相手を『話を聞いてくれるかもしれない人』だと思っている為に、味方に被害が及んだ事は今の所ない。 平時の年齢相応の薊は幼い薊程不安定ではないが、自身に起きている異常については理解している為自虐的であり、事あるごとに自分の悪かった点を探す癖がある。虐められていた頃の自分に強烈なコンプレックスを感じており、一度着た服は二度と着ない、話を聞かない相手を嫌う、といった部分にその意思が表れている。他人にハサミを向けられる事にトラウマがあるため、髪を切るときには自力でなんとかしている。そのため自分では切りづらいショートヘアにすることができない。 ・裏設定 薊には姉がおり物心つく前に死別している。事故や病死ではなく殺害されており、犯人は両親。薊同様に期待を背負って生まれてきたが、唯一違う点として、姉は薊ほど両親の期待には応えられなかった。不出来な子を世に送り出すことを恥じた両親は、薊の姉を殺して埋めた。 罪状に死体遺棄とあるが死体そのものは出てきていない。当時薊の姉が着ていたであろう服や靴、そしてそれらに染みこんだ血の跡、そしてその場に残っていた両親の痕跡と、捜索願いを出す様子が全くない、それどころかそんな子供はいなかったかのように振る舞う薊の両親が不振に思われた結果調査され、逮捕された。警察は証拠品とは別に死体がどこかに埋められていると考えている。 ※薊の能力の元ネタがわからない人用 対峙した人間の自殺願望を増幅させる力。薊の場合、声を聞いた人間のうち薊が意識を向けている人間の自殺願望を増幅させる。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/2149975