タイトル:エリ=エリオ=エマリオン=エルルード キャラクター名:エリ=エリオ=エマリオン=エルルード 種族:人間 [特徴:剣の加護/運命変転] 生まれ:傭兵 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:22 性別:女 髪の色:濃いグレー / 瞳の色:黒  / 肌の色:白 身長:168cm 体重:58kg 経歴1:大切な人と生き別れている 経歴2:商売を手伝ったことがある 経歴3:両親に愛されて育った 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    7     10      4    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   6   9   9   8   9  12 成長   6   2   6      3   1 →計:18 修正   2 =合計= 23  18  25  18  18  17 ボーナス  3   3   4   3   3   2    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  10   9  39  17 特技        45   0 修正 =合計= 10   9  86  19 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:7 Lv ファイター  7 Lv  / レンジャー 2 Lv エンハンサー 1 Lv  / ライダー  7 Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名     : 効果                 : 前提 [p2122]タフネス    : 最大HP+15              : ファイターLv.7 [p221] 武器習熟/スピア : ダメージ+1、Aランク装備可能     : [p222] ブロッキング  : 乱戦エリアで二人分の大きさとして扱う : 冒険者Lv3 [p218] 頑強      : 最大HP+15              : ファイターorグラップラーLv5 [p2121]頑強II     : 最大HPにさらに+15          : 《頑強》    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   0  18  60 修正 特技        2 =合計=  0   0  20m  60m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名   : 効果                                     : 前提 [p]  アンチボディ : 毒属性、病気属性に対して生命抵抗力、精神抵抗力+4               : [p]  騎獣強化   : 騎獣の命中力、回避力+1(コア部位のみ)                     : [p]  探索指令   : ライダー技能Lv+知力を用いて探索、足跡追跡、危機感知の判定を行えるようになる : [p]  高所攻撃   : 騎手の物理ダメージ+2                             : [p]  HP強化    : 騎獣のすべての部位のHPが+10                         : [p]  人馬一体   : 騎乗中でも両手を自由に扱える。                        : [p]  獅子奮迅   : 2部位まで主動作を行える。その場合次の手番まで回避力-2            : [p]  特殊能力開放 : 特殊能力開放が前提にある能力を使用できるようになる。             : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : 7  10  11  10 グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 1200  1H  25     11  30  10  12 [スピアA] *飛竜の槍 / 旅に出る際に仕立ててもらった騎乗用の槍。手にしっかり馴染むが、なんと出世払い。(ノーマルスピア) (Ⅲ172p) =価格合計= 1200 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 18  -1   6   760 チェインメイル / プレートメイルは嫌だとゴネたら、コレになった。 盾 : 13   1   1   500 カイトシールド / タワーシールドも嫌だとゴネたら、コレになった。 修正: = 合計 =   10   7  1260 G (回避技能:ファイター) ・装飾品    価格 名称         / 効果 頭 :1500 火トカゲの髪飾り   / それは尻尾を切るトカゲの如く。 耳 :              / 顔 :              / 首 :1000 薔薇のチョーカー   / 「ずいぶん高いチョーカーだなぁ」と思ったら魔法の品だった。Ⅰp291 背中:40  メレホアのミニマント / 肩甲骨の下辺りまでの長さのマント。結構気に入っている。 右手:1000 宗匠の腕輪      / 舌でさくらんぼのへたが結べるようになる。 