タイトル:暁月 澪 キャラクター名:暁月 澪 種族:人間! 年齢:18歳! 性別:男! 髪の色:黒 / 瞳の色:赤 / 肌の色:黄色人種 身長:176.4cm! 体重:58.2kg! ワークス  :UGNチルドレンA カヴァー  :高校生 シンドローム:バロール、ノイマン ■ライフパス■ 覚醒:忘却 衝動:妄想 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:0,0 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL2 / 判定 1r+2 〈回避〉:SL1 / 判定 1r+1 〈運転〉:SL / 判定 1r 【感覚】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL10 / 判定 1r+10 〈知覚〉:SL / 判定 1r 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:5 (シンドローム:2,3 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 5r+1 〈意志〉:SL3 / 判定 5r+3 〈知識〉:SL / 判定 5r 【社会】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 2r 〈調達〉:SL / 判定 2r 〈情報〉:SL2 / 判定 2r+2 UGN 【HP】    27 【侵蝕基本値】 42% 【行動値】   7 【戦闘移動】  12m ■エフェクト■ 《スキル名》     /SL /タイミング /判定   /対象  /射程/コスト/効果など 《ワーディング》   /★$/オート$   /自動   /シーン /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》    /1$ /気絶時$   /自動   /自身  /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《瞬速の刃》     /2 /メジャー  /白兵・射撃/―   /武器/3   /ダイス+(Lv+1)個。 《C:バロール》    /2 /シンドローム/―    /―   /― /2   /いつもの 《コントロールソート》/1 /メジャー  /射撃   /―   /武器/2   /判定を【精神】で行える。 《小さき魔眼》    /4 /セットアップ/自動   /自身  /至近/3   /ラウンドの間、バロールのエフェクトを組み合わせた攻撃に対して攻撃力+[LV*2]点 《孤独の魔眼》    /1 /オート   /自動   /効果参照/視界/4   / 《カウンター》    /1 /リアクション/白兵・射撃/単体  /至近/4   /1シナリオlv回。行動済みでは使用不可。「対象:単体」の攻撃の対象時に使用。命中判定で対決を行い、勝利した方の攻撃のみが命中する。 《時間凍結》     /1 /イニシアチブ/自動   /自身  /至近/5   /1シナリオ1回。HPを20点消費する。組み合わせ不可。イニシアチブにメインプロセスを行える。行動済みにならない。 《ラストアクション》 /1 /オート   /自動   /自身  /至近/5   /1シナリオ1回。戦闘不能時に使用。メインプロセスを行える。行動済みにならない。 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称      価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ ミストルティン    1   1r+1 11   3   至近 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   7    pt ■所持品■ 名称    単価 個数 価格 備考 思い出の品 2   1   2   小学校卒業式の前日。母親(PC3)からもらった手紙。 思い出の品 2   1   2   中学校卒業式の翌日。女の子(PC4)からもらったメール。          1   0 =所持品合計=     4 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     4 pt 【常備化ポイント】 4 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象    好意  悪意  備考 遺産継承者         栄光と勝利の槍を選択。 暁月 紡   信頼  疎外感 お母さん。最初の頃は家族の実感が湧かなかった。でも同じ家で暮らし、共に食卓を囲んで、毎晩おやすみを交わす度に、この人が僕のお母さんなのだと理解していった。頭でなく、心で。 乙花 來羽  純愛  隔意  この関係を何と呼べばいいのか。まだ僕はそれに相応しい言葉を持っていない。病院で目覚めたあの日に出逢った、僕の初めて。 標     親近感 不快感 ■その他■ メモ: f.342 CV:福山潤 陽キャから陰キャへの華麗なる大転身。諸事情で基礎侵蝕率に増減あり。 色々な面からクライマックスまでは役に立たない子(クライマックスで役に立つとは言ってない) 5年前に記憶喪失を経験。現在、高校三年生。 一人称は僕。    /記憶を失う前は俺だった。 母親であるPC3のことはお母さんと呼ぶ。    /記憶を失う前は母ちゃんだった。 小学生の頃は野球が好きで、クラブチームに所属していた。    /中学生以降はゲームが好きで、絶賛帰宅部活動中。 