タイトル:櫟 雪花 キャラクター名:椚 雪花(くぬぎ ゆきか) 職業:JK 年齢:16 / 性別:女 出身:地方 髪の色:茶 / 瞳の色:茶 / 肌の色:黄 身長:155.0cm 体重:39.0kg ■能力値■ HP:11 MP:17 SAN:85/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時   7  11  17  15  11  10  14  13  11  17 成長等 他修正 =合計=   7  11  17  15  11  10  14  13  11  17 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      70%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%  ●《投擲》     75%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ●《剣術(二天一流)》80%  ●《日本刀》  80%  ●《固有:死狂》  80% ●《固有:死晒》   85%  ●《固有:死祓》82%  ●《奥義:死祀》  100% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%   ●《隠す》  80%  《隠れる》 10%   《聞き耳》 25%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%   《図書館》 25%   《目星》  25% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前       現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》   1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%  ●《製作(裁縫   )》14%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》    10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》        % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%    《信用》  15%  ●《説得》80%  《値切り》  5%    《母国語()》65%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前        現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》     5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(家庭料理  )》60%  ●《経理》 40%  《考古学》    1%    《コンピューター》  1%    《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》      1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》      1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》       5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》         %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 太刀   80 1d10   タッチ     1       30 / 打刀と太刀の差異を反映させるため、 打刀   80 1d10   タッチ     1       20 / 威力は変わらず耐久値のみ増している。 ■所持品■ 名称           単価 個数 価格 備考 財布              1   0   使い古したあずき色のがま口財布 携帯電話            1   0   ガラパゴス式 手芸用品            1   0   持ち歩くのにかさばらない程度、いまは手編みのマフラー 絆創膏&消毒液&ガーゼetc    1   0   軽い擦り傷や切り傷を手当てできる程度のもの 学生鞄             1   0   使い込まれているが、大切にしている 太刀              1   0   無銘の切先両刃造り 打刀              1   0   無銘の切先両刃造り =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 「わたし、虫さんは好きですよ? ほら――」   パス:03101  今時珍しい、純真素朴な女子高生。  ファミレスでアルバイトをしている。  日常においては我慢強く、穏やかで大人しい。  友人や家族、親しい間柄を大切にし、庶民的な良識を持って行動する。  美人ではないものの、普段の性格と柔和な顔立ちや佇まいが相まって、  素性を知らない者からすれば、笑うだけで温かくさせるぐらいに人の良さを思わせる。  くわえて、面倒見がよく献身的であるため、結婚すればいい御嫁さんになれるだろう、  と、素性を知らない人間からは思われがち。  ただ、思い込みが強い面があるなど、天然っぽいところがあるらしい。  霊山十巫がひとり。 「死(滅美:ほろび)」の性に従いし仙人、「櫟(イチイ)」の名を冠する者。  彼女は「滅美」(死の瞬間)に執着している。  イチイには、その果実の種に、人を死に至らしめるほどの毒がある。  花言葉は「高尚」「悲哀」「悲しみ」「死」  彼女の性に関わる意味合い、その内容に絡んでくるのが「死」という要素。  櫟もとい雪花は、生まれながらにして万人が美しい、あるいは心地よいと思うことに共感できない性分だった。  むしろ、万人が嫌悪し忌避するような事物にのみ心惹かれる感性を有していた。  しかし剣術の後継者に相応しい清廉潔白な人格者となるべく、父親が正気を失うまでは、日頃から厳しく律されながらも情深く育てられたため、 健気で真面目でひたむきな、思いやりのできる純真無垢な少女と言える性格を形作るも、その深層、普段は認識できない本質的な面は変えられなかった。  万人が嫌悪し忌避するようなこと、ことあるごとに、日頃からそういった事物に対して無意識のうちに心惹かれながらも、 教育によって後付けされた清廉潔白な性格ゆえ、なぜそんなものに自分が惹かれるのか理解できず、それらを呪わしく悍ましいとも思えて、健気に律して努めた。  先天的な己の性分と、後天的な思想との間に矛盾が生じてジレンマに囚われるようになるにつれ、そんな自らの歪んだ内面にも薄々勘付くようにはなった。  だが、そもそも生まれながらの性分であるため、消し去ることなどできない。  清廉潔白にして純真無垢な性格ゆえ、自らが秘める心の闇を認めがたく感じるあまり、 精神的な自己防衛が働くようになり、無意識のうちにそれに気づかないフリをつづけるようになる。  その歪みを抱えたまま、剣術家としての後継ぎや権威に逸るあまり正気を失った父親たちによって、 修行と称した、女性としての尊厳を踏みにじられる非道な扱いを受ける日々を送る。  これによって、精神的な防衛反応として二重人格に分裂するとともに、 己の性分と思想の矛盾によって以前から抱えていた心の闇「万人が嫌悪し忌避するものへの偏愛」が、さらに深刻な歪み方へとつながる。  それは自他問わぬ、人の苦しみと壮絶な死への狂信的な憧れを生じさせる癖をもたらした。  この心の闇と歪みは、表向きの女性らしい人格である雪花、裏向きの男性らしい人格である心美耶の両方に共通している。  父親たちによって、精神的にも肉体的にも凌辱めいた鍛錬の日々がつづき、 その挙句の果てに、ただひとり心を寄せていた人物とも決別する悲運に見舞われ、報われることなく死に瀕した。  父親たちの手によって、人の醜さを嫌と言うほど思い知ったとともに、己の心を守るための防衛反応として二重人格を形成するに至る。  平和な日常、あるいは女性らしく過ごすときの人格として、雪花。  極度のストレスに晒される、あるいは男性らしく動くときの人格として、心美耶。  女性らしい人格である雪花のときの一人称は「わたし」となり、  男性らしい人格である心美耶のときの一人称は「オレ」となる。  なお、基本的に雪花は水属性であるが、人格が反転するときにその属性も反転し、火属性に転化する特異性を持つ。  戦闘時と非戦闘時で、反射的あるいは意識的に、それぞれ適した人格に切り替えられる精神構造を持つに至る。  