タイトル:【引退】姫小路 夜空 キャラクター名:姫小路 夜空(ひめのこうじ よぞら) 職業:探偵 年齢:20 / 性別:女 出身:東京 髪の色:色素の薄い茶 / 瞳の色:薄茶色 / 肌の色:普通 身長:150 体重:40 ■能力値■ HP:9 MP:15 SAN:68/82      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  13   8  15  10  18   9  13  14   9  15 成長等 他修正 =合計=  13   8  15  10  18   9  13  14   9  15 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      20%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》70%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 76%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 80%  ●《目星》  92% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値 ●《言いくるめ》75%   《信用》  15%   《説得》15%  《値切り》  5%    《母国語()》70%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%   ●《オカルト》   8%    《化学》 1% ●《クトゥルフ神話》17%  ●《芸術(ダンス)》 6%    《経理》 10%  《考古学》    1%   ●《コンピューター》71%  ●《心理学》55%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%   ●《法律》     25%   《薬学》 1% ●《歴史》     21%  ●《哲学》     3%   ●《宗教》 4% ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称        単価 個数 価格 備考 革のウエストポーチ    1   0   お仕事の時はいつもこれ タブレット        1   0   いつでもどこでもなんでも調べる スマートフォン      1   0   常に最新機種 小銭入れ         1   0   現金はほとんどない メモとペン        1   0   探偵には必要でしょ? ICレコーダー       1   0   探偵っぽいでしょ? 名刺           1   0   探偵ってわかるでしょ? 飴            1   0   何か食べ物が必要になるかもしれないし(ゆずはちみつ味) 布の手袋         1   0   素手ではいけないこともあるかもしれないし 催涙スプレー       1   0   ある一件から持っていたら役に立つと学び =所持品合計=     0 所持金   25000 預金・借金 ■その他■ メモ: 「わたくし!名探偵の!姫小路夜空ですわ!以後お見知りおきを」 【プロフィール】 名前:姫小路 夜空 (ひめのこうじ よぞら) 年齢:20歳 誕生日:3月30日 血液型:A型 好きなもの:家族、推理小説、おしゃべり 嫌いなもの:辛みの強いもの(ちょっとぐらいなら平気ですのよ) 家族構成 父:風人(かざひと)47歳 母:真白(ましろ)44歳 双子の姉:朝陽(あさひ)20歳 【家族について】 姫小路家はホテルやレジャー施設経営を主とする大企業である。 古くから旅館経営をしていた姫小路家をここまでの企業に押し上げたのは風人の力量によるもの。 母、真白は身体が弱く家に籠りきりだが、非常に優しい穏やかな人物である。 双子の姉、朝陽は幼い頃から特出した才能があり、優秀を絵に描いたような存在。 