タイトル:92萌 キャラクター名:きざし 職業: 年齢:12 / 性別: 出身: 髪の色:黒 / 瞳の色:黒 / 肌の色:火傷の痕 身長:167 体重:45 ■能力値■ HP:12 MP:14 SAN:75/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  11   9  14   6   8  15  12  13  12  14 成長等  -2                    -3 他修正 =合計=   9   9  14   6   8  15  12  10  12  14 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      22%  ●《キック》  60%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》31%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15% ●《隠れる》 50%  ●《聞き耳》 60%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%   《図書館》 25%  ●《目星》  29% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%    《信用》  15%  ●《説得》50%  《値切り》  5%    《母国語()》50%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%   ●《オカルト》   60%   《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(絵本)》  60%   《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%   ●《心理学》60%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ:  ○きざし  長い黒髪をし少し不気味な子。  吃音症を患っており、喋る時にどもる癖がある。  前髪から後ろ髪まですべてが長く、目付きも良くないので人相が悪い。  おかげで目も悪いが自覚はない。物に顔を近づける癖がある。  また、過去に何かあったのか全身に酷い火傷の痕がある。  (職業 - 絵本作家) .・━━━━━━━━━━━━ † ━━━━━━━━━━━━・.  ●通過シナリオ  75【四旬節に生まれよ にくまれ子供ら】 KP:3 PL:toto、四片、およ                      PC:みこと、リュウ、まみむ .・━━━━━━━━━━━━ † ━━━━━━━━━━━━・.  【基本性格】  慎重  【追加志向】  味覚音痴  【花ダイス】  小判草(こばんそう):「興奮」「熱狂」             貴方の熱意は人一倍だ。皆がそれについてくるかはわからない。             けれども気にしないのが貴方だ。気づくと孤立しているかもしれない。             それでも止められない熱がある。もうしようがないことなのだと悟るのが貴方。 (四旬節HO4ネタバレ)  木偶の坊、という単語がよく当てはまると自覚している。  僕は背は高いけど行動は遅いし、何をするにも不器用で上手くいかないし、加えて頭も良くない。  何に比較してダメかは分からないけれど、きっと僕はダメな方だ。そう、自覚がある。  筋肉があるわけでも、体力があるわけでも、顔がいいわけでも、頭がいい訳でもない。  ただ木のように背が高くて、  木目のような火傷のあとが醜くて、  枝のように四肢が細くて、  枯葉のように髪はいたんでいる。  欠陥品、木偶の坊。役に立たない。気が利かない。邪魔な存在。  だけど、そんな僕を母さんは愛してくれた。  僕だけの時間、僕だけに愛を説いてくれる時間、僕が人形から人になる時間。  (神への生贄は大抵が血の通った生き物である。   …であれば、僕だって、)  僕は母さんに愛を貰った。母さんは僕に期待をしているのかもしれない。  ちゃんと  人として  生贄として 役割を果たせるのか。  僕にチャンスを与えてくれたのかもしれない。  僕が人になる千載一遇のチャンス。  母さんの愛に 神様の愛に、恩を返す時間が来たんだ。  神様のことは好き。  母さんが愛した存在だからというのもあるけれど、あの神様は唯一僕を求めてくれている。  ……ああでも、 他の人でもよかったと言われたら どうしよう……      どうしよう?  どうもしない。 人形に戻るだけ。  (僕が人になれているのは、神様と母さんのおかげ 忘れてはいけない。   僕は木偶の坊なんだから。   忘れるな、忘れるな)  どうしてここに来たのか?  …どうしてだろう、覚えていない。  僕がずいぶんと、幼い時にやってきたと聞いた、気が、する。  あまり覚えてないからわからない、これが僕の思い込みかもしれない。  日にちの感覚があんまりないから、詳しいことは分からないけど、  これだけ髪が伸びたんだから、きっと随分と立っていると思う。  名前は母さんに貰った。  「あなたはきざしとするわ」  そう言った母さんの言葉を一言一句忘れたことは無い。僕はあの時に僕となった。  きざしが別の何かを指していても、きざしが僕でなくても、  貰えたと思えた気持ちだけは、僕だけの大事な宝物。  でく の ぼう 【〈木偶〉の坊】  ①操り人形。でく。  ②気のきかない人。役立たず。また、そういう人をののしっていう語。でく。  ………  ……  …  ……さて、過去についての話をしようと思う。  語り部たる僕は…そうだな、ひとみとでも呼んでもらえれば幸いだ。  この子供はごく一般的な家庭に愛されて生まれてきた。  父と母、それにこの子供の三人家族。  この子の両親は駆け落ちをしており他に身寄りはいない。  どちらも低所得のようで、冬は風が冷たく夏はセミの声で眠れないような  大層なおんぼろ木造アパートで暮らしていた。  父は40代母は10代と、それはそれは年の差のある夫婦だ。