タイトル:ダインスレフ キャラクター名:久遠 梓(くおん あずさ) 種族: 年齢:15くらい??? 性別:女 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長: 体重: ワークス  :FHチルドレンC カヴァー  :FHチルドレン シンドローム:サラマンダー、ウロボロス ■ライフパス■ 覚醒:生誕 衝動:妄想 ■能力値と技能■ 【肉体】:3 (シンドローム:2,1 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 3r 〈回避〉:SL1 / 判定 3r+1 〈運転〉:SL / 判定 3r 【感覚】:1 (シンドローム:0,1 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 1r 〈知覚〉:SL / 判定 1r 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:4 (シンドローム:1,2 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL4 / 判定 4r+7 刻銘による修正込み 〈意志〉:SL1 / 判定 4r+1 〈知識〉:SL / 判定 4r 【社会】:1 (シンドローム:1,0 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 1r 〈調達〉:SL6 / 判定 1r+6 〈情報〉:SL3 / 判定 1r+3 FH 【HP】    30 【侵蝕基本値】 36% 【行動値】   6 【戦闘移動】  11m ■エフェクト■ 《スキル名》          /SL /タイミング /判定/対象     /射程/コスト/効果など 《ワーディング》        /★$/オート$   /自動/シーン    /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》         /1$ /気絶時$   /自動/自身     /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《コキュートス》        /3 /メジャー  /対決/シーン(選択)/視界/4   /攻撃力+[Lv*3]の射撃攻撃、判定-2D、シナリオ3回 《コンセントレイト:ウロボロス》/3 /メジャー  /  /       /  /2   /C値-[Lv] 《螺旋の悪魔》         /5 /セットアップ/自動/自身     /至近/3   /暴走する、ラウンド間攻撃力+[Lv*3] 《極限暴走》          /1 /常時    /自動/自身     /至近/   /侵蝕率基本値+3 《背徳の理》          /3 /オート   /自動/自身     /至近/3   /シーン間、判定+[Lv*2]D 《飢えし影》          /1 /メジャー  /対決/       /視界/1   /攻撃力+[Lv+2]の射撃攻撃 《原初の黒:完全なる世界》   /3 /メジャー  /対決/       /  /7   /判定+[Lv+1]D、攻撃力+[Lv*3] 《マクスウェルの悪魔》     /3 /オート   /自動/単体     /視界/5   /自身の攻撃のダメージか自身への攻撃のダメージを+or-[Lv+2]D 《崩壊のヘリックス》      /3 /メジャー  /対決/       /  /3   /螺旋の悪魔の効果中のみ使用可、攻撃力+[Lv*5]、シナリオ1回 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   6    pt ■所持品■ 名称            単価 個数 価格 備考 情報収集チーム       2   1   2 コネ:手配師        1   1   1 刻銘〈インスクリプション〉    1   0   エンブレム(HR P97) RC指定 侵蝕率基本値+2 =所持品合計=     3 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     3 pt 【常備化ポイント】 14 pt 【財産ポイント】  9 pt ■ロイス■ 対象         好意 悪意  備考 変異種:サラマンダー        コキュートス取得 同僚の少女 シミター  庇護 不安 スミス        純愛 疎外感 ■その他■ メモ: 刻銘〈インスクリプション〉の設定はHRのP97を参照のこと 刻銘〈インスクリプション〉、FHの強化措置実験体である彼らには、強化措置が完了した時点でコードネームとして剣の銘が与えられる。 その多くは、レイピア、ファルシオン、カトラス、と言ったありふれた剣の銘を与えられるが、極稀に神話伝承に登場する≪魔剣≫の銘を与えられる者がいる。 彼女もそんな≪魔剣≫の一振りだ。 ≪魔剣≫の銘を与えられた者は他の刻銘〈インスクリプション〉の実験体の中でも頭一つ抜けた性能を示した者だ。彼女もその例に漏れず、凶悪といって良い能力を有している。 元は変異種サラマンダーのピュアブリードであったが、強化措置の結果、新たにウロボロスのシンドロームに覚醒している。サラマンダーとして炎や氷を操るのではなく、それらを生み出す過程である熱量操作に高い適性を持つ変異種の レネゲイドと、ウロボロスの特性の内、喰らうという特性に特化したレネゲイドを併せ持つ彼女が操るのは、周囲のあらゆる全てを喰らい尽くす暴食の霧だ。 その性質上、広範囲殲滅を得意とし、ある時は小規模とはいえ、UGNの支部を丸ごと一つ喰らったこともあるほどで、FH内部でもその名が知られている。 普段はごく普通の年相応の少女にしか見えないが、戦闘に入った途端、ガラリとその様相を一変させる。冷徹、冷酷、一切の容赦なく、躊躇なく、全てを喰らい尽くすその様は正しく≪魔剣≫の如し。 「ん?どうしたんだい、こんな時間に?」 「は?与えられた銘が気に食わない?いや、そんなことを言っても、君たちに与えられるのは剣の銘だ。可愛いとか、そういうのとは無縁だってことはわかっていたことだろう?」 「それにしたって物騒すぎるって?まあ確かに、君に与えられたのは呪われた人喰いの≪魔剣≫の銘だ。物騒って言うなら、確かに物騒すぎるほどだけどね」 「けれど仕方あるまい?君が手にしたのは円環の蛇が司る暴食の力、無形であるが故に形有るものを許さない霧の≪魔剣≫だ。ほら、物騒だろう?」 「痛ッ!た、叩くな!私は君と違ってか弱い研究者なんだぞ!・・・全く、仕方のない娘だ・・・」 「そう拗ねるなよ、君の本当の名前はいつでも私が呼んでやろう。君の本質が血塗られた≪魔剣≫でないことを私だけは知っている。なあ、そうだろう―――――」 親を知らない彼女には、一人だけ親と言える存在がいた。それは彼女に対する強化措置を担当した女性研究者だ。スミス、鍛冶師を意味するコードネーム以外は何も知らない、そんな関係ではあったが、彼女らはまるで母娘かあるいは 姉妹のように仲が良かった。それは確かに家族ゴッコには違いなかったが、偽物などでは決してなかった。 だが、彼女は偽名しか知らない親代わりであり、姉代わりであった人は死んだ。事故なのか、他殺なのか、それは分からない。けれど彼女は唐突に死んだ。 あとに娘であり妹であった少女を残して。 そのことで彼女はFHを恨んだりはしなかった。彼女は自分がいる組織がそういう場所だと知っていたし、それで納得してしまえるほどドップリとその価値観にはまり込んでいた。 だが、悲しいと思わなかったわけではない。彼女の死後も淡々と任務をこなしながら心の中で涙を流したことは数知れない。 願わくば、もう一度声を聴きたい、もう一度己の名を呼んで欲しい。自分ではもう分らないのだ、自分がどんな名前であったかなど。だから貴女の声で思い出させてほしい、自分の本質が血塗られた≪魔剣≫等ではないと。 そう思った彼女は死者蘇生の技術を研究しているという研究開発セル、死神の大釜〈デスカルドレン〉へと所属を移し、今日も戦い続けている。もう一度、名前を読んで欲しいから。 再会は成った。一度きり、時間にして刹那に満たぬ泡沫であったとしても。 彼女は名前を取り戻した。明日を生きる意味を、この世界を生き抜く意思を再び得た。 ならば彼女はもう大丈夫だろう。 何故なら、まだあの人の元には行けないのだから。 「こんなに早く行ったら怒られちゃうからね。まだまだ生きていかないとなぁ・・・」 url: https://charasheet.vampire-blood.net/2363713