タイトル:泉 颯(いずみ はやて) キャラクター名:泉 颯(いずみ はやて) 種族:人間 年齢:21歳 性別:女 髪の色:黒 / 瞳の色:黒 / 肌の色:白 身長:168cm 体重:52kg ワークス  :研究者 カヴァー  :無職 シンドローム:ノイマン、ウロボロス ■ライフパス■ 覚醒:素体 衝動:妄想 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL4 / 判定 1r+4 〈回避〉:SL / 判定 1r 〈運転〉:SL / 判定 1r 【感覚】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 1r 〈知覚〉:SL1 / 判定 1r+1 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:10 (シンドローム:3,2 ワークス:1 ボーナス:3 成長:1) 〈RC〉:SL / 判定 10r 〈意志〉:SL / 判定 10r 〈知識〉:SL4 / 判定 10r+4 レネゲイド 【社会】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 1r 〈調達〉:SL2 / 判定 1r+2 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 学問 【HP】    32 【侵蝕基本値】 35% 【行動値】   22 【戦闘移動】  27m ■エフェクト■ 《スキル名》         /SL /タイミング/判定/対象    /射程/コスト/効果など 《ワーディング》       /★$/オート$  /自動/シーン   /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》        /1$ /気絶時$  /自動/自身    /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《灰色の脳細胞》       /1 /常時   /自動/自身    /至近/2   /【行動値】に+【精神】。 《コンセントレイト:ノイマン》/2 /メジャー /  /      /  /2   /C値-Lv。 《コントロールソート》    /1 /メジャー /対決/      /武器/2   /〈白兵〉判定を【精神】で行う。 《混色の氾濫》        /1 /メジャー /  /範囲(選択)/  /2   /対象変更。シナリオLv回。 《原初の赤:スパークウェッジ》/4 /メジャー /対決/単体    /武器/2+1  /このキャラ以外のキャラを攻撃をした時に[Lv×3]点のダメージ。 《原初の白:マシラのごとく》 /1 /メジャー /対決/単体    /  /5+2  /攻撃力+[Lv×10]。ダイス-5。シナリオ1回。 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称        価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ デバウラー 100↓    1   1r-2 13   1   至近 他の武器装備不可。試作段階の物を自身の手で改造したもの。現行機のオリジナル。 デバウラー 100↑    1   1r+4 13   1   至近 他の武器装備不可。攻撃の判定ダイス+2。 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0  22    pt ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     0 pt 【常備化ポイント】 6 pt 【財産ポイント】  6 pt ■ロイス■ 対象    好意  悪意  備考 愚者の黄金 泉 胡桃  執着  恐怖  P。あのままFHにいたら、私は壊れていたかもしれない。私を救ってくれた、私の大切な人。 泉 紗奈  庇護  悔悟  N。セルに置いてきてしまったけど、元気かな。できることなら、また一緒に……。 天瀬 色彩 同情  嫌気 秋永 無月 親近感 猜疑心 ■その他■ メモ: 元FHマスターエージェントのフリーランス。裏の仕事は定期的に信頼と報酬を得るために受けるが、自分から探しに行くことは滅多にない。財布が厳しいという時は表の方でバイトを探すこともある。無職なので近所の人達からの評価はあまりよろしくない。また、胡桃に大変甘やかされている。 プライドが高く、追い詰められるとネガティブになる。日々の責務はこなすが怠惰。自分では良心は人並みにはあると思っており、少なくとも他人が困っていればそれに全く興味も示さず無視することはできない、というほど。 『レネゲイドウィルスないしオーヴァード自体やそれらに関係する組織をどうしたいか』 特に考えていない。考える余裕もない。 【経歴】 物心ついた時には既に両親はおらず、孤児院で生活していた。しかしその孤児院はFHが経営するもので、10歳になる時に研究用セル「アルタレイション」に身柄を引き取られる。 セルに移ってから少しして、被験者の思考速度を加速させるという実験の実験体となった。