「わたくしの自慢の家族ですのよ!わたくしは会社のことは全っ然わかりませんのですけどね」 【生い立ち】 大企業の社長令嬢として生まれた夜空は、双子の妹である。 双子の姉、朝陽は勉強もスポーツも習い事も、何をさせても完璧にこなす存在。 かたや妹の夜空は、何もかも誰かに手伝ってもらわないと生きていけないのではと思われる程、何もできない子どもであった。 しかし、姉と同じ顔立ちだが人を惹きつけてやまない類稀なる愛くるしさをもって、夜空は心底甘やかされて育った。(APP18) 心豊かに優しい家族や使用人達に囲まれて育ったため、他人から姉と比べられてようとも「姉は姉、自分は自分」とあっけらかんと割り切る性格となる。 比べられたからと言って姉に嫉妬することなど一切なく、何よりも自分を大事にしてくれる姉を心の底から慕っている。 「姉様は優秀で、わたくしはポンコツだった。それだけのことですわ」 【探偵となった経緯】 高校までは朝陽と同じ学校で過ごしてきたが、ポンコツな自分が大学へ行くことは無駄と考え進学をするつもりは毛頭なかった。 朝陽は良い大学への進学を決め、すでに会社の経営に関わり始めていた。 そんな高校の卒業式の日。朝陽が誘拐未遂に遭う。それは、優秀な朝陽を狙い企業へダメージを与えるのが目的の犯行であった。 犯行現場を夜空が目撃し、かろうじて誘拐は未遂に終わり、無事に犯人も確保された。 しかし、危うく目の前で大事な姉を失う所だった夜空の心には、その現場の光景が焼き付いて離れなかった。 姉を守るために何かできることはないか。ポンコツな頭で一生懸命考えた。 SPや警察は仕事としては姉を守ってくれるかもしれない、でもそうじゃない。 ただ自分の大事な人を守りたい、そのためにできること。そのヒントを、夜空は大好きな推理小説から見い出す。 それが「探偵」であった。 個人的な立場から姉の周囲を守り、面倒事を解決。さらに依頼もこなす。 意外にも自分に合った仕事を見つけられたのである。 「わたくし、やればできるんですのよ!」 【現在】 姫小路家のお屋敷の敷地内。 その隅っこに小さな事務所を作ってもらった。入口は通りに面しており、裏口は本宅の方に繋がっている。 探偵事務所としてのスペースの他に、夜空が寝泊まりできる場所や推理小説だらけの本棚がある。 専属執事の小暮林太郎(37歳)が雑務を手伝ってくれているが、基本的には夜空1人で仕事をしている。 家の使用人が失せ物探しなどを依頼してくることが多いが、徐々に近所の人からの依頼も増えてきている。 だが、ペットのお世話や捜索などが多いのは言わずもがな。 探偵業を始めた当初は比較的謙虚に仕事をしていたものだが、最近はちょっと調子に乗り始め、しょっちゅう「名探偵!」と強調する。 とある事件に遭遇した際、同業者の日義若と出会う。勝手に彼を先輩と慕い、時折付きまとうようになる。しかし、よく無視される。 何故だが最近、不思議な事件に巻き込まれることが増えたが、夢と区別がつかないようなことも多々ある。 「わたくしにおまかせくださいな!わたくしがバッチリ解決してさしあげますわ!」 【技能について】 ・図書館、目星 推理小説を読むことで磨かれた能力 ・聞き耳、心理学 幼い頃から、父の会社等の関係で色んな人の顔を見て、声を聞いてきた。 中には優しい人、嘘をついている人、相手を利用しようとしてる人、色んな人がいた。 そういった人達を観察してきたために、無意識的に得た能力である。 ・応急手当 どんくさく体力もなく、さらによく怪我をする夜空を心配した姫小路家医療班の方達。 夜空の仕事先にも付いていくと言って聞かなかったが、さすがにそれは無理だろうと夜空が説得。 医療班の方達は夜空に応急手当の基礎を叩き込むことで諦めてはくれたが、今もなお毎日ハラハラしているらしい。 ・コンピューター 勉強は得意ではないが、わからないことをそのままにしておくのは嫌いで何でもすぐに調べたがる。 そういう時はやっぱりインターネットを使うので、コンピューターに強くなった。 サイバー犯罪への対策も兼ねているらしい。 ・言いくるめ 学生時代から現在も、金持ちだからなんだとと揶揄されることはよくある話で。 そういう時にムキになって言い返すよりも上手くやりすごすために身につけた言葉の力。 ・法律 ポンコツなりにちょっと勉強した。本当にちょっとだけ。 【容姿】 身長150cmと小柄な体格。 薄茶色の長い髪を二つに縛っており、いつもキャスケットを被っている。 仕事着は特注で製作してもらった探偵風ワンピース。 ちなみに貧乳である。 「最後の情報必要でしたの?不要ではありません?ねぇ?」 【夜空の美学】 ・所謂お金持ちのお嬢様ではあるが、お金に物を言わせる強引なやり方を嫌悪しているため、決して自分ではそのようなことをしない 「わたくしはポンコツですが、お家のお金に頼る無能にだけは成り下がりたくないのですわ」 「第一、お家のお金はお父様や姉様が頑張って働いて得たお金。わたくしが勝手に使って良い云われはありませんもの」 「わたくしはわたくしのお仕事で稼いだお金を使う。当たり前のことですわよね」 ・服装や家のことで金持ちの道楽だと馬鹿にされることもあるが、持ち前の性格で全く気にしていない。 「言いたい人には言わせておけばいいのですわ」 「そもそも、わたくしは姉様のためにこのお仕事を選んだのですし」 「誰になんと言われも、わたくしはわたくしのお仕事に誇りを持って臨むだけですわ」 【神話的事象について】 時々不思議なことに巻き込まれていることは自覚していたが、夢のような出来事もあったので「世の中には不思議なことがあるもの」程度の認識で済ませてきた。 懸念事項と言えば、探偵仲間(一方的にそう呼んでるだけ)の日義若と共に巻き込まれることが多く、自分が日義を助けて彼に自分を認めてもらいたいと思っているのだが、叶っているのかイマイチわからないこと。連絡無視が日常茶飯事だし。 そんな折に巻き込まれた事象において、目の前で人が死亡。それは言ってしまえば敵であった人物だったが、落ち着いて話せばわかってくれると思った矢先に事故のような形でその命は失われた。 他にも巻き込まれて死亡した人物を目撃したこともあり、夜空はひどく自分を責める。「助けられたのではないのか」と。 そうして強く思う。「自分の手の届く範囲にいる人は何があっても助けたい」と。 最初は姉のために探偵となった夜空だが、色んな経験を経て成長したと思った彼女の思考は大きく、それでいてひどく狭く突き進もうとしていた。 そんな矢先に再び起きた事件において、彼女は自らの手で「敵」を死に至らしめてしまう。 もちろん「死」を願ったわけでなく、正気を取り戻し悪事をやめてくれるよう願っての行動だった。 だが、結果としては夜空の行動が「死」の引鉄となった。しかも、夜空のすぐ目の前でその「死」は起きた。 常軌を逸した光景、飛び散る血、断末魔、何も残らなかったその人物。 発狂こそしなかったものの、彼女の心に深く深くその光景が入り込んでしまう。 「また救えなかった」 「自分の行動が彼女を殺した」 同行者を守るという目的は果たせた。悪魔の召喚も防げた。 だが、夜空の心は曇り、影を落とし、受け止めがたい現実を受け止めようともがき苦しむのであった。 後に、この重く苦しい「現実」を受けいれ、それでも自分の大切な人達を守ることを強く決意する。 忘れたわけでもなく、吹っ切れたわけでもなく、ただ自分の想いに正直に生きることにした。 それは、辛いことも、大切なことも、全てに対して真っ直ぐだ。 そんな真っ直ぐな夜空の想いは、何も知らなかった頃よりも歪んでいる。それを自分でもわかっている。 もう、何も知らなかった頃には戻れないのだから。 大切なものを守るために自分の手を汚すことも厭わないと考え始めた夜空は、少しずつ少しずつ、何かを失っている。 それは平穏だった日常か。 それとも、人としてあるべき感情か。 以下、夜空の日記(クリアシナリオのネタバレあり閲覧注意) ⓪前日譚 【夜空の日記】 姉様の勧めでオカルト・ミステリ愛好会の座談会に参加しましたわ。 そこで出会った同じ探偵の日義さんは、口の減らないちょっと目つきの悪い方でした。 