タイトル:メイド従者 キャラクター名:レム 種族:ナイトメア [特徴:異貌、弱点[土、銀+2]] 生まれ:傭兵 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:20歳 性別:女性 髪の色:水色 / 瞳の色:水色 / 肌の色:白 身長:154cm 体重:53kg 経歴1:忘れられない恐怖を体験したことがある 経歴2:命を救われたことがある 経歴3:異種族を怖がっている 穢れ度:1 ■能力値■      技     体     心 基礎    7     15      8    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F  11   2   6   3   6  10 成長   4      6   3   3   2 →計:18 修正 =合計= 24   9  29  21  17  20 ボーナス  4   1   4   3   2   3    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  10  10  42  38 特技        15   0 修正 =合計= 10  10  57  38 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:7 Lv ファイター  7 Lv  / プリースト/グレンダール 6 Lv エンハンサー 3 Lv  /              Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名      : 効果                       : 前提 [p2122] タフネス      : 最大HP+15                    : ファイターLv.7 [p1-289]魔法拡大/数    : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別     : [p1-281]武器習熟A/フレイル : ダメージ+1、Aランク装備可能           : [p1-292]マルチアクション  : 制限移動を条件に、近接攻撃と魔法を両方行使できる : [p1-281]武器習熟S/フレイル : さらにダメージ+2、Sランク装備可能        :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   0  9  42 修正 特技        0 =合計=  0   0  14m  42m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名    : 効果: 前提 [p]  キャッツアイ  :   : [p]  ビートルスキン :   : [p]  マッスルベアー :   : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : 7  11  11   8 グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 2600  2H  27  -1  10  47  10  14 [フレイルA] *スコーピオンテイル / (1-307p) =価格合計= 2600 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 20   0   6  12700 ドントレシアの堅忍鎧 / 物理ダメージを受けるたびに防護点+2 盾 :              / 修正: = 合計 =    8   7  12700 G (回避技能:ファイター) ・装飾品    価格 名称       / 効果 頭 :2000 決死のハチマキ  / 耳 :100  聖印       / 顔 :            / 首 :1700 素敵に変身リボン / 常にメイド服姿に 背中:            / 右手:1000 宗匠の腕輪    / 左手:1000 剛力の腕輪    / 腰 :3000 ブラックベルト  / 足 :2000 韋駄天ブーツ   / 他 :            / =合計=10800 G ■所持品■ 名称     単価 個数 価格 備考 冒険者セット 100  1   100 保存食    50  1   50 着替えセット 10  1   10           1   0 魔晶石5点分  500  3   1500 =所持品合計=    1660 G =装備合計=    26100 G = 価格総計 =   27760 G 所持金    2640G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 