タイトル:ミル キャラクター名:ミル 種族: 享年:17 髪の色:灰紺色 / 瞳の色:黄濁色 / 肌の色:薄灰色 身長:166 体重:58 ポジション:オートマトン クラス: レクイエム / タナトス 初期配置:花園 行動値:13 ■パーソナルデータ■ 暗示:幸福 [記憶のカケラ] 内容 飢え     ミルは製粉という意味を含んでいる。彼女の記憶は飢えているが、いくら何を食べても満たされた感覚が無い。食べた瞬間に粉になって胃をすり抜けるよう。 亡者     人形になる前は誇りを持った人間だったが、だからこそ、死んだという事実は心を蝕んで、他人への情がぼやけて感じるようになった。 宝物 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 ■□□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) ミィナ   への 独占 ■■■□ 独占衝動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない) ロイン   への 対抗 ■■□□ 過剰競争(戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたは狂気点を追加で得る) 黄昏    への 恋心 ■■□□ 自傷行動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたはパーツを選んで損傷する)       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   2   0   0 サブクラス   1   0   1 ボーナス 寵愛 =合計=   3   0   2 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名      : タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  無茶           : オート   : 参照  : 自身: コストとして、あなたは任意の基本パーツを1つ損傷する。行動判定・攻撃判定・切断判定において、サイコロを振り直してよい。 [メインクラス] 銃神           : オート   : なし  : 自身: 射撃攻撃マニューバの攻撃判定において、出目+1してもよい。 [メインクラス] 子守歌          : オート   : なし  : 自身: バトルパートで射撃攻撃マニューバの攻撃判定出目-1、コストー1(最低1)。 [サブクラス]  殺劇           : オート   : なし  : 自身: バトルパートで、同カウント内に他の姉妹が攻撃対象とした敵に攻撃判定する際、自身の攻撃判定出目+1、ダメージ+1してよい。 [頭]      のうみそ         : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま          : オート   :    :   : 1 [頭]      あご           : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      こぶし          : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで           : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた           : アクション : 4   : 自身: 移動1 [胴]      せぼね          : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた         : オート   :    :   : [胴]      はらわた         : オート   :    :   : [脚]      ほね           : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね           : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし           : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 [頭]      カンフー         : オート   :    :   : 1 [腕]      熊撃ち銃         : ダメージ  : 3   : 0~2 : 射撃攻撃3 [腕]      対戦車ライフル      : オート   : 4   : 1~3 : 射撃攻撃5 [頭]      アドレナリン       : オート   :    :   : 1 [胴]      エナジーチューブ     : オート   : なし  : 自身: 行動値+2.装備個所にダメージを受けた際、あなたは任意の基本パーツ一つを追加で損傷しなくてはならない。 [腕]      たからもの(バスケット) : オート   : なし  : なし: たからもの。 [胴]      みずぶくろ        : オート   : なし  : なし: たからもの扱いの呪い臓器 ■その他■ 寵愛点:8点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     8点(  4 /  4) 1     0点(   /  ) 2     0点(   /  ) メモ: 彼女は気高い狩人だった。荒廃した世界は進展していた土地そのままに生存状況は時代を逆行させたが、彼女はそれさえも生き延びた。草を煮木を立て葉に忍び、それこそ野生の生物であるという矜持を忘れなかった。 異常発達した森林の世界で、友人と共に造られた自然に立ち向かっていたのだ。毎晩友人から仲間になった皆と話し合い、情報を共有し、一つのバスケットに皆で獲物を集め入れて、狩り食えるモノのみを食べていた。 ある日、その事件は起きた。仲間が全員自律行動する植物に”狩られて”いた。 罠で誘いこんだ跡、幾つかを収穫した跡、そして最後に一纏めに首を吊るされた仲間。 死を見てきたとは言え衝撃を受け、幾晩かを仲間と一緒に食べるはずだった備蓄を減らして過ごした彼女は彼女等を弔うため、足を運んだ────そこで見たものは「死体に仇咲く花園」だった。 その花園は美味しそうだった。 その死体はおいしそうだった。 そのせかいはおいしそうだった。 今になってみれば、この付近には幻覚作用のある花粉が撒かれていたのかもしれない。 そして、私は──その魅惑の花々を貪り食った。 友人と自己の矜持を失い、飢えを得た彼女は望みもしない二度目の生を受ける。 名前を思い出せない、だけど目は良いみたいだから適当に「ミル」とか言っておいて。 もう抵抗も怒号も飛ばす気すら起こらないから従って。 ただ、どうしてだろう。 私の身体は、もう求めていない筈なのに。 どうにも心は飢えている。