タイトル:皆木 詩望(みなき しの) キャラクター名:皆木 詩望(みなき しの) 種族: 年齢:16 性別:女 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長: 体重: ワークス  :UGNエージェントA カヴァー  :高校生 シンドローム:サラマンダー、エグザイル ■ライフパス■ 覚醒:無知 衝動:憎悪 ■能力値と技能■ 【肉体】:11 (シンドローム:2,2 ワークス:1 ボーナス:0 成長:6) 〈白兵〉:SL12 / 判定 11r+12 〈回避〉:SL1 / 判定 11r+1 〈運転〉:SL / 判定 11r 【感覚】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 1r 〈知覚〉:SL / 判定 1r 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 1r+1 〈意志〉:SL / 判定 1r 〈知識〉:SL / 判定 1r 【社会】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 2r 〈調達〉:SL1 / 判定 2r+1 〈情報〉:SL1 / 判定 2r+1 UGN 【HP】    73 【侵蝕基本値】 36% 【行動値】   3 【戦闘移動】  8m ■エフェクト■ 《スキル名》    /SL /タイミング /判定   /対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》  /★$/オート$   /自動   /シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》   /1$ /気絶時$   /自動   /自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《異形の刻印》   /6 /常時    /自動   /自身 /至近/-   /最大HP+[Lv*5] / 侵蝕値+3 《苛烈なる火》   /3 /セットアップ/自動   /自身 /至近/3   /攻撃力+[Lv*3] / HP5点失う 《ヒュドラの怒り》 /5 /セットアップ/自動   /自身 /資金/4   /ラウンド中、ダイス+3&攻撃力+Lv*3&暴走(回復不可) 《不死身の炎》   /3 /セットアップ/自動   /自身 /至近/1d10 /シーン中、最大HP&HP+[Lv*10] / 戦闘不能→解除 / 1回/1シナリオ 《爪剣》      /5 /メジャー  /<白兵>  /単体 /武器/3   /攻撃力+[Lv*2] / ドッジダイス-1 《コンセントレイト》/3 /メジャー  /エグザイル/-   /-  /2   /C値-Lv 《フレイムタン》  /1 /メジャー  /<白兵>  /-   /視界/2   /射程→視界 / 攻撃力-[5-Lv] 《氷炎の剣》    /3 /マイナー  /自動   /自身 /至近/3   /武器作成 《地獄の氷炎》   /5 /マイナー  /自動   /自身 /至近/2   /攻撃力+[Lv*3] 《形状変化:剛》  /5 /マイナー  /自動   /自身 /至近/3   /攻撃力+[Lv*2] 《氷の回廊》    /1 /マイナー  /自動   /自身 /至近/1   /戦場移動 / 移動距離+[Lv*2]m 《終末の炎》    /4 /マイナー  /自動   /自身 /至近/2+1  /HP[Lv*5]点以下消費→攻撃力+[消費したHP] 《ウルトラボンバー》/5 /メジャー  /<射撃>  /範囲 /至近/4   /攻撃力+[(Lv*5)+5] / リアクション不可 / HP0に / 1回/1シーン 《異形の祭典》   /2 /メジャー  /エグザイル/[Lv+1]/-  /3   /対象→[Lv+1] / 1回/1シーン ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称                