タイトル:ルガー キャラクター名:ライラ 種族:リルドラケン [特徴:鱗の皮膚、尻尾が武器、剣の加護/風の翼] 生まれ:神官 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:62 性別:女性 髪の色:こげ茶 / 瞳の色:紫  / 肌の色:深緑 身長:221 体重:171 経歴1:大きな失敗をした経歴がある 経歴2:大切な約束をした事があり 経歴3:家族に冒険者が(いる)いた 冒険の理由 故郷にいられなくなって 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    4     13      8    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   2   6   3  16   4  12 成長   4      2   1   2   1 →計:10 修正 =合計= 12  10  20  30  14  21 ボーナス  2   1   3   5   2   3    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  13  11  54  45 特技         0   0 修正 =合計= 13  11  54  45 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:8 Lv ファイター 2 Lv  / プリースト/ティダン 8 Lv セージ   3 Lv  / エンハンサー     1 Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名      : 効果                       : 前提 [p1-289]魔法拡大/数    : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別     : [p1-290]魔法拡大/すべて  : 残り全ての魔法拡大を使用可能           : [p1-292]マルチアクション : 制限移動を条件に、近接攻撃と魔法を両方行使できる : [p1-283]MP軽減/プリースト : 消費MP-1(最低1)、拡大時は-1後に倍        :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   5   0  10  30 修正 特技        0 =合計=  5   0  10m  30m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名    : 効果   : 前提 [p]  ビートルスキン : 防護点+2 : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : 2   4   5   3 グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 440  1H両  20      4  25  11   5 [アックスB] *ヘビーアックス / (1-303p) =価格合計= 440 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 18  -1   6   760 チェインメイル / 盾 : 17      2   600 タワーシールド / 修正: = 合計 =    2  10  1360 G (回避技能:ファイター) ・装飾品    価格  名称      / 効果 頭 :10000 聖王の冠    / 回復魔法威力1ゾロでも魔力分回復 耳 :           / 顔 :           / 首 :           / 背中:           / 右手:1000  怪力の腕輪   / 左手:100  聖印      / 左手:1000  宗匠の腕輪   / 腰 :3000  ブラックベルト / 足 :           / 他 :           / =合計=15100 G ■所持品■ 名称      単価 個数 価格 備考 宿泊費     20  1   20 アビスシャード 0   1   0 魔香草        5  0 5魔晶石       5  0 ウォーハンマー 250  1   250            1   0 =所持品合計=    270 G =装備合計=    16900 G = 価格総計 =   17170 G 所持金   10198G 預金・借金   0G ■魔力■ 知力ボーナス: 2 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 神聖魔法 8       10 