タイトル:スイ・ベルゼビュート キャラクター名:スイ 種族:ナイトメア [特徴:異貌、弱点[水氷、銀+2]] 生まれ:魔術師 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:325 性別:男 髪の色:黒  / 瞳の色:蒼  / 肌の色:白 身長:181cm 体重:とても軽い 経歴1:奇妙な予言をされたことがある 経歴2:本来とは異なる性別として育てられていた 経歴3:両親に愛されて育てられた 穢れ度:1 ■能力値■      技     体     心 基礎    5     13     12    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   4   6   4   1  10   6 成長         1          →計:1 修正 =合計=  9  11  18  14  22  18 ボーナス  1   1   3   2   3   3    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   5   6  23  27 特技         0   0 修正 =合計=  5   6  23  27 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:3 Lv ソーサラー 3 Lv  / セージ 1 Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名     : 効果                   : 前提 [p1-280]ターゲッティング : 誤射しない                : [p1-289]魔法拡大/数   : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別 :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   4   0  11  33 修正 特技        0 =合計=  4   0  11m  33m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名: 効果: 前提 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 140   2H   4   1   1  14  12   0 [スタッフB] *クォータースタッフ / 防護点+1 (1-306p) =価格合計= 140 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 15      5   520 スプリントアーマー / 盾 :              / 修正: = 合計 =    0   5   520 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称 / 効果 頭 :      / 耳 :      / 顔 :      / 首 :      / 背中:      / 右手:      / 左手:      / 腰 :      / 足 :      / 他 :      / =合計=0 G ■所持品■ 名称         単価 個数 価格 備考 冒険者セット     100  1   100  背負い袋、水袋、毛布、松明6本、火口箱、ロープ10m、小型ナイフ 巻き煙草       24  2   48  12本 眼鏡         150  1   150 救命草        30  3   90 ヒーリングポーション 100  5   500 テント        300  1   300  5人用 =所持品合計=    1188 G =装備合計=     660 G = 価格総計 =    1848 G 所持金    440G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 3 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 真語魔法 3       6 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  ○ ○ / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ - 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 ○ ○ / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、親の種族の言語 技能習得言語:魔法文明語、1個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称 所持名誉点:  0 点 合計名誉点:  0 点 ■その他■ 経験点:170点 (使用経験点:4000点、獲得経験点:1170点) セッション回数:1回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 筋力    1170点(1170 /   / 回)  主人公になりたい(防具売却分含む) 2-        0点(   /   / 回) 3-        0点(   /   / 回) メモ: ――どうか、君の最期の眠りまで。 黒壇の髪、青ざめた瞳、病的な肌、全身の入墨。 