タイトル:グリ・コルネ 真 キャラクター名:グリ・コルネ (Gris Corne) 職業:超高校級のマルチリンガル 年齢:18 / 性別:男 出身:フランス 髪の色:ペールゴールド / 瞳の色:ダークグリーン / 肌の色:色白 身長:151 体重:40 ■能力値■ HP:13 MP:8 SAN:38/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時   9  15   8  13  14  10  11  11  13   8 成長等 他修正 =合計=   9  15   8  13  14  10  11  11  13   8 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      26%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》36%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15% ●《隠れる》 60%  ●《聞き耳》 28%  ●《忍び歩き》50%  《写真術》 10%   《精神分析》1%   ●《追跡》  50%  《登攀》  40%  ●《図書館》 70%  ●《目星》  60% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前     現在値  《言いくるめ》5%   ●《信用》  35%   《説得》    15%  《値切り》  5%    《母国語()》55%  ●《外国語(全般)》95% ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(上目遣い)》60%   《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称          単価 個数 価格 備考 ★ハンカチとティッシュ    1   0   エチケットは大事ですものね ★iPad mini          1   0   便利で助かってます ★折りたたみ傘        1   0   可愛い傘があると雨の日も嫌になりません ★のど飴           1   0   日本にはいろいろな種類があっていいですね =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: ※CoCシナリオ『エスケイプギフト』のネタバレを含みます。 むかし、あるところに、ふたりのしていがおりました。 していは、おやを なくした こどもたちが みをよせる、こじいんで くらしていました。 シスターは、いつも、いいました。 「みんなの おとうさん おかあさんは、おほしさまに なったのよ。 そらの うえから、いつも キラキラ みまもっているのよ。」 していの ひとり、おねえさんは、それをきいて すっかり おほしさまに むちゅうになりました。 おとうとは、グリは、シスターのいうことが よくわかりませんでした。 シスターの おはなし だけでは ありません。 グリには、みんなの はなしが よくわかりませんでした。 「おはな」といわれても、それが なにか わかりません。 「あそぼう」といわれても、どういう いみか わかりません。 おねえさんが「ほしをみよう」と てをひいても、グリはこわがります。なにを いっているのか わからないからです。 ごさいに なっても、ろくさいに なっても、それは かわりませんでした。 グリの せかいには、 ことばがありませんでした。 よくわからない おとと、よくわからない もじで、みんなは つながっていたけれど ことばが わからない グリは、みんなと つながれません。 みんなが やさしく してくれることが わかっても、それが うれしいことを、「ありがとう」を、グリは ことばに できません。 グリは みんなの ことが わからず、みんなは グリのことが わかりませんでした。 グリは ひとりで えほんのえをみて すごすようになりました。 おねえさんは そんなグリを げんきにしたくて、いっしょに いろんなことで あそぼうとしました。 グリは そんなおねえさんが うっとおしくて、でも ひとりはいやで、おねえさんが おこられるようなことを するたびに、それを かくしてあげました。そうして、ちょっぴり みえを はっていたのです。 ときは すぎ、おねえさんは どんどん べんきょうして しんがくしていきました。 なにもかわらない グリは とじこもっていることしか できず、 おいていかれてしまった とかんじて とてもかなしくなりました。 おねえさんの べんきょうが グリのためであることが、グリには わかりませんでした。 グリの こころは、ひとりぼっちでした。 このまま だれとも つながれないのなら、きえてしまいたいと おもうように なりました。 ひとりでおちこんでいく グリを しんぱいした シスターは、うんと とおいところへ りょこうして、きぶんを かえようと おもいつきました。 そうして、にほんへ やってきたのです。 わからない おとと、わからない もじは、こきょうの フランスと かわりません。 でも、りょこうで わくわく するはずと、シスターは かんがえました。 そこで ぐうぜん ひとりでいたとき、グリは、こわいひとに おそわれました。 