タイトル:ぼまー キャラクター名:藍成 博覇(あいぜい ばくは)/アイゼイア・マクファーソン 種族:人間(オーヴァード) 年齢:39 性別:男 髪の色:白 / 瞳の色:青緑色 / 肌の色:白い 身長:179cm 体重:63kg ワークス  :UGN支部長B カヴァー  :アンティークショップの店長 シンドローム:サラマンダー、モルフェウス ■ライフパス■ 覚醒:死 衝動:嫌悪 ■能力値と技能■ 【肉体】:3 (シンドローム:2,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 3r 〈回避〉:SL1 / 判定 3r+1 〈運転〉:SL / 判定 3r 【感覚】:3 (シンドローム:0,2 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL4 / 判定 3r+4 〈知覚〉:SL1 / 判定 3r+1 〈芸術〉:SL / 判定 3r 【精神】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL / 判定 1r 〈意志〉:SL / 判定 1r 〈知識〉:SL / 判定 1r 【社会】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 2r 〈調達〉:SL2 / 判定 2r+2 〈情報〉:SL1 / 判定 2r+1 UGN 【HP】    27 【侵蝕基本値】 33% 【行動値】   7 【戦闘移動】  12m ■エフェクト■ 《スキル名》      /SL /タイミング/判定/対象   /射程/コスト/効果など 《ワーディング》    /★$/オート$  /自動/シーン  /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》     /1$ /気絶時$  /自動/自身   /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《コンセ:サラマンダー》 /2 /     /  /     /  /2   /C値-lv 《ハンドレッドガンズ》 /2 /マイナー /自動/自身   /至近/3   /攻撃力[lv+4]の武器作成 《炎の刃》       /5 /メジャー /対決/-     /武器/2   /攻撃力+[lv×2] 《結合粉砕》      /1 /メジャー /対決/-     /-  /4   /装甲無視。判定ダイス+lv個 《ギガンティックモード》/2 /メジャー /対決/範囲:選択)/武器/3   /対象を範囲(選択)に変更。シナリオlv回。 《カスタマイズ》    /3 /メジャー /対決/-     /武器/2   /判定ダイス+lv個 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称           価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ 火薬(ハンドレッドガンズ)    2   3r+4 6       30m 火薬(100%)           2   3r+4 7       30m =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   7    pt ■所持品■ 名称     単価 個数 価格 備考 コネ:UGN幹部 1   1   1 コネ:情報屋  1   1   1 思い出の1品  2   1   2 =所持品合計=     4 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     4 pt 【常備化ポイント】 8 pt 【財産ポイント】  4 pt ■ロイス■ 対象        好意 悪意 備考 亜純血 ダニエル・ネイサン 執着 悔悟 妻子        懐旧 悔悟 ■その他■ メモ: 「あー、硬っ苦しい挨拶は苦手だ。私の名前は藍成博覇。気軽にアイゼイアとでも呼んでほしい」 「ええい面倒くさい! 全て爆破しよう!」 「......泣いても嘆いても、私の娘は戻らない。仕方の無いことだが......これが仲間をこの手で屠ってきた、私への罰なのだろうか」 UGN支部長をつとめている男。モルフェウスの能力で火薬を精製し、それにサラマンダーの炎によって着火することで敵を爆発させる戦法を得意としている。曰く、爆発の炎ほど美しいものはない。 異様なほど炎に魅せられた人間であり、面倒事があるとすぐに爆破しようとする。 それは彼の過去に起因している。 彼は元々欧州の生まれで、名家であるマクファーソン家に生まれた。そしてアイゼイアと名づけられた。しかし彼は、当主の妻とその愛人の間に生まれた不義の子だった。本来ならどこか別の場所へと追いやられる予定だったが、母親の懇願により家にとどめ置かれることとなった。しかし、母親以外の他の親族や屋敷の使用人たちからは邪険に扱われたり、父親からは最初からいないものとして扱われたり、近所からは妾の子だと白い目でみられたり、生まれつきの白髪のせいでいじめられたりと不遇な幼少期をすごした。 