タイトル:ぐらしす用 キャラクター名:メイシャ・トライスラー 種族:人間 [特徴:剣の加護/運命変転] 生まれ:魔動機師 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:23 性別:女 髪の色:茶  / 瞳の色:黄  / 肌の色:白 身長:157 体重:54 経歴1:投獄されたことがある(冤罪) 経歴2:同じ夢を何度も見ている⇨空っぽ故に何も見ない 経歴3:異種族の友人がいる(交友関係は広い) 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    8      4      9    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   6   9   7   6   9  10 成長   5   4   5   2   9   9 →計:34 修正   2            2 =合計= 22  22  16  12  31  28 ボーナス  3   3   2   2   5   4    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  12  14  42  55 特技         0   0 修正 =合計= 12  14  42  57 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:10 Lv シューター  10 Lv  / マギテック 9 Lv スカウト   9 Lv  /  セージ   3 Lv エンハンサー 1 Lv  /        Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名      : 効果                        : 前提 [p2120] トレジャーハント  : 戦利品のロールに+1                 : スカウトLv.5 [p2123] ファストアクション : 戦闘の第1ラウンドで先手なら、主動作を2回行える   : スカウトLv.7 [p2120] 影走り       : 乱戦エリアの脇を通り抜けるとき、乱戦を宣言されない : スカウトLv.9 [p1-280]ターゲッティング  : 誤射しない                     : [p1-281]武器習熟A/ガン   : ダメージ+1、Aランク装備可能            : [p1-293]狙撃        : 次の射撃攻撃の差が3以上での命中時、攻撃力2倍化   : 2H射撃武器 [p1-280]鷹の目       : 乱戦エリアや遮蔽物越しに射撃・魔法攻撃可能     : [p2-230]命中強化      : 命中に+1                      : [p]            :                          :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   8  12  22  66 修正 特技        0 =合計=  8  12  22m  66m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名   : 効果  : 前提 [p]  キャッツアイ : 命中+1 : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター :10  13  12  13 ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 2000  2H  10     14     11  18 [ガンA] *テンペスト / 射程30m,装填数6 (1-314p) 3500  2H  15   1  16     10  16 [ガンA] *ロングバレル / 射程50m,装填数1,ダメージ+1 ABC【おしゃれな】C値-1 専用化 器用+2 (1-314p) =価格合計= 5500 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  1   0   2   15 クロースアーマー / 盾 :              / 修正: = 合計 =    0   2   15 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称            / 効果 頭 :2000 セーフティメット      / クリティカル無効 場合によりノーダメ 耳 :5000 ディスプレイサーガジェット / 顔 :   伏倪の啓瞳         / 詳細欄参照 【古傷の】 首 :                 / 背中:5000 ウェポンホルダー改     / 右手:                 / 左手:500  器用の指輪         / 腰 :100  バレットポーチ       / 足 :200  マギスフィア(小)     / 専用化 使用時知力+2 他 :500  敏捷の指輪         / 他 :8000 セービングマント      / =合計=21300 G ■所持品■ 名称             単価  個数 価格  備考 冒険者セット         100  1   100 弾              50   10  500 魔香草            100  10  1000 生活費            30   27  810  質素な生活30 弾(在庫)              123  0 弾(装填)              0   0 生活費(エミリア)      20   10  200 即応弾(12発)       100  7   700  在庫55 アビス強化          4000  1   4000  ロングバレル 【おしゃれな】のアビスカース 1248  1   1248  収入の一割以上を消費しなければならない フェルメラへの返済      250  1   250 4点魔晶石           400  9   3600 手土産            400  1   400  平和になった暁に エミリアへ          11500 1   11500 月光の魔符Ⅱ          1500  2   3000 月光の魔符1          500  1   500 =所持品合計=   27808 G =装備合計=    26815 G = 価格総計 =   54623 G 所持金     65G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 5 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 1  名前  Lv 追加修正 魔力 魔動機術 9       15 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ ○ 魔動機文明語○ ○ / 魔神語       - - 魔法文明語 ○ - / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、地方語 技能習得言語:魔動機文明語、3個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称  50 専用化(ウェポンホルダー)  50 専用化(ウェポンホルダー改)  50 死骸銃遊技入門  50 アンチミサイルショット習得 100 マギスフィア専用化  50 ロングバレル専用化 所持名誉点: 360 点 合計名誉点: 710 点 ■その他■ 経験点:870点 (使用経験点:63500点、獲得経験点:61370点) セッション回数:34回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 筋力    2500点(2500 /   / 回) 2- 精神力     0点(   /   / 回) 3- 器用度   1700点(1700 /   / 回) 4- 筋力    2180点(2180 /   / 回) 5- 精神力     0点(   /   / 回) 6- 精神力   1820点(1820 /   / 回) 7- 精神力   1990点(1990 /   / 回) 8- 知力      0点(   /   / 回) 9- 知力    2410点(2360 /   / 1回) 10- 器用度    0点(   /   / 回) 11- 精神力   2810点(2760 /   / 1回) 12- 筋力     0点(   /   / 回) 13- 器用度   2440点(2440 /   / 回) 14- 筋力     0点(   /   / 回) 15-        0点(   /   / 回)  フェルメラからの融資 16- 器用度   2210点(2060 /   / 3回) 17- 敏捷度    0点(   /   / 回)  カトアの呪い 18- 知力    4930点(4880 /   / 1回) 19- 筋力     0点(   /   / 回) 20- 敏捷度    0点(   /   / 回) 21- 生命力   3560点(3560 /   / 回) 22- 知力     0点(   /   / 回) 23- 敏捷度    0点(   /   / 回) 24- 敏捷度   4820点(4820 /   / 回) 25- 精神力    0点(   /   / 回) 26- 精神力    0点(   /   / 回) 27- 精神力   