タイトル:アリウム キャラクター名:アリウム 種族: 享年:12 髪の色:しろ? / 瞳の色:ぴんく / 肌の色:あおじろい 身長:155 体重:ほそい ポジション:アリス クラス: ステーシー / ゴシック 初期配置:煉獄 行動値:9 ■パーソナルデータ■ 暗示:渇望 [記憶のカケラ] 内容 たからもの 24大切な宝物の記憶。たぶんいま持ってる宝物のこと。かなり強い絆を感じる 切り傷 18  切り傷の記憶。 青い空 空へのあこがれ [未練]    内容    狂気度  発狂時 たからもの  への 依存 ■■□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) シャルロット への 保護 ■■□□ 常時密着(自身か対象以外は移動マニューバの対象にできない。また、対象が違うエリアにいるなら移動以外の効果持ちのマニューバは宣言できない) ジェミニ   への 依存 ■□□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) マーキュリー への 執着 ■■□□ 追尾監視(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はあなたへの未練に狂気点を得る)        への    ■■■□ ()        への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   1   1   0 サブクラス   0   1   1 ボーナス 寵愛 =合計=   1   3   1 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名 : タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  おひめさま   : ダメージ  : 0   : 0~1: 自身がダメージを受けたときに使用可。対象の姉妹1体の次のアクションのコストを-1 [メインクラス] 庇う      : ダメージ  : 0   : 0~1: 対象が受けたダメージをかわりに受ける。1ターンに何度でも使用可能 [メインクラス] 肉の盾     : ダメージ  : 0   : 0~1: ダメージに付随する効果を打ち消す [メインクラス] 死人の流儀   : ジャッジ  :    : 0~1: 支援2か妨害2.基本パーツ一つ破損。 [サブクラス]  肉の宴     : アクション : 1   : 自身: 損傷したパーツを一つ治す [サブクラス]  背徳の悦び   : ダメージ  : 0   : 自身: 使用済みの「ダメージ」「ラピッド」「ジャッジ」の一つを再使用可能にする [頭]      のうみそ    : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま     : オート   :    :   : 1 [頭]      あご      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      こぶし     : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで      : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた      : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      スコップ    : アクション : 2   : 0  : 白兵攻撃1+切断(相手は切断判定+2)、防御によって軽減されない [胴]      よぶんなめ   : ジャッジ  : 1   : 0~1: 支援2 [胴]      せぼね     : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      うじむし    : オート   : なし  : 自身: バトルパートにてターン終了時、パート終了時壊れていたら修復していい [胴]      スチールボーン : ダメージ  : 1   : 自身: 防御1+切断無効 [胴]      やぶれひまく  : ダメージ  : 0   : 自身: 防御2 [胴]      たからもの   : オート   :    :   : バスケット [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし      : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 ■その他■ 寵愛点:30点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     12点( 12 /  )     2点をジェミニに対して未練追加。10点をクラススキル 1     18点( 12 /  6)     2点をマーキュリーに対して未練追加。10点をクラススキル。