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     ○ - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - ○ / 汎用蛮族語     ○ ○ 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、ドラゴン語 技能習得言語:3個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称 所持名誉点: 415 点 合計名誉点: 415 点 ■その他■ 経験点:650点 (使用経験点:21500点、獲得経験点:19150点) セッション回数:10回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 器用度   1740点(1640 /  0 /2回) 2- 器用度   2620点(2620 /   / 0回) 3- 器用度     0点(   /   / 回) 4- 器用度   6740点(6690 /   / 1回) 5- 筋力      0点(   /   / 回) 6- 筋力      0点(   /   / 回) 7- 生命力   8050点(8000 /   / 1回) 8- 知力      0点(   /   / 回) 9- 知力      0点(   /   / 回) 10- 精神力    0点(   /   / 回) メモ: 第一章 「竜族の女神官」 「おねぇちゃん遊ぼう!」 それはいつもと変わらない日常のはずだった 冒険者になりたい!そんな無邪気な幼い姉弟の夢は突然に絶たれる 子供たちの冒険者ごっこ、腕の立つ冒険者が憧れの存在であるこのラクシアではありふれた光景 だがこの日、立ち入り禁止の廃鉱山に足を踏み入れてしまったことが二人の運命を大きく変えてしまう 禁止区域、危険を理解していない子供たちにとってのソレは好奇心をくすぐられてしまう絶好の場所 そして侵入してしまった子供たちに災いが降りかかる、老朽化による落盤事故 難を逃れた子供たちもいたが不運な事に二人は巻き込まれてしまう 彼女は左の角が折れ顔に傷が残る重傷を負った、だが下敷きとなっていた弟はもっと重傷だった… 半身不随となり弟は冒険者としての夢を諦めざるを得なくなったのだ、同時に弟と共に冒険するという 彼女の夢も絶たれ錬体士としての修行も身に入らない日々が続く そんな彼女を変えたのは弟の言葉 「おねぇちゃん僕の代わりに世界を見てきてよ、外の世界のお話いつか聞かせてね!」 誰よりもつらい思いのはずの弟、だがこの時彼女は自分の気落ちが弟の心を傷つけていたことに気づく 自分の怪我のせいでおねぇちゃんが冒険に出られない…と そこから彼女は再び冒険者としての道を歩みだす、だが錬体士としてではない 神聖魔法の使い手、神官として… そう、彼女は同じ失敗を繰り返したくなかったのだ あの時回復魔法を使えたのなら弟の後遺症もなかったかもしれないと そうして彼女は神官となる、ライフォスでもハルーラでもない「約束の神 ティダン」を信仰する神官に それは彼女の決意の表れで、弟との約束への誓い 月日は流れ、神官としての修行に励むかたわら弟の怪我を治せる術を探していた彼女は とある噂を旅の冒険者から耳にする その冒険者曰く「第三の剣"叡智の剣カルディア"は砕けてなどおらず、今も世界の何処かに眠り続けている」と 内心そんな話があるはずも無いと思った彼女だが、剣の実在はどうであれ古代の文明になら何か治療の 手がかりがあるかもしれないと神紀文明を調べ始める 調べていくうちに剣の存在にそのものに興味を抱くようになる、手にすれば絶大な力を得る剣 もし実在するのならその力で弟の治療や同じように苦しむ人々を救えるかもしれない そして、叡智の剣を求める彼女の旅がアルフレイム大陸で始まる 〈ライラ〉 性格は温厚、幼少の失敗から年下におせっかいを焼いていまうところがある また戦闘では仲間の危機に前に出て戦おうとする一面も リルドラケンにしては珍しくお酒が飲めない…のではなく周りの面倒を見るため飲まない姿勢を貫いている その為一度も酒を飲んだ事がないのだが実はものすごく酒癖が悪い 彼女がパーティーと打ち解けてお酒を飲んでしまったその時何かが起こる…かもしれない 第二章「荒くれの竜族」 「俺に何の用だ?ババア」 口が悪いリルドラケンの男、名をツヴェルクというらしい この若者出会う数時間前のこと… 「ようライラ、冒険者ギルドに何の用だい?」 知り合いのリルドラケンが所属するギルドに冒険者登録しに来たことを伝えると 「そうか、まぁ理由は深くは聞くまい  ところでいま新人が登録しに来てるんだがどうにも口が悪くてな…  なかなかチームが組めなくて困っているんだ、お前さんなら上手くやっていけるだろう  若いくて腕の立つやつなんだ、よろしく頼むよ 」 知り合いから頼まれたら断れない性格のライラはとりあえず会ってみることにしたのだが… 声を掛けた開口一番この有り様である、なるほどこれは揉めるわけだ 「私はライラ、今冒険に行く仲間を探してるんだけど一緒に組まない?  