母親は当主の温情により結婚は破棄されなかった。最初こそ彼を愛してはいたが、次第に「不義を働いた妻」として周囲から責められるうちに精神に異常をきたしていき、そしてある時から彼を虐待するようになった。唯一の見方だった母親に裏切られた彼は、それ以来自身の一族を深く恨むようになった。ならばどうして自分を産み落としたのだと、母親を憎んだ。 しかし、そんな生活の中でも楽しいものはあった。それは、親戚の幼馴染との交流だった。その幼馴染も、彼と似たような境遇で、お互いに傷を舐めあっていたというのが正しい。 そんな彼に転機が訪れたのは、彼が15歳の時で、屋敷の書斎でたまたま、火や火薬に関する本を読んだことだった。それを読んだ彼は、とある計画を思案した。それは、一族をすべからく殺すためのものだった。 その計画の実行のために、彼は、爆発物についての勉強を始めた。自らの手で爆弾を作成し、威力をあげられるよう改造を重ねた。 そして、18歳の誕生日。奇しくも、その日は一族全員が屋敷に集まる親族会議の日だった。彼は、予め屋敷の至る所に自作の爆弾を仕掛け、全員が集合する晩餐の時間に、それを起爆した。周囲にガソリンをまいておいたこともあり、火はすぐに屋敷中にまわった。わざわざ逃げられないように全ての鍵をしめ、主要な避難経路はあらかた塞いでいた。だから彼は、逃げる人間をみなかったし、実際逃げた者はいなかった。 鳴り響く爆音とともに赤い炎をあげて燃え盛る屋敷を見て、彼は心の何かがすっと消えるのを感じた。とても満たされた気分になり、彼は、炎を見上げて高笑いをあげた。 そして、その場を立ち去ろうとしたとき、運悪く、飛んできた火の粉のせいで、炎が彼の退路を塞いだ。彼は、炎にまかれて死んだ......はずだった。  彼が目を、覚ました時、彼の前には見知らぬ人間が数名いた。彼は、それを医者かなにかかとおもっていたが、そうではなかった。  彼は、確かにあの火事で死んだ。しかし、彼は、覚醒してしまった。人ならざる力に。オーヴァードに。  彼の世界は変わった。彼は、何も知らない人を守るために戦う者達の存在を知った。レネゲイドを、オーヴァードを知った。UGNを知った。FHを知った。世界の裏側に足を踏み入れてしまった。  行く宛もなかった彼は、素性を隠して、UGNのエージェントとして活動することになった。適正検査によって、彼は"裏切り者"を追跡し、処理する部署に配属されることになった。彼は任務に忠実な人間としてふるまった。彼が屠った裏切り者の中には、彼と同じようにUGNで活動していた幼馴染の妻がいた。その件から、彼と幼馴染には決して塞ぐことのできない溝が生まれた。 戦いの日々の中でも、彼には決して忘れられない光景があった。それは屋敷を爆破した時の光景だった。あの音が、燃え盛る炎が、匂いが、脳裏にやきついていた。だから彼は求めていた、あの日のような景色を。 そんな彼が28になった頃、彼は同じUGNの女性と結婚し、娘が生まれた。しかし、過去の経験や自身の仕事から、彼は妻子を傷つけるのを恐れ、あまり関わらないようになった。 結婚から5年たって、彼はジャーム化した自身の妻を始末する任務を言い渡された。彼は、その任務を遂行した。 それ以降、娘を知り合いにあずけ、彼は仕事にうちこんだ。戦いに明け暮れた。 そんなある日、彼はUGNの研究者たちが、彼の娘を実験体にし、そして死亡させたという話を耳にした。自ら研究所に赴き、真実を確かめた彼は、その研究所を爆破し、娘の亡骸を抱えて逃げ出した。"裏切り者"となった自身を追ってきた過去の同僚を払いのけ、逃亡を続けた。  UGNを見限り、FHに下るという手もあった。しかし彼はそれをしなかった。それをしてしまえば、とうとう戻れなくなると思ったからだ。決別した友人に本当に愛想をつかされてしまうと思ったからだ。  逃げ続けるのにも限界を感じ、彼は大人しく捕まった。そして、何故自信が研究所を爆破し逃げたのかを語った。FHに下る気は全くなかったことを説明した。  情状酌量の余地はあると認められ、彼は、数ヶ月の拘束と検査、精神鑑定などを受けた後、エージェントとして復帰した。しかし、復帰するにしても、本来いた支部に戻ることはできず、誰も彼を知らない場所......日本の支部へと送られた。それ以降彼は、「藍成 博覇」と名乗り、日本で活動していた。  最初は元裏切り者として危険視されていたが、元々の忠誠心は決して捨てていなかったため、そのうち優秀なエージェントであると見られるようになった。それから着々と功績を重ねていった彼は、とある支部の支部長に任命されるまでにいたった。彼本人としては正直なところ受ける気はなかったのだが、風の噂で例の幼馴染が支部長になったと聞き、ならばと引き受けた。 関係は険悪だが今でも幼馴染との交流はあり、会う度に殴りあっている。 彼の妻子は、とある共同墓地にひっそりと眠っている。彼は、度々墓参りに赴いては、彼女の立ちが好きだった花を献花している。 また、炎で死した時についた火傷のキズは今でも身体にのこっており、そのためいつも厚手の服をきている。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/2508007