2 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 神聖魔法 6       8 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ ○ 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、親の種族の言語 技能習得言語: ■名誉アイテム■ 点数 名称 200 グレートソード級冒険者 所持名誉点: 164 点 合計名誉点: 364 点 ■その他■ 経験点:720点 (使用経験点:24500点、獲得経験点:22220点) セッション回数:18回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 筋力    16200点(16200 /   / 回) 2- 器用度     0点(   /   / 回) 3- 器用度     0点(   /   / 回) 4- 筋力      0点(   /   / 回) 5- 精神力     0点(   /   / 回) 6- 筋力      0点(   /   / 回) 7- 器用度     0点(   /   / 回) 8- 生命力     0点(   /   / 回) 9- 精神力     0点(   /   / 回) 10- 筋力     0点(   /   / 回) 11- 器用度    0点(   /   / 回) 12- 生命力    0点(   /   / 回) 13- 知力     0点(   /   / 回) 14- 筋力    5420点(4500 / 920 / 回) 15- 筋力     0点(   /   / 回) 16- 知力    600点(   / 600 / 回) 17- 生命力    0点(   /   / 回) 18- 知力     0点(   /   / 回) メモ: 【概要】  片目を隠した青い髪に小柄な体。 その身を纏うメイド服と可愛らしいイメージをぶち壊しにするような特大フレイルを携えたナイトメアの少女。  涼しい風で、大の大人ですらまともに持ち上げられないフレイルを振り回すその姿は一度見たら忘れられない程の衝撃を与えるほどで、青い髪やその髪に隠れた一本角、そして外見に似合わない膂力から”青鬼”と呼ばれ、冒険者の間で注目を集めている。  基本的に冒険者として、特定の所属を持たずにフリーランスの冒険者として活躍していが、謎の人斬りと戦っているのを目撃されたり、貴族の屋敷に入っていく姿を噂されたり、自称勇者のお供として活躍していたりと、何かと噂の絶えない人物である。 【性格】  感情表現が苦手だが、非常に一途な性格であり、決めた事はやり通そうとする気質の持ち主。  親しい人以外はあまり言葉を交わさない為に、無感情な奴と思われやすいが、それは単純に言葉を介して感情表現が苦手なだけであり、表情自体はよく見ればころころと変わっており、感情豊かである。  特に、自分の尊敬する人物や、恩人に対してはその性格が如実に出ており、その者たちから出された指示や頼み事は喜んで引き受ける。  本人も人に尽くすという行為に生きがいを感じている為に、あれやこれやと喜んで(親しい者限定ではあるが)他者に尽くしていく。 所謂人をダメにするタイプ。  また、信頼する者に対しては盲目的かつ妄信的であり、ごく一部を除いて恩人たちの指示が倫理的に問題があるような事でも、自分の想像にもおよびつかない凄い事をしているのだろうと、前向きな自己解釈して従ってしまう面も持つ。  そんな彼女の内面は心の中での永遠の自己否定と人間に対する嫌悪で覆われている。  過去にナイトメア差別主義の人間に捕まり、奴隷として扱われたさい、彼女の姉は妹である彼女を庇い続けた。  その結果、姉は角を失い、更には日常生活に支障をきたすほどの重傷を負った。  姉のそんな姿を見ていたために、自分がいたせいで姉の人生を余計に狂わせてしまった、と言う思いが強くあり、なにを行っても、姉がまともな状態だったら、もっとうまく出来た筈だという想像が過ぎる。 その度に、彼女は自分が姉の代わりに壊されるべきだった、と思い、深い自己否定を行う。  恩人の言葉に盲目的に従うのは、相手に対する尊敬もあるが、それ以上に、自分の判断などゴミでしかないと言う彼女の自己否定から来るものであり、求められる事がなければ、彼女は例外を除いて自分の意思を示そうなどとは決して思わないからである。  彼女が意思を見せる例外は、人間に対する嫌悪である。  自分と姉の人生を奪った”人間”という種を心の底から憎悪しており、自分や姉、恩人たちに近づいてくる人間に対しては敵対心を隠さない。  