5200点(2000 /3100 / 2回) 28- 知力     0点(   /   / 回) 29- 器用度    0点(   /   / 回) 30-      2220点(2170 /   / 1回) 31- 知力    2970点(2970 /   / 回) 32- 知力     0点(   /   / 回) 33- 知力     0点(   /   / 回) 34-      13350点(   /13300 / 1回) 35- 生命力   4260点(4260 /   / 回) 36- 知力     0点(   /   / 回) 37- 精神力    0点(   /   / 回) メモ:  冒険の理由:家族をすべてを失ったので  ギアアンティークで作ったキャラの供養  一般技能:リペアラー(Lv5)       ウェポンスミス(Lv1)       ノーブル(Lv4) ナルニス ナル フェルメラ フェル姉 エミリア エミリアちゃん 短縮版   明るく快活な女魔導機師の人間。名が売れるほどではないにせよそこそこ交友関係が広い。   冒険に求めることはスリルとロマン。刹那の達成感のためにその引き金を引いている。 来歴  とある小国ヴァルモン出身の女性。ヴァルモンでは魔動機術が盛んであり、トライスラー家はその内でも指折りの技術を持つ工房として知られていた。メイシャはその後継ぎとなるべく職業校での勉学に励んでいたが、幼少の折ヴァルモンの技術を狙う大国からの侵略を受ける。この戦争によりヴァルモンは壊滅。多くの職人が捕虜になった。この中メイシャは母となんとか落ち延びるものの父は行方不明となる。その後難民として各地を転々としながら青春時代を過ごす。その際に、どのような場面でも自分を守る母の背中に一種のあこがれを抱き、女性への恋愛感情を持つようになる。  二十代に差しかかる直前に現在の拠点であるハルシカへと向かうことになるが、そこへ向かう最中で蛮族の襲撃に遭い最愛の母が死亡してしまう。なんとかメイシャだけはハルシカの防衛隊の元へ駆け込むが、そこで「ハルシカ近郊まで蛮族侵入の手引きをした」とあらぬ疑いをかけられ投獄されてしまう。なんとか釈放されたもののそこは何の伝手もない異国の地、そこで彼女は生きるための方法として過去に学んだ魔動機師の技術を活かして冒険者となる道を選ぶ。そこでなんとか安定して生活できる基盤を確保、ダドなど友人もできはじめ現在に至る。 人物像  明るく快活な女性。自身がすべきことだと思ったことは貫き通す性格。異性に恋愛感情の一切を持たないため比較的男性との距離が近い。その影響か異種族との交流も多い。  実際のところ、快活な外面は難民生活の中で学んだ処世術である。実際の彼女は元の家柄の良さもありそこそこ落ち着いた人物である。難民生活中では大人しい性格ではうまくいかないことが多く、対外用としてサバサバとした物おじしない自分を作り出した。   第二次性徴期のほとんどを難民として過ごしたためにその性格は情人と比べて命のやり取りにはシビア。死にたくないなら殺られるまえに殺れ。を素でするのでたまに引かれたりする。  目指す夢は存在しない。何もない自分を隠すため、強固な外面に心を隠す。そんな膠着した心を解きほぐすような出来事がいつしかあるのだろうか……(身勝手な匂わせ) 魔剣:伏倪の啓瞳(ビホルダー)  狩人の目+ナイトゴーグル+強化スポッタードール(スポッタードールとの重複なし)+狙撃保留  狙撃保留:一度狙撃を宣言すれば、その後別の行動をした場合でも狙撃が効力を失わない。   狙撃対象へアンチミサイルショットを行使する場合命中+1  狩人の目:マモチキ失敗でレベルが分かる。成功で命中+1  ナイトゴーグル:MP1消費で暗視効果  強化スポッタードール:狙撃実行時命中+3 日記 1.Shall we dance ?  ダドは全く面倒な役を押し付けてくれた。まさかパーティの後釜に私を据えようとするなんて。でもああいう場の頼みを断れないのが「メイシャ・トライスラー」。なら、もう私は断ることができない。ダドめ。あとで覚えておけ。ただでこき使ってやる。  でも、あのパーティの空気感には驚いた。まだ入ったばかりのエルフが完全に溶け込んでいる。見てきたパーティはどこかしらに人間関係の問題があるものなのだけど。でも面倒ごとに巻き込まれるのはごめんだ。一回適当に冒険についていけば辞退する理由もできるだろう。  冒険に出て驚いた。あのメリア。思っていたよりも冒険者の要件を満たしている。無辜のの被害者への同情心。今回は裏目だったけど立派なものだった。ルーンフォークもそうだ。普段抜けたことばかり言っているが占めるところはきちんと占めている。ダドがいたころはさぞ良いパーティだったんだろう。  ……この私が、まさか涙を流すだなんて思ってなかった。ママを失ってから。独りになってから。とうに涙なんて枯れ果てたかと思ってたのに。大切なものすべてを奪う蛮族がママを殺した蛮族と重なったからだろうか。  もしかしたら。