タイトル:もう中学生 キャラクター名:斎場面土(さいじょう めんと) 種族:人間 日本の人間 年齢:14 性別:♂ あるいはオス 髪の色:黒 染めは禁止じゃ! / 瞳の色:黒 カラコンは禁止じゃ! / 肌の色:白黄 日焼けサロンは禁止じゃ! 身長:160cm ちょっと伸びた 体重:43kg ワークス  :中学生 カヴァー  :もう中学生 シンドローム:ブラム=ストーカー、ノイマン ■ライフパス■ 覚醒:死 衝動:加虐 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 1r 〈回避〉:SL / 判定 1r 〈運転〉:SL / 判定 1r 【感覚】:3 (シンドローム:2,0 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 3r 〈知覚〉:SL1 / 判定 3r+1 〈芸術〉:SL / 判定 3r 【精神】:4 (シンドローム:1,3 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL2 / 判定 4r+2 チカラを得た瞬間にもう覚えた 〈意志〉:SL1 / 判定 4r+1 常に強くありけれ 〈知識〉:SL / 判定 4r 【社会】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 1r 〈調達〉:SL / 判定 1r 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 噂話 【HP】    26 【侵蝕基本値】 33% 【行動値】   10 【戦闘移動】  15m ■エフェクト■ 《スキル名》     /SL /タイミング/判定  /対象    /射程/コスト/効果など 《ワーディング》   /★$/オート$  /自動  /シーン   /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》    /1$ /気絶時$  /自動  /自身    /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《抱擁》       /1 /メジャー /自動成功/単体    /至近/2   /死亡したキャラクターを蘇生させる 《インスピレーション》/3 /メジャー /自動成功/自身    /至近/2   /質問に答えてくれる 《ブラッドスパイク》 /2 /メジャー /対決  /範囲(選択)/至近/3   /攻撃力「lv*3」の射撃攻撃 使用後HP-3 《C:ブラムストーカー》    /2 /メジャー /対決  /-      /-  /2   /クリーlv 《ロイヤルブラッド》 /2 /メジャー /対決  /-      /-  /3   /ダイス+5 《ブラッドバーン》  /3 /メジャー /対決  /-      /-  /4   /攻撃力+「lv*4」 HP-5 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称       価格 種別 命中  攻撃力 G値 射程 メモ ブラッドスパイク    3   9r+2  6          多分お前は使うことはないだろう 必殺・九ノ一      3   12r+2 25         全力全開コンボ HP-8 これがイノチの力 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0  10    pt ■所持品■ 名称    単価 個数 価格 備考 コネ:UGN    1   1   いらねえけど西園寺とのコネ          1   0          1   0 =所持品合計=     1 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     1 pt 【常備化ポイント】 2 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象     好意  悪意 備考 変異種 西園寺菱華  好奇心 殺意 何故間違えて人を殺すんだい? 彼女は頭がおかしいよ 自分のチカラ 信頼  侮蔑 ただちょっとひらめきが強いだけ ■その他■ メモ: 斎場 面土 14ちゃい!  彼女が死んだ。  その報せを初めて聞いた時、俺は全く何も感じなかった。  何故、感じられなかったのだろう。 ***  当時の俺の成績ははっきり言って悪かった。  いくら中学生だから、簡単に巻き返せるからといって明らかに平均値を大きく下回っていた。  