齢15とも取れる中性的な顔立ち、その瞳には光は灯らず。 濡鴉が如き黒い装束は、とある大昔に存在した村で行われていた葬儀の司祭が着るものだったそうだ。 その顔には悪魔の化身とも見間違えるような骨の被り物。 忌み嫌われ生まれたその見た目を隠すように、素肌という素肌を全て隠匿した姿。 お道化たような口調で明るく振舞い、全てを隠す彼の名は、スイ・ベルゼビュートと言った。 【両親に愛されて育てられた】【本来とは異なる性別として育てられていた】 彼は大昔に存在したエルフの村で生まれた。 その村は大破局の際蛮族に襲撃されたが、多くの犠牲を払わない代わりに女性を生贄に捧げるという契約を成した。 大破局が終焉し、そんな契約もなくなったその村では、その影響で女が貴重であり、女児を迎えた両親は信仰とも言える待遇を受けていたという。 彼の両親はそんな中、自身の生活も苦しいと言うのに優遇された環境を得るために子を授かった。 しかし、その出産は尋常ではない痛みを伴う事となる。 何故なら、産まれたのはナイトメアの男だったからだ。 ナイトメアを産んだと分かれば蛮族とまぐわったとして酷い差別を受けていたのもあり、彼の両親はそれを酷く恐れた。 ナイトメアが産まれた際に、村では穢れを身体から外に放出しない為入墨を行うという、信憑性も意味も何もない間違った 風習があり、両親は周りに知られないようひっそりと彼に入墨を施した。 そして、角が分からないように、そして性別が分からないようにと「大事に育てている」という名目で仮面を被せ、 角は仮面から出ているように見せた。 女であるように見せるため、女性の服を着させ、女性の口調を学ばせた。 彼の両親はスイをエルフの女だと思い込み、そして強く信じるようになる。 そうすれば誰も私達を疑わない。 そうして、彼は「歪んだ愛情のもとで」育てられた。 【奇妙な予言をされたことがある】 大破局直後の辺境の地域では、かつて栄えていた場所より人も少なく、屈強な人間もおらず、酷く弱い。 故にその村も再び襲撃される事となる。 再度契約を持ち掛けたが一旦破棄された契約は戻らず、村の人間は見るも無残に殺されていく。 そんな中、スイの前に現れたのは蛮族のプリーストだった。 「なるほど、貴様は”死”に愛されている。私でなければすぐにでも殺されていただろう。……貴様は、生きたいか?死にたいか?」 「さぁ。人の思うように道化になって生きたこの身なんて、もはやどうでも良い。好きにしてくれ」 「それは私に合わせた答えだろう。その本心を問いかけている」 「……」 「なるほど、男にして女の格好、素顔を晒さず本音も語らず、己の心も知らぬか」 興味をなくしたように、プリーストは背を向ける。殺す事もせず、かといって凄惨な村から生きる術も渡さず。 数歩歩いて立ち止まり、そしてスイに一言だけ予言を与えた。 「死に愛されしナイトメアの道化よ。ここで死ねば人生が終わる。だが」                   「生き続ければ、貴様は”死”の愛すべき隣人となるだろう」 スイにその意味は分からなかった。今は、まだ。 村を失った彼には、なんの感情も浮かばかなかった。 歪んだ愛情は彼に何ももたらさず、ただ道化を演じる術のみが与えられたからだ。 故に、自身の心が分からなかった。人の望むまま演じたが故に、自身が分からなくなっていたのだ。 そうして、彼は自分が落ち着いて生活が出来る拠点を探して村を転々とする事となる。 どこかの村に移り住んで人というものを観察し、いつしか自分の心を取り戻そう。 そう考えていた。 しかし、ナイトメアというその種族故に、どこも受け入れてくれるものではなかった。 それでも、旅のような日々の中で共に過ごした人はいた。 ほんの僅か、温かい人達がいて、彼らのおかげで少しずつ心というのを取り戻していった。 けれど、何度安寧を得ても、彼らはいつしか自分より早く死んでしまう。 病死、寿命、事故、殺害、ありとあらゆる手段で”死”は自分の大切なものを奪ってゆく。 どうしても、何故か”死”は、自分だけを置いていってしまう。 しかしてスイは予言の意味を知る。 自分は常に、死に向かって歩いている人間の、死を看取ることしか出来ないのだと。 ただの人として生きるのは無理だということを知った。 故に、ただの人を観察し、そして看取る事を己の生きる使命とした。 かつて村で見た葬儀の司祭の格好をして、素顔も本音も隠してお道化て、最期は静かに見守り看取る事。 それだけが、悲しみに暮れ時間に置き去りにされた彼の唯一出来る、人との接し方だった。 数百年の時が経ち、幾度となく人の死を看取ってきた彼は、最後に接した人間がなっていた職業「冒険者」に興味を持つ。 一般の人々とはまた違った価値観を持ち、死の危険性がありながらも立ち向かう人々。 なるほど、これはまた違う人生を見る事が出来るかもしれないと思い立ち、彼は冒険者となることを決める。 その見た目は葬儀屋。 仮面を剥げば、中身は道化。 更に奥に隠された本音には、誰も気付くことはない。 「あぁ、冒険者になった理由かね? そうさねえ。ほら、結構稼げるという話じゃあないか。いやあ! 私も是非、一攫千金の夢を 狙ってみたくてねえ。アッハッハ!」 【その他】 ひとつひとつの仕草が行儀よくとても綺麗。 女性として生きる全てを叩き込まれたため、どこか女性らしさを感じる雰囲気や仕草、行動に 話したことのない他人は、中身の性別は女性ではないかと思う人も。 だが声は男。声変わりはしているので昔のようにはなれない。 忌み嫌われていた旅路の中で色々あったため、リクエストが有れば女装もするし「なんでも」やる。 死の隣人とはいえ自身がいつか死ぬ事も考えているが、なんやかんやで生き延びてしまっている。 たまに死に場所を考えることもあると言う。