左手:1000 叡智の腕輪      / コレによるカンニング被害が毎年出ている。 腰 :50  ガーターベルト    / 大人な女性に憧れて。 足 :50  ロングブーツ     / シックでオトナめな黒いブーツ。 他 :100  コルセット      / 「うぇっ」ってなるぐらい締める。 他 :30  マフラー       / エルルード家の紋章の入ったマフラー。男女兼用なので結構長い。 =合計=4770 G ■所持品■ 名称          単価 個数 価格  備考 冒険者セット      100  1   100  「あなた、冒険者なのね」と言われる。 背負袋         50  1   50   「リュックよリュック!間違わないでよ!」 ベルトポーチ      15  1   15   よく騎乗動物用の餌とかおやつが入ってる。 ポータブルカンテラ   60  1   60   火口箱とランタンが1つになった便利グッズ。街で見かけて思わず購入。 毛布          50  1   50   子供の頃からの愛用品。無いと眠れない気がする。 小型ハンマー      10  1   10   スケルトンの腰骨を叩き割るのに便利。 小型ナイフ       20  1   20   投げて遊んで怒られる。 手鏡          30  1   30   「身だしなみはモテの基本だ」とポコさんが言ってた。 着替えセット      30  1   30   「あれ?ぱんつが1枚足りない・・・」 礼服          120  1   120  「騎士なんだから鎧でいいじゃない」と言ったら怒られた。 筆記用具        10  1   10   羽根ペン、インク、羊皮紙の3点セット。 保存食(1週間分)     50  1   50   口の中がパサパサする。 救命草         50  5   250  体力が漲る危なくない草。 ヒーリングポーション  100  10  1000  仕組みは分からないが、痛みが引く薬。 アウェイクンポーション 100  3   300  気絶した人間が飛び起きるぐらい苦い。 騎獣契約証       4000 1   4000  ワイバーンのデュナメスちゃんの契約証 アイアンリベット    2000 4   8000  デュナメスちゃんのために買った騎獣用武器。見た目がごつい。 騎獣用甲冑       3000 4   12000 デュナメスちゃんのために買った騎獣用防具。すごく目立つ。 3点魔晶石        300  5   1500  財布に痛い。残り1個 松明          5   3   15   エイギア仕様の禍々しい松明 ランタン油       20  2   40   ランタン用の油。これもなんだか禍々しい気がする。 3点魔晶石        0   1   0   恐ろしく汚い毛布をめくって見つけた。 =所持品合計=   27650 G =装備合計=     7230 G = 価格総計 =   34880 G 所持金   10750G 預金・借金    G ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、ザルツ地方語 技能習得言語: ■名誉アイテム■ 点数 名称  50 武器専用化  50 盾専用化  50 鎧専用化 100 マントとマフラー専用化 所持名誉点: 137 点 合計名誉点: 387 点 ■その他■ 経験点:480点 (使用経験点:24500点、獲得経験点:21980点) セッション回数:18回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1-        0点(   /   / 回) 2-        0点(   /   / 回) 3-        0点(   /   / 回) メモ:  彼女の故郷は、ザルツ地方の僻地に位置する小国ルニアルタ。 その国は世間に知られず、ごく一部の出入りの商人等がひっそりとその存在を知っている。 そんな国であった。  しかし1つ大きな特徴があった。それゆえに存在を隠していると言うほどの大きな特徴が。 僻地の小国ルニアルタはドラゴンと共に生きる国であった。  彼女・・・エマリオンはその国に産まれた1人の女性であった。 彼女はこの外界から切り離された国の騎士の家、エルルード家の娘としてこの世に生を受ける。  ルニアルタの国の騎士団は普通の騎士団と大きく異なり、翼竜やドラゴンを使役し騎乗することで両者の力を十二分に発揮する 龍騎士が主であった。彼女の家もまた、そういった龍騎士達の家の1つである。  彼女の周囲には日常的にドラゴンやワイバーンが存在し、触らない日乗らない日は無く ましてや目にしない日などは1日たりともなかった。 彼女はそんな環境で、自分も龍騎士になることを1つたりとも疑わなかったし、実際そうなった。 彼女の父も龍騎士である以上、多少複雑な思いに駆られながらも彼女を龍騎士として育て上げた。  年の離れた兄が1人いたが、彼女が物心ついた時には既にその国から離れていた。 かなり寂しく思ったが「兄にもすべきことがあるのだろう」と自分を納得させた。 龍騎士の修行を始めて8年後。彼女が16歳になった日に父から兄が度に出た理由をを告げられる。 そしてもう1つ、彼女にとって重要な話も同時に父の口から紡がれた。  「世間を見てこい」要約するとそういうことであった。 ルニアルタは狭く、小さい。