タイトル:キヅキ キャラクター名:キヅキ=ユーフォリア 種族:ナイトメア [特徴:異貌、弱点[水氷、銀+2]] 生まれ:吟遊詩人 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:25歳(アイスコフィン) 性別:女 髪の色:黒  / 瞳の色:黒  / 肌の色:白めの肌色 身長:154cm 体重:49kg 経歴1:魔物を倒したことがある 経歴2:異種族を怖がっている 経歴3:同じ夢を何度も見ている 穢れ度:1 ■能力値■      技     体     心 基礎    8     13      9    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   7  10   1   2   5  12 成長   1  12   1   5   3   3 →計:25 修正 =合計= 16  30  15  20  18  24 ボーナス  2   5   2   3   3   4    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  13  14  50  54 特技         0   0 修正 =合計= 13  14  50  54 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:10 Lv フェアリーテイマー 10 Lv  / スカウト 9 Lv バード       1 Lv  /       Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名          : 効果                        : 前提 [p2120] トレジャーハント     : 戦利品のロールに+1                 : スカウトLv.5 [p2123] ファストアクション    : 戦闘の第1ラウンドで先手なら、主動作を2回行える   : スカウトLv.7 [p2120] 影走り          : 乱戦エリアの脇を通り抜けるとき、乱戦を宣言されない : スカウトLv.9 [p1-282]防具習熟A/非金属鎧    : 防護点+1、Aランク装備可能             : [p1-283]MP軽減/フェアリーテイマー : 消費MP-1(最低1)、拡大時は-1後に倍         : [p1-291]魔法収束         : 対象を範囲から1体・1つに変更            : [p1-280]ターゲッティング     : 誤射しない                     : [p1-291]魔法制御         : 次の1回の魔法のみ対応。範囲内の対象を選択可能   :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0  14  30  90 修正 特技        0 =合計=  0  14  30m  90m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名    : 効果: 前提 [p]  アーリーバード :   : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 0   1H拳   0      0   0  12   0 [格闘(素手)B] *パンチ / 武器無しのデータ (1-310p) =価格合計= 0 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 16      6  2100 ボーンベスト / 盾 :              / 修正: = 合計 =    0   8  2100 G (回避技能:) ・装飾品    価格  名称        / 効果 頭 :             / 耳 :             / 顔 :4000  ひらめき眼鏡    / 首 :             / 背中:             / 右手:500  知性の指輪     / 左手:             / 腰 :20000 真・ブラックベルト / 足 :5000  サイレントシューズ / 他 :100  宝石ケース     / =合計=29600 G ■所持品■ 名称         単価 個数 価格 備考 冒険者セット     100  1   100 テント        350  1   350 救命草        30  10  300 魔香草        100  5   500 魔晶石(3点)     300  10  3000 魔晶石(5点)     500  15  7500 魔晶石           1   0 月光の魔符(+2)    1500 3   4500 陽光の魔符(+2)    1500 3   4500 能力増強の指輪    500  5   2500 横笛         100  1   100 宝石(レベル9〜10) 1500 1   1500 スカウトツール    100  1   100 =所持品合計=   24950 G =装備合計=    31700 G = 価格総計 =   56650 G 所持金   11550G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 3 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 妖精魔法 10      13 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ - 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 ○ - / 妖魔語       ○ - 妖精語   ○ - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、親の種族の言語 技能習得言語:妖精語、1個の会話 ■名誉アイテム■ 点数 名称 所持名誉点: 600 点 合計名誉点: 600 点 ■その他■ 経験点:0点 (使用経験点:45000点、獲得経験点:42000点) セッション回数:25回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1-      42000点(42000 /   / 回) 2-        0点(   /   / 回) 3-        0点(   /   / 回) メモ: 原初の焔 カシュカーンの名のある大家であるユーフォリア家に、1人の少女が生まれた。名をキヅキ。ユーフォリアの家は数代前から優秀な妖精使いを排出した家で、母である女も人の域を超える為に精進した人だ。だが、キヅキはナイトメアとして生を受けてしまった。優秀な母を失い、産まれた子は妖精の忌み嫌うナイトメア。正真正銘の「忌み子」である。キヅキは15までを家で軟禁されて生きた。キヅキはそんな家を恨まなかった。寧ろ歳を重ねるにつれて罪の意識を重くすることとなる。そんなキヅキを唯一人並みに扱ったのは姉であるヒナである。ヒナは20を過ぎた頃には大人以上に妖精魔法を操る逸材だったが、それ故に尊大な性格で、人を見下す悪癖があった。ヒナはキヅキに対して、他の人間と同じく「自分より劣った存在」として接するものの、自らの妹として可愛がったし、良く面倒を見た。そんな姉を慕い、尊敬した。ヒナは妖精に好かれないキヅキに、自分の好きな歌を教えた。但し、ヒナは好きではあるものの上手くは無く、寧ろ聞くに耐えない程度だったが、キヅキは大いに喜んだ。 ささやかな幸せの日すら長く続かない。世界が崩れ始める。破局が起きるのである。優秀な人材の多いユーフォリアの家にも声が掛かった。姉は旅立つ前に妹に「私が貴女を護ってあげる。」と。「全て終わらせて、また一緒に過ごそう」と。約束をした。キヅキはヒナに対して一切疑わなかった。きっと、約束は果たされると。その約束が果たされずに終わることを知らずに。 永い眠りから覚めた少女の目に最初に映ったものは、己の身を焦がす炎。余命幾許も無い少女は、身を包む紅を、ただひたすらに綺麗だと、場違いな感想を抱きながら、運命を受け入れ瞳を閉じた。 とある国に住むナイトメアの少女、リリスは、その人柄の良さから孤児院を経営する冒険者だった。冒険者としての腕は一流な彼女だったが、そのリリィが血塗れになりながら、それより更に瀕死の幼子を抱えて帰った時はちょっとした騒ぎになった。 結果としてキヅキとリリスは無事だった。キヅキは腕が血切れたり全身が爛れたりと酷い有様だったが、腕は元通りとなり、火傷跡だけが残った。 意識を回復したキヅキは、暫くの間パニックに陥った。最愛の姉は、破局は、自分の身以外の全てはどうなってしまったのか、見知らぬ地で、自分を世話する言葉さえ通じない相手の目的は何か、食事さえままならぬ身体で悩み続け、怯え続け、悲しみ続けた。リリスはと言うと、宥めるでも無くただひたすらに共に過し続けた。 1年近い時を経て、キヅキは目の前の女が信用に足ると判断した。初めに名を名乗り、頭を地につけて感謝の意を伝えようとした。そして、リリスの言葉を真似、カタコトながらに覚えた。そうしてリリスから様々な史実と事実を教わった。「生き残ってしまった」と、思ってしまった。「きっとみんな恨んだろう」と。その日からキヅキは悪夢に苛まれる。自分を作った全てから恨まれる悪夢に。 それから数年間、リリスは自衛を叩き込んだ。世話をしてやる義理もないから独り立ちしろと、戦闘技術を学ばせた。キヅキが選んだのは妖精使いだった。リリスは妖精の性質から反対したが、キヅキは「これは姉への償いだ」と譲らなかった。勿論、妖精からは拒まれ続け、習得には常人の数倍かかった。また、リリスはキヅキが人前に出るリスクを危ういと思い、リリスの工房から出ないように言いつけた。これにより幼少よりの人見知り、ひいては人間不信を加速させ、ナイトメアへの依存を生んだ。 24歳の年、ある程度の妖精魔法を扱えるようになったキヅキは、リリス不在の際に事故を起こしてしまう。喚び出した妖精が制御できず、瀕死に至った。朦朧とした意識の中で、リリスが対峙する姿が見えた気がした。 結果としてリリスは辛勝を収めた。リリスは気にするなと言うが、キヅキはその晩にリリスが死ぬ夢を見た。恐ろしくなったキヅキは日の出ぬうちに工房を出た。姉や家族に呪われる夢とリリスが死ぬ夢はその後見続けることとなる。 斯くしてキヅキは1人で生きることとなった。