そうして分派後継者として果し合いを繰り返し、人を殺めるうちに、罪悪感と虚しさが募るとともに愉悦感と喜ばしさが高まるようになる。  この相反する感情の正体に気づくのを恐れながらも、健気でひたむきな心根が災いし、 自らの境遇から逃げ出さず前向きに捉えようと心掛けつづけたあまり、精神的な歪みは決定的なレベルに達し、病的な答えに至ってしまう。  自らを苛んでいるような苦痛や陰惨な境遇でこそ、人間は、普段忘れがちな何気ない喜びを噛みしめることができる。  だから自分は苦しみを覚えているのではなく、素晴らしく心地の良いものを得ているのだと、本心から感じるようになっていた。  これをきっかけに、後ろめたさを覚えていた人を殺めるという行為にも、ある種の尊さを覚えるようになる。  というのも、 「命の輝きというものは死の瞬間にある。それを見届けるために、自分はここまで成長してきたのだ」  などと解釈するようになり、それらは輝かしく綺麗だからと、もっともっと目にしたくなる。  やがては 「この世すべての死、ありとあらゆる命の輝き」  を看取ることこそが、万人が嫌悪し忌避するものに喜びを見出しながらも、純真無垢に人を愛せる、自らの天命であり性であると認識するようになる。  それゆえに、死という概念、場所と密接な関係がある「イチイ」の名を自らに冠するようになった。  このため、普段から生き物の生き死にには敏感であり、  無差別殺人こそしないものの、赤の他人であっても、自らが手を下す下さない問わず、  そういった機会が巡りまわってくれば、  どのような形であれ(例えば交通事故の現場に居合わせたり、病院で息を引き取る患者の傍にずっと居るなど)最期まで見届けようとする。  固有技能:死狂(シグルイ)  算出値:剣術+POW×4÷2  現在値:80%  代償:成功時MP1d3点の消費  効果:相手に生じたダメージの数値分だけ、     3ラウンドのあいだ、技能値にプラスされつづける。(3ラウンド蓄積)  概要:命の輝きを尊ぶために、自ら死を看取らんと狂いおどる。     醜さの中にある輝かしさを見たいがために、己の精神を昂らせ、錬度を向上させるある種の自己暗示法。  固有技能:死晒(シサラシ)  算出値:初期SAN値+POW×5=170%÷2  現在値:85%  代償:成功時MP1点の消費  効果:標的の数(複数/1d8)を無作為に決定。     標的が自らに命中ロールを試みる際、POW対抗ロールを仕掛ける。     これを制した場合、命中ロールを試みた標的はSANチェックを行う。     失敗した場合、標的が後に与えうるダメージロールを半減させるとともに、条件付きスタン状態(※)に陥る。     成功した場合、先述した条件付きスタン状態は発生しない。     SAN値の減少は生じないとする。     なお、この固有技能の効果は、奥義によるダメージに対しては適用されないものとして扱う。  概要:死の恐怖、悍ましさ、忌み嫌われし穢れ。     およそまともな人間ならば抗いがたい、死ぬことへの忌避感を引きずり出されてしまう呪詛に満ちた、    呪わしい気配を己から膨れ上がらせる。     それを以てして敵を動揺させる、精神干渉の一種。     戦わずして勝つ。戦闘を臨む者にとって、ひとつの究極的な答えとも言える在り方を、    己の性である死への執着と紐づけることで示す、暗澹たる妙技のひとつ。 (※)条件付きスタン状態について    3ラウンドの経過、もしくは、POW×4ロールの成功によって即座に解除できる、変則的なスタン状態のこと。  固有技能:死祓(シハライ)  算出値:初期SAN+剣術(二天一流)÷2 =82.5%  現在値:82%  代償:SAN値1点の消費  効果:発動された相手は櫟とのPOW対抗を行う。     これに失敗したら3ターンのあいだ特殊状態異常「穢死(えし)」状態に陥る。    「穢死(えし)」の効果。     この効果を被った標的は、行動するたびにSAN値チェックを行う。     そのとき、失敗するたびに体力と霊力が半分ずつ削れていく。※(この効果で体力と霊力が0になることはない)     また「穢死」にかかってる間は、「奥義」以外の如何なる手段でも、体力と霊力を回復させることができない。  概説:悍ましき虐げに甘んじていた日々がもたらした、類稀なる呪力。     いつからか、それを自らの裡に溜め込み、澱み、渦を巻くようになった末、心身に染みついてしまったもの。     