参加者の方と楽しくミステリ談議をしていたのですが…まさかそこで本物の殺人事件に遭遇してしまうとは、夢にも思っていませんでしたわ。 初めての殺人事件。 正直に申しますと、やはり怖かったですわ。何度も背筋に嫌な感じがしたのを今でもしっかり覚えていますもの。 でもでも、立派に事件を解決いたしましたわ!まぁ、ほとんど日義さんの推理のおかげなのですけどね。 帰ってから事件ことや日義さんのことを姉様にお話ししたら「いい友達ができたのね」と喜んでいました。 ……人のことをあんなにチビチビ言う人が友達でよろしいのでしょうか? でも、探偵の先輩としてはとても尊敬のできる方でした。 わたくしは姉様を守ることだけを考えて探偵になりましたが…これからはわたくしももっと沢山の人を守れるような探偵になりたいと思いましたわ。 日義さんのように。 あ、このことは絶対に日義さんには言いませんけどね。 ①誰がウサギを食べたのか?  生還 トゥルーエンド SAN回復 1d6 1d10  クトゥルフ神話技能 合計+3%  知識 ファンブル成長 +4  入手「アメリカにおけるキリストの大いなる御業」本文  研究期間 12週間  オカルト+3、歴史+1、哲学+2、宗教+3 、クトゥルフ神話技能+1 成長 【夜空の日記】(2019年1月5日) 探偵仲間の日義さんとお出かけした先で入ったお店で不思議な出来事に巻き込まれましたの。 わたくしが名探偵役!(まぁ、常日頃から名探偵ですけどね!) 日義さんがアリス役!うふふ(茶化したらすごく怒られましたわ) 日義さんが冤罪で裁かれようとしていたので、わたくしが華麗に真犯人を見つけ出し、彼を救ったのです! でも、いざ帰ろうとしたらとても恐ろしい化け物に襲われ…あれは夢だったのでしょうか。 いや、あの時感じた痛みは確かに現実のものだった…わたくしはそう思っています。 わたくしが得た不思議な生物への知識が、それを物語っているような気もしますわ。 ②贋作の夢  KPCとして参加  PL 日義若 【夜空の日記】(2019年1月11日) わたくしの事務所に男の人が来て、小瓶のテスターになって欲しいって依頼されたんですの。 そこまでは覚えてるのですが、気が付いたら不思議な部屋にいて… しかも、時間が経ったらわたくしが4人に!まぁビックリですわ! 途中で日義さんも来たのですが、なんだかすご~く嫌そうな顔されてましたわ。 しかも拳銃まで持ち出すんですもの!もう、ちょっと怖かったんですのよ! 結局よくわからないままにいつの間にか事務所に戻ってきましたが、ぐったりした日義さんはちゃんと説明してくださいませんでしたわ。 一体何があったんでしょうか? ③かすかにあやし  SAN回復 2d3 【夜空の日記】(2019年1月19日) ある夜、なんか透けてる日義さんを発見いたしましたの! お困りのようだったのでわたくしの事務所にご案内したり、日義さんのお家にお邪魔したりしてお手伝いをしたのですが… 大事な人に想いを伝えたい!その一心で日義さんのお体を借りていた方がいたのです… せ~っかく大事なトコだったというのに日義さんががめついことば~っかり言うんですのよ!もう! まぁ!でも!そんな日義さんのことを助けましたのは!この名探偵!姫小路夜空ですけどね! ④わんわんGO!  KPCとして参加  PL 日義若 【夜空の日記】(2019年1月20日) ちょっとしたことで日義さんと喧嘩になった日のことでしたの。 …今にして思えば、わたくしもちょっと感情的になりすぎたかもとは思うのですが…あれは日義さんもよろしくなかったですわ。 その日の夢の中で、わたくしがわんちゃんになって、何故か日義さんが飼い主になっていたんですの! 理由はよくわかりませんでしたが、わたくしはわんちゃんになっても大活躍!…の、つもりでしたが、日義さんと直接お話ができないというのは やはり不便なことが多かったですわ。 結局、目が覚めたらなんてことはない日常だったのですが…あれは本当に夢だったのでしょうか。 でも、あれから日義さんがわたくしの連絡を無視することが増えましたのよ! ……わたくしも、謝りたいとも思ってるのに。 