負い目よりも、自己否定よりも、根深く”人間”に対する憎悪を示すのは、自分達の人生を狂わせた怒りも勿論あるが、全てを”人間”のせいにしていれば、自分の心を考えなくていいという後ろ向きな想いも混ざっているかもしれない。 【経歴】  彼女の生まれは人里離れた山奥にある村だった。 その村は人族の中では珍しく、穢れに対する忌避が薄く、ナイトメアの双子として、母体を大きく傷つけながらも姉と共に生まれてきた彼女を差別する事は無かった。  そんなナイトメアにとって恵まれた環境で生まれながらも、彼女は内向的な気質を持っていたため、常に姉の後ろを付いて回る様な存在で、姉であるラムもそんな彼女を見て、自分がしっかりしなければならないと感じたのか、率先して彼女の前を歩くようになった。  程なくして、ナイトメアの双子の出産に力を使いつくした母親は他界し、悲嘆に明け暮れるも、そんな彼女を見た姉のラムは、自分が妹の母親代わりにならなければと思う様になり、率先して母親が受け持っていた仕事をこなすようになった。  彼女はそんな姉を尊敬しており、姉と共にいればきっと何もかも上手くいくのだと思っていた。  そんな時だったのだ。 冒険者と名乗る人間たちがその村に現れたのは。  冒険者の人間たちは、立ち寄った村が他の者たちが知らない未踏の地であり、物資を持ちながらも大した戦力がない事を理解した途端に、容赦のない略奪を始めた。  逆らう者たちに刃を突き立て、逃げる者たちを狩っていく。 双子の姉妹である彼女たちも、それに抗うほどの力がなく、追い詰められていく、そして逃げ場を奪われた時、冒険者たちは彼女たちが優れた容姿を持つナイトメアの双子である事を知ると、殺すではなく捕らえる事に決めたのだ。  冒険者たちに捕らえられた彼女達は、金の為に悪趣味な貴族に売られた。  売られた先で、下種な顔を浮かべる人間の貴族の前で、彼女は怯える事しか出来ずにいた。  ただ俯いて、目を閉じて耳を塞ぐ事しか出来なかった。  人の命を簡単に奪う人間と言う生き物が恐ろしくて、自分達を弄ぶ事で笑みを浮かべる事の出来る人間と言う生き物が理解出来なくて、何もできずにいた。  だけど、姉は違った。  ラムは妹である彼女を守るために、毅然に立ち向かって言ったのだ。  「妹に手を出さないで」  そう意思を持った瞳で言った姉に対し、人間の貴族は悪趣味な事を考えた。  ならば、その心を徹底的に折ってやろうと、姉の心を折れていく様を妹にも見せてやろうと。  それから、来る日も来る日も、姉は人間たちからありとあらゆる責め苦を受けた。  角を折られ、身体をボロボロにされ、再起不能になるギリギリまで追い詰められた。  その間。 彼女が何をしていたかと言うと、ただ見ていただけだ。  恐怖に縛られて、姉が壊されていくのをただ見ていただけだ。  姉についていけば、きっといい方向に向く。 そういう風にしか考えたことがなかったから、姉に頼る事でしか生きて来なかったから。  自分が代わりになるなんて言葉は言えなくて、姉の将来が奪われていくのをただ、じっと見ていた。  もし、この後に救出劇が為されなければ、彼女はきっとそのまま何も成す事が出来なかっただろう。  その後、二人は悪趣味貴族の本性を見抜いたエルフの少女、ヴィクトリカによって救われた。  ヴィクトリカによって保護され、安全な場所を提供された所で、彼女は激しい後悔に襲われた。  姉は日常生活は送れるようにまでは回復したものの、もう二度と無理をしてはいけない身体になっていたのだ。  自分が、ただ見ていたせいで、何もせずに姉に頼り続けていたせいで、姉の将来を奪ってしまった。  その事を理解した時から、彼女の中で、自分が姉の代わりにならなければならない、と言う強迫観念が生まれた。  姉のように頼まれた事は進んで引き受けた。 やった事ないような事も、姉ならば出来るのだと思って挑戦した。  経験のないことなどは当然のように上手く行かず、その度に姉ならば出来た筈だと自己嫌悪に陥った。  ただひたすらに、自分の中にある姉の姿を追い続けて、自分との間に苦悩する日々の中で、彼女は知った。  あの悪趣味な貴族が、ヴィクトリカに復讐をしようと企みを行っている事に。  彼女は躊躇う事なく、貴族たちを殺すためにたった一人で行動した。  姉を助けた恩人を救うためと、復讐の為に。  しかし、一人の力とは、集団の前ではあまりにも無力で、窮地に陥った彼女の前にその男は現れた。  傲岸不遜で理不尽な、勇者を名乗る男。  他者に頼って自分は動かないその男は、彼女の過去のようにも思えた、しかし、その精神はあまりにも彼女とは似つかない。  何故そこまで自信を持てるのか意味不明で、吐く言葉は理不尽そのもの。  けれど、彼女では成し得ない。 集団を率いる力を持って彼女の窮地を救ってみせた。  その男が、勇者であるかどうかは分からない。  けれど、自分にないものを持っている事は確かなのだと理解して、彼女は恩人にその男を紹介する事にする。 「ヴィクトリカ様。 このお方が、勇者様でございます」