これは、そんな魂をも蝕む呪いをぶちまける忌まわしき呪術のひとつ。  性解放:死祀(シマツリ) ・効果  その戦闘シーンが終わるまで、装甲貫通の特殊攻撃が可能となる。  自らのSAN値1点ごとに、DRに1d3ずつ上乗せする。  これによって生じたダメージは、対象のHPではなく、  MPとSANを減少させる。  MPには算出値どおりのダメージを、SANにはその半分の値をダメージとして減少させる。  この攻撃によって、一時的狂気ないし不定の狂気に陥った対象は、  強制的に敵味方識別不能な殺人癖を患う。  また、現在POW値が+5点され、POW値を用いる判定において性解放後はより優位性を獲得する。 ・概説  死を肯定し、祝い、祀り上げるために己の魂をも捧げる。  そのために、一切の煩悩を祓い落し、かぎりなく純粋な精神と化すことで、  蔵識(仏教世界における集合的無意識)に自らの意識を接続させ、  対象を身も心も殺し死なせるために必要となる霊力を、自らの身にまとわせる。  いわば、異次元と自らの精神をつなぎ、強大な霊的リソースを得るに等しい、  自己暗示の究極のひとつ。  副作用として、髪、瞳、肌、これら体組織に色相変化が生じる。  このとき本来なら不可視のはずの霊力が、櫟の呪性に汚染されることで、毒々しい赤色を帯びて可視化される。  霊感を持たない、一般人の肉眼でさえも認識できるほどのものとなりながら、  体内に蓄えきれず、まるで脈打つような波動となって外へと溢れ出る。 ・分派 二天一流 勢法二刀合口(派生技) 派生:切先両刃返し(きっさきもろはがえし) 算出値:剣術(二天一流)+DEX×5=155%÷2 現在値:77%(斬り捨て) 代償:無し 効果:剣術:二天一流との組み合わせロール成功後、ダメージ半減と引き換えに攻撃回数の倍加。    二刀流技能に成功した場合、後に行う日本刀、ないし刀剣類を用いた命中ロール実施時、    それぞれ1回のロールにつき1回の攻撃(右手の刀、左手の刀、それぞれ1回ずつ)として扱われるが、   予め、派生:切先両刃返しを二刀流技能と組み合わせて成功していた場合、   それぞれ1回のロールにつき1回ではなく、2回の攻撃(右手の刀で2回、左手の刀で2回、計4回攻撃)を行えるとする。    ただし、これが行えるのはそのラウンドにおいて、単体の標的のみとする。    攻撃回数が余っているからと、攻撃の途中で標的を変更する、といったことはできないとして扱う。 概説:勢法二刀合口において、斬りの動作は、ほぼ切先返ししか使わない。    切先返しとは、刃を上に向け、突きながら斬り上げていき、   空中で切先を返して刀の軌道を変え、今度は斬り下ろしていくという技法のこと。    通常の「まっすぐ振り上げ、斬り下ろす」という斬り方と異なり、太刀が止まることがない。    また、遠心力が生まれるため、遠心力を使って斬撃力を生み出すことができる。    ただ、特に片手で切先返しすることは難しく、見た目はできているように見えても、    実際には腕の力で振り回してしまいがちで、基本技ではあるが、会得するのは難しい高度な技とされている。    雪花もとい心美耶は、より最小限の動きを追い求めた末、一般的な刃拵えではない両刃造りの刀を用いるようになった。 派生:切磋払斬(せっさはらいぎり) 算出値:剣術(二天一流)+DEX×5=155%÷2 現在値:77%(斬り捨て) 代償:無し 効果:いずれかの標的が、自らに対して命中ロールを行使したときにこの技能をロールする。    この固有技能のロールが成功したとき、そのラウンドにおいて、現在値における武器による受け流しが2回までに増加。    連続して2回受け流しを成功させたとき、剣術の技能値をさらに20%マイナスさせてロールに成功すれば、    2回目の攻撃をしてきた敵を引っ掴み、次のラウンドまで肉盾にする。    標的がこれを避けるためには、回避もしくは、こぶしロールによる受け流しに成功する必要がある。    肉盾にされた場合、ラウンドの終わりにてイチイとの筋力対抗ロールを行い、これに勝利することで解放される。    あるいは、イチイが他の敵へ肉盾にした標的を突き飛ばす、イチイ自身が肉盾では防ぎきれないような攻撃を受けでもしないかぎり、標的の肉盾状態は解除されない。    