次会った時までわたくしがこのこと覚えてると思わないことですわよ!日義さん! ⑤これを証明せよ  SAN回復 1d6  知識+5、図書館+5、目星+7成長  目星が90を越えたため、SAN回復2d6 【夜空の日記】(2019年3月3日/16日/17日) いつもは何かあった日はすぐに日記に書くのですが、今回は数日経ってからやっとこうして筆をとることにしました。 疲れていたというのもありますし、色々と自分の中で整理をつけたいと思ってのことですわ。 今までも不思議なことに巻き込まれたと思うようなことは何度かありました。夢のようにぼんやりしていることもありますが。 それが、ついぞタイムスリップなんてことになり最初は実感が湧きませんでしたが… 今こうして自分の部屋で日記を書いていることに、安心しています。 大変だったのは日義さんが変な神に乗っ取られてしまいそうになったこと! 突然壁は殴るし暴言は吐くしで、結局日義さんがどういう状況だったのかはわたくしにはハッキリとはわかりません。 ただわかるのは、その神とやらを追い出すことができたこと……いいえ、あれは神なんてものではありませんわ。 それこそ絵に描いたような悪魔でした。 あの時、わたくしこれでもとても緊張していたんですのよ?万が一呪文を失敗していたらと……考えたくもないですわ。 ですが、助けることができなかった方々のこと。考えれば考える程、わからなくなりますの。 日義さんはああ言ってましたが……自分の手の届く場所にいる人を助けたいと、そう思うのは間違いではない。 と思いたい、ですわ。 何の取り柄もないわたくしが見つけた大切な目標なんです。 わたくしにできることがあるのなら。わたくしが守ることができる人がいるのなら。 次は絶対、なにがあっても助けるんです。 ⑥カクテルドレスを脱がさないで  SAN回復 1d6/1d3  芸術:ダンス+1  知識ファンブル成長+3  聞き耳ファンブル成長+1 【夜空の日記】(2019年4月13日/14日/17日) ※この日から数日間日記は書かれていない (以下は後日譚の後に走り書き的に書かれたものである) 日義さんとお話できて、やっと少しだけ気持ちが落ち着きました。 そして決めたのです。わたくしはこの現実を受け入れると。 わたくしがしたこと、目の前で起きたこと。わたくしはそれらから絶対に逃げない。 いつかこの現実に押し潰されてしまうこともあるかもしれない…それでも。 そして決めたのです、何があっても大切な人をこの手で守ると。 なにがあったってわたくしのこの気持ちはわたくしだけのもの。 どんなモノにだって壊させやしないのです。 きっと、わたくしはもう触れてはならない何かに触れてしまっているのだろう。 わたくしだけでなく日義さんも……いいえ、日義さんはきっともっと深く暗く。 それを知っているわたくしだからこそ、守れることだってあるはず。 そして、同じような人を助けることだって。 できるはず。いいえ、やるんですわ。 ⑦間引キ  クトゥルフ神話技能+10%  (SAN値の上限が下がったため、クリア報酬のSAN回復の適用なし) 【夜空の日記】(2019年5月26日/28日/31日) 姉様との旅行とても楽しみにしていたのですけれど、今回ばかりは姉様がご多忙で本当に良かったと思いましたわ。 以前の事件の時もそうでしたが、姉様や小暮が巻き込まれなくて本当に良かった。 結局、オーナーが何を思ってあんなことをしていたのか、それを知る術はありませんでしたが… 彼が所謂「悪」であったならば……それを止めるためならわたくしは「悪」を利用する覚悟が ありましたわ。 その行為を全て納得したわけでも、肯定するわけでもありません。ただ、わたくしにも譲れないものがある。 何より大切なのは自分の守りたい人を守ること。 だから、彼女に対しても………いえ、躊躇いがなかったわけではない。でも、そうするしかなかった。 守るべきもののために自分が手を汚すことになろうとも。 結局、おじさまに助けて頂いてしまいましたが……おじさまは一体どんな方だったのでしょうか。でも、不躾な詮索はダメですわね。 