タイトル:八千草 千草 キャラクター名:八千草 千草 (ヤチグサ・チグサ/Chigusa YACHIGUSA) 職業:古書店々主 年齢:22 / 性別:F 出身:日本 髪の色:未定 / 瞳の色:未定 / 肌の色:未定 身長:未定 体重:未定 ■能力値■ HP:13 MP:17 SAN:57/57      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  16  12  17  15  17  14  16  18  13  17 成長等 他修正 =合計=  16  12  17  15  17  14  16  18  13  17 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      30%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 45%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%  ●《精神分析》65%  ●《追跡》  27%  《登攀》  40%  ●《図書館》 83%  ●《目星》  90% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前      現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》  1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%  ●《製作(古書修復)》90%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》   10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》       % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前          現在値 習得/名前         現在値 習得/名前       現在値  《言いくるめ》      5%    《信用》        15%   《説得》      15%  《値切り》        5%    《母国語(日本語)》   90%  ●《ほかの言語(英語)》90% ●《ほかの言語(ギリシャ語)》82%  ●《ほかの言語(ラテン語)》81%  ●《ほかの言語(漢文)》86% ●《ほかの言語(アラビア語)》81%   《》          %    《》        % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前            現在値 習得/名前    現在値  《医学》     5%   ●《オカルト》         28%   《化学》   1% ●《クトゥルフ神話》42%  ●《芸術(書籍,古書,巻物など)》80%   《経理》   10% ●《考古学》    11%  ●《コンピューター》      56%   《心理学》  5% ●《人類学》    11%   《生物学》          1%    《地質学》  1%  《電子工学》   1%    《天文学》          1%    《博物学》  10%  《物理学》    1%    《法律》           5%    《薬学》   1% ●《歴史》     80%  ●《芸術(歌唱)》        28%  ●《芸術(文学)》11% ●《ヒプノーシス》 42%   《》             %    《》     % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d4 名称   成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 中華包丁 ナイフ 1d4+1+db タッチ     1         / 中華鍋   DEX*5                      5 / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: ・札幌に持家、関東圏を除く全国ランダム(月ごとに変更)に借家をセーフハウスとして持つ ・セーフハウスには、現金300万円ずつと保存食や日用品など必要なものを1年分、消化斧、スタンガン、催涙スプレーなどの自衛用品を隠している。 ・セーフハウスには簡易的な魔術工房もある。 ・バイクの免許を取得、バイクも買う(車はすでに所持) ・自宅兼店舗の倉庫の奥に魔術的な簡易工房を持つ ■職業  古書店々主([古物研究家]扱い) ・職業技能ポイント:[EDU]*20 ・職業技能:芸術(任意)、コンピューター、製作(古書修復、古美術修復など)、図書館、値切り、ほかの言語(英語、漢文、ラテン語など)、目星、歴史 ・特記:古物に関する〈言いくるめ〉と〈説得〉に+10%のボーナス。 ■特徴表  [29]バイリンガル:日本以外の国で生活したことがある。[EDU]*5%を最大3つまでの〈ほかの言語〉技能に割り振ることができる。   ・英語、ギリシャ語で[うち追加分]の興味ポイントとして習得。  [61]奇妙な幸運:クトゥルフ神話の神性や怪物がランダムに目標を攻撃する際、その対象からは除外される。ただし単独で攻撃される場合や範囲攻撃の中にいた場合は、対象となる。 ■キャラクターコンセプト  本狂い本マニアの古書堂店主。 以下、設定など ■本名  八千草 千草(ヤチグサ・チグサ) ■性別/年齢  女性/22 ■国籍/居住地  日本/東京都千代田区神田神保町 ■家族/親戚  父・草輔(ソウスケ)、母・千代(チヨ)  兄弟姉妹はなし。  父方の伯父・文章(フミアキ)  その他の伯叔父母は、千草の出生以前に落石事故で亡くなった母方の叔父・万人(カズト)、叔母・真由美(マユミ)の他に無し。  祖父母は共に他界。従兄弟姉妹などもなし。 ■配偶者/恋人  共になし ■容姿  かわいい系より美人系。  祖父母は、日本人2:イギリス人1:ギリシャ人1で、クォーター。  髪の毛はプラチナブロンド、目はブルー、肌と顔立ちがアングロサクソンの白人系と、日本人離れした容姿を持つ。  日焼けには弱く、肌は黒くなるのではなく赤くなり、軽い火傷をしたようになる。 ■服装  大人ナチュラル系を好む。雑誌「リンネル」に載ってそうな服装。 ■印象  第一印象は、儚い美人。付き合い始めると、強か且つ書籍に目がない変人(※ただし美人)。 ■性格/行動原理  我道を歩むタイプ。欲望に素直で、特に書籍に関連することには目がない。  隠し事などは、書籍に関連しないこと限定でポーカーフェイスを保てるが、書籍に関連することには目が爛々とするため隠し通せない。  基本は書籍が中心に世界が回っている扱いにくい人物。書籍より優先されるものは、伯父、数人の親しい友人と、家族程度。 ■口調  一人称:私  二人称:同輩以下なら君、先輩なら先輩・先生など、立場や地位、役職などに伴う呼び方、親しければ名前を呼び捨て、知人以上なら〇〇さん、など  (皆川咲希→咲希、雨宮遥→探偵さん、海野姉妹→〇〇(下の名前)君、キヌヱ→女将さん)  三人称:彼、彼女、彼ら、彼女ら、など  言葉遣い:同輩以下には、〇〇だ 〇〇かね?、先輩ならば、〇〇でしょう 〇〇でしょうか? など、書籍の登場人物を彷彿とさせる、若干芝居がかった言葉遣いをする。 ■簡易履歴  幼い頃は父親の仕事により世界各地を転々とする。英語とギリシャ語はその時に習得(主に英語圏が多かったが、ギリシャにも数年居たため、日常会話程度ならばギリシャ語ができる)。  先の理由の為に、友達を作る頃には別れて、また作る頃には別れてを繰り返すうちに、本の世界に没頭する。  両親は共に同じ職場で働いており、仕事が多忙のため、放任気味……というより、軽いネグレクト状態だった。  小学4年の頃に日本・東京に落ち着き、以後は大きくその土地を離れなかったものの、本好きは変わらず。  同じくPCの皆川 咲希(ミナカワ・サキ)とはその頃からの付き合いで、数少ない下の名前を呼ぶ相手。  日本に定住後、幼い頃に、父の短期出向などの際に世話になっていた、独身貴族の伯父の古書店に居着く。  高校3年の頃にいままで放任気味だったのにもかかわらず、進学を強要する両親に食い下がり、高卒で伯父の経営する古書店に住み込みで働きに入ろうとした。  両親の説得には応じなかったものの、経営主の伯父の「大学だけは出なさい」の一言から大学受験を決意。  