価格 種別 命中  攻撃力 G値 射程 メモ 氷炎の剣Lv3+地獄の氷炎Lv5        1   11r+10 24   6   至近 氷炎の剣(Lv+6) 氷炎の剣Lv4+地獄の氷炎Lv5        1   11r+10 28   6   至近 氷炎の剣(Lv+6) 氷炎の剣Lv5+地獄の氷炎Lv6        1   11r+10 32   6 形状変化:剛Lv5             0   0    10 形状変化:剛Lv6             0   0    12 形状変化:剛Lv7             0   0    14 苛烈なる火Lv3              0   0    9 苛烈なる火Lv4+ヒュドラの怒りLv6     0   3    30 苛烈なる火Lv5+ヒュドラの怒りLv7     0   3    36 「容赦しないよ・・・!」(5)       1   11r+12 10      至近 「容赦しないよ・・・!」(5) 100~    1   11r+12 12      至近 「容赦しないよ・・・!」(5) 160~    1   11r+12 14      至近 ウルトラボンバーLv5           2   1r   30      至近 ウルトラボンバーLv6           2   1r   35      至近                      0   0 計                    1   11r+10 53      至近 計 100~                 1   11r+10 82      至近 計 160~                 1   11r+10 96      至近 計(ウルトラボンバー)           2   1r   49      至近 計(ウルトラボンバー) 100~        2   1r   77      至近 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   3    pt ■所持品■ 名称          単価 個数 価格 備考 デモンズシード(HR87)    1   0   終末の炎                1   0                1   0 =所持品合計=     0 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     0 pt 【常備化ポイント】 6 pt 【財産ポイント】  6 pt ■ロイス■ 対象             好意 悪意 備考 復讐者 四方木 奏夢(よもぎ そら)       昔の友だち リーダー[タイタス]            復讐対象 美柳 燐(みやなぎ りん)          仲間 ロス                   仲間 四方木 愛深(よもぎ うみ)       昔の友だちの妹 黒崎 桃香                元上司 ■その他■ メモ: UGN戦闘員 ※旧データ 少しふわふわとした口調の女の子。 普段は陽気な雰囲気で、多少のことではくよくよしない。勉強はそこまで得意でないため、数年前までイリーガルであったこともありオーヴァードの知識も少しあやふや。しかし多少は口が回る。 己の目標を果たすためとなれば普段とは違い沈着冷静になる。己にも反動の大きい戦い方をしているにも関わらず、己の攻撃で顔を歪めることはない。 ※ここからシナリオのネタバレあり(ハンドアウト固有の情報もある) 暁月UGN支部の廊下を歩いている際、2年前から息を潜めていた"インフィニティセル"の動きが再び活発になったとの話を耳にし、より詳しい話を聞くために支部長室に向かう。支部長室で黒崎 桃香(くろさき ももか)と、彼女から支部長を任された美柳 燐(みやなぎ りん)に自身をインフィニティセルの調査に混ぜてくれと懇願、承諾される。