同実験の実験体は軒並み発狂し処分されたが、颯はこれに耐え初の成功した実験体となる。しかし颯以降成功した実験体は現れず同実験は凍結されることとなった。 実験後はチルドレンとしての戦闘訓練も受けるが、研究者としての適正が一際高いとされてアルタレイションの研究者として従事することになる。結果を出せなければ処分すると脅されながら。 理想もなく、探究心もない颯が研究内容として選んだのは「既存の何かの改造」だった。それは武器であったり理論であったり、果ては人間すらその対象になった。颯の研究は成功し、FHで使われている多数の武器や防具を今の形にした功労者であるとも言われている。 その功績が認められ、14歳にして先代セルリーダーからアルタレイションセルリーダーの地位と「マスターアルタ」の称号を受け取る。 マスターとなって最初の研究対象は人間だった。コードネーム:ストレイド。彼女に名前はなく、そのコードネームだけ名乗り言い放った。自分を強くしてくれ、と。彼女は戦闘用セルから逃げてきたようで、またひどく死を恐れていた。よほど悪い扱いでも受けていたのだろう。FHの実験体になることは死の危険性も高いものが多いと颯は思ったが、なにもせぬまま死ぬよりはマシだと考えたのだろうと納得した。 ストレイドに対して、颯は思考加速と身体強化、レネゲイド強化を行うことにした。ただし、全て既存の実験の理論を練り直して。結果はすべて成功しストレイドは非常に強力なオーヴァードとなった。 実験に耐えたストレイドは元のセルへと戻り、それで終わったのだと思っていたが、数日後ストレイドは再び姿を現した。彼女は前のセルを壊してきたといい、またアルタレイションに置いてくれと頼み込んだ。なぜ彼女がそのような行動を起こしたのか颯にはわからなかったが、アルタレイションには優秀な戦闘員がいなかったためちょうどいいと承諾した。それからストレイド、紗奈と名付けられた彼女は番犬として、また開発したアイテムのテスターとしてアルタレイションに籍を置くことになった。 マスターとなって3年、セルへの帰路で奇妙な少女と出会った。何かから逃げている彼女は、颯に匿って欲しいと懇願した。取り敢えずと自宅に向かっていると、颯の記憶にないFHエージェントが現れ、少女を引き渡せと言った。特に助ける義理などはなかったが、一抹の良心でも働いたのか拒否し、実力行使に出たエージェントを撃退する。 セルへ戻った後、少女は自身のことを話すことはなかった。ただ、颯はどこかのセルの実験体が脱走したのだろうと考えていた。 数日後、アルタレイションへとFHエージェントが大挙して押しかけてきた。その中にはセルリーダーと思しき人物もおり、想像以上の大事になっていることは容易に理解できた。 やはり件の少女を引き渡せと要求する相手方のセルリーダーだったが、颯は拒否。抗争になるものと思われたが、意外にも素直に引き下がり、それ以上事が大きくなることはなかった。 少女は次第に心を開き、胡桃と名乗った。彼女はオーヴァードであったが、そのシンドロームは不明だった。既知のシンドロームのいずれにも分類できなかったのだ。 ある日、マスターアルタ宛にセントラルドグマからの通達が来る。賢者の石を人工的に作成せよ、と。 人造レネゲイドクリスタルにまつわる研究は多数存在した。それこそ20年前のレネゲイド開放以前からFHでも論じられてきたものだった。もっとも、そのことごとくが失敗に終わっているのだが。 この研究について、まず颯はそれまでの研究資料を片端から集めた。その全ての理論に目を通し、そのうちのより成功に近づいた理論を練り直すことにした。 人造レネゲイドクリスタルの研究が始まって4年、その成果は芳しくなかった。ストレスで周囲の人間に当るようにもなり、その矛先は特に近しい胡桃や紗奈に向いた。 セントラルドグマからの指令であるため勝手に中止するわけにもいかず、研究はなおも続いた。やはり出来るものは紛い物ばかりであったが、ある日、遂に青く輝く正真正銘の賢者の石が完成した。 セル内は歓喜に溢れ、研究はこの成功を以てして一つの区切りを迎えると思われた。 遂に完成した賢者の石は試験運用段階へと入った。適合者は颯であり、外科手術によって颯はその体に賢者の石を宿すこととなった。 運用試験で解放された賢者の石。その力、その輝きは紛れもなく賢者の石のものであった。そのはずだった。 一度その力を解放した賢者の石は青の輝きを失ってしまった。二度目の力は一度目とは比べ物にならないほどに弱々しいものであった。 賢者の石が力を失うとともに、颯は大きく精神の安定を乱した。不用意に近づけば癇癪を起こし、そうでなくともブツブツと独り言を連ねていた。 その日、颯が正気を取り戻すことはなかった。自室に戻ることなく、研究室でずっと俯いていた。部屋に戻らない颯を心配して胡桃が研究室にやってきたが、むしろ颯はいつもより強く当った。 夜半、胡桃は颯を連れてセルを出た。放心する颯を助手席に乗せて、車を勝手に持ち出してとにかく遠くへと逃げ出した。追う者は誰もいなかった。 逃げ続けた果てに流れ着いたのが梅ヶ枝市だった。UGNからも、FHからも隠れ、今までの貯蓄を切り崩してひっそりと暮らしている。時に表社会の、時に裏社会の仕事をこなしながら。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/2614479