近くに学費の安い国立の大学があったからと、東京大学に入学。  両親とは先の事件より不仲であったが、入学と同時に、伯父の橋渡しがあり一応その件については和解。  卒業を控え、担当教授らにも大学院進学を勧められる中、咲希にのみ、大学院に進まずに古書店を継ぐという話をする。  もしかすると引き留められるかもしれない、もしそうなら大学院に進むことも考えようと思いながらの相談だったが、以前からの夢ということもあり、咲希に遠慮がちな笑顔で送り出される。  その笑顔に長年の付き合いから裏を感じつつも、そのまま、若干の後悔を持ちつつ、大学を卒業後に古書店々主を伯父から引き継ぐ。  今回のシナリオ(フォトンブルーにさよならを。)では、咲希の強い願いに、今度こそ応えようと同行することとなった。  伯父は同居、両親とは別居(不仲が理由ではなく、単純に古書店に住み着くため)。  伯父は古書店の奥で隠居の身として老後の生活を満喫している。  じゃんけんやおみくじなど、運の絡むもので大きく外したことはなく、よく当たる。  優先する物事の序列は、伯父=咲希>本≧遥>海野家>両親>その他知り合い>その他 の順 ■習得呪文 《小窓の創造》 この魔術は、手が通るほどの魔術的な小窓を作ることが出来る技能である。 使用する際には、MP1d5点を消費する。なお、空間的に1m以上の厚さがある場合は、窓の中に突っ込んだものを対象物の内部に埋め込んでしまう。  ・補足   おおよそは基本ルルブp284記載の《窓の創造》と変わらない。窓の大きさと、貫通する遮蔽物の厚さに関しての制限が課せられたもの。   窓の大きさは手が通るほど。   遮蔽物の厚さに関しては、任意に埋め込みも可能だが、1m以上の厚さの遮蔽物があると、問答無用で開けなくて内部に埋め込んでしまう。 《歌唱魔術:????》 ――其は少女が受け継ぐ、蒼穹の歌―― 吐き気やめまいなどの軽度な状態異常、魅了や混乱などの状態異常を解除する魔術。使用者は芸術:歌唱に成功しなければならない。使用する際には、MP1d5点を消費する。 《呪文:クトゥルフの退散》 発動者は任意の数だけMPを減らす。減らしたMP*5%の判定に成功すると、クトゥルフが退散する。 _/_/_/_/_/枠内、ネクロノミコンにて習得した呪文_/_/_/_/_/ ・《アザトースの招来/退散》 この神格を招来することは、非常に危険なことである。 呪文の使い手およびそのほかの参加者には、任意の値のMPのコストがかかる。 また、呪文の使い手は1D10正気度ポイントを喪失する。 この神格が到着したときには、さらに正気度ポイントの喪失が起こり、地球を破壊してしまう可能性もある。 呪文をかけるのは夜間に戸外で行わなければならないが、その他の特別な準備は何も要らない。 ・《クトゥグァの招来/退散》 呪文の使い手が掲げる炎の所へ、クトゥグァを呼び寄せる呪文である。 呪文の使い手およびそのほかの参加者には、任意の値のMPのコストがかかる。 また、呪文の使い手は1D10正気度ポイントを喪失する。 この神格が到着したときには、さらに正気度ポイントの喪失が起こる。 呪文の使い手は、呪文の文句を唱えながら炎(普通はたいまつ)を動かしていなければならない。 呪文をうまくかけることができるのは、夜空の澄んだ夜でフォーマルハウト星が地平線を離れているときだけである、北アメリカでは9月から11月がフォーマルハウト星が一番良く見える期間である。 ・《ハスターの招来/退散》 9個の大きな石をV字型に並べた所にこの神格を呼び寄せる。 教団規模の大がかりな活動である。 呪文の使い手およびそのほかの参加者には、任意の値のMPのコストがかかる。 また、呪文の使い手は1D10正気度ポイントを喪失する。 この神格が到着したときには、さらに正気度ポイントの喪失が起こる。 石はそれぞれ9立方メートル以上の体積がなければならない。 呪文をかけるのは、アルデバラン星が地平線の上に出ているときでなければならない(北半球では10月から3月くらいの間である)。 《ハスターの招来/退散》のときにビヤーキーが列席していれば、成功のチャンスがビヤーキー1匹につき10%ずつ上昇する。 それぞれの石にPOWを1ポイントずつ投入して全部の石に魔力を付与しておけば、V字型に並んだ石は《ビヤーキーの召喚/従属》の呪文の成功率を30%上昇させる。 ・《ニョグタの招来/退散》 この呪文はニョグタの好意を引き出す。そしてニョグタが現れる。 呪文の使い手およびそのほかの参加者には、任意の値のMPのコストがかかる。 また、呪文の使い手は1D10正気度ポイントを喪失する。 この神格が到着したときには、さらに正気度ポイントの喪失が起こる。 呪文はどこかの洞窟の入口のところでかけなければならない。洞窟はそこから最後にはニョグタの棲むところへつながっているというような洞窟であればどんな洞窟でもかまわない。 ・《シュブ=ニグラスの招来/退散》 清めた石の祭壇へシュブ=ニグラスを呼び寄せる。 呪文の使い手およびそのほかの参加者には、任意の値のMPのコストがかかる。 また呪文の使い手は1D10正気度ポイントを喪失する。 この神格が到着したときには、さらに正気度ポイントの喪失が起こる。 祭壇は暗い森の中に設置しなければならず、呪文は必ず祭壇からかけなければならない。 《シュブ=ニグラスの招来/退散》の呪文は新月のときにしか、かけることはできない。 祭壇を清めるためには、200SIZ分の血液を石に振りかけ、石に血がかぶるようにする。 そしてこの暗黒の女神を招来するたびに、さらに新鮮な血液を祭壇全面に振り掛けることが必要である。 祭壇に、40SIZの血液を注ぐたびに、《シュブ=ニグラスの招来》の成功率が20%上昇する。 また呪文の成功率は、そこにいる黒い仔山羊1体につき10%ずつ上昇する。 ・《ヨグ=ソトースの招来/退散》 特別に作られた石の塔にヨグ=ソトースを呼び寄せる。 塔は野外になければならず、空は晴れ渡っていなければならない。 呪文の使い手およびそのほかの参加者には、任意の値のMPのコストがかかる。 また呪文の使い手は1D10正気度ポイントを喪失する。 この神格が到着したときには、さらに1D10正気度ポイントの喪失が起こる。 塔の高さは少なくとも10mなければならない。 呪文をかけるたびに、カルティストはヨグ=ソトースが受け取る生け贄を指定しなければならない。 これは近くにある村を招くような身ぶりで示すというようなことでいいのである。 ヨグ=ソトースはその村から自分で生け贄を1人選ぶ。 教団のオプションとして、呪文を成功させるために必要なMPの値を下げて石の塔に魔力を付すことにしてもいい。 塔にあるPOW 1ポイントにつき、招来の呪文でも退散の呪文でも、成功率が5%永久的に上昇する。 ・《食屍鬼との接触》 呪文をかけるためには8MPと1D3正気度ポイントのコストがかかる。 食屍鬼が近くにいないのであれば別だが、そうでなければ呪文は自動的に成功する。 食屍鬼は人間がたくさん住んでいる所であればどこにでもいる。 特に可能性が高いのは、墓地や遺体安置所の近くである。 出来てから百年以上経っている埋葬地などは、この呪文をかける場所として好都合である。 月の明るい夜なら最高である。 ・《ニャルラトテップとの接触》 ニャルラトテップと交流するための呪文である。 呪文をかけるたびに1POWと1D6正気度ポイントをコストにする。 成功率は呪文の使い手の[<幸運> ロール (POW×5) の半分] の値である(端数切り上げ)。 2回目以降の呪文では、同じ値を消費し、POW値が変化したことを反映して<幸運> ロールの目標値が下がっていくが、<幸運> ロールを半分の値にするのは最初の呪文のときだけでよい。「同時にどこにでも存在している」というこの神にふさわしく、この呪文はどこからでもかけることができる。 しかしニャルラトテップが現れるのは崇拝者たちの集まりのときや、外なる神の新しい司祭が任命されるときだけである。 ・《砂に棲むものとの接触》 呪文をかけるためには3MPと1正気度ポイントのコストがかかる。 砂に棲むものが近くにいないのであれば別だが、そうでなければ呪文は自動的に成功する。 呪文は適切な砂漠でかけなければならない。 例えばサハラ砂漠、アメリカの南西部、サウジアラビア、あるいはオーストラリアの中央部である。 ・《支配》 対象の意思を曲げて、呪文の使い手の意思の通りにさせることができる呪文である。 《支配》の呪文をかけるためには、1MPと1正気度ポイントのコストがかかる。 呪文の使い手のPOWと対象のPOWを抵抗表のロールで競わせる。 呪文の使い手が勝った場合には、対象は次の戦闘ラウンドが終わるまでの間、使い手の命令に服従する。 