その上に要領も悪く、人相も悪く、愛想も悪い。  悪い部分だけが尖って尖って剣山のようになっていった。  その癖、同じくらい悪い不良連中と絡む肝も無く、ふらふらと適当にクラスメイトと話すだけの日々を何とはなしに送っていた。  ある日の昼休み。  うっかりにも昼飯を忘れた俺は、適当に校内散策に出た。  腹も減っていたから動きたくない気持ちも多分にはあったが、歩いていないと教室中の食物の匂いに縊殺されそうだった。  通う校舎から外れて裏道のように行った先には池がある。  藻とボウフラの死体とたまに残飯が浮くその池は代々伝統を重んじて「死の池」だの呼ばれていた。  俺が何を思ってかそこに行くと、そこでは何人かの生徒がいて、バシャバシャと水の音がした。  こんな季節に水浴び、それ以前にあの汚え水で、そう思い、どんな馬鹿が遊んでいるのかよーく遠くから目を凝らした。  彼らは決して水浴びをしているわけでも、遊びをしているわけでもなかった。  いや、ある意味では遊びだったのかもしれないが、当人にとってはとんでもない行為である。  男子生徒の一人が、制服から見ておそらくは女子生徒、その彼女の顔を後頭部を掴んで水面にばっちりと沈めていた。  ぐぶぐぶと大きな気泡がいくつも水平線で弾けて、暴れる手足を他の連中が押さえていた。  イジメ、いやコロシ――。 俺はひくっと体を後ろに反らして逃げようか と思ったが、せっかくだし見ていこうと考えを変えた。  特に自分が関係しない事件ほど暇を潰せる物はない。  ある程度時間が経って、女子生徒の抵抗がなくなった頃、顔が水面から引き上げられた。  髪の毛、まつ毛、顔中に藻や何やらわからない糸やクズがぼろぼろに着いていた。 「おい、飲んだか?」  頭を未だ掴む男子生徒が聞く。 「……」  女子生徒は口を開かずにただ頷いた。  すると男子生徒は石造りの池周りに彼女を投げ捨てて、 「そうか、良かったな」  こう言って、仲間に食事を促して帰っていった。  しばらく経って、女子生徒がゆっくりと起き上がろうとしているのを確認した俺は、どういうわけだか、話しかけてしまった。 「げ、元気ですか?」  最低の言葉を投げかけて、彼女との対話が始まった。  彼女の名前は黒衣柚で、これこれこうで何歳だとか、俺の名前は何だとか、最近成績が悪いとか、この池ってザリガニが棲んでるらしいとか、そういう他愛のない話をして、しばらくして昼休みが終わった。 「そういえば、お昼ご飯はいいんですか?」  思い出した様に彼女に訪ねた。 「ゴミ箱が代わりに食べてくれてるの」  うっかり、笑ってしまった。  ――それから幾日か過ぎて、俺と彼女はたまに会ったら話すくらいの関係にはなっていった。  大抵の場合彼女は酷い目に遭っていたが、特にそれには触れずに話すようにした。  いつの間にやら、彼女と話さない日はなくなっていた。  そして、それから更にしばらく経ってから、彼女が死んだ事実を、俺は友人から聞き知った。 ***  何故だろうか、彼女が死んだのは。  それも自殺で。  そんな気持ちがしばらくしてから湧いてきた。  具体的には死んでから二日後、土曜日の朝に何気なく散歩している最中に、俺はどうしようもなくそれを考え出した。  たしかに、あのイジメは悲壮な物だった。  だが、しかし、それは命を捨ててまで逃げる物なのか。  親にも、教師にも伝えずに、いや伝えてあしらわれたとしても、何かしら逃げる道はあったのではないか。  それを具体的に示す事は出来ないが、少なくとも命を失う事は最終最後、全てが終わってからではないのか。  苦痛は、命を懸けてまで離れる物なのか――。  そこまで来て、道行く人が訝しむ目で俺を見ていることに気づいた。  両の頬が生温く、時折吹く風ですーっと冷えて、そこから熱くなった。  俺は泣いていた。  特段気にする必要も無いことで何故だが泣いていたのだ。  そういう事に気づいて、これが彼女の気持ちなのかもしれないと呟いた。  そして、体に大きく、何かが刺さった。  まず初めに異物感が、次に熱さが、最後に痛みが来た。  目線をその根源に差し向ければ、そこには巨大な、尖って長い剣の様な物が伸びていた。  そして、耳元で一言、声が聞こえた。 「あ……間違えた」  と、そんな感じの内容だった。  いや、間違いで死ぬのか、俺は。  しかし、それも仕方ないのかもしれない。  どうせ間違いだらけの中学生、死ぬなら早くて損は無いのかもしれない。  でも、それでも、そうと納得しようとしても。  死にたくはなかった気がする。  少なくとも間違えて刺されて死ぬのは、なんか、なんかこう、違う。 ***  目が覚めると、 url: https://charasheet.vampire-blood.net/2791754