タイトル:きいろ キャラクター名:山本 タケシ(没) 職業:奉公人 年齢:12歳 / 性別:男の子 出身: 髪の色:黒 / 瞳の色:黒 / 肌の色: 身長:125 体重:80 ■能力値■ HP:14 MP:15 SAN:75/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時   9  15  15  14  11  13  11   6  14  15 成長等 他修正 =合計=   9  15  15  14  11  13  11   6  14  15 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      28%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15% ●《隠れる》 60%   《聞き耳》 25%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%  ●《精神分析》46%   《追跡》  10%  《登攀》  40%   《図書館》 25%  ●《目星》  60% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%  ●《製作(料理)》40%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     5% ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%    《信用》     15%   《説得》15% ●《値切り》  70%   《母国語(日本語)》30%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称           単価 個数 価格 備考                 1   0 医療品ケース          1   0   ピンセットや綿や消毒など普段家にあるものが入ってる(持ち運べる程度の量) 包帯ガーゼ(半分使ってる)    1   0   家を出ていくときにくすねてきた(怪我してるから)                 1   0 =所持品合計=     0 所持金    100 預金・借金  520 ■その他■ メモ: 中上川藤さんの家で奉公人をやっていて、家事や料理のお手伝いをしている 生き抜くために身につけた『値切り』で、生活を頑張ってる。 両親に虐待されて、家をとびだしてきた なるべく両親の目につかないように隠れる術を身につけた。 怪我をしても自分で何とかするしかないので、手当てに使えそうなものを買って自分で手当てをしていた。 追記中上川さんの家に仕えて、仕事に慣れてきて調子に乗っている 長嶋先生に助けてもらった 【タケシの最期】 タケシは、月が見える宇宙空間で化け物4体と対峙した時、あらゆる恐怖を一気に感じたが、怯まず、絶対に皆で帰るんだという思いが強かった。 長嶋先生がここに残ると言い出した時、先生が皆を助ける為にそんな言葉が出てきたのだと理解はしたが、心がそれを認めたくなかった。「先生(`;ω;´)そんなこと言わないでください!!絶対…皆で帰るんです!!」タケシの心からの叫びにより、虚ろだった長嶋先生の瞳が、生気を取り戻した。 先生が周りを見渡して状況を把握すると、タケシに覚目さんを引っ張って連れ帰るよう指示を出した。 覚目さんを確認しようと後ろを見ると、藤お姉様が血だまりを作り倒れていたのが見えた。タケシは駆け寄りたい衝動を押し殺した。長嶋先生がお姉様を助けてくれようとしている、まだ藤お姉様は死んでない。先生の言いつけを守るんだ。皆で、帰るんだ!と自分に言い聞かせて 先生が藤お姉様を担ぎ上げ、扉の方へ逃げようとしたが回り込まれてしまう。さらに逃げようとする長嶋先生に鳥のような頭をした化け物が襲いかかり、長嶋先生も倒れてしまった。 二人が倒れ、一人は呆然としたままの状況を目の当たりにして、一瞬、終わりを頭によぎらせてしまう。タケシはその場に崩れ落ちそうになったその時、覚目さんの拳銃が見えた。 まだ、この人が居る…。覚目さんを起こすんだ。可能性を作るんだ、絶対に皆で帰るんだ…!! 「覚目さん!!ボーッとしてる場合じゃないです!皆で帰るんですよ!!」 拳を握り、覚目さんの胸の辺りをポカポカと叩く。少しでも僕の言葉が覚目さんに届くようにと願って。 すると覚目さんの虚ろだった目が正気に戻っていた。 「…皆さん!」 覚目さんは周りを見渡し今の状況を理解する。逃げようとしたが、また回り込まれてしまった。そして、タケシと覚目に攻撃が当たる。もし次食らえば命はないだろうと、タケシは理解する。 タケシは、化け物4体と血だまりに横たわる二人そして満身創痍の覚目さんを見て、諦めかけた。 その時、ホルスターが目に入った。 タケシは一つの答えをだした。 だが、それは子供であるタケシには荷が重すぎた。だが大好きな藤お姉様、命の恩人である長嶋先生、タケシが何をしても優しく見守ってくれてた覚目さん。絶対に絶対に皆で帰るんだ!! 「絶対に皆で帰るんだ!!お前らー!こっちにこい!おしりペンペーン!」 生き残るんだと自分に言い聞かせるように、タケシは化け物4体を自分へとおびき寄せた。 化け物を引き付けてる間に、覚目さんが皆を何とかしてくれる。僕はこいつらの攻撃をかわせばいいんだ。