あなたは戦士で私は神官、チームとしてやっていけると思うんだけど」 「冒険の目的は何だ?目的が違う奴とは組まねぇぞ、こっちも慈善事業じゃねぇからな」 もっともな意見である、冒険者同士で組むなら互いの旅の目的を知らなければチームとしての行動は成り立たない しかしながら彼女の旅の目的はおいそれと他人に話すような内容でもない、だが正直に話をしなければ進まないだろう そこで苦肉の策でドラゴン語で話し出す、周囲に聞き取りされないように 突然の言語の切り替えに若き竜は警戒の色を強くする、当然の反応だ 気にせずライラは旅の目的を語り続ける、弟の治療を探して旅に出る事や冒険に至るまでの経緯を 話しているうちに徐々に警戒の色が薄くなり、そしてその為に第三の剣を探すなど荒唐無稽な話だと笑われるくらいのつもりでいた彼女だが… 「そうかアンタも色々苦労してんだな、まぁどうしてもってんなら組んでやらねぇこともないが」 意外な反応に内心驚愕する、信じてもらえないことも考えていたくらいだからだ 「あなたの旅の目的は?」 「別に俺は金が稼げればそれでいいんだよ、そんな御大層な理由じゃねぇ」 ぶっきらぼうにそういうと男も自分の旅の目的を話し始める、自分はドワーフに育てられたことや成人して独り立ちすることを 十分すぎる理由だろうと彼女は思う、育ての親元から離れ冒険者として生きていくのなら半端な気持ちと力量の相手と組む気は無い という彼の態度も納得がいく そして二人は冒険を共にすることを決める 外伝「ライラの師匠」 ランドール地方より西方、コルガナ地方との境目に位置する町 争いが絶えぬはずの地においてこの町は平穏を保っていた かつてここには何もなく一人のリルドラケンが住み始めただけだった、しかし彼を慕う者たちが次々に集まり 戦士の集落となり国家間の争いを嫌い平和を求める者が集まって村となりいつしか町へと発展していった この町の平穏は多くの戦士たちによってもたらされている、それというもの彼らは主に魔物退治を生業としており 大量の剣の欠片がこの地にもたらされ各地の守りの剣の維持に多大な貢献をしているからだ 無論それだけでなく一人ひとりが圧倒的な強さを誇り国家レベルの武力を有しているのでこの地を支配下に置こうとするものはいなかった そして何よりこの地に住みだした最初の竜、彼の名を知らない者はアルフレイム大陸ではいない 英雄竜オリバー、打ち立てた功績が多すぎて政治的関与を嫌い国家の枠組みを自ら外れた豪傑である そんな彼の逆鱗に触れてまで介入しようとする国家はない、下手をすれば大陸中の国を敵に回しかねないからだ だが政治へ利用されることを嫌ったはずの彼が結果として一国の主として扱われるようになってしまったのも皮肉な話ではある 今回はそんな英雄のお話 そこはライフォスを祀る神殿、その一室 「ここに居られましたかオリバー様」 杖を突きながら青い鱗、白銀の髪を持つ2m程の竜はかつて英雄と呼ばれた老竜を金色の目で見上げる 「ミスラ、何か急ぎの用か?」 歩くのも辛いであろう雄竜が自分をわざわざ探してきたことにオリバーは不安げな表情を見せる 「ええ、姉さんから手紙が来たので」 ミスラは微笑んで答える、まるで子供が親に自慢したくて仕方がないといった様子で 安堵するオリバー、立ち話も何だろうと軽々とミスラをお姫様抱っこして自室に移動する 抗議の声が上がるが気にも留めずベッドに降ろし身体を休めさせ、無理をしてはいけないと窘める 手紙を受け取り愛弟子の近況を知る、そこにはパーティを組んだことや仕事について書かれていた 「ワシにはほとんど手紙を寄こさんのにのう…」 ボソッと愚痴る 自分は師であって親ではない、そう自分に言い聞かせつつ手紙を返そうとしたときそれを見透かしたように 「あなたが本当の父親だってことくらい姉さんも周りも気づいてますよ、でもあなたの意見を尊重してるんです」 目を丸くし驚くオリバー、深緑の鱗に紫の瞳、体格も良く年を重ねて白髪になったとはいえ血縁を否定するのに二人の姿はあまりにも似ていた 「英雄オリバーの子、それが周囲に知られれば強力な蛮族から狙われるようになる、よからぬ国の陰謀にも巻き込まれる、決していいことばかりじゃない」 そうできれば普通の女の子として生きて欲しかった、それが両親の願いだったが… 「あの時の落盤事故、老朽化によるものと聞かされていましたが本当は蛮族の手によるものでしょう?」 「全てお見通しというわけか、してこの老いぼれに何を望む?」 その問いかけに若き竜は首を横に振る、ただ 「姉さんが窮地に陥ったその時はこの町の事を気にせずあなたの望むようにしてもらって構わない、ということを今日は伝えに来ました」 必要なら総力をあげて支援もする、それがこの町の意思だと 「皆の心遣い感謝する」 自分はこんなにも娘に負担を強いていたのだなと後悔するとともに老竜は今の自分に出来ることは何かを考えながら筆を握る