タグ： 星砂トワ探索者

次男 一人称：俺　二人称：君、あなた、お前 自分の意思をあまり表に出さない男。自分より強い人間の意見に従う傾向にある。 自分の命が危険にさらされている時は自分の命を最優先に行動する。そして後悔と自己嫌悪を心の奥底で深めていく。 医者になったのは医者の家系だったからという理由。特に誰かを救いたいという思いはない。 彼が強い人間に付き従うようになったのは主に母親と兄が原因である。 末っ子である聡が産まれるまで母の中に潜む使えない子は要らないという冷徹さに怯え、見捨てられないよう必死に答え続けていた。 聡が成長し、彼の物覚えがほんの少し悪いということが分かり律は最初、聡の容量の悪さが母の中に潜む冷徹さに触れる前に色々と教えてあげようとしていたが、それを兄に邪魔をされてしまった。 兄、聖は言った「あいつは教えたって駄目だ。優秀じゃない奴は優秀な人間の役に立つべきだ。なぁ？お前もそう思うだろ？律。」 律は聖のその狂気に染まった言葉に恐怖した。その狂った聖を見て律は「逆らったら死ぬより酷い目に合う、怖い……怖い！！」 律は自分の身に迫った危機に対する恐怖に耐えられなかった。何度も何度も心の中で聡に謝りながら律は聖に付き従うことにした。 ただ、罪悪感から聖と母親が絶対に居ない時には聡に対して優しくしていた。 聡には許されたくないと思っており自分の事を一生憎んでいてほしいと思っている。そのため和解を申し出られてもそんな資格がないと断る。　律と聡が仲良くなる可能性はほとんどない。

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