その後、同じく調査を任されたUGNチルドレン"ロス"も姿を見せ、3人で活動を開始することとなる。早速調査を行ったところ、インフィニティセルのメンバーを自称するジャームの情報を入手、彼らが現れたという現場に向かう。向かった先、幹部に指示されて暴れていたというジャーム達と戦闘、倒した後にインフィニティセルの情報を聞き出そうとしたところに彼らの幹部である"傍観する血徒"が現れる。彼のほうがより多くの話が聞けると判断、戦闘となる。彼を撃退後、彼と部下2人を拘束して支部へと帰還した。 ロスと共に支部長室に呼び出された詩望は、支部長の燐と黒崎から"傍観する血徒"が尋問中に死亡したとこの知らせを受ける(正確には黒崎が殺害した模様)。調査が振り出しに戻った所で支部長室を1人の男性が訪れる。ロスの恩人であるらしい彼、蓮室 桃真(はすむろ とうま)は情報面でのサポートを行ってくれるらそうで、今日は軽い挨拶に来たらしい。その後資料室のパソコンで調査を行っていたところカモフラージュされた黒崎の情報を発見する。直後、パソコンを覗き込んできた蓮室から黒崎のパートナーであり燐の兄であった美柳 尊(みやなぎ みこと)の話を聞く。再び調査を再開するが、その中でこの町では吸血鬼とそれを狩る吸血鬼狩りという存在が伝承として残っていたことを知る。そのタイミングで黒崎からジャームが発生したとの連絡が入り、現場に向かうことになる。現場では正気を失った、学生服をきたジャームが一般市民に危害を与えていた。自身の力に対しての理解が低そうなことからインフィニティセルに関する情報は望めないだろうと思いつつも戦闘に入る。3人の内2人を撃退し、残り1人が逃走を図ろうとした瞬間、同じく高校生ぐらいだと思われる少女が現れその残りを射殺する。インフィニティセルの幹部で自身を吸血鬼と語る彼女、"閃光放つ狩人"は怒りの感情を顕に戦闘を仕掛けてきた。戦闘の末、彼女にそれなりのダメージを与えることはできたものの、E《超人的再生能力》の効果によりその傷はみるみると回復していく。しかし、突如その背後に現れた男によって彼女は刺され気を失い、男は彼女を連れて逃走した。可能な限り追跡を試みたが最後には断念、支部に帰還した。 前回の戦闘後、支部に戻って報告をする。そこで燐が黒崎に吸血鬼狩りのことについて質問をする。現吸血鬼狩りである彼女から、詩望は吸血鬼を倒す方法を聞き出そうとする。結果彼女からその方法を教えるという口約束をさせる。報告はそれで終わり、その日は解散となる。夜、かつての惨劇の夢を見て目を覚ます。常備していた精神安定剤を飲みながら、詩望は四方木 奏夢(よもぎ そら)が吸血鬼狩りの当主リストに載っていたことを思い出す。その情報を頼りに黒崎に話を聞きに行くと、彼女に奏夢の母親との話の場を整えてもらうことになる。そして当日、奏夢の家、すなわち四方木家分家の家に訪問し、彼女の母からリーダーのことや吸血鬼の倒し方について教えてもらう。そして彼女から奏夢の敵をとってくれとお願いされる。その帰り道、四方木家本家の時期当主を語る、奏夢そっくりの少女四方木 愛深(よもぎ うみ)に勘違いから戦闘を仕掛けられる。致し方なく一撃を与えるも、傷つく彼女を見ることであの日のフラッシュバックを起こす。剣を捨て彼女に縋り誤り始めたことで彼女は戦闘意思を失った。詩望が落ち着きを取り戻し、愛深の誤解も解けた直後、鋭利な爪が生えた腕が伸びてくる。腕の本人で、あの日、リーダーの近くに立っていた吸血鬼、"執念の侍従"に対面、愛深が拘束されたことも併せ、憎悪に駆られた彼女は"執念の侍従"に対して殺意をぶつける。全力の攻撃を続けるもヤツに致命傷を負わせることは一向に叶わない。最終的に"執念の侍従"は電話で呼び出されたことで愛深を連れ帰ることもなく帰還、戦闘は終了した。 前回の戦闘後、"執念の侍従"を追うもその姿を見失った詩望は他のメンバー及び愛深と共に支部に戻ってきた。黒崎と愛深は元より知り合いだったようで、改めて愛深の誤解を解いてくれた。"執念の侍従"についての報告を済ませた後、詩望は愛深を家まで送ることとなる。