おじさまはわたくしが知らない間に正しい情報を手に入れて、それを正しく判断されていた。 わたくしに必要なものですわね。 ああ、でも………わたくしが失い始めてるものも、おじさまはきっと、まだ持っていらっしゃる。 それが少し羨ましい。 それでもわたくしは (※この日の日記はここで終わっている) ⑧霧の葬儀屋  SAN値+8(上限切り捨て) 【夜空の日記】 筒井のおじさまと再会いたしましたわ。 また非現実の中でしたので、できれば平穏な日常の中でお会いしたかったですわ。 「死」について知りたいとおっしゃる方とお話しましたが…… わたくしなりの解答をしましたが、果たして理解して頂けたのか……は、あまり重要ではないのでしょうね。 おじさまは言ってくださいました、「自分の心情に嘘をつくな」と。 わたくしはわたくしの想いに嘘をつきませんわ。 死はやはり絶望でもあり救済でもある。それをわたくしは知っていますわ。だから受け止める。 大切な人とこれからも共に生きるため。大切な人を守るため。 だから、大切な人との日常を守るためならば、わたくしはなんだってしますのよ。 たとえこの命を賭けるとも。 たとえ、誰かの命を奪うことがあったとしても。 ⑨はんにんは  SAN回復辞退 【夜空の日記】 ※この日から日記が書かれた様子はない 【小暮の日記】 最近、お嬢様の様子がおかしい。毎日かかさず書かれていた日記も書いておらず、暗い表情ばかりされている。 どうかされましたかと尋ねても「大丈夫、気にしないで」の一点張り。 あのようになられたのは確か噂の移動式謎解きゲームに参加した後だったはず。 それもそうか…行く直前までとても楽しみにしておられたのに、まさかあんなことがおころうとは。 会場で何があったかまで詳細は存じ上げませんが、お嬢様のご友人の日義さんが刃物で腹部を刺されたとのこと。幸い、命に別状はなかったようですが。 お嬢様はご家族のみならずご友人のこともひどく大切に想われている。 日義さんの傷を、自分の責任だという風に考えておられるのかもしれない。 お嬢様の執事として彼女を支えてあげるべきとは思うのだが…そうあるべきなのだが。 お嬢様は最近…ひどく遠くを見ていらっしゃる………かけるべき言葉が、わからないのだ。 ⑩名残折  SAN回復辞退  クトゥルフ神話技能+3  後遺症:扼痕 【夜空の日記】 ※日記は書かれていない 【神話的事象について2】 夜空は理解した。どうやっても抗うことができないものがある。人間にはどうしようもないことだってある。 どれだけ自分の意思が屈強であると信じていたとしても、自分の想いを貫こうとしても、それが許されないことがあることも。 そんな世界の在り方を理解してなお、それでも、と夜空が最も大事にしていたのは「大切な人を守りたい」という想いであった。 そのためならば自分が傷つこうとも、命を賭そうともかまわなかった。 場合によっては他人の命を奪うようなことも。この世界はそういう風になっている。 全てを救えないのであれば、自分の大切な人だけでも絶対に守り抜きたいと、そう願い、そうあろうとした。 だから、自分が大切な人を傷つける側になるだなんて、微塵も考えたことがなかった。 そう、他人に害をなすことを厭わない自分が、誰に牙を剥くかなんて考えるまでもないと思っていた。 しかし、それすら反転してしまうのがこの世界の理不尽。 いや、正当なあり方だ。だって、この世界には人間の埒外の存在、それに付随する解析不能の魔の力があるのだから。 夜空はそれを知っている。 だから、仕方がないのだ。日義を刺したことも。日義に刃を向けたことも。そして、彼に首を絞められたことも。 しかし、仕方がないと考えられないのが夜空だ。 夜空にとっての真実は「自分が日義に害をなした」こと。 自分が絶対的に遠ざけたい、消したいと願う「大切な人に害をなす存在」。自分が「それ」になったのだ。 到底受け入れることができない事実が夜空を苛む。しかし、それは紛れもない「真実」だ。 そして考えるのだ。 抗えない力があることを知っている。もしかしたらいつか本当に自分の意思とは関係なく大切な人を傷つけるかもしれない。