呪文をかけることができるのは、1回に1人だけである。 対象は10メートル以内のところにいなければならない。 当然のことながら、命令は対象にとって理解できるものでなければならない。命令が対象の基本的な性格と矛盾するようなものであった場合には、呪文が破れてしまうかもしれない。 この呪文は、呪文の使い手にできる限りは何回でも繰り返してかけることができ、結果として対処を数分の間途切れることなしにコントロールし続けることもできる。 呪文をかけ直すたびに、最初の時と同じコストがかかり、同じ効果時間がある。かけ直した呪文の効果は即時に現れる。 《支配》の呪文をかけることができるのは、1ラウンドに1回である。 ・《アザトースの呪詛》 対象のPOWを抜き取ることができる。 この呪文をかけるためには4MPと1D6正気度ポイントのコストがかかる。 アザトースの秘められたある「名前」を繰り返し唱えることによって、クトゥルフ神話に精通しているすべての生き物に尊敬と畏怖の念を抱かせることができる。 アザトースの秘められたる「名前」を知っていると言う事は、秘められている「最後の音節」を知っているということだからである。 「最後の音節」はそれだけを取り出して敵に向けて発する事ができるものである。 その場合には抵抗表に従ってMP対MPのロールをする。呪文の使い手が勝てば、 対象はPOWを1D3ポイント失う。 ・《スレイマンの塵》 この灰緑色の粉は、別のプレーンからきた異生物にダメージを与える力を持っている。 この粉を作るためには、少なくとも2000年以上経っているエジプトのミイラから取った粉が必要である。 ミイラ1体から、この魔法の粉が3服分できる。 ミイラのほかに必要なのは、乳香と言う香料と硫黄と硝石である。 この粉を振りかけるときには、まじないの言葉を唱えながら振りかけなければならない。 粉を作るためにも、使うためにも、正気度ポイントを喪失する必要は無い。 異界の生き物の体の上にこの粉を振りかけると、生き物は粉1服分につき耐久力を1D20ポイント失う。 1服分を振りかけるためには、 1ラウンドの時間がかかる。 この粉が効くのは、《召喚/従属》あるいは《招来》の呪文が存在している生き物に対してだけである。したがって、夜鬼、ビヤーキー、アザトースにはダメージを与えるが、ショゴス、クトゥルフ、砂に棲む者には何の効果もない。 ・《旧き印》 「装飾は……むしろ粗雑な星の形をしており、中央に巨大な目の戯画らしきものがあった。しかしそれは目ではなかった。むしろ壊れた楔形で、特定の線が炎あるいは炎の柱を暗示していた」 ——ラブクラフト&ダーレスの『暗黒の儀式』 この呪文はあらかじめ書かれていた旧き印を活性化させる呪文である。 効果のある旧き印を作るためには、POWを1ポイントコストにしなければならないが、正気度ポイントのコストはかからない。 旧き印は鉛の印鑑のような形をとっているものや、岩に刻まれたもの、鉄を鋳造したものなどがある。 この印が開口部や「門」のそばで活性化されていると、グレート・オールド・ワンや外なる神の手下どもはその通路を通ってくることができなくなる。 手下どもだけではなく主人たる本人も通ってこられなくなるのである。 印があるだけでそこに呪文が込められているのでなければ何の意味もなく、何も効果がない。 旧き印が個人を守ってくれると言う著者もいるが、実はモンスターやその手下が印を避けて出てこられた場合には、この印は個人を守るためには価値のないものである。 例えば首の周りに印をぶら下げていたとしても、肉体のほんの一部かは守ってくれるかもしれないが、その他の部分は完全に無防備の状態である。 ・《イブン=グハジの粉》 「望遠鏡を持っていない者たちは灰色の雲——かなりの大きさのビル位の大きさがあった——が、山の頂上近くに垣間見ただけだった。カーティスは望遠鏡を持っていたが、悲鳴をあげて、足首まである道のぬかるみにそれを落としてしまった。彼はよろめき、2、3人でつかんで支えてやらなければ、地面に崩れ落ちてしまっただろう」 ——H.P.ラブクラフト『ダンウィッチの怪』 この呪文によって、目に見えないものを見えるようにすることができる。この粉を不可視のものに向かって吹きかけると見えるようになるのである。粉を調合するにあたっては、細心の注意をもって、注意書きどおりに調合をしなければならない。