そのような国で内側だけで翼を広げていては本当の空の広さを知った時に何もできなくなる。 この国に代々伝わる成人の儀式。それが、この国を一度離れ旅に出ることであった。  「あぁ、兄もこれだったのか」と彼女は思った。同時に、「なんとかなるでしょう」とも。 もともとそれなりに楽観的であった彼女は、特に嫌がることもなく儀式を開始した。  旅に出る前に、両親は彼女のために仕立てた装備を一式貸与してくれた。 彼女はゴネた。プレートメイルやタワーシールドは、彼女の好みではなかったのだ。 その結果、チェインメイルとカイトシールドに落ち着いたのだ。 飛竜の槍と呼ばれる騎乗槍は、彼女が幼い頃から使い続けたものだ。 出世払いだったとは、この時初めて知ったが。  何はともあれ彼女は旅路に付く。 貰った路銀と友人や知り合いからの選別を手に彼女の旅は始まったのだ。 馬車の窓から離れていく故郷を眺めながら、彼女はまたちょっとだけ寂しく思った。  斯くして、彼女は長い馬車旅行の末に花の国フェンディルにたどり着いた。 途中仲良くなった行商についていったりもしたので、予想以上に長くなってしまった。 まさか売り子をさせられるとは思っていなかったが、良い体験になった。 いままでそういったことをしたことが無かった彼女は、新鮮な気持ちでいっぱいだった。  フェンディルで行商と別れた彼女はこの大きな街に腰を落ち着けようと思い、まずドラゴンを探した。 いなかった。フェンディルにはドラゴンがいなかったのだ。1度目の衝撃である。 町の人に「ドラゴンはどこ?」と聞くと、「ドラゴン?この辺にはいないよ」と笑われたのだ。 中には「ドラゴンが出たのか!?ど、どこだ!?はやく逃げなければ!!」慌てる人もいた。 諦めずに話を聞くうちに「あぁ、ワイバーンのことかい?ライダーズギルドに行けば1頭か2頭、いたと思ったけどね」 という人がいた。彼女は一も二も無くライダーズギルドにすっ飛んでいった。  2度目の衝撃である。ルニアルタではほぼ自由に乗ることができたワイバーンが、 この街では購入しなければ乗ることができないのだ。 そしてすやすやと眠るワイバーンの隣にかけてある看板には、40000Gと大きく書かれている。 足りなかった。両親からもらった、彼女のひと月のお小遣いの100倍もの路銀は40000Gの半分にも満たなかった。 行商を手伝って貰った手間賃も、 ここに来るまでにいくつか目にした求人広告も、 40000Gなどという大金に届くものでは決して無かった。  彼女は途方に暮れていた。まさか竜に乗ることができないとは、夢にも思っていなかったのだ。 ワイバーンの前で座り込んで涙を流す彼女を、ライダーズギルドの職員は放っておくことはできなかった。 手を引き、椅子に座らせて涙が引くのを待ち、ようやく話ができる様になったのが3時間後。  職員は彼女の話を聞き、そういえば龍騎士を主とした騎士団を編成する国の話を聞いたことがあるなと思った。 間違った話じゃない。信じるに値する話だろうと確信した職員は、 彼女に「レンタルという制度もある」と話を始める。 しかしそのレンタル料金も、彼女の路銀の半分を占めるものだった。 もちろん職員はその辺りも心得ていた。恐らくそうだろうというのは想像に固くなかった。 「大金をを稼ぎ、各種サービスが割安で受けられ、かつライダーズギルドにも繋がりがある場所だよ」 こうして涙目の少女は冒険者の宿「シャトー・ホーリーローズ」に放り込まれたのであった。  ホーリーローズの店主と猫は彼女の話を聞いて顔を見合わせる。 「つまりあなたはワイバーンやドラゴンに乗るために訓練してきた騎士で」 「まさか外の国にはこんなにもドラゴンがいないとは思わなくて」 「ようやく見つけたワイバーンはなんと40000Gで」 「レンタル料も高くついて」 「途方に暮れていたところをライダーズギルドの職員に見つかり」 「話を聞いてもらったらここを紹介されたと」 店主と猫は交互に話す。「まぁ、私もルニアルタのことは聞いたことなかったわけじゃない」 「見たところ一通りの訓練は受けているみたいだし」 「いいんじゃない?」 「いいと思うわ」 目の前で繰り広げられる猫と人との会話に付いていけない彼女は口を挟む。 店主は応える。「あなた、冒険者って知ってる?」 冒険者エマリオンの誕生である。  現在22歳。冒険者として活動をはじめた彼女は少しずつその名前を広めていた。 槍を携えた灰色騎士、父に告げられた「世間を見てこい」という言葉を幾度と無く思い返していた。  世間から切り離された小国で育った彼女には驚きの連続であったし ルニアルタが小国にしては常識的であるのも、この儀式のおかげなのだと納得もした。 同時に外の世界に魅入られて戻ってこない人も多いという言葉にも納得していた。 ワイバーンはまだ購入できていなかった。だがレンタルできるほどには余裕があった。 借り物ワイバーンのデュナメスちゃんと共に冒険に出る毎日を送る。 そして彼女は今日も高らかに叫ぶのであった。 「なんでまた遺跡探索なのよ!!」 ホーリーローズの店主は、ワイバーンの力を活かせない場所に彼女を送ることも多かったのだ。 「だってあなた、普通の白兵戦闘の実戦経験も積まなきゃ。」 「いつでもワイバーンに乗っていられるとは限らないのよ?」 ぐうの音も出なかった。  店主の計らいで「野良」として動く彼女は、この度エイギア地方への遠征を命じられる。 妖かし悪霊蛮族幻獣魑魅魍魎が百鬼夜行。遠い大破局の時から人類未踏の地と成り果てていた 黄昏の大地レーゼルドーン大陸にようやく出来た足がかり、拓かれた街カシュカーンへと デュナメスちゃんの翼を伸ばすのであった。