殺すかもしれない。 これはきっと知らなくてもいいものに触れすぎた代償だ。この世界の理不尽を知り過ぎてしまった罰だ。 自分のようなできそこないが、分不相応にも大それた願いを抱いてしまった反動だ。 だから、考えるのだ。それでも大切な人を守るためには何ができるのか。 そんな姫小路夜空が辿る、末路。 【姫小路夜空の末路】 真っ先に思い浮かんだのは「自殺」だった。 世の理不尽を知り過ぎた自分は、もしかしたらそういった存在から見たら恰好の的なのではないか。 自分ができそこないであることは、自分が一番理解している。 「あれら」もきっと、自分みたいな人間の方が扱いやすいのではないだろうか。 催眠をかけたり、魔術を試したり、罠にはめたり。 残念ながら、自分はそれらに対抗する術をもたない。 それを模索しようと足掻くことはできるだろうが、それが諸刃の剣であることも容易に理解できる。 日義さんが、そうであると思うから。 日義さんとは、あれから会っていない。連絡も一切とっていない。 元々日義さんから連絡があることの方が全くもって稀だったが、こちらからももうできない。することもないだろう。  日義から返された本に手を置き、そっと撫でる 恐ろしかった。精一杯抗っているのに身体の主導権はどこか遠くにあって。 鋭くそして鈍く光る刃を、彼に向けたこと。 もし、あのまま日義さんを斬っていたとしたら。 あの場で自分を斬り殺しただろう。 しかし、そうはならなかった。  自らの首に触れる。痕をなぞるように。 そうならなくて安堵すると同時に、落胆してもいる。 あのまま勢いまかせにこの命を断てていれば。 あのまま息ができずに死んでいれば。 今、これほどまでに苦しむことはなかったかもしれないのに。 「自殺」という選択肢は、自分が楽になるだけの未来。 勿論、願い通り大切な人達は守られるかもしれない。「姫小路夜空」という「害」がいなくなることで、その未来は明るくなるかもしれない。 しかし、同時に家族がどれだけ悲しむのか想像してしまった。 自分が家族を亡くしたとしたら、それはひどくひどく悲しみ、それこそ「絶望」するだろう。 「害」がなくなることの方が勿論良いとは思うのだが、その「絶望」を許すのも良いとは思えなかった。  目を閉じ思い出す。笑顔を思い出せと言われた言葉を。 「大切な人を守る」。 そのために「害」となる自分を消すべきか。 せめて「絶望」からは守るために、苦しみながらも生き永らえるべきか。 どちらも 怖い 選べない。 こんな状態ではいつまでもポンコツ探偵だと言われるだろうが、それはもうおしまいだ。 探偵はやめる。 もう、「あれら」の餌食になるわけにはいかない。 探偵をやめた所で変わらないかもしれないが、一縷の望みを賭けてだ。 せめて「あれら」から見たらつまらない存在になれればいい。  ため息をひとつ吐く。 結局、答えは出ていない。 だから、せめて答えが出るまでは無様に生き永らえるのだ。 探偵をやめ、看板を取り下げた小さな事務所で一人静かに日々を過ごすとしても、家族には許して欲しい。 以前に比べたら外にも出ず、笑顔も上手にできず、おしゃべりもままならないかもしれないが、それでも。 「絶望からあなた達を守っている姫小路夜空」でいさせて欲しい。 いつか、「害」に耐えられないと確信したら、その時は、潔く。  一人ぼっちの事務所で、コーヒーを啜る。 「………上手に淹れられるようになったのですよ」 (2020年1月5日付で探索者引退) ■簡易用■ 姫小路 夜空(ひめのこうじ よぞら)(女) 職業:探偵 年齢:20 PL: STR:13  DEX:10  INT:13 アイデア:65 CON:8  APP:18  POW:15  幸 運:75 SIZ:9 SAN:82 EDU:14 知 識:82 H P:9  M P:15  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:280 個人技能点:130) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]