タイトル:アルバート・ディアハウンド キャラクター名:アルバート・ディアハウンド(Albert Deerhound) 職業:警部 年齢:25歳 / 性別:男 出身:エンフィールド 髪の色:黒 / 瞳の色:青 / 肌の色:白人 身長:5ft 10in(178cm) 体重:11st11lb6oz(75kg) ■能力値■ HP:13 MP:12 SAN:64/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  13  11  12  15  16  14  14  18  13  12 成長等 他修正 =合計=  13  11  12  15  16  14  14  18  13  12 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      60%  ●《キック》  80%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%   ●《拳銃》   80%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》80%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 80%  ●《忍び歩き》65%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 80%  ●《目星》  80% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前     現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%    《信用》    15%   《説得》15%  《値切り》  5%    《母国語(英語)》90%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値 ●《医学》     60%   《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%   ●《法律》     65%   《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d4 名称       成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 ウェブリィーMkⅠ   80 1D10+2    15     1    6   10 / 1892年製の官給品455リボルバー 故障No.0                                    / ■所持品■ 名称         単価 個数 価格 備考 シガレット及びケース    1   0   当時の労働階級、中流階級で流行った紙巻の煙草 赤燐マッチ         1   0   赤燐を側薬に、KClO3を頭薬に使用したマッチ。19世紀半ばに登場               1   0 万年筆           1   0   LE WATERMAN製、毛細血管現象を利用した初の万年筆 ウェブリィーMkⅠ       1   0   1892年製の官給品455リボルバー 故障No.0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 私はアルバート・ディアハウンド。 スコットランドヤードの警部補だ。 私は犯罪者を許さない。 全ての罪を許さない。 罪には罰を、罪の因果に応報を以て正を為す。 刑事は、ヤードはそうあらねばならない。 私の父はヤードでもロンドンでも知らない者はいない尊敬される刑事だった。 罪人に向き合い、罪を憎み、人を憎まず。 償いを終えた者が新しい道を歩めるようにと尽力し 非番の日は市街を見回り未然に罪を防ごうとした。 その結果、父は死んだ。 誰かも一目で解らないほどに酷い暴行を受け、ゴミの様に川辺に打ち捨てられいた。 以前に逮捕した犯罪者に殺されたのだ。 罪を贖い慚愧に咽ぶ咎人を赦すのは尊い行為だと父は常々言っていた。 弱さは誰にでもある。道を踏み外す人も居る。世から切り捨てられてしまった人も居る。 私たちは罪を罰し、人を赦し、正しく道を歩けるようにお手伝いをするんだよ。と・・・ その結果がこれだ。 父を亡くし母は夜毎泣いていた。 やがてその悲しみは体を蝕み、心を壊した。 絹の様な艶やかな髪は乱れ 目は視る事を止め亡き父を焼き付けて閉ざした。 耳はもう響くことのない聞きなれた足音を探す。 足取りは覚束無ず父の影を追い家を彷徨う 幽鬼の様に。 私が尊敬した父は虫けらの様に殺され。 私が愛した母は壊れてしまった。 僅かばかりに愛した嘗てを思い起こさせる程度の面影を残して。 私は両親を失った。 私は罪を赦さない、私は罪人を憎悪する、私は弱さを嫌悪する。 