タイトル:白雪姫 キャラクター名:ネージュ=エペル 種族: 享年:15 髪の色:黒檀 / 瞳の色:濃紺 / 肌の色:真雪 身長:174 体重:52 ポジション:ホリック クラス: バロック / タナトス 初期配置:煉獄 行動値:11 ■パーソナルデータ■ 暗示:破局 [記憶のカケラ] 内容 A.監獄    一度入れば、朽ち果てるまで外には出られない、永久収容所。その最低限の規則が生前の記憶を塗り潰して埋め込まれている。 B.骸の先   あなたは確かに死んだ。その瞬間……命は終わり、物言わぬ骸となった時をはっきりと記憶している。あなたは今、あるはずのなかったその先を歩んでいる。 鏡台     鏡に映る自分の顔 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) トウカ   への 憧憬 ■■■□ 贋作妄想(自身か対象以外は移動マニューバの対象にできない。また、対象が同じエリアにいるなら移動以外の効果持ちのマニューバは宣言できない) チュエ   への 友情 ■■■□ 共鳴依存(セッション終了時、対象の方が損傷しているパーツの数が多い場合、対象の損傷数と同じになるようパーツを選び損傷させなければならない) ヴィント  への 信頼 ■■■□ 疑心暗鬼(あなた以外の全ての姉妹の最大行動値に-1)       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   0   2   0 サブクラス   1   0   1 ボーナス 寵愛 =合計=   2   2   1 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名: タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  修羅     : ジャッジ  : 効果  : 自身: コストとして任意の未練+1。支援3 [メインクラス] 狂鬼     : オート   :    : 自身: 肉弾攻撃マニューバの攻撃判定出目+1 [メインクラス] 怪力     : オート   :    : 自身: 肉弾攻撃、白兵攻撃ダメージ+1 [サブクラス]  殺劇     : オート   :    : 自身: BPで同カウント内に他の姉妹が攻撃対象とした敵に攻撃判定をする際自身の判定出目+1ダメージ+1 [頭]      のうみそ   : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま    : オート   :    :   : 1 [頭]      あご     : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      カンフー   : オート   :    :   : 最大行動値+1 [腕]      こぶし    : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで     : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた     : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      有刺鉄線   : アクション :    :   : ダメージを与えた際白兵・肉弾ダメ+1 [腕]      シザーハンズ : アクション : 2   : 0  : 肉弾1+切断 [胴]      せぼね    : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた   : オート   :    :   : [胴]      はらわた   : オート   :    :   : [胴]      手鏡     : オート   :    :   : 宝物。 [胴]      おとこのこ  : オート   :    :   : [胴]      心臓     : オート   :    :   : 最大行動値+1 [脚]      ほね     : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね     : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし     : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 ■その他■ 寵愛点:12点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     12点(  6 /  6)     シナリオ「骸咲」より 1     0点(   /  ) 2     0点(   /  ) メモ: 真雪の肌は白く、黒檀の髪は黒く、血潮のように赤い唇。冬に望まれ生まれたようなその子は正しく白雪姫のようだった。 手鏡は生前6歳の誕生日に母からもらったもので、それはそれは大切にしていた。 「鏡や鏡。この世で一番美しいのはだあれ?」 そんな拙いごっこ遊びをしたり、出かける時はいつも持ち歩いたりしたものだ。 その子は成長し、それはそれは美しい″娘″へと育った。 立てば芍薬。座れば牡丹。歩く姿は百合の花。その道を通れば老若男女問わず振り向く恐ろしい程美しい人となった。 だからこそ。だからこそあの悲劇は起こってしまったのだ。 12歳。その日の晩、実の父がその子の部屋に入ってきた。 身体を弄る手の感触。 決して親子では触れてならない高ぶる熱。 自身を襲う残酷なまでの愛情。 気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。 悲鳴を上げたくとも口を塞がれていて声も出せない。無理矢理襲ってくる悦の波。もう沢山だ。早く解放してくれ。誰でもいいから、助けてください。 そんな時開かれた扉。そこには今まで見せたことない程鬼の形相をした母の姿があった。 しばらくして、父は出て行った。母は自分に辛く当たるようになった。 その子に汚い罵声を浴びせ、物を投げた。 あの時もらった手鏡は少し罅が入ってしまった。 痛い。 痛い。 痛い。 ある冬の日、禄に暖も取れず外へ追い出されてしまった。雪は自身を冷たく包む。 それでもあの優しかった微笑みが浮かんでは消えていく。そして、気付くのだ。 もうそれは手に入らない。 嗚呼、そうか。自分は冬にすら望まれてなどいなかったのだ。全てを奪ったこの顔が憎い。全てを奪った自身が憎い。 そうだった。 だから、″アタシ″は───。