その道中、落ち込んでる様子を見かねた愛深に説教されたことで彼女に自身の不安定さを告白した。再び"インフィニティセル"の調査を続けたところ、新たに不審な人物が目撃された元FHの実験施設に目星をつけ、現場に向かうことになる。森の奥の廃墟となった施設の中、PC達は1人の女性に遭遇する。どうやらロスは認識が有るらしい彼女、"インフィニティセル"のエージェント"微笑む蜻蛉(ほほえむかげろう)"は3人の戦闘能力を測るためにここに来たと告げる。ロスがいくつかの言葉を投げかけたが相手にもしてない様子の彼女に諦めを覚えたのか、彼の先導のもと戦闘となる。ある程度ダメージを与えたところで彼女は撤退、こちらも不審な人物の探索という目的を達成したため帰還することとした。 前回最後に戦った廃墟から撤退しようとしたところ、慌てた様子で黒崎がやって来る。彼女への報告を済ませた後、廃墟となったこの施設自体を調査したいと言う黒崎と共に再び廃墟に向かうことになる。施設の中を手分けして調べたところ、殴り書きされた英語のメモを発見する。それを見た黒崎は、"後天的なヴァンパイア"と言うワードを発見すると同時、メモの調査を行うためにこの場からの撤退を提案、4人は施設を後にすることとなる。翌日、メモの翻訳を終えた黒崎から、インフィニティセルは吸血鬼と同等の力を与える薬の開発、検証を行っていることが知らされる。メモの内容について話し合っている最中、支部内に警報が鳴り響く。他のUGN職員が向かっていたと思われる調査現場にジャームが発生したというもので、4人は急いで現場に駆けつける。他の職員が軒並み倒れる中、金髪の少女が1人立っていた。彼女の放つ威圧感に気圧され詩望とロスが動けなくなっている中、燐はその少女に倒され首を締め付けられる。どうやら少女は燐に因縁があったようだが、当の本人が記憶を失っていたこともあり少女は一時的に燐を開放、燐が過去を思い出すまで戦い続けると宣言する。少女は自らを"傀儡の吸血鬼"と名乗り、インフィニティセルの現リーダーだと宣言する。前リーダーのことを尋ねたところ、"傀儡の吸血鬼"の兄でもあった彼は黒崎 桃香によって殺されたと彼女は言ってくる。こちらのことも知らずに黒崎及び人類への憎悪を叫ぶ彼女に触発され、詩望は彼女を挑発、結果的に戦闘となる。兄と同じく弱点だと予測し首を狙った全力攻撃は、すんでのところで逸らされ胸に直撃する。彼女の胸に大穴を空けることは出来たものの、E《超人的再生能力》の能力でそれは瞬時に再生、興が冷めたとだけ告げ彼女は去った。 前回の戦闘後、治療中の黒崎がいる病室をPC達は訪問する。そこで黒崎から、2年前彼女はインフィニティセルの前リーダーを殺害し、その遺体をUGN支部の地下に保管したと告げてきた。その後、燐の希望で詩望とロスは一度席を外す。病室に戻ってきた後は燐と共に病室を後にする。帰路にて燐から吸血鬼についていくつかの質問を受け、何か掴みきれないその態度に疑問を抱いた。支部に戻り事務仕事を行っていたところ、緊急事態を知らせるアラームが鳴り響き、支部内に何者かが侵入してくる。現場に向かうと、黒崎の個室の扉に手をかけようとする男を目撃する。彼は以前、PC達が"閃光放つ狩人"と戦った際に現れ、背後から彼女を刺すことで強制的に退却させていた。余裕綽々といった態度で構える彼、"時を奏でる賢人"は、場所を変えようと自身を含めPC達を近場の公園まで転移させ、PC達と彼はそのまま戦闘となる。途中蓮室の援護も入り、"時を奏でる賢人"に致命傷を与えるも、その特性によって再生する。彼はロスのことを知ってるようで、自身を人工による後天的な吸血鬼だと語る。続けて蓮室を裏切り者と称し、彼はロスが収監されていたらしい実験場の管理者であったと告げる。ロスは否定するも蓮室はそれを肯定、最終的には"時を奏でる賢人"に連れ去られていった。彼が去った後、突如として目の前が光りに包まれる。 ―2年前のあの日、突然走り出した彼女。背中を駆けていったその先、そこでは四方木 奏夢が美柳 燐に対して剣を突き立てていた。 前回の夢の続き、これは2年前の事件の前日。奏夢との出会いは小学校。