3種類の材料が必要で、1回の使用量を作るのに1 MPをコストにする。3種類の材料が何と何であるかはキーパーが2回に決める。粉は管のようなものを使って吹きかけてもいいし、対象の上に投げつけても良い。粉をかけられたものが見えている期間は、心臓が10回鼓動を打つ位の時間しかない。 この呪文で見えるようになるものとは、例えばクトゥルフ神話の神格の招来のために魔力を付与された場所から伸びている魔法の境界線、「門」の周りに漂う力、星の声など通常は不可視のクリーチャーなどである。粉を使うことによって正気度ポイントを失う事はないが、粉で見えるようになったものを見たために正気度を失うことがあるかもしれない ・《復活》 「彼は壁面から目を離し、変化の原因を求めて室内を見渡した。煙と臭気の出所は床に置いてある酒盃だった。結晶性の粉末から濃緑色の蒸気が おびただしく厚い雲となって立ち上っている」 ——H.P.ラブクラフト『チャールズ・デクスター・ウォード事件』 この呪文は死体を本質的な塩と化合物に分解してしまう。青っぽい灰色の粉になるのである。あるいはその過程を逆方向に働かせて、最終的には死んだ人間の体や魂まで形づくることができる。 完全な死体が必要である。めったに使われない呪文であり、誤解を招きやすい名前がついているが、どちらのバージョンも3MPと1D10正気度ポイントのコストがかかる。こんな呪文をかけることは忌まわしいことだからである。 この方法で復活した犠牲者は1D20正気度を喪失する。灰色の粉の一部分しかなかった場合は呪文をかけた魔術師が得るのは肉体として具現した「口にするにもおぞましきもの」のみである。しかしうまく復活させるには粉が一まとめになっていなくても構わない。棺さえ損なわれてなく、中にある粉を残らず全部すくい取るように細心の注意さえ払えば呪文は成功する。 呪文の文句の後ろの方から逆に唱えることによって復活した生き物を元の灰色の粉に戻すことができる。その粉は保管しておいてもいいし、捨ててしまっても構わないものだ。粉に戻す場合には、呪文の使い手のMPと対象のMPを抵抗表によるロールで競わせなければならない。 呪文の使い手が勝った場合は対象は崩壊して粉になる。 犠牲者の方が勝った場合には、犠牲者の呪文の使い手がもう一度呪文を唱え直すのを邪魔しようとするに違いない。 呪文を逆に唱えるためには、2ラウンドの時間がかかる。 ラヴクラフトの「チャールズ・デクスター・ウォード事件」では、このようにして復活させられた者が過去の秘密を明らかにするようにと質問されて拷問されたことが書かれている。 ・《萎縮》 パワフルな攻撃の呪文である。 この呪いをかけるためには好きなだけのMPとその半分の値の正気度ポイント(端数切り上げ)をコストにしなければならず詠唱のために2ラウンドの時間が必要である。呪文に成功するためには、呪文の使い手には抵抗表に従って自分の残っているMPと対象のMPを競わせて勝たなければならない。 成功すれば、対象は破壊され黒焦げになる。呪文に投入した1MPにつき、対象の耐久力が1ポイント失われるのである。 ・《ビヤーキーの召喚/従属》 詠唱の間にホイッスル(呼び笛)を吹かなければならない。コストのMPの値は任意で、コストにしたMP1ポイントにつき、呪文の成功率が10%上昇する。ロールの結果が96~00だった場合は常に失敗である。呪文をかけるためには、その他に1D3正気度のコストがかかる。この呪文が働くのは、アルデバラン星が地平線の上に出ている夜間だけである。(北半球では10月から3月までがベストの期間である)。ビヤーキーは空のどこかから羽ばたきながらおりてくる。宇宙空間を通ってきたため、着いたときにはまだ氷のように冷たい体をしている。 ホイッスルに魔力が付与されていた場合には、魔力を付与するためにつかったPOW1ポイントにつき、呪文成功のチャンスが10%上昇する。そういうホイッスルは何度でも繰り返し使うことができる。 ・《炎の精の召喚/従属》 まるで星が流れるように、炎の精を空から舞い降りて来させる呪文である。コストのMPの値は任意で、コストにしたMP1ポイントにつき、呪文の成功率が10%上昇する。ロールの結果が96~00だった場合は常に失敗である。呪文をかけるたびに、1D3正気度のコストもかかる。キャンプファイヤーのようなかがり火あるいはその他の炎が必要である。