標的を引っ掴めた場合、イチイに対して3回目に攻撃してくる敵、あるいは、イチイにとって仲間もしくは共闘関係にある味方存在に対して、    攻撃を行おうとする別の敵へ向かって肉盾を突き飛ばし、ぶつけて邪魔することもできる。 概説:敵の斬りに対して、受けと同時に払い斬りを放ち、その体勢を崩しつつ体術を仕掛ける技。    右足から3歩進み、3歩目と同時に敵の斬りを小太刀で受ける。    同時に、攻撃を仕掛けてきた敵に、打刀で払い退けるように横への重い斬撃を加え、よろめかせる。    体勢を崩したところで、片手の小太刀を逆手に持ち換え、その峰で敵の首元へ鎌をかけるように引っかけ拘束する。    自らと敵の身体の勢いを余さず活かした、一体多数との戦闘を想定した格闘術に近い動き。 派生:石火投討(せっかなげうち) 算出値:剣術(二天一流)+投擲=155%÷2 現在値:77%(斬り捨て) 代償:日本刀×1 効果:標的が回避および受け流し成功時、次に行う回避もしくは受け流しに用いる戦闘技能を半減させる。    剣術:二天一流ロール成功後、自らの手番において、日本刀技能と組み合わせてロール。    通常なら、二天一流技能に成功した場合、   2回攻撃が可能となり、そのまま日本刀による近接攻撃の命中判定を2回分行う流れであるが、   そのうちの初撃分を、日本刀を投げつける投擲攻撃を行えるようにする。    この投擲攻撃は、基本的には受け流し不能として扱いつつ、回避については行えるとするが、   その回避に成功した後、標的が何らかの理由で受け流しを試みる場合、その受け流しに用いる戦闘技能を半減させられる。    この効果は、そのラウンドのあいだ継続される。 概説:実戦を想定し、多少の距離や間合いを挟んだ相手に備えた、投擲による遠距離攻撃法。    手にしている刀を投げつけ、それが命中してもいいし、外れてもそれによって相手の動揺を誘う。    その隙に間合いを詰め、攻勢に打って出る布石めいた動きとされている。 派生:漆膠之突・左右(うるしにかわのつき・さゆう) 算出値:剣術(二天一流)+DEX×5=155%÷2 現在値:77%(斬り捨て) 代償:なし 効果:剣術:二天一流との組み合わせロール。    標的に対し、刀剣類を持ったまま組み付きを仕掛ける。    標的が完全にこれを避けるためには、アイデアの成功後、回避もしくは組み付きロールに成功しなければならない。    標的が武器による受け流しを試みた場合、その成否によらず、下記にある「この派生技能が成功(命中)した場合」の流れが適用される。    この派生技能が成功(命中)した場合、即座に、標的とのSTR対抗が発生する。    このとき、性解放:死祀が行使されているなら、自らのSTRを倍加したうえで対抗ロールを行う。    標的がこのSTR対抗に成功した場合、すぐに離脱できる。    失敗した場合は櫟に組み付かれ、組み付き状態に陥るとともに、その直後(標的がSTR対抗に失敗した時点)で、   受け流し不能の刺突攻撃を被ったうえで組み付き状態を解かれる。    また、回避を試みようとアイデアロールを行い、これが失敗した場合はその時点で、STR対抗も生じることなく組み付き状態となる。    さらに受け流し不能の刺突攻撃を被ったのち、標的は組み付き状態を解かれることなく、肉盾状態にされる。    標的を肉盾状態にした場合、その肉盾では防ぎきれないような攻撃でイチイがダメージを被る、あるいは、   次のラウンドの初めに標的がイチイとのSTR対抗ロールに成功すれば、組み付きおよび肉盾状態が解除される。 概説:敵に対して深く入身し、「漆(うるし)、膠(にかわ)」のように敵に密着し、離れないようにしつつ攻撃する動き。    敵の斬りを入身と同時に二刀で受流し、即座に二刀で敵の太刀を押さえ、押し込み、喉元を突く。    左足から3歩進み、3歩目と同時に打太刀の正面切りを二刀での受流で受け、すぐに右足を踏み込み身体を転換し、二刀で敵の刀を押さえる。    そのまま二刀で押さえつつ、身体全体を密着させて前進、敵に刀を引き抜かせず、数歩進んだところで右手の太刀で喉元を突く。    二本の刀という、数の利を生かした至近距離からの攻撃技。 派生:入身(にゅうしん) 算出値:剣術(二天一流)+DEX×5=155%÷2 現在値:77%(斬り捨て) 代償:MP1点 効果:剣術:二天一流と組み合わせロール。    成功したとき、即座に当て身を食らわせる。    3ラウンドのあいだ、1ラウンド経過ごとにSANチェックが発生する。    