どうやら高校の恩師と生徒らしい。  学生の頃に手を出して、そのまま彼女が高校を卒業すると同時に結婚。  子供を産み、駆け落ちをして、今に至るというわけだ。  まあ何とも波乱万丈な人生を送ってはいるもののそれでもこの家族はそれが幸せだった。  うん、何とも優しく温かな家庭だというわけだね。  赤ん坊から三歳になるまでは父親の給料を頼りに暮らして来たらしいが、流石に限界が近くなったんだろう。  保育園に通わせる金はないからと、子供を一人残して共働きするようになる。  それまで多くの愛を注がれてきた子供であったが、物心ついてきた頃に親が離れる様になってしまった。  だからだろうね、人一倍愛に飢えた子供に育ってしまったようだ。  誰かに甘えるなんて知らないんだ、だって傍に甘えられる人間がいないから。  その子が眠りについた頃に両親が帰ってきて、起きる頃にはいなくなっている。  おかげか、1人を実感するのはとても簡単だった。  とはいえ擦れた子供に育たなかったのは、  穏やかな思考を持つ両親のお陰かもしれないし、下手に回りすぎる思考のせいかもしれない。  小学校に上がる頃にはそういった欲望を隠せるようになっていた。  両親の前では笑顔を見せ、周りには友達も多く、ドジは多いものの努力家。  絵を描いたり空想を侍らせたり本を読んだり。笑った顔が可愛らしい子供だと周囲の評価はそれなりだった。  それを愛と受け取っていたかというと否となってしまうが……居心地は良かったといえただろうね。  そんな平穏で平坦で何の起伏もないつまらないほどに幸せで包まれた生活は、唐突に終わりを告げることとなる。  子供が小学校に上がって暫くしてから…ああそう、五月の半ば、風の強い日。  アパートが全焼する火事が起こったんだ。深夜帯だった、生存者は一名のみ。  最初に伝えただろう?この子が住んでいるアパートは古い木造建築。それはそれは簡単に燃え広がるというものだ。  生存者とは勿論この子供の事をさすんだけれど……どうして生きていたかって?  ふふ、偶然が重なっただけさ。なにも大きな理由はない。  たまたま深夜に起きてトイレに行っていたおかげで入り口に近い所にいた、というだけだ。  救助が早かったから助けてもらえた。 本当に、ただそれだけ。  ""運がよかった""んだろうね。 ふふ  ああでも、可哀想なことにこの火事のお陰で全身に火傷を負うこととなってしまった。  顔は醜く潰れて、皮膚は赤黒く爛れてしまう。  まあでも、命あっての物種とか、生きていてこその救いだ…って、世間は言うでしょ?  そういうことだよね。  ……とはいえそれが救いかどうかは僕には判断付けられないなぁ。  どうしてって、この子はそれから、一人助かってしまったことで事件の犯人として疑われることになる。  学校ではいじめをうけ、世間からの目はバッシングの嵐。庇うものなど誰一人いない。  一応事件の真相としては下の階に住んでいた大学生の寝煙草らしいけど……  まあ、他人の不幸は蜜の味だからねえ。こんな子供を庇って得する人間なんてたかが知れている。  残念で勿体ないことに、こうしてこの子供の幸せな生活は終わりを告げたんだ。  身寄りのないこの子が引き取られることになったのが、今いる施設『アネモネ』。  愛に飢えたこの子が母である古明地逢に陶酔するのは時間の問題だった。  ああそうだ、話していなかったけれどこの子はここに来る前に自己防衛のために別の人格を生み出している。  まあ小学一年生が背負うには大きすぎる現実だったという事だね。そこは甘えさせてほしいかな。  おかげで過去の記憶が曖昧になっているのだけれど……うーん、思い出すことはあるのかな。  僕は無いと思うよ。僕が観測している限りね。  元の子供を知っている人からしたら随分と口数の少ない子になったと驚くかもしれないけど、  僕からしたら何も変わったところは無いと思うかなあ。  元から自己評価は低いし、愛に飢え切っているし、依存先が一つできたら十分に生きていけるし、  何より自分自身の価値を見出していないからね。  ……ここまで話しを聞いてくれてありがとう。改めてお礼を。  これから先も僕と一緒にこの可哀想で可愛い『きざし』くんを見守ってくれたら嬉しいかな。  もちろん、変なちょっかいは出さずに観測者は観測者らしく、大人しくね。  僕の大事な大事な人身御供の『きざし』くんが壊れちゃったら、僕が愛に飢えちゃからさ  ひとみ‐ごくう【人身御供】   1 人間を神への生け贄 (にえ) とすること。また、その人間。人身供犠 (じんしんくぎ) 。   2 集団または特定の個人の利益のために、ある個人を犠牲にすること。また、その個人。  ひと‐み【人身】   生きている人のからだ。生身 (なまみ) 。  …  ……  ………  褒めてほしいわけじゃない。認めてほしいわけじゃない。  沢山もらった愛に ただ お礼を  愛してくれてありがとう 母さん .・━━━━━━━━━━━━ † ━━━━━━━━━━━━・. ・HO4  長い監禁生活に伴い、  STR-2、SAN-10、EDU-3。  あなたは古明地、つまり母に連れられ、  時折独房の外に出ていた。  連れていかれるのは決まって小さな部屋。  その椅子に座らされ、あなたは繰り返し、  母の信仰している神について聞かされていた。  更に、その神の宿る器として  自分が選ばれているということも。  檻から解き放たれた今、  ここでのすべてが壊れてしまう前に、  あなたは母の言う通り、  神の器となる役目を果たさなければならない。  たとえ、何が犠牲になろうとも。  ♪ 名前の無い怪物 - EGOIST    『 黒い鉄格子の中で 私は生まれてきたんだ 』 ■簡易用■ きざし() 職業: 年齢:12 PL: STR:9  DEX:6  INT:12 アイデア:60 CON:9  APP:8  POW:14  幸 運:70 SIZ:15 SAN:99 EDU:10 知 識:50 H P:12  M P:14  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:200 個人技能点:120) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]