この呪文はフォーマルハウト星が地平線の上に出ている夜の間にしかかけることができない(北半球の適度な位置で、9月から11月がベストの期間である)。 ・《外なる神の従者の召喚/従属》 外なる神の従者1匹が、狂気の笛の音のまといつくような反響音とともに現れる。MPのコストは任意で、コストにしたMP3ポイントにつき、呪文の成功率が10%上昇する。ロールの結果が96~00だった場合は常に失敗である。呪文のコストが3倍もするわけは、この生き物が大きなパワーを持っているからである。呪文をかけるたびに1D3正気度ポイントのコストもかかる。この呪文をかけるためにはフルート(笛)が必要である。フルートに魔力が付与されている場合には、フルートが持っているPOW1ポイントにつき、呪文の成功率が10%上昇する。カルティストは悪魔的な場所であればいつでもどこでもこの呪文をかけることができる。呪文をかけるのに最も典型的な夜は、夏至の前夜、五月祭(5月1日に行う春の祭)、ハロウィーン(10月31日の夜)、ワルプルギスの夜(五月祭の前夜)である。 ・《ヴールの印》 「外部の世界からの助けはあるだろうが、やつらが肉体を持つには人間の血が必要だ。2階のあいつはしかるべき特色を備えているようだ。ヴールの印をきればおれにも少しはあいつの姿が見える」 ―――H.P.ラヴクラフト『ダンウィッチの怪』 手の動作である《ヴールの印》は、クトゥルフ神話の呪文をかけるための助けとなる。この印を使う者は、コストとして1MPと1正気度ポイントが必要である。手の動作は2、3秒しかかからないものだが、クトゥルフ神話の呪文の成功率を5%高くする力がある。また、場合によっては見えないものを見えるようにする力もある。文献でこの印の使い方が描写されたことは一度もない。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ・多重防壁陣《ヘクサ・ウォール》 5m四方の紙に、魔力15点分を込めた血液で八芒星を描いたものを2つ用意する。 それらを前面に掲げながら呪文を唱えることで、魔力が尽きない限り展開する防壁を展開することが出来る。 呪文の行使には1d30の正気度を喪失する必要があり、加えて1d20のMPを消費する必要がある。 ・《夢幻》 効果範囲全域を覆う六芒星を描き、魔力を注ぎ込むことで、あらかじめ識別された人間以外を強制的に催眠状態にすることが出来る。 特に魔力の行使などは必要ないが、神道に則った正式な儀式の為、行使の際には《オカルト》をロールする必要がある。 ■習得AF ・防壁の腕輪 ルーン文字:アルジス・ウンジョーが掘られた魔術的一品。装備していると、72時間に1度、精神汚濁系の攻撃を無効化する。作成者の名として、海野姉妹の名前が刻まれている。 ・魔術結晶 所持することで30MPを肩代わりしてくれる。使うと壊れる。※なお効果はこの限りではない。 ・『ネクロノミコン』 (NECRONOMICON) (偽題:イスラムの琴) ラテン語。オラウス・ウォルミウス訳。1228年。最初は写本の形で出回り、それからドイツでゴシック体の2つ折判として印刷された(15世紀の終わりごろ)。それから第2版(第1版とまったく同じといってよいもの)が17世紀の初頭にスペインで出版された。第1版のものが1冊と、第2版のものが4冊存在していることが知られている。 正気ポイント度喪失は 1D10/2D10。〈クトゥルフ神話〉に+16%。研究し理解するために平均66週間。呪文:「アル・アジフ」と同じ。 ■簡易用■ 八千草 千草 (ヤチグサ・チグサ/Chigusa YACHIGUSA)(F) 職業:古書店々主 年齢:22 PL: STR:16  DEX:15  INT:16 アイデア:80 CON:12  APP:17  POW:17  幸 運:85 SIZ:14 SAN:57 EDU:18 知 識:90 H P:13  M P:17  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d4 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:510 個人技能点:320) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]