この人たちと冒険を続ければ空っぽの私にも何か大事なものができるかもしれない。そんな気がする。もう少し一緒に冒険するのも悪くないかもしれない。 2. はじめてのおつかい  フシャストリのトップと会うことになるなんて、面倒なことにならないといいんだけど。相手はあのハルシカに恭順を誓う国の長。変に関われば何をされるか分かったものじゃない。スケープゴート?汚れ仕事?警戒するに越したことはないだろう。  あの暗殺者兄弟の魔剣を使ったコンビネーションは危なかった。何か一手異なっていれば、もしかしたら私は死んでいたのかもしれない。実際、ナルニスの足元への転移を防ぐことができなかった。もし暗殺者がナルニスへ攻撃していたら私に防げただろうか。次は、しくじらないようにしなければ。  エミリアはあの暗殺者のために涙を流していたけれど、私にはその涙の理由が分からなかった。殺しに来た相手が命を落とした。それだけの話のはずなのに。でも、たった一つ。思うところがあるとするなら。                   暗殺者の女。死の前に母親の顔を見れるなんて、なんて羨ましい  あの魔剣についてどう折り合いをつけよう。私にはあの魔剣がヒトの臓物でできているような、おぞましいものに見えて仕方ない。どうしよう。せっかく手に入った魔剣、使わないなんてありえない。頭では、わかっているのだけど…… 3.Beast Hunting  今回の依頼は比較的普通の獣狩りだった。最後に待ち受けていた合成獣には驚かされたけど、このパーティでやってくにはあれぐらいはポンポン出てくる覚悟はしておいた方がよさそう。最後のアレは引っかかるけど、あんなものただの冒険者の私たちは関係ないだろう。  勢いとは言えまさか私が「仲間」だなんて。目の前で奪われそうになった命に動揺したからだろうか。それに遮られたあの言葉の先。いったい私はなにを口走ってたんだろう。今更空っぽの私が変わるなんて。変わりたいだなんて。でも、悪くないかも。そう思ってしまうこと自体既に私は変わってきてるということなんだろう。ガラじゃない。まったくこんなことを考えるなんて、『私』のガラじゃないのに。 PS.  やってはいけないこと:エミリアの厨房への侵入を許す Dia de Muertos   初めての奈落、その先にいたのは私の鏡だった。育ての親を目の前で失い、遺されたものに縋ったものの末路。世界には自分の生き写しが3人はいると酒場のおじさんが言っていたけど、ここまで似ているなんて趣味の悪い。  もしママが私に何かを遺していたとしたら。多分私は同じことをしていただろう。いや、絶対に、だ。確信がある。あちらとこちらを隔てる壁は思った以上に薄い。ちょっとの違いで私はあちら側に立っていたのだろう。もしかしてママが何も遺してくれなかったのってこうなることを予期していたの?  カトリーナには余計なことを言ってしまった気がする。今思い返してみれば、アレは多分自虐だったんだろう。カトリーナに自分を見て、自分への怒りをぶつけただけだったんだと思う。そんなどうしようもない私の怒りを受け止めてくれて、カトリーナはこちらに帰ってきてくれた。こんな事を言うのはおこがましいかもしれないけど、救われた気がした。私も、前を向いて生きてもいいのかな。  でもそれはそれとしてみんなに心の中を聞かれてしまったどうしよう。今更恥ずかしくなってきた。明日からどんな顔してみんなの前に立てばいい?わからない……わからないよ…… bellows  今回も初めてのことだらけの冒険だった。初めての使命依頼。初めての迷宮探索。そして、初めての依頼者死亡。どうやら穏やかではないことに巻き込まれてしまったようだ。この間の獣狩りから何やら変なことに巻き込まれ始めているような気がする。いつもならこの辺で適当に理由をつけて逃げていたところだけど。これも自分の変化の一つなのかもしれない。  本題はここからだ。この冒険で初めてエミリアが揺れているところを見た。エミリアの本名は話に聞くケイトさんしか知らないことだという。だからそれが漏れているということはその身に何かあったのかもしれないという事らしい。つまりエミリアにとっての『ケイト』は私にとってのママということなんだろう。あのエミリアがあそこまで動揺するんだ、相当な信頼が結ばれているんだと思う。それを失いそうと動揺するエミリアに向かって「あたし」は言葉をかけた。 「私」は、声をかけられなかった。 ようやくできた大切な人が不安に押しつぶされそうになっている時でも、「私」の言葉は出てこなかった。今考えればそれも当然だと思う。私はいつだって唐突に、何の前触れもなく大事なものを失ってきた。そんな私に相手を失うかもしれない恐怖なんて知るわけもない。そんな「私」が何かを言っていたとしても、多分何も響かなかったと思う。エミリアは「あたし」の言葉で少しは立ち直ってくれたみたいだけど、それはやっぱり感受性の豊かなあたしの言葉だったからだろう。結局のところ私は何も変われていないのだと思う。臆病で消極的な「私」。仮面を被らないと大切な人を慰めもできない「私」。