これに失敗するたびにスタン状態となるとともに、霊力が1d3ずつ減少する。    これを解除するためには3ラウンドの経過、もしくは精神分析の成功、あるいはそれ以外のKPが認める裁量が必要となる。 概説:本来の入身は、斬りかかってくる敵に対し、まっすぐ深く踏み込むと同時に、    小太刀で斬りを受け、太刀の柄頭で胸を、肘で水月を突く勢法。    右足から3歩進み、3歩目と共に深く入身をかけ、小太刀で打太刀の正面切りを受ける。    同時に右肘で水月、太刀の柄頭で敵の右胸を突く。深く入身をかけるほど強い威力を出せる。    イチイはこの技に呪術の効果を載せて打撃するため、標的に正気を削りかねない異常を生じさせる。 派生:石火之打(せっかのうち) 算出値:剣術(二天一流)+DEX×5=155%÷2 現在値:77%(斬り捨て) 代償:MP1点 効果:剣術:二天一流と組み合わせてロール。    両方とも成功した場合、標的のSIZ値と自らのPOW値で対抗ロールを行う。    これに成功したとき、標的を後方へ吹き飛ばす。    同時に、その場にいる敵性存在のいずれかを無作為に選出したうえで、幸運ロールを行わせる。    これに成功すれば何事も無いが、失敗した場合は、吹き飛ばされた標的と激突し、互いに1d3のダメージを被る。 概説:石火之打は、陰陽交差(十字)で敵の斬りを受け、払い、払った勢いを使って切先返しで敵を斬る勢法。    流れは、左から3歩進み、3歩目と同時に陰陽交差(十字)で打太刀の正面切りを受ける。    受けると同時に右半身になり、入身する力を使って敵の太刀を、敵の身体の後方に向かって払い、    そのままその勢いを使って切先返しして、近距離で敵の頭めがけて斬り下ろす。    本来ならば、受けと同時に相手を仕留める剣技であるが、    イチイの場合は筋力不足が著しいため、相手を押し退けるだけの膂力が無く、それを補わんと呪術を以てして霊力を放出する。    それゆえ、刀で相手を斬るよりも先に吹き飛ばしてしまい、刃が届かず、不完全な技になってしまう。 派生:十字愁猴之身(じゅうじしゅうこうのみ) 算出値:剣術(二天一流)+DEX×5=155%÷2 現在値:77%(斬り捨て) 代償:MP1点 効果:いずれかの標的から狙われ、攻撃を受けるときに、剣術:二天一流と組み合わせてロール。    部分的成功の場合は、通常の受け流しになる。    両方とも成功した場合は、標的と組み付き状態になるとともに、標的にSANチェックを発生させる。    標的がSANチェックに成功したときは、組み付き状態は解除され、回避もしくは受け流しも可能になる。    だが失敗した場合は、そのラウンド回避もしくは受け流しを不能にしつつ、剣術:二天一流の現在値を半減させたうえでの部位狙い:首への刺突攻撃を行える。 概説:十字愁猴之身は、二刀で敵の斬りを受け、    そのまま敵に向かって密着するようにし、敵を押し込みつつ喉元を突く勢法。    まず左足から3歩進み、3歩目で陰陽交差(十字)によって敵の斬りを受ける。    受けたら二刀で強くねばりをかけつつ、敵に密着するように前進。    それと同時に陰陽交差(十字)で受けた瞬間に肩甲骨を伸ばし、敵の太刀を上・後方に向かってすり上げるようにし、敵の胸部分に隙をつくる。    その瞬間、二刀で敵の腕を押さえ、そのまま前進して敵を後退させる。    この時、入身によって敵に体重を預けるようにしつつ前進。    数歩後退させたところで、小太刀で敵の腕を押さえたまま、右手の太刀で喉元を突く。    相手と密着した際の技法であるがゆえ、イチイのような小柄で非力な人物では難のある技のはずだが、    彼女の場合呪術によって相手を怯ませるとともに、霊力を以て無理やりに力を増やし、ごり押して止めを刺す邪道としか言えない動きにしている。 ■簡易用■ 椚 雪花(くぬぎ ゆきか)(女) 職業:JK 年齢:16 PL: STR:7  DEX:15  INT:14 アイデア:70 CON:11  APP:11  POW:17  幸 運:85 SIZ:10 SAN:99 EDU:13 知 識:65 H P:11  M P:17  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:260 個人技能点:140) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]