4点狂気点減少 2     0点(   /  ) メモ: 「青い空」 小さい頃、絵を描くことが好きだった。 赤、黄、緑、青……。色をパレットにとって筆で画用紙を撫でる。 色はじわりと、時としてすーっとなじみ、にじみ映えて見えた。 その中でも私は、確か青が好きだった。 だから空を描くのが好きだった。空のために垂らした青はどこまでも高くどこまでも深く感じられた。 少し怖いけどどこか心地よい、空の絵。自分が描いたものでもポスターや写真で見るのも好きだった。 だがいつからだろう。その青い空を見なくなったのは。 いや、絵には描いた。写真やポスターにも。でも自分の目で空を見なくなっていった。 何故だろう?まだ思い出せない。 ふつふつと湧いてきた幼いころの願望。 青く澄み渡った空の下、友達と遊ぶ。そんな子供として当たり前の生活は無くなっていたんだ。 いつから?何故?どうして? 答えは出ない。でもその必要はないかもしれない。 今、幼い私ではなく今の私。青い空を見ればそのモヤモヤは晴れる気がする。 澄み渡った空のように。私はそう思う。 「切り傷」 小さい頃はよく泣いた。頬やひざをちょっと切ってつけた傷で。 多分血が怖かったんだと思う。痛みよりもなれないものを見るのが怖かった、かもしれない。 でも決まって誰かが手当てをしてくれた。 母親、友達、近所のお姉さん。みんなが手を差し伸べてくれた。 絆創膏ひとつで傷が痛くなくなる気がしてた。 今思えば、痛みや恐怖は誰かの思いやり、気遣いで上書きされていたからなのかも知れない。 一人じゃない。ということは今も昔も一つ自分を助けてくれる。 きっとこれからもそうなのかもしれない。 そんな中、自分の記憶の中にもやがかかっている。 手を差し伸べてくれた人たち、母親以外をうまく思い出せない。 この靄はいつか晴れるのだろうか? 「空への憧れ」 空が幼いころから好きだった私は年を重ねるにつれ思いは強くなっていった。 青い空、そこに行ってみたい。そんな思いだ。 そんな私の夢をかなえてくれるものがあった。飛行機だ。 空を飛ぶ飛行機に乗れば空に行ける。あの青を間近で見られる。 しかし、当時その夢はかなわなかった。 戦争中の国内では飛行機には乗れなかった。少なくとも戦争が終わるまでは。 聞けば昔は飛行機が毎日何機も飛んでいたとか。 羨んだ。昔に行けたらな、と何度も思った。 しかし時間は進めど戻ることはなかった。 そんな願望を抱えながらも日々を過ごしていた。 そんな中、戦争の影響は自分の生活に影響を及ぼしてきた。 大人が言うにはすぐにこの町を含めた国の全土が滅茶苦茶になるかもしれない、と。 にわかには信じられなかったが私は母に連れられ施設に向かった。 施設に入れられてすぐに母と別れた。いや分けられたのだ。 そこで私は自分と同い年ぐらいの女の子に出会った。 名前は「シャルロット」。 年が近いこともあってすぐに仲良くなれた。 私たちが出会った場所は大人がいない場所でいくつかの部屋に分かれて子供だけが生活しているようだった。 しばらくして私たちの部屋には二人新しく入ってきた。 私たちより少し年上ぐらいの女の子。 一人は金髪で少し目つきが鋭い子。もう一人は銀髪で糸目の子。 二人も家族と離されたと言っていた。 そうして私たちは4人で生活することになった。 不思議な事に生活をしている上この部屋の人に気がいった。無論、母親も心配だったのだがそれよりもだ。 シャルロットという少女は早いうちからこの施設に入れられておりずっと一人だったという。 そのせいか最初は怯えていたようにも見えたがすぐに打ち解けられた。 其れでもたまに彼女が見せる切ない表情はかつてのいやな記憶を払拭できないからだと、そう思った。 その嫌な記憶を何か楽しいことで上書きできないかと思った。 そして私は絵を描いた。自分の夢を語りながら。そしてペンを彼女に渡した。 夢をみんなで描こう、と。過去にとらわれるのではなく未来に夢を。 そして4人で絵をかいたり夢を語ったりした。 未来でそれを叶えようと。 「惹かれるからこそ」 止まることの無い時の流れに自分たちは置いて行かれた。 成長はあの日のまま止まり、精神は目覚めたばかりでおぼつかず、記憶は今よりも過去が鮮明に映る。 それでも自分の周りには友人とも呼べる人がいて同じ目標に向かって進んでいる。 それは生前の最後の記憶の続きであるが故に時の流れに困惑する。 空が近づいてくる。そんな気がした。 今自分たちが向かっているのはロケットの発射場、それが曰く付きであれ発射場には違わない。 空を飛ぶ事にあこがれた。青が惹きつけた思いはある日をきっかけに加速した。 夕食時、食卓に並べられた料理を食べながらテレビを見ていた。 そこに写っていたのはロケットだった。 宇宙について話していたそれの内容なんて覚えていなかったがロケットと宇宙から見た空の青さは鮮明に思い返した。 だから、あの施設でマーキュリーがロケットの話をしたとき、真っ先に喰いついて二人を唖然とさせた。 マーキュリーは宇宙(そら)に、私は空にそれぞれ惹かれていた。 夢としてのそれはどんな時も自分を支えてくれた。 サイレンが鳴ったあの日も、母と離れ離れになったそのあとも。 そして私と皆を繋いでくれた。約束と夢が今に至るまで。 それこそが宝物。