こんな「私」ではあのパーティーに釣り合わない。「私」は「私」である以上、あそこにいる資格はないのだと思う。みんなと一緒にいるべきは私、メイシャ・トライスラーじゃない。あたし、メイシャト・ライスラーだとわかっていたはずなのに。浮かれて、自分の余計なところを見せたところで皆を困らせることぐらいわかってるはずだったのにね。やっぱあーゆーシリアスなのはアタシのキャラじゃない。あんまり余計なことを言うもんじゃないや。  最近は本当にあたしの人生を楽しく感じてる自分がいる。あーあ、このままこんな卑屈な私のことなんてなかったことにできたらな。そうしたらあたしはようやく人並みの幸せってやつをつかみ取れる。そんな気がするのに。 セッション6  はずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしいはずかしい(以下3ページに渡り書きなぐられている)  あそこまでムキになったのはいつぶりなんだろう。そのせいで私の余計なところを皆に見せてしまった。思い出すだけで未だに顔が火照る。  ヴェスパーの狙撃術は本当に目を見張るものがあった。射撃を打ち落とすカウンタースナイプなんて聞いたことない。トライスラーの皆でもできる人がいるかどうか。すごいものを見た。  それでも、私の射撃を打ち落としたところを見てカッとなってしまった。私は正式な後継ぎではなかったけど、それでも私の銃には工房の皆が……パパが遺してくれた整備術がたくさん詰まってる。それを射ち堕とされたとき、その全てに土をかけられたような気がした。許せなかった。だから、ムキになった。皆のトライスラーはまだここに生きているんだと、最強なんだと証明しなければならない気がした。『誇り』だなんて。思わず口をついて出た言葉だけど。そうか、私の中にもまだ残っていたんだ。そう思うと嬉しくなる。  今日の私は素直でかわいい、か。そう言ってくれるなら『私』のことも好きになれる気がするんだから。我ながら単純だと思うけど。 対人感 ・パーティメンバー ナルニス・イムト   うちのパーティのリーダー。全然こっちに興味ないようなそぶりだけどなんだかんだほっとけない質らしいね。ほんと素直じゃないったら。空気がシリアスになったときは大抵いいことを言って場を収めることが多いね。ちょっとつらそうな顔してるタイミングとか言ってることとか考えるともしかしたらアタシと同じで大切な人を失ったことがあるのかも?自分のことは全く話してくれないからよくわかんないけど。ま、あたしが人のこと言えないか。  地味にハーレム状態だよねナル。まったく浮ついたお話を聞かないのは本人にこの状況の自覚がないのか何なのか。男からしたら大分嬉しい状況だと思うんだけど。 フェルメラ・W・リバーウッド  戦闘狂気味のグラップラーエルフのおねーさん。信頼できるけどあたしのストライクゾーンからはちょっと外れ気味。恋愛対象ってよりは頼れるおねーさんて感じだね。傷を受けるほどキモチヨクなれるようでこの前死にかけてた時は嬉しそうに高笑いしてた。……ちょっとそのあたりのシュミはわからないかも。最近よく発生する魔力爆発をものほしそーに見てる。もし撃ってって言われても自分でもアレどうやってるのかわからないし困っちゃうな。  恋人がいたらしいけど本人的には「ヒトを魔神にする絵」?を探し回ってるらしい。そんな危険なものをよく探す気になれるなー。そういうところも含めての破滅願望ってやつなのかな? エミリア (Fml.Atm2-01)  ラブリーマイエンジェルエミリアちゃん。真面目なところもそれがどうやっても空回りしちゃうところも含めて本当にかわいい!今のところ知り合って間もないあたしのことも信頼してくれてるみたい。このままなんとかあたしの家に居候してくれないものかなー。でも家事スキルは擁護できない……目下この対策が課題だね。  何かと抱え込んでる風のパーティの中で唯一蔭りがない子だとおもっていたらケイトさんに関して何かあるみたい。何かあるってよりは大切なひと、家族とかそんな言い方が正しいのかな。多分大事に育てられてきたんだと思う。ケイトさん、無事だといいんだけど。あと女の子同士の恋愛には寛容だとなおうれしい。 ・特別枠 ダド・ティグラージ   重度の変態という名のガンスミス。 【銃工房:三ッ星堕とし(トライスラー)】  かつて優秀な銃工房が集ったとされる小国ヴァルモンの中でもさらに優秀だとされる五つの工房のうちの一つ。ヴァルモンの工房は基本的に生産量が非常に少ないため知名度は非常に低い。最も得意な武器は2Hの長物である。屋号の由来ともなっている『一射で3つの星をも堕とす』と称される強靭で正確な射撃が売り。教えとして「自らが扱えない銃を作ることはできない」というモノがありこの家に生まれたものは幼いころから銃を与えられ、その整備をしながら銃の扱いを学ぶ。そのためかマギテックとしても抜き出た才能を持つものが多い。先のヴァルモン壊滅以前から男児に恵まれず、工房存続の危機がささやかれていた。