自身の能力を自覚し始めた頃、同じ力を持っていた彼女と関わるようになった。同じ小学校を卒業し、同じ中学に入学した。その日も2人で協力して宿題を片付けていた。そんな時、奏夢は詩望に問いてきた。例え過去に柵があったとしても、人と異種族は仲良くなることは出来るのかと。何も知らない詩望は何の深みもない、平凡な返答をするのだった― 再び意識が覚醒する。微睡みからは脱してないようだが、詩望のそばには燐とロス、周辺には人の形をした影が彷徨っていた。前回見た景色、その真実を知るため、詩望は燐に剣を向ける。彼女は確かに記憶を取り戻してるようだった。だけれども、あの日のことはまだ思い出せていなかったらしく、詩望は剣を下げる。どこか無気力なロスの提案もあり、3人は宛もなく微睡みの空間を歩く。しばらくすると、影が燐に対して詰め寄ってきていることに気がつく。一体を薙ぎ払うも、トリガーを引いたかのように周囲の影もこちらに対して敵意を向けてきた。増殖する影に応戦するものの、やがて囲まれ、3人は再び意識を失う。再び夢現な世界。3人はあたかも傍観するかのように、それぞれの過去を追従する。ロスが八木原に連れられ、蓮室の元まで連れて行かれる光景、詩望の目の前で奏夢が美柳、並びに彼女の兄である吸血鬼の長が対面してる光景、美柳の目の間で奏夢と彼女の兄が争い、凶弾によって奏夢が撃たれる光景。そして、逃げていった兄妹の前に黒崎が立ちふさがる光景。彼は美柳を守るためか、人間になれるという薬を彼女に飲ませた。重ね重ね流れた映像が終わり、再び動けるようになると同時、目の前には自分たちの影が立っていた。呆然と立ち尽くす詩望は美柳に声をかけられ、何とか戦闘態勢を取るも、戦闘意義を大きく失いかけている彼女にとって、自身の身を焦がしながら戦うことは困難であった。しかし幸いにも影は脆く、一撃で全てを消し去ることが出来た。 夢から目を覚ます。3人は皆、愛深に保護され、彼女の実家に連れてこられていた。彼女曰く、突如として空に奇妙な星が出現、それと同時に愛深を含め皆気を失っていたらしい。外の様子を確認すると、愛深が言っていた赤光りする星が確認できると同時、黒崎が居るであろう支部の屋上も同様に赤く光っていることに気づく。また、朝にも関わらずそれは一向に夜のままだ。前回を経て戦意を喪失しているうえに、燐に対して複雑な感情を抱いていることもあり、その場から逃げようとしたものの機会を逃す。暫くの休憩後、支部の様子を見に行くという3人に惰性的について行くこととなる。支部の前、そこには見慣れない姿の黒服の男が2人立っていた。男たちの会話から、"儀式"なるものが行われ、それが理由で夜が明けないらしい。またその後、支部の前に一台の車が止まり、そこから1人の老婆が降りてくる。彼女はどうやら四方木家の現当主である、愛深の祖母らしく、愛深はとっさに声を出してしまう。愛深に気づいた彼女はどうやらPC達にも気づいた様子で、PC達も彼女と対峙することになる。会話の流れから彼女は吸血鬼と協力関係にあるらしく、"執念の侍従"を呼び出し、愛深を連れ去っていってしまった。その後、"執念の侍従"は見張りの男たちを操作、操られた男たちはこちらに敵意を向けてくる。無意識的に最後の心の支えとしていた愛深も連れ去られ戦意を失った詩望は、燐に下げられ、初めは戦闘から遠ざかっていたが、明らかに捨て身な戦闘を行う燐とロスを見て、半ば自暴自棄的に戦闘に参加する。戦闘後、詩望は震えながら自分の肩を抱きしめ、しゃがみ込みながら「痛い…」と呟いた。そんな彼女に燐は心配の声をかける。無理をしないでと言われ、全てを投げ出そうとしたその時、誰かもわからない声でふと、「今更逃げるの?」。彼女は再認識した。行いの愚かさを。自分は友のためでもなんでも無く、自己満足のためにしか戦っていなかったのだと・・・ 救いようもない自分はもう今更逃げられないし、それならせめて誰かへの償いに戦って死のう 結局それも自己満足でしかないと半分悟りつつ ―彼女の人としての物語はここで終わった url: https://charasheet.vampire-blood.net/2402613