タイトル:七瀬 悠 キャラクター名:七瀬 悠 種族:人間 年齢:28 性別:女 髪の色:濡羽色 / 瞳の色:漆黒色 / 肌の色:薄橙色 身長:168㎝ 体重:56㎏ ワークス  :ボディガード カヴァー  :身辺警護隊 シンドローム:ブラム=ストーカー、サラマンダー ■ライフパス■ 覚醒:憤怒 衝動:憎悪 ■能力値と技能■ 【肉体】:4 (シンドローム:1,2 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL1 / 判定 4r+1 〈回避〉:SL1 / 判定 4r+1 〈運転〉:SL2 / 判定 4r+2 【感覚】:2 (シンドローム:2,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 2r 〈知覚〉:SL1 / 判定 2r+1 〈芸術〉:SL / 判定 2r 【精神】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL / 判定 2r 〈意志〉:SL / 判定 2r 〈知識〉:SL / 判定 2r 【社会】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 1r 〈調達〉:SL / 判定 1r 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 裏社会 【HP】    30 【侵蝕基本値】 50% 【行動値】   6 【戦闘移動】  11m ■エフェクト■ 《スキル名》         /SL /タイミング /判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》       /★$/オート$   /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》        /1$ /気絶時$   /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《赤色の従者》        /1 /メジャー  /自動/自身 /至近/5   /従者生成、判定-3D 《声なき者ども》       /1 /常時    /自動/自身 /至近/-   /従者生成数+Lv 《血の絆》          /2 /メジャー  /自動/自身 /至近/3   /シナリオ間従者が消滅しない、Lv回/1S 《赤河の従僕》        /3 /常時    /自動/自身 /至近/-   /従者能力値+Lv 《血霧の盾》         /2 /リアクション/対決/-   /-  /1   /C値-1、HP5点消費、Lv回/1S 《氷壁》           /1 /オート   /特殊/自身 /至近/5   /攻撃の達成値を達成することで判定を強制失敗に 《リフレックス:サラマンダー》/2 /リアクション/‐ /自身 /至近/2   /C値-Lv ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   6    pt ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     0 pt 【常備化ポイント】 2 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象             好意 悪意  備考 【05】実験体/ロストナンバー        【精神】+4 鋲狗             執着 不安  所属していた、しているSP組織。たったひとつの居場所だった。 UGN             執着 敵愾心 仲間を殺した音使いが所属していた組織。公平であり続けようとしながらも、遺恨は晴れない。 ■その他■ メモ: 身辺警護を専門とする傭兵集団、通称「鋲狗」のただ一人の構成員であるフリーランスのイリーガル。物心つく頃には裏社会で幅を利かす犯罪集団によって格闘術や護衛術を叩きこまれる毎日を送っていた。商品として彼女を扱っていた周りの男たちは、不必要な暴力を振るうことや風俗紛いの仕事に彼女を売り飛ばすこともなかったが、愛情を育むなどといった経済的恩恵に結びつかない無駄な労力を割くこともなかった。彼女の家族代わりとなったのは、同じ環境で寝食を共にし、日々切磋琢磨した同年代の子供たちであった。普通の家族よりも長い時を共に過ごし、互いに依存しあうほかない環境であったからか、彼らとは親友以上の固い絆で結ばれた。そのようにして個体としての高いスペックと、阿吽の呼吸で同じ生物の四肢のようなコンビネーションを誇る身辺警護集団「鋲狗」は育て上げられ、育て親となった犯罪組織によって大々的に売り出されることとなる。「鋲狗」としての実力は確かなもので、並の刺客では裏社会の仕事では依頼者どころか「鋲狗」のメンバーにすら手傷を負わせることが叶わず、「犬を雇った」という情報をかぎつけた敵組織が暗殺から手を引くというのも珍しいことではなかった。そう、「鋲狗」向かうところ敵なしだったのだ。敵が人間だったうちは。 身体に衝撃が伝わり、1秒にも満たないラグの後に轟音が耳を劈く。瞬きの後、一面に広がっていたのは仲間たちの死体。依頼者だけは無傷で、かろうじて無傷であり、そこだけは矜持が保たれたと思ったが、どうやら違うらしい。風穴を開けられた胴体はみるみるうちに塞がっている。まるで怪物のようだった。遅れてこの衝撃波を飛ばしたとみられる男がやってくる。これ以降のことは覚えていない。なぜなら、事態を飲み込めずに錯乱した彼女は、仲間たちの血液を手で掬っては死体に流し込むことを繰り返していたからだ。両手から伝わる生温かく冷えた赤の温度はいまだに消えてくれない。 気づいたら彼女は、昨日まで仲間たちと過ごしていた宿屋へと帰ってきていた。黒服の破け目から傷ひとつない柔肌が覗いていることから、己もあの襲撃者や依頼者と同じような怪物になったのだろうと達観した。膝を落として、深呼吸をして…決意した。もう落ち着いた。混乱もしていない。…仲間たちはもう戻ってこない。そんな自分がすべきことは何か。仲間たちのためにできることはなにか。それは、仲間たちの死を悼むため、過去に囚われ続けることではない。それは、たった一人で明日からを過ごすため、過去を切り捨てることではない。それは、「鋲狗」の一員として、依頼者を守り続ける日々を続けること。たった一人でも。そのような決意を胸に、彼女は化け物の力を制御するため、FHがUGNから盗み出した冷たい溶液で満たされた培養槽に自ら身を浸した。 現在の彼女はフリーランスのイリーガルとして護衛任務を請け負っている。表裏どちらの社会の仕事も請け負っており、評判は非常にいい。その理由としてはSPとしての基礎が叩き込まれているうえオーヴァードの腕も確かであり、加えて裏社会で育てられ、仲間の多くを失った過去を感じさせない程、快活ながらにつつましく、若干天然が入った大和美人であることが挙げられる。真面目に実直な態度で依頼に臨みながら、唐突に依頼主に婚期を逃しかけていることを相談しだすなどの天然エピソードにも事欠かず、最近はそういった需要から依頼が舞い込むこともある。相変わらず「鋲狗」の代表役と自称しているが、彼女の脇に佇む同僚たちは、皆が皆かつての同僚の血液を触媒とする従者であることは明らかである。そのことを指摘すると最初のうちは否定するが、尋ねるうちにかつての誇らしい故人たちの昔話に花を咲かせることもある。 唯一残っている過去の遺恨としては、どのような人物からの依頼であっても公平に引き受けるという心情を掲げながら、UGNをあまりよく思っていないことが挙げられる。ハヌマーンの能力で「鋲狗」を一蹴する前にワーディングを展開できなかったのか。正義を謳う組織ならば、裏の世界でしか生きられなかった彼女たちに手を差し伸べられやしなかったのか。そんな考えが頭を過るのだ。もちろん、善性に包まれた彼女がその感情をむき出しにすることはなく、UGN所属する個人個人に対して嫌悪感を抱くことなど更々ない。ただ、あんな無情な人間がいた組織を、どこか好きになれない。それだけなのだ。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/2803183