そして つぎに 気付いたとき、グリは、なぜかことばが分かるようになっていました。 そう、まるで魔法が解けたかのように。 シスターの言葉が分かる。医者の言葉が分かる。 街中の看板が読める。自分の名前を書くことができる。 グリの世界は一気に開かれ、彼は長い夢から覚めたかのような気持ちで、「うれしい」と口にした。 自分が"全失語"と呼ばれる障害を抱えていたことを、それから初めて知った彼は、先の事件を機に、どんな言語でも理解できるようになっていることに気付く。それは「才能」と表して間違いなく、この奇蹟に彼は心から感謝し、同時にこの才能がもと通り失われることを酷く恐れるようになった。 前のように何も分からなくなるのは怖い。 誰とも繋がれないのは怖い。 誰とでも繋がれる力は手に入れた。 その繋がりがきっかけで、惨めで卑屈で無力で無価値な真の自分を知られるのは怖い。 そう感じた彼は、皮肉なことに 心を閉ざした。 彼は言葉だけを信じ、言葉だけが自分を救ってくれると信じ、他人と繋がることを求めながらも、その奥にある心を理解することを避けた。 突如現れた才能人として、超高校級として持て囃されても、その心はますます閉じていくだけだった。 そんな転機から、さらに数か月後。 グリ・コルネのもとに、探偵Kからの依頼が届く。 【通信簿】 ◆ページ1 名前:グリ・コルネ(Gris Corne) 身長:151cm 体重:40kg 胸囲:70cm 血液型:AB 一人称:ボク 二人称:キミ、ムシュー、マドモワゼル 好きなもの:ゼリー、おしゃべり(「言葉を扱える自分」を実感できるから)、姉 嫌いなもの:花火、雷、姉 特記:超高校級のマルチリンガル(一般人) ◆ページ2 おしゃべりが好きだと話す彼女は、人の好きなものやそれにまつわるエピソードを言葉巧みに引き出し、「『言葉を交わしてこそ人と分かり合える』がモットー」「この才能で世界中の人と友達になれる可能性があるのが誇らしい」と胸を張る。思ったこともなんでも口にしてしまうため嘘が苦手といい、実は『彼女』ではなく『彼』であるという衝撃的な事実も、拍子抜けするほどサラリと打ち明けられた…。 ◆ページ3 図書室に連れて行くとテンションが上がり、本が好きだと語る。曰く、幼い頃は引っ込み思案で、本が唯一の友達だったらしい。文字がたくさん並ぶ本を探すのかと思いきや、何も言わず絵本を手に取り見つめる彼。不思議に思ってよく見れば、その瞳には複雑な感情が浮かんでいた。それは一瞬の出来事で、彼はパッとこちらを向くと、キミが好きそうな本を選んでくると言って図書室の奥へ歩いて行ってしまった。 ◆ページ4 『超高校級のマルチリンガル』の才能は、数か月前、日本に来てから開花したものだという。それまでは自分に自信がなく、無力で、卑屈で、被害的で、自分自身さえ忘れたくなるような『凡人以下』の存在だった。その根っこの部分はもしかすると今も変わらないのかもしれないとぎこちなく笑う彼に、何か言いたくても言えないことがあるのではないかと問うと、不穏な空気が流れる。「キミが本当の友達になってくれるなら、いつか話せると思う」と消え入りそうな声で呟き去る彼の背中は、いつになく小さく見えた。 ◆ページ5 自分の才能についてどう思うか?という質問をされ答えると、彼は神妙な顔つきで「自分にとっては命よりも大事なもの」だと語った。才能を失うくらいなら死んでしまいたいくらいだという。それは才能が開花する前のコンプレックスと関係があるらしく、それを言葉にしようとして喉が詰まる彼に、言葉にするだけが全てではないとフォローすると、悲痛な表情で泣きながら走り去ってしまった……。 ◆ページ6 彼の正体は、才能だけを後から与えられた、ただの一般人だった。 『全失語』という後天性の脳障害を幼児期から抱え、誰の言葉も理解できない・文字も読めない・表出すらもできない状態で生きてきた彼は、誰とも繋がれない孤独感を抱えて生きてきた。そして気休めの治療のため訪れた日本で何者かに襲われ、『超高校級のマルチリンガル』という今までと真逆の才能を得たのだという。みんなと友達になれるこの才能を失いたくない、しかしこれは与えられた嘘っぱちの力でもあると語る彼は、「それでも本当の友達になりたいから、分かり合いたいから、繋がりたいから打ち明けた」と涙を流した。 ずっと秘密にしていたことを明かしたグリは不安げではあったものの、泣き止んだころにはスッキリしたのか、敬語がすっかり抜けていた。 普段から見え隠れしていた毒舌も増してしまったが、これも心を許し合えた証なのだろう……おそらく。 スキル:パーフェクト・ボキャブラリー 発言力の最大値が大きく増える。学級裁判パート全体で有効。 グリのパンツ:グリ愛用のビキニブリーフ。上にタイツを履いてもコンパクトにおさまる優れもの。 ■簡易用■ グリ・コルネ (Gris Corne)(男) 職業:超高校級のマルチリンガル 年齢:18 PL: STR:9  DEX:13  INT:11 アイデア:55 CON:15  APP:14  POW:8  幸 運:40 SIZ:10 SAN:99 EDU:11 知 識:55 H P:13  M P:8  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:220 個人技能点:110) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]