落ち着いてやれば簡単だ。 目の端に拳銃を取り出そうとする覚目さんを見ながら、化け物と対峙した。 一体目の攻撃…タケシの体目掛けて襲いかかってきた。 タケシは間一髪でそれをかわす。 二体目の攻撃…絶え間なく襲いかかる攻撃は、タケシに命中する。 パーンと銃が発砲され、鏡がパリーンと割れる音を聞きながら、タケシは意識を手放した。 藤お姉様…一緒に帰れなくて、ごめんなさい…。 後日談.筆クグロフ 浅草七十五日 藤は朝の浅草の町並みを歩いていた。伴はつけず、独りである。 冬の朝は寒い。うっすらと雪のかぶったあたりが余計寒々しく、今となっては暖を取るための体温もない。藤は少し身震いをした。 一方で町はすっかり活気を取り戻し、道端で人々がやかましく話している声が聞こえてくる。 あの凌雲閣が解体されて七十五日になるそうだ。これからは人の噂にも上らないだろうねぇ。ちげぇねぇ。 カラカラと笑う声がどこか虚しく胸のうちに響いて、藤は顔をうつむけて早足で歩き去った。 凌雲閣が解体された日、そこに重症者が3人、行方不明者が1人出たことはわずかに噂になった。詳細までは噂にならなかったが、行方不明者が子供だったと俄に騒ぐ輩はいた。 噂が消えぬ彼の四十九日、藤たち3人はそれぞれ負った傷がようやく癒えてきた頃合いだった。だと言うのに、久しぶりに2人に会ったときの憔悴ぶりはひどいものだった。それを指摘すると、2人は藤も同じ様なものだと言うのだから、3人揃って精神の傷が全く癒えていないのは明らかだった。こんな顔じゃあお見送りなんてできないわ、と藤が自分の顔を叩いてみせると、2人は悲しげに、それでも静かに笑ってくれた。そうして真相を知る3人のみで、彼の四十九日は粛々と行われたのであった。 そんな日も遠い昔のように感じる。今日はあの日から七十五日目だ。もう誰も噂なんかしない。他愛ない一言が胸に刺さったまま藤は歩く。まるで、彼という存在が人々から忘れ去られてしまうようで、彼らは何も悪くないのに、薄情じゃないかと喚き散らしたくなる。彼はあんなに小さかったけど、私達の命の恩人で、浅草すべてを怪異から守った人でもあるのだ。 冷めやらぬ感情を持て余しながら歩く。ここはもうあの場所の近くだ。ああ、あの場所に彼らが立っている。 「藤ちゃん」 「中上川さん」 2人の背景に今はもう無き凌雲閣を幻視する。凌雲閣跡前に覚目と長嶋が立っていた。それぞれ花束を携えている。もちろん、藤の手にも同じものがある。 凌雲閣跡地に花束を供える間、3人とも無言のままだった。重苦しい空気の中、口を開いたのは覚目だった。 「‥こうしてまた出歩けるようになってよかった」 「ああ、そうだな。これも彼がいてくれたからだ」 「あの子には感謝しきれませんわ」 「‥自分が不甲斐ない。小さな子供一人守れなかったと思うと」 「それを言ったら僕だって。もしやり直せたら‥」 「やめてくださいまし。あの子は私にとっては家族同然でしたのよ。無理にでも言って家においておけば」 誰もがこの話題になると自分が悪かったと言って聞かなくなる。またこの話になってしまう。こんなふうに話しても辛くなってしまうだけなのに。 藤がため息をつきかけた瞬間、強い北風が3人の間を通り抜けた。 「キャッ」 「おっと」 「わわっ」 風が吹き抜ける最中、3人は音を聞く。 みんな、わらってください。 それは北風の吹いた音のはずなのに、まるで声のように響いた。 3人はお互いの顔を見合わせる。 「タケ、シ‥?」 「やはり、君にもそう聞こえたのかね」 「ぼ、僕にも聞こえました。笑ってって」 「やっぱり!タケシなんだわ!」 「そんなことが‥いやしかし‥」 「笑ってください‥。彼らしいですね」 覚目が微笑む。 「あぁ、そうだな。タケシはそういう子だった」 釣られるように長嶋もわずかに口角を上げる。 「全く‥あのバカ。声が出せるなら早く出しなさいよ‥!」 藤は目に涙を滲ませながら無理矢理にでも笑う。 「そうだ。彼は花よりもこちらの方が喜びそうだな」 長嶋は懐から小さな飴を出す。あの日もタケシがもらってご機嫌になっていたものだ。 「ああ、それなら僕も持ってますよ。‥なんだか手放せなくて」 「あら、3人とも同じ銘柄の飴を持ってるなんて奇遇ですのね」 奇遇だ、なんてものではない。みんな忘れられなかったのだ。彼を笑顔にしていた小さな飴玉を。 花束の隙間に添えられた色違いの3つの飴。彼らが彼を忘れえぬ証拠の品は、風雨に晒され朽ち果ててもなお、彼らの記憶に残り続けていた。 十二階 噂消えぬ 四十九日 我等のみ偲ぶ 七十五日 人が死ぬのはいつだろうか。存在を忘れ去られた時だと言うのならば、四十九日にあなたはまだ民衆の中に生きていたと言うのに、七十五日経った今となっては、真相を知る私達だけがあなたを思い、生かしている。誰が忘れたとして、私達の中では、あなたはずっと生き続けるのでしょうね。 ■簡易用■ 山本 タケシ(没)(男の子) 職業:奉公人 年齢:12歳 PL: STR:9  DEX:14  INT:11 アイデア:55 CON:15  APP:11  POW:15  幸 運:75 SIZ:13 SAN:99 EDU:6 知 識:30 H P:14  M P:15  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:120 個人技能点:110) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]