戦闘時の相棒は一振りの槍。銘はミストルティン。    /これだけは記憶を失う前と変わらない。かつて、この槍で多くの敵を斬り裂き、薙ぎ倒した。 ブルータス。それは裏切り者の汚名にして、皇帝殺しを成した英雄の名でもある。 弱者の身でありながら、しかしそれ故の、強者に対する絶対的な殺害能力。 ノイマンの頭脳と、バロールの因果操作に起因するという。 支部のエースとして認められる程度の実力はある。 だが、その力で戦場に立たせられることを快くは思わない。 かつて優秀だった自分。 でも彼は、とある任務についたせいで永遠に失われてしまった。 今の自分が、また同じ目に遭わない保証はない。 そういう場所なのだ。レネゲイドウィルスによる戦場とは。 本当は全てを放り棄てて逃げ出したい。 だけど、それでも。 この身体に流れる血潮が、握り締められたこの槍が。 僕を勝利から掴んで離さない。 5年前、病院の真っ白いベッドの上で目覚めたのが最も古い記憶。 身体に外傷はなく、健康状態も良好そのもの。だが発見されてからずっと、意識だけが戻らなかった。 原因不明の植物状態。誰もが頭を抱える。 だがある日、彼はひょっこりと目を覚ました。 繋がれている意味もまるで理解しないまま、身体から管を引き抜き、一人だけの病室から抜け出す。 血相を変えて飛んできた医者に、すぐに捕まることになるのだが。 それでも一目。初めて見る世界の風景に、一人の少女の姿があった。 喪った記憶の範囲は幅広く、ほとんど全てといっても過言ではなかった。 覚えていたのは、最低限の言葉と己の名前だけ。文字すら読めなくなっていた。 数か月間、三歳児からもう一度育てるようなリハビリを経て、なんとか辛うじて小学生と同程度の知識を獲得する。 本人たっての希望で、通っていた中学校に復学できることになったが、わからない頁を知らない頁で解説する授業内容にはついていけず、かつての友人たちとも話題も思い出も共有できない彼では馴染めなかった。 その結果として、彼は孤立し陰キャとなった。 勉強はその後、弛まぬ努力で穴を埋め、いつのまにか同級生たちの学力を追い越したりもしたが、他人との溝は深まるばかり。 知識を吸収することは出来ても、常識を育むことが出来ていない。 人間が十余年の日々の中で、当たり前のように身に着ける当たり前の感覚を、当たり前でない彼は持ち合わせていなかった。 「てかアイツ、空気読めなくねぇ?」「だって今までの記憶ないらしいんだろ?」 「記憶なくても、これくらい普通に考えればわかるでしょー」 「全部忘れてるっつーなら、今のアイツは赤ちゃんってことじゃん!」 「1+1は~? ばぶばぶ~」「しょーがねーだろ、赤ちゃんなんだから!」 他人との関わりに恐れを抱いた彼は、それでも距離を近づけるために本やゲームから人間関係を学ぼうとする。 だが、授業中も休み時間も、黙々と何かに集中している姿は、自分の世界に閉じ籠っているようでもあって。 そして気づけば彼という存在は、クラスで話題にすら上がらなくなった。 中学時代、友人というか知り合いと呼べる存在は思わぬ再会を果たした「乙花 來羽」唯一人。 なんだかクラスで浮いていることを悟られたくなくて、彼女の前では気丈に振舞ったが。 その実、來羽だけが心の頼りだった。 耐え忍ぶような学生生活が過ぎれば、高校には進まず、どこか誰も知り合いの居ない場所で静かに暮らそうと思いもした。 でも、來羽と進路の話になって、どこの高校に進むのか聞かれた時、つい「お前と同じところ」と答えてしまい、結局高校にも通うことになってしまった。 中学の卒業式の翌日。高校受験の結果発表。 合格者欄に並んでいた彼女と自分の受験番号。 その写真が添付されたメールは、今でも鍵を掛けて大切に保存してある。 高校ではちゃんと來羽以外にもちゃんと友達ができた。 ゲームを愛する同志。たまに來羽との関係についてイジられたりするけど。 遺産の槍は怪盗ゼノンこと、ゼノグラシアによってもたらされた。 発掘後、とある機関で研究対象とされてきたものを盗み出してきたらしい。 解析が途中であったため、しばらく槍の名は明かされなかったが、秘めた力は凄まじく、幾度と暁月澪の窮地を救った。 出会ったのは子供の頃。 まだ幼い時分の男の子にとって、「怪盗」の存在は憧れでしかなく、すぐに懐いた。 家族が母親しかいない暁月澪にとって、距離の近い年上の男性は新鮮で、やがて静稀のことは怪盗ではなく、「兄」として慕うようになる。 ……と、記憶消失以前の暁月澪に関するレポートで読んだことがある。 暁月紡をお母さんと呼ぶことに違和感を覚えなくなったのは、2年くらい前からだ。 病室で初めて顔を合わせた際、「この人は誰?」と傍にいた医師に訊いてしまったのは今だからこそ、痛恨事だったと思い出す。 失くしてしまった自分の過去について説明を受け、それらの話が本当なのだと証明する写真や映像を見せられる。 目の前で心配そうにこちらを見る女性と、写真の中で微笑んでいる女性が同じ人物なのは明白で、同じように笑顔で写っている少年の顔もまた、鏡に映る己のものと相違なかった。 望めば、暁月紡と暁月澪が親子関係にあることを指す証拠物は幾らでも提示された。 なのに、自分が彼女と過ごしたはずの記憶-エピソード-だけが、存在しない。 暁月紡は本当に自分の母親なのか? 仮に本当だとして、ならば己は? 自分は本当に自分なのか? 何が己を暁月澪たらしめる? 僕は何に拠って、僕を確信すればいい? 心の奥深くに纏わりつく疑念を拭い去ることができない。 それでも、彼女は自分を受け入れ、育ててくれた。 その温もりと愛情が、何よりの証明であると気づいたとき、お母さんという言葉の違和感は消えていた。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/3089216