弱さから生ずる一切の罪悪を燼滅する。 貴賤による例外など在りはしない。 罪の行き着く先は罰でなくてはならない。 是非を論ずる余地はない。 私(ヤード)は守らねばならない。 日々の糧に感謝し、強く慎ましく暮らす人々を。 私は滅ぼさなければならない 罪を犯す弱さを、罪を犯し善良を踏み躙る外道を。 ------------------------------------------------ ---------------バックボーン------------------- ------------------------------------------------ 父:Frederick Deerhound(フレデリック・ディアハウンド) 享年:34歳(15年前に死亡) 清廉潔白で汚職とは無縁の刑事。 当時警察は市民から嫌われていたにも関わらずの愛称としてIncorruptible Fred(清廉なフレッド)と呼ばれていた。 善良な市民の安全と道を外れた無法者を更生させるために人生を捧げた刑事だった。 ある非番の夜、出所し更生した元犯罪者であるEddy Kruger(エディ・クルーガー)から仕事に就き 今は慎ましく暮らしており、余裕が出来たので恩返しがしたいと呼び出され出かけて行った。 祝いの花と銀製懐中時計を手に、何の疑いも持たず。 フレデリックはそのまま戻ることはなかった。 翌日にテムズ川、ナローストリート付近でゴミと一緒に浮かんでいた。 損壊は酷く、見る影もない程に腫れ上がり生前に筆舌尽くしがたい暴行を受け、川に投げ捨てられたものと考えられる。 死因は水死。 母:Emilia Deerhound(エミリア・ディアハウンド) 年齢:45歳(20歳でアルバートを出産) 元々刑事の妻で在る以上、夫の殉職の覚悟はしていた。と嘗ての母を知る使用人は語る。 彼女を狂気に奔らせたのは後悔だ。 事件の夜以前に、フレデリックとエミリアは一度エディと会っていた。 エディの出所後にフレデリックと会った日、励まし、何かあれば力になると言い別れたフレデリックとエミリアの背を、 ほんの一瞬、気のせいかと思う程度の一弾指。恨みに濁り憎しみを宿した目で睨め掛く様な視線を感じた。 背中を刺すその刹那、振り返りエディを見た。 彼は柔和な顔つきで手を振っていたが、彼女は言えしれぬ恐怖を感じていた。 エディは罪を贖い慚愧に咽ぶ咎人などではないのではないかと疑いを持っていた。 予感と呼ぶより確かで、確信と呼ぶには朧げな不気味さを抱きながら。 時は流れ数年後のある日、フレデリックが嬉しそうに出所し更生した元犯罪者から便りが届いたと語った。 慎ましく平穏に暮らす日々に喜びを感じており、仕事を楽しんでいると。 エミリアもそれを聞き、何か贈り物をしてあげましょうと!喜んだ。 その者の名前を聞くまでは。 エディ・クルーガー フレデリックの口から出た名前を聞いた時 彼女から笑顔が消えた。 あの不気味な感覚を、恐怖を思い出したのだ。 彼女は行かないでほしいと頼んだ 嫌な予感がする。きっと良くないことが起こると。 彼女の制止も空しくフレデリックは 「疑うことは良くないよ。彼は犯罪者への差別に負けず立派に更生したのだから 私たちがそれを祝い彼への偏見の目を無くしていこう。」と制止を聞かずエディのもとへ向かった。 結果、彼は無残に殺され打ち捨てられたのだ。 私がもっと強く止めていれば。と彼女は自分を強く責め立てた。 エディへの怨恨、自身への憎悪、やり場のない悔恨がエミリアの心を押しつぶし エミリアは正気を失った。 使用人:Lucille Wesley(ルシール・ウェズリー) 62歳 若いころからディアハウンド家に所縁のある女性 ディアハウンド家に迎え入れられる前は夫と二人で食堂を営んでいた。 そこまで儲かるわけでもないが味は確かで賑わっていた。 だが彼女の幸せな生活は長く続かなかった 彼女は子宝に恵まれず、辻馬車との接触事故で夫を失い 路頭に迷った折にフレデリックの母に拾われ、住み込みで乳母兼家政婦となった。 フレデリックを幼いころから世話しており フレデリックが成人し、独り立ちした頃、両親が旅行中船舶事故で死別 その際にフレデリックが互いに身寄りのない者だからとルシールを雇いなおした。 時に姉の様に、時には母の様にフレデリックを支え続けた。 彼が婚約するとエミリアを連れて帰ってきた際は涙し喜んだ。 アルバートが生まれた時にはそれはもう喜び、エミリアと共にベビー服を設えた。 エミリアと共にアルバートの成長を見守り、幸せな時を過ごしていた そしてその喜びの日々もまた打ち砕かれることになる。 彼の死はルシールにとって耐え難く、夫の死と同等に彼女を傷付けたが エミリアやまだ多感な時期のアルバートを思い耐え忍び、二人に寄り添い支え続けている。 娘の様に愛したエミリアがいつか正気に戻りアルバートと共に暮らせるようになる日を信じて。 -------------------------------------------------------------------------------------------------- ----------------------------------------導入----------------------------------------------------- アルバートは二か月前にとある貴族階級の男を婦女暴行罪で現行犯逮捕した。 男は貴族の自分を罪を問える訳がないと高を括っていた。 彼は男に告げる 「抵抗は考えるな、大人しく罪を認め彼女を開放し投降しろ。」 男は言い放つ 「警官風情が誰にモノを言うか、クビになりたくなければさっさと失せろ、犬畜生め!」 男は暴行した女性の顔を蹴り上げ アルバートに殴りかかろうとした。 その行動が彼の運の尽きだった。 アルバートは考える。 罪の意識もなく他者の尊厳を踏み躙り 罰を受ける道理も解さぬ。 もはや貴きにも在らず、低きにも在らず、もはや人に在らず。 罪を以て罰を成すので在れば、成程、もはや罪に問えず。か・・・ 高を括るに是非もないな。 ならば、私が教えよう。ヤードが教えよう。 貴様に罪を教えよう。 男の拳を一発受け、少しのけぞった後 アルバートは語る。 「まずは未成年女性への強姦及び傷害そして公務執行妨害、そして私への傷害だ。」 「抵抗は激しく本官に暴行を加える加害者の制圧を優先する。」 言うや否や男の膝蓋骨に全体重を乗せた踵での踏み付けを行う。 膝を抱えこみ倒れ、痛みに苦悶する加害者の手首をつま先で蹴り上げる。 想像を絶する痛みに気を失う男に優し気にアルバートは語り掛ける。 まだ眠るには早い、あと君を運ぶのは面倒だ。それに君は彼女に言うことがあるだろう? そういうとアルバートは不自然に折れ曲がる手首を持ち上げる。 擡げた手の先をひねり無理やり覚醒を促し、肩口を踏み拉く。 無表情に一連の動作を行った後再度語り掛ける。 「さて、これで考える頭のない君でも、今から何をすべきかは解るようになったのではなかろうか」 「解らないのであれば幾度でも教えよう。私は気が長い性質でね。何時間でもこうして居られる」 「尤も、続ければ君のこの折れ曲がった腕は二度と動かなくなる。それは流石の私も心が痛むが。」 「ああ、しかし幸いなことに君は【貴族】なのだったね。では腕の一本程度、大した問題もないだろう。」 「二度と火遊びが出来ないだけだ。その身に、脳髄に、訓戒として刻み込むといい。では続けよう。」 アルバートが語る今から行われるであろう行為に男の心は凍り付き体は震え慄き 呂律の回らない口で涙を流し許しを乞うた。 「理解してくれてうれしいよ。抵抗せずに罪を認めてくれればこのようなことをせずに済んだが」 「今、君が罪を理解してくれたのであれば甲斐があった。では檻の中で引き続き反省したまえ。」 そう言い貴族の男に手錠をかけた。 彼の行った抵抗に対する制圧および、逮捕が問題行動として ヤードのお偉方の耳に入った 相手は凋落気味の貴族ではあるがそう簡単に一介の警部補が罪に問うていい存在ではなく 特権階級の人間からすれば面白くない話であった。 アルバート自身は問題があったとは思っておらず 抵抗に対し制圧し、罪を知る機会を与えたとしか考えていない。 その旨を報告するも上は聞く耳も持たず彼に3か月間の自宅待機を命じた。 この間に勝手な行動をすればクビにする。と 家族を人質に取られてしまった状態となり、仕方なく待機はしている。 自宅待機から二か月経過したあたりから、ある殺人者が今も世間を震撼させている。 しかも未だに事件は解決していないと聞く。 その事件は通称:吸血鬼事件と呼称されているようだ。 ヤードは何をしているのか、罪なき無辜の貧民が、勤勉を良しとし慎ましく暮らす市民が、 真に民を思う高潔な方々が命を落としているというのに。 ヤードに苛立ちを覚えながら待機命令が解けるのを待つアルバートに報せが届いた ロンドン在住のエイブラハム・ノートンという人物がこの事件について依頼をしてきたのだ。 ロンドンで起こる連続殺人、通称:吸血鬼事件の犯人を突き止めて欲しいとのこと 手口としては被害者の血が一滴残らず抜かれて殺されるという奇怪な殺人事件だ。 前金も含め、報酬はそれなりの額を出す用意があると依頼状に認めてある。 金銭などどうでも良いがこの事件の解決は急ぎたい。 待機命令も明ける、依頼に乗る形で何かの手掛かりは掴めるであろう。 「悪くない申し出だが、胡乱な話だ。警戒は怠るべきではないな。」 そういい彼は依頼状を懐にしまった。 待機命令も解消され、官給品のウェブリィーMkⅠと手帳を回収し 翌日より単独でエイブラハム・ノートンの待つ屋敷へ向かう・・・ -------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 特徴表:厄介者=鼻つまみ者、交渉技能に-20%補正 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