タイトル:ありす キャラクター名:ありす 種族:本 年齢:不詳 性別:不明(外見は♀) 髪の色:白 / 瞳の色:桃 / 肌の色:白め 身長:50cm(擬態時は137cm) 体重:2kg(擬態時は30kg台) ワークス  :レネゲイドビーイングC カヴァー  :リフォロ家居候 シンドローム:サラマンダー、ブラム=ストーカー ■ライフパス■ 覚醒:感染 衝動:妄想 ■能力値と技能■ 【肉体】:5 (シンドローム:2,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:2) 〈白兵〉:SL3 / 判定 5r+3 〈回避〉:SL / 判定 5r 〈運転〉:SL / 判定 5r 【感覚】:2 (シンドローム:0,2 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 2r 〈知覚〉:SL1 / 判定 2r+1 〈芸術〉:SL / 判定 2r 【精神】:7 (シンドローム:1,1 ワークス:1 ボーナス:3 成長:1) 〈RC〉:SL5 / 判定 7r+5 〈意志〉:SL1 / 判定 7r+1 〈知識〉:SL / 判定 7r 【社会】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL1 / 判定 1r+1 〈調達〉:SL / 判定 1r 〈情報〉:SL3 / 判定 1r+3 UGN 【HP】    37 【侵蝕基本値】 33% 【行動値】   11 【戦闘移動】  16m ■エフェクト■ 《スキル名》      /SL /タイミング  /判定/対象   /射程/コスト/効果など 《ワーディング》    /★$/オート$   /自動/シーン  /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》     /1$ /気絶時$   /自動/自身   /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《CR:サラマンダー》   /2 /シンドローム /-  /-     /-  /2   /C値-SL 《ヒューマンズネイバー》/1 /常時     /自動/自身   /至近/-   /侵蝕基本地+5 《オリジン:レジェンド》/2 /マイナー   /-  /自身   /至近/2   /【精神】判定達成地+LV×2 《焦熱の弾丸》     /3 /メジャー   /対決/-     /視界/1   /A値LV+2の射撃攻撃 《氷の加護》      /5 /マイナー   /自動/自身   /至近/3   /A値+LV×2。適用サラマンダー 《鮮血の網》      /2 /メジャー   /対決/範囲(選択)/視界/2   /命中時硬直付与。1シーンLV回まで 《氷炎の剣》      /3 /マイナー   /自動/自身   /至近/3   /武器作成。A値SL+6、G値6、命中-2 《鮮血の一撃》     /4 /メジャー   /対決/-     /武器/2   /白兵ダイス+[SL+1]。HP-2 《炎神の怒り》     /2 /メジャー/リア/-  /-     /-  /3   /判定ダイス+[SL+1]]。HP-3、肉体限定 《炎の加護》      /3 /マイナー   /自動/自身   /至近/2   /判定ダイス+SL。 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称         価格 種別 命中  攻撃力 G値 射程 メモ 絶凍の氷弾         3   10r+9  15   0   視界 C値8、侵蝕+10。U59 獄氷の魔弾         3   14r+11 18   0   視界 C値7、侵蝕+10。O100 鮮血の網          3   7r+9  0    0   視界 侵蝕+4。U59 鮮血の網          3   7r+11  0    0   視界 侵蝕+4。O100 ヴォ―パルソード      1   15r+1  19   6   至近 C値8、侵蝕+12(15)、HP-5。U59 ヴォ―パルソード・EX    1   21r+1  22   6   至近 C値7、侵蝕+12(15)、HP-5。O100 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0  11    pt ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     0 pt 【常備化ポイント】 2 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象                   好意 悪意 備考 アナスタシア・シードロヴナ・リフォロヴァ 友情 不安 感謝と好意を伝えられる、初めてのトモダチ。 神官(ディエティ)                   シナリオに1回、災害を起こすことができる。 宇賀恵令奈                憧憬 恥辱 助けてくれたひと。お茶会を一緒に。 ■その他■ メモ: ——フェアリィ・テイルはおとぎ話。アナタとワタシの浪漫飛行。オマエとオレの物語。キミはボクで、アンタはジブン。ワタシとワタシの哀しい逢瀬。 ワンダーランドは終わらない。ミラーワールドは開かない。子守唄は響き止まず、童歌は聞こえない。永遠に永久にいつまでも、語られ続けるワタシたち。永久に永遠に何度でも、目を背けられるワタシたち。どうかどうか、最期まで愛してください。 さあ、貴女の愛しき望みを叶えましょう—— とある任務で、町外れの図書館を訪れた"吸血者"アナスタシア。ジャームの犯行により、その図書館は既に壊滅。ほとんどの本は、原型をとどめていないほどに焼け落ちていた。 無事に犯人を吊し上げ、UGN処理班にその身柄を引渡したアナは、何気なく図書館を見回す。随分ひどい有様だ、と苦笑しながら眺めていると、ふと床に横たわる大きな本を発見する。見たところ、その本は古びているもののしっかりと形を残していた。不気味なほどに、しっかりと。 (——) 本に呼ばれた。そんな気がしたアナは、一抹の不安を覚えながらも誘われるように本を手に取る。——自分の血が、べっとりと残るその手で。 その本の題名は、 「…アリス・イン・ワンダーランド」 瞬間、本が眩い光を放つ。あまりの眩さに目を閉じたアナは、手から何かを吸い取られるような感覚を覚えると共に、優しく響く声を聴いた。 (ありがとう、見つけてくれて。ごめんなさい、見つかって。いま、ワタシはアナタとともに。ワタシが綴る、アナタの物語。ご迷惑でなければ、どうか一緒に——) …おそるおそる目を開くと、そこには少女が立っていた。銀に近い白髪に、桃色の大きな瞳。エプロンドレスを纏う浮世じみた美貌の美少女が、血まみれの顔でアナを見上げている。 「…あの、どちらさま…?」 人間、真にテンパると逆に冷静になるようで。明らかに異形の存在に対して、アナは至極まっとうな質問を投げかけた。 その言葉ににっこりと笑みを浮かべた少女は、 「こんにちは、すてきなあなた。夢見るように出会いましょう?」 …。何を言ってるのかさっぱりである。わかったことは、さっき響いた声と同じだということだけ。 なんもわからんという顔のアナに、少女は続ける。 「わたしはあなた。あなたを得たから、わたしはここに。わたしは本。ひとつの本に、溢れる記憶。…わたしは、レネゲイド。あなたと同じ、異能の子」 「…………あー、うん、なるほど。あなたもしかして、レネゲイドビーイングってヤツ?」 韻文じみた言葉の、最後の言葉でようやく察する。アナの返答に、少女は大きな眼をまんまるにして驚いた。 「まあ、あなたはわたしを知っているのね?」 「いやあなた自体は知らないけど。そういうヒトもいる、ってこの前聞いたから」 ぱあ、と花が咲くように笑顔になった少女が、アナにぎゅっと抱きついた。 「ちょ、ちょっと」 「嬉しいわ、素敵だわ!きっとこれは運命よ!あなたに見つけてもらえてよかった!」 「…大げさじゃない?たまたまだと思うわよ」 「あなたがいなかったら、わたしはあのまま朽ちていたわ。だから運命に違いないわ!」 「…そう、まあいいわ。あなたがそう思うんなら、きっとそうなんでしょうね。…とりあえず、友だちからでいい?」 「ええ、あなたはわたしの素敵なおともだち。最期のページまで愛してね?」 にっこり。満面の笑みでそう返した少女に、アナはそこはかとない不安を覚える。しかも血まみれだから地味に怖い。 …まあ、面倒なものを抱えたとは思うが。どうやら悪い子ではなさそうだ。そう納得しておいて、アナは少女を連れだって図書館を後にした。 本に宿ったレネゲイド。名前は元の本から「ありす」と命名された。その本質は本であり、物語であり、アナスタシアである。 数年前にレネゲイドウィルスが感染し、以後不完全なビーイングとして数々の本の結末を見届ける。最近はN市郊外の図書館に陳列され静かな時を過ごしていたが、今回の事件が刺激となり半覚醒状態となる。その状態でアナ——正確にはアナの「ブラム=ストーカー」の血——が触れたため、その力を吸収して完全なレネゲイドビーイングに覚醒した。血まみれだったのはその影響。 保有するシンドロームは「サラマンダー」と「ブラム=ストーカー」。本来はサラマンダーのピュアブリードだが、アナの血を吸収したためにブラム=ストーカーの力も得てしまった。本人は「アナとの繋がりの証」と言って気に入っている。 現在はアナの姉、スサンナを護衛するという名目のもとリフォロ家に住み着いている。ありすは言う。「アナのねがいが、わたしのねがいなのよ」と。ありすの望みは、人間——特にアナを知ることと、スサンナを守ること。本から生まれた生命は、主の想いを忠実に守る。まるで、綴られた物語のように。まるで、子どもに夢を魅せるかのように。 ・地位:リフォロ家居候 ・所属:リフォロ家 ・好きなもの:アナ ・嫌いなもの:バッドエンド、シュレッダー 「ありすよ。さあ、夢見るように出会いましょう?」 「お茶会の時間ね♪」 「アナ。なにがあっても、わたしたちずっと一緒よね?」 「さあおいで『ヴォーパルソード』!怪物を斬り刻んだ伝説の剣、あなたはどこまで耐えられるかしら!」 url: https://charasheet.vampire-blood.net/2405371