タイトル:テレキ キャラクター名:テレキ 種族: 享年:17 髪の色:金髪 / 瞳の色:紫  / 肌の色: 身長:167 体重: ポジション:アリス クラス: サイケデリック / ゴシック 初期配置:煉獄 行動値:10 ■パーソナルデータ■ 暗示:罪人 [記憶のカケラ]      内容 少女(23)         あなたの傍には一人の少女がいた。彼女の名前も顔も、関係さえも忘れたけど、その笑みはまだ心に残っている。彼女を愛していた。貴方は、そんな笑みを見せてくれる仲間を愛する。 クスリ(93)        クスリを飲まなくちゃ。クスリを飲まなくちゃ。こわれちゃう。こわれちゃう。カラダがこわれちゃう。ココロがこわれちゃう。早く早く、クスリクスリ。早く見つけないととととととととt 天使のような(-)     双子の妹がいた。 泣き虫で優しくて少し面倒くさい子だった。 実験はいつも彼女と一緒。 痛くて苦しくて、時々何も分からなくなって。 自分は薬で取り持っていたけど、次第に妹は壊れていった。壊れていくと大人たちは彼女を別の目的で運用し始めた。 腹から剥き出しの機械が光る、悲鳴で掠れすぎた声が奇妙に笑ってる。 彼女はいつも汚くなった人形を赤子のように抱えながらいい子いい子とあやしていた。 誰のことも認識しなくなった彼女を見て、自分は悲しみと同時に自分じゃなくてよかったと思ったんだ。 最悪だ。 罪悪感だろうか、エゴだろうか。 これ以上誰かの心が壊れるところなんて見たくないと、そう思ったのがあの瞬間だった。 研究員(-)        かつて自分によくしてくれる男がいた。 少し寝ぼけた話し方をするが真のある人だった。 彼はいつも戦争が無ければいいのに、自分たちの仕事なんか無ければいいのにと無理して笑いながら研究の結果を書き落としていた。 彼は科学者の割に感情論でものを語る傾向にあったが、行動は実に理性的で合理的で感情と物事を切り離していて…妹が壊れていく過程を冷静に文書としてまとめていくあたり、やはりあちら側の人間なのだと感じざるを得なかった。 きっとどんなに親しく話していても、自分が壊れそうになった時、妹と同じように合理的に結果を見て処理していくのだろうと納得する自分もいて、最も優しく接してくれていた研究者の彼に最も距離も感じていた。 何故今自分がこのタイミングで彼を思い出したのかは分からない。 だがふと彼の薄く作られた笑顔を思い出したのだ。 マーシェルド・アイヒン(-)自分は彼の記憶に覚えがある。 いつか何処かで触れとことのある記憶なのだとはっきりわかるのだ。 以前、自分は彼とカウンセリングの目的で話したことがあった。 話すだけでなく記憶を覗き見た事あった。 確かに、壊れ切った彼を眠らせたことがあった筈なのだ。 直後自分も消耗して眠ってしまい、そこで記憶は途切れてるが、その事実は間違えなく存在していた。 はっきりと思い出したのだ。 彼の記憶に、心に触れた時、自分が怒りを覚えたあの言葉に嘘はなく、彼の中で当たり前の正義でしかないのだと知ってしまった事を。 そのことに自分がどうしようもなく腹を立てた事を。 彼は自分の中でどうしようもなく許し難く、どうしようもなく理解し難い人間だった事を。 初めて救おうとした自分に自分に後悔した事を思い出したのだ。 妹が遂に人間としての理性を保てなくなった時、彼は残念そうにため息をつくも動揺はしていなかった。 だから聞いたのだ。妹の犠牲をどう思っているのかと。そしてその返事が全てを物語っていた。 『犠牲は悲しいよ。だけど結果が伴っているからね。嘆く理由にはならないかな。』 微睡の中(-)       目が覚めた。そう思った時に目の前に苦しそうにうめく少女がいた。 酷く震え胸を押さえ何度も咽せ、今にも泣きそうに否、泣いていたのだろうか。 何度も地面に頭を打ちつけ自虐をしていた。 だから咄嗟に彼女を抱きとめ静止したのだ。 何度も大丈夫だと声をかける。彼女は困惑したように小さく息を漏らし自分に身を委ねてくる。触れた時にわかった。彼女は酷く消耗 し壊れ切っていると。だけどまだ間に合う余地もあった。自分が背中を優しく叩き身体を揺らしてあやしていると、彼女は徐々に落ち着いていきやがて眠りについてしまった。 直後自分も眠くなり、彼女と共に再び眠りにつく。 微睡の中に感じたのは彼女の確かな暖かさと彼女の苦しみが消えていく感覚。そして自分の胸を満たす満足感。 何故こんなことを忘れていたのだろう。自分は彼女…マーシーと先に目覚め、こんなやりとりをしていたのだ。彼女が何故あそこまで苦しんでいたのか、そこまでは分からないがそれは事実で、 彼女が再び目覚めた時、あんな状態じゃなかったのは、何もかも忘れてしまっていたのは自分の力なのだろうか。 彼女が自分にあるのでは言っていたESP。 それが彼女から苦しい記憶を奪った理由なのだろうか。 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 □□□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) グローリア への 憧憬 □□□□ 贋作妄想(自身か対象以外は移動マニューバの対象にできない。また、対象が同じエリアにいるなら移動以外の効果持ちのマニューバは宣言できない) レッド   への 信頼 □□□□ 疑心暗鬼(あなた以外の全ての姉妹の最大行動値に-1) マーシー  への 保護 □□□□ 常時密着(自身か対象以外は移動マニューバの対象にできない。また、対象が違うエリアにいるなら移動以外の効果持ちのマニューバは宣言できない)       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   0   0   1 サブクラス   0   1   1 ボーナス 寵愛 =合計=   0   2   2 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名  : タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  少女       : ラピッド  : 0   : 0  : 対象の姉妹1人と対話判定を行う。 [ポジション]  癒し       : オート   : なし  : 自身: 自身への対話判定+1 [ポジション]  負けない心    : オート   :    :   : 対話判定において出目+1にしてよい。 [ポジション]  輝く笑顔     : オート   :    :   : 対話判定で大成功したら、相手の狂気を減らす。 [メインクラス] 魂の抱擁     : アクション : 2   : 0~2: 『完全解体』状態でも使用可。対象が持つ未練1つを任意に選んで狂気点1点を減らす。その後、自身の発狂していない未練1つを任意に選び、狂気点1点を加える。 [メインクラス] 拒む意思     : ダメージ  : 2   : 0~1: 『完全解体』状態でも使用可。防御1。1ターンに何度でも使用可。ただし一回の攻撃に対しては1度しか使用できない。 [メインクラス] 喪失の共有    : ラピッド  : 3   : 0~1: ホラーにのみ。部位一つを指定し、その部位の損傷パーツ分損傷させる。 [サブクラス]  背徳の悦び    : ダメージ  : 0   : 自身: 使用済み『ラピッド』『ジャッジ』『ダメージ』のマニューバを1つ再使用可にする。 []               : オート   :    :   : [頭]      のうみそ     : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま      : オート   :    :   : 1 [頭]      あご       : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      ボイスエフェクト : ラピッド  : 2   : 0~2: 対象の姉妹1体と互いに対話判定を行ってよい。 []               : オート   :    :   : [腕]      かた       : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      こぶし      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで       : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      ワイヤーリール  : ラピッド  : 3   : 0~2: 移動1 [腕]      不思議なパーツ  : オート   :    :   : []               : オート   :    :   : [胴]      せぼね      : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた     : オート   :    :   : [胴]      はらわた     : オート   :    :   : [胴]      おとこのこ    : オート   : なし  : 自身: 対話判定において出目+1にしてよい。 [胴]      しんぞう     : オート   : なし  : 自身: 1 []               : オート   :    :   : [脚]      ほね       : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね       : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし       : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 []               : オート   :    :   : ■その他■ 寵愛点:75点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     16点( 10 /  6)     『癒し』取得 1     18点( 12 /  6)     『負けない心』『輝く笑顔』取得 2     17点( 13 /  4)     基本パーツ2つ回復、『喪失の共有』 3     24点( 18 /  6) メモ: 彼は精神負担緩和装置である。 本人の人格的にも人を助けることを好んでいる。 行動基準である人を助ける、は装置となる前からのものである。 「身体の傷は癒せるかもしれない。でも心の傷は、なんてあるけどさ、ボクなら癒してあげられると思うんだ。しかも身体の方はこれだ。心の方は僕に任せて、何の心配もいらないよ」 話術による精神分析とは別に装置としての超能力で他人の記憶を奪い取ることができる。そのことでいやな記憶を奪い、治療することが装置としての主だが、その際に自身がその記憶を得るため、その時には拒否反応から吐いたり、過呼吸になる。その為生前には能力使用後は睡眠薬で眠るということをしていた。すると寝ている間に緩和され、精神を正常に保てるのである。その理由から睡眠薬を常備していた。 「ボクはテレキ。みんなの不安とか恐怖を失くしたいな、って思うんだ」 「身体の傷は癒せるかもしれない。でも心の傷は、なんてあるけどさ、ボクなら癒してあげられると思うんだ。しかも身体の方はこれだ。心の方は僕に任せて、何の心配もいらないよ」 「そうそう、ボクは心だけじゃなくて身体の方も守ってあげられるよ